左派・左翼とは何か

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#LEFT(){&italic(){&sizex(4){本書を書いた時には、社会主義という言葉は、はっきりと、生産手段の国有化と、それによって可能になり、必要ともなる中央集権的経済計画化を意味していた。&br()・・・今日において社会主義とは、もっぱら課税という手段を通じて広範囲な所得の再配分を行なうことを意味しており、また福祉国家という制度のことを意味するようになってきている。&br()・・・この福祉国家という形態においては、本書で警告したような事態は、もっとゆっくりとした、間接的な、不完全な形でしか現れないだろう。けれども・・・究極的な結果はここで警告したようなものになっていくだろうと、私は確信するものである。}}} #RIGHT(){&SIZE(15){&BOLD(){~ F.A.ハイエク『隷従への道』(1944年)の1976年版への前書き}}} ---- #center{&size(14.5){&bold(){左派(the Left)・左翼(left wing)について、考えていくページ}}} ---- <目次> #contents() *■1.初めに 左派・左翼について、概念的な整理を行います。 *■2.左派・左翼・アカとは何か **◆辞書による説明1:「左派」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(leftの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):政治に関して、一般的に、①平等主義(egalitarianism)と、②政治的・経済的生活の主要な諸機構の人民または国家による管理(popular or state control of the major institutions of political and economic life)、とに結びついた政治的帯域(political spectrum)の一角。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この言葉は、フランス革命時の議会で、社会主義者の代表達が、議長席の左側に陣取った1790年代に由来する。| ||BGCOLOR(#CCCC99):左派は、|>|>|>|BGCOLOR(#CCCC99):①富裕者や貴族階級のメンバーを含む伝統的なエリート達(traditional elites)の利益に対して敵意を持ち、| ||BGCOLOR(#CCCC99):かつ、|>|>|>|BGCOLOR(#CCCC99):②労働者階級(working class)の利益に対して好意を持つ傾向がある。(プロレタリアートの項を見よ)| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):彼らは、社会福祉(social welfare)を政治の最重要目標とみる傾向がある。| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会主義(socialism)は、世界の殆どの国々で、左派の標準的なイデオロギーである。| ||BGCOLOR(pink):<3>|>|>|>|BGCOLOR(white):共産主義(communism)は、いっそう急進的な左派のイデオロギーである。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(leftの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):急進的(radical)、革新的(reforming)、または社会主義的(social)な見解を好む集団または政党。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(leftの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会主義の政治的理念を支持する人々を左派(the left)という。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):彼らは、しばしば右派(the right)つまり資本主義と保守主義の政治的理念を支持する人々と対比される。| **◆辞書による説明2:「左翼」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(left-wingの項)より抜粋翻訳| ||BGCOLOR(#CCCC99):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):政党または政治体制のうち、急進的(radical)、革新的(reforming)、または社会主義的(social)な部分。| ||BGCOLOR(#CCCC99):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):サッカー・ラグビー・ホッケーの競技場でチームの左側をいう。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(left-wingの項)より全文翻訳| ||BGCOLOR(#CCCC99):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):左翼の人々は、社会主義的(socialism)に基礎を置く政治的理念を保持している。| ||BGCOLOR(#CCCC99):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):人々の集団、特に政党としての左翼(the left wing)は、その他のメンバーに比較して社会主義により近い信条を持つメンバーによって構成されている。| **◆辞書による説明3:「アカ」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(redの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):(インフォーマル)(主として軽蔑的に)①共産主義者、または②社会主義者(特に冷戦期にソ連邦に関して用いられた)。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):「白(white ※注:反革命・王党派を表す色)」と対語である。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(redの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):貴方が、誰かが「アカ(a red or a Red)」であると言う時、貴方は、彼らが①共産主義者、または②社会主義者、または③左翼理念の持ち主、である事実を嫌悪(不承知 disapprove)しているのである。| **◆要約:左派には3種類ある ※要約すると、左派には次の3種類がある。(ブリタニカ百科事典(leftの項)のピンク色部分、コウビルド英語事典(redの項)参照) |BGCOLOR(olive):CENTER:|BGCOLOR(olive):COLOR(white):CENTER:内容|BGCOLOR(olive):COLOR(white):CENTER:キーワード| |BGCOLOR(#DB0000):COLOR(white):CENTER:極左|BGCOLOR(white):共産主義(communism)即ち、いっそう急進的な左派のイデオロギーを支持する立場|BGCOLOR(white):①共産主義、②マルクス主義、③弁証法的唯物論、④ヘーゲル主義| |BGCOLOR(#F25B00):COLOR(white):CENTER:左翼|BGCOLOR(white):社会主義(socialism)即ち、左派の標準的なイデオロギーを支持する立場|BGCOLOR(white):①社会主義、②社会民主主義、③集産主義| |BGCOLOR(#FF8E8E):COLOR(black):CENTER:リベラル左派|BGCOLOR(white):社会福祉(social welfare)を政治の最重要目標とする立場。左翼理念の持ち主|BGCOLOR(white):①福祉国家、②リベラリズム、③ロールズ、④社会契約、⑤自然法、⑥人権| &ref(http://www35.atwiki.jp/kolia?cmd=upload&act=open&pageid=350&file=stance.bmp) &size(11.5){※政治的スタンス5分類・8分類について詳しくは [[政治の基礎知識]] 参照。} *■3.極左(ultra-left)とは何か **◆辞書による説明1:「共産主義」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(communismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):全ての資産の所有権は共同体にあり、その利益は各人の必要に応じて全員に分配される、と提唱する政治理論。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この理論は、主としてカール・マルクスとフリードリッヒ・エンゲルスの業績である。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):彼らの『共産党宣言』(1848年)は、“プロレタリアート(無産階級、労働者階級)独裁”即ちマルクスの言う処の「社会主義」という過渡期について特記している。「共産主義」は最終段階であって、そこでは階級の区別だけでなく組織立った国家-マルクスによれば不可避的に抑圧の道具であるもの-すら克服されるという。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この(社会主義と共産主義の)区別は、間もなく見失われ、“共産主義者(という言葉)”は最終的なゴールよりも政党名に適用されるようになった。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ウラジミル・イリイチ・レーニンは、プロレタリアートは、共産主義(への道)を案内するプロの革命家を必要とするのだ、と主張した。(レーニン主義を見よ)| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ヨシフ・スターリン版の共産主義(スターリン主義を見よ)は、多くの点で全体主義と同義語となっている。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):毛沢東は支那の共産主義革命で、都市のプロレタリアートよりも、貧農達を動員した。(毛沢東主義を見よ)| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):西欧共産主義(eurocommunism)はソ連邦の崩壊(1991年)によって支持者の殆どを喪失した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):「共産主義政党」「弁証法的唯物論」「第一インターナショナル」「第二インターナショナル」を見よ。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(communismの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):全ての資産は共同体によって所有され、各人は各々の必要に応じて奉仕し、また受益する、とする社会機構に関する理念または制度。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):最も身近な共産主義の形態は、1917年のロシア革命の後で樹立されたボルシェヴィキ(ソ連共産党の前身)である。そして、それは旧ソ連と東欧の同盟国、また1949年以降の支那、そしてキューバ、ベトナム、北朝鮮といった幾つかの発展途上国で実施された制度を表す言葉として理解されている。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):共産主義の形態では、資本主義制度が打倒された後は、国家は衰退し消滅していくものとされている。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):しかし実際には国家は共産主義社会のあらゆる局面を管理するものとして肥大化した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):東欧の共産主義は、①人々の経済的期待に沿うことに失敗したこと、②政治的生活の上で、もっと民主的な制度への移行、③ソ連邦を解体に導いた増大していくナショナリズム、を背景として1980年代末から1990年代初めにかけて崩壊した。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(communismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):共産主義とは全ての人々は平等であり、労働者は生産手段を管理すべきだ、とする政治的信条である。(≠資本主義 capitalism)| **◆辞書による説明2:「マルクス主義」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(marxismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):カール・マルクスとフリードリッヒ・エンゲルスによって開発されたイデオロギーであり、社会経済的理論(socioeconomic theory)である。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):共産主義の基本的イデオロギーであるそれ(マルクス主義)は、全ての人々は彼らの労働の果実を享受する資格を持つが、資本主義的経済体制つまり社会を二つの階級-①無産労働者(nonowning workers)と②不労所有者(nonworking owner)-に分化させる体制によって、そうすることが妨げられている、と捉えている。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):マルクスはその帰結的状況を「疎外(alienation)」と呼んