名前・通称

名前: 唯(集会場では名乗らないが神代・一条・月城など複数の姓がある)
通称:唯兄・唯さん・ゆーくん等。
イベント職業:(後方支援しかできない)アイテムマスター
耐久2 正確さ2 素早さ3 捜索6 気力4

容姿・服装

容姿

黒髪黒眼に縁なし眼鏡。
後頭部(襟足)で髪を一房だけ長く伸ばし、適当に括って背中に流している。さらりとした癖のない髪質。
大体いつでも顔に微笑みを浮かべており、のんびりふわふわした春の空気のような印象。
細身だが、それなりに鍛えている。180前後の身長以外にこれと言って特徴のない体型。

服装

【基本装備】
喪服のような黒いスーツとスラックスにブラウンのロングコート。
【戦装束】
リネア・w・フォルト製。和装の中に所々洋装を取り入れた戦装束。白の詰襟シャツに濃紺の胴着と山吹の陣羽織を順に重ね、黒地に緋色の火焔模様が入った袴を着用する。

能力・特技

所有能力

【傍観】
「参加者弄りや戦闘発生時」
能力というより基本姿勢。
弄りや戦闘を始めた参加者達を、お茶を飲みつつまったり見学する。
周りにも広がる効果で、唯を中心に半径2~3m程度の範囲をのんびり空間にしている。
【人格変化】
「主人格に大きな負担がかかった時」
主人格である唯とは別の副人格「ユイ」に意識が切り替わる。
切り替わる副人格の本来の姿は相手がいれば誰彼構わず斬りかかるという好戦的すぎるもので、魔術は使えないものの無駄に戦闘能力が高かった。
ある種の暴走ともいえるその人格を抑えるための措置として封印がかけられ、今の姿となる。
封印後の姿は主人格以上に傍観者として完成されており、加えて無口。
しかし戦闘力の高さは相変わらずである。

保有技能

【布陣魔術】
近代に現れた魔術流派。
基本的に杖や薬品のような媒体を用いず、詠唱の代わりに術陣と呼ばれる三次元魔法陣を空間に描き出して現象を起こす。
大気中の魔力から発動できるため、術陣を理解すれば誰でも扱える汎用性の高い魔術。
しかし、術陣描画にかかる時間が長い上に一回ごとに術陣が消えてしまうため描き直す必要がある。
故に夏場の冷房や冷蔵庫代わり、冬場の暖房や加熱調理器代わりなど、戦闘以外の生活に使われる魔術である。
【創陣魔術】
布陣魔術の発展型。
唯自身の思考と魔力特性に合わせて元となる術陣を組み替えあるいは自作し、汎用性を捨てて威力を大幅に向上させ戦闘用に改良した術式。
蒼焔に使用する術陣を記録することで術陣描画のタイムラグをなくし、布陣魔術では不可能な連続展開・並列展開・多重展開も可能になっている。
詠唱っぽい言葉を紡ぐ事もあるが、あまり意味は無い。
最近では投擲アイテムとして焔や雷で槍を創り出す時くらいしか使わない。
【使役召喚】
媒介を用いて契約を結んだ幻獣を呼び出す。
契約を結んでいるのは蒼焔紫輝の二体だが、呼び出せるのは紫輝のみ。
蒼焔は唯の「存在」を媒介に契約しているため唯自身と同化しており、単体としての使役召喚は不可能。
【近接戦闘】
鵬莱で古代から伝えられている無手あるいは槍、刀を使っての戦闘技術。
「無手」
格闘術。相手の攻撃を受け流すことを主眼に置いており、攻撃手段は基本的に蹴り。
「槍術」
槍を用いての近接戦闘あるいは槍を投げての中距離攻撃。
創陣魔術で物質化した焔や雷を槍として用いる。
格闘術同様に受け流し防御する事に特化し、攻撃時は投擲が主。
唯が使う近接戦闘技術の中で最も練度が高い。
「刀術」
刀(主に大太刀)での近接戦闘技術。
使えるのは基本動作のみで「技」のようなものはない。
唯が使う近接戦闘で唯一の攻撃に特化した武術だが、三種のうちで最も練度が低い。

一応「職業:魔術師」となっているが、魔術っぽい術を使う事が非常に少ない。
精々焔や雷で投げるための槍を生み出したり、焔の障壁や結界を作ったりするくらいである。


所持アイテム

【眼鏡】
何気なくかけているが、実は人格変化の楔になっている。
人格が変わっているときは眼鏡をかけていない。
【コート】
ある人物が創造した一点もの。
鬼神の翼を素材にして作られており、対物効果・対魔術効果は下手な全身鎧よりも高い。
裏地には別空間への入り口があり、自宅の蔵に繋がっている。
別名四次元ポケッ(ry
【湯呑】
集会場でいつも愛用している湯呑。
中身は緑茶だったり麦茶だったり得体の知れないナニカだったり。
素材の硬度が無駄に高く、鈍器として殴るなどの攻撃に用いる事も出来るが、使った事はない。
【長刀】
刃渡り2m強、本当に人が使う刀かと突っ込みたくなる長さの大太刀。
銘は無く、誰の作かも不明。
蔵に無数にある「母親がどこからか拾ってきた」ものの一つ。使わないなら貰います、と私物化。
「使い手が斬りたいと思う対象以外のモノを透過する」概念が宿っているため弾かれたり抜けなくなったりせず、狭い場所でも自由に振り回せる。
唯は知らないが、この刀は「使い手が斬りたいモノを何でも斬る」効果を持った概念付与兵装で、透過能力は本来持つ能力の副次効果。
やろうと思えば魔術や霊体のように実体のないものでも斬れる。でも知らないから出来ないしやらない。
【夕焔】
ライン・w・フォルト製の槍。柄6尺、穂先1尺8寸の7尺8寸(約235cm)。
製作時にラインが所有していた緋緋色金を全て使用して作られた。火焔への耐性・親和性が非常に高く、強度も申し分ない。
黒い柄には緋焔の模様が入っている。
【戦装束外見詳細】
白いリボン状のくくり紐で、高めの位置でポニーテールに。
チョーカー。ベルト部分は黒く、菱形で赤みがかった銀色のトップがついている。
白い詰襟のシャツと、濃紺の胴着。シャツの上に胴着を重ねて着る。袖は肘より少し長い程度。袖口は広めで、もう片方の手を突っ込める程度に開いている。
淡い山吹色の陣羽織。袖はなく、裾は燕尾服のように背中側が長くなっている。一番長い部分で膝くらいまである。
袴。黒地で裾に緋焔模様の縁取りが入る。
履物は履かず、素足にサラシを巻いて靴の代わりにする。
黒や紺が多いが全体的に見ると暖色が強い。

人物説明

何処とも知れぬ空間に漂う大陸「鵬莱」に住まう青年。
やる気があるのかないのか分からないのんびりとした雰囲気を纏い、湯呑を片手に集会場で起こる騒ぎや戦いを眺めている傍観者。
周囲の騒ぎに混ざる事はあまりないし、自身が騒ぎを起こす事はもっとない。
家族に料理のできる者がいなかったために料理上手で、一度見た料理なら大体何でも作れる程度の腕前。
戦闘時は強固な防御障壁を展開しつつ大火力の魔術を放つ砲台のような戦い方。しかし戦意がほとんどないので戦闘をすることが少なく、めったに見られない。


鵬莱最強の存在である「数多」の一人息子として生まれるが、魔術に適性がなく一般人と同程度の能力しか持っていない。
集会場に来て間もない頃、三日月の仲介でクトゥグアの「蒼焔」と自身の存在を楔に召喚契約。この結果魔術適性をはじめとする全能力が爆発的に上昇した。集会場の面々と渡り合えるのはほとんどこのおかげ。
しかし鵬莱の実力者達からは「使い魔(蒼焔)がいなければ我々とまともに戦えない出来損ない」と陰口をたたかれている。
唯と蒼焔が8割近く融合同化している事を、彼らは当然知らないし、同化している唯本人も知らず、繋がっている契約ラインが増えたか太くなったかしたのだと思っている。


イベントスキル

「料理」
自陣後衛エリアにいる時or非戦闘時のみ使用可能。仲間一人~全員に料理を出して1d6のHP回復。
最終更新:2011年06月05日 16:21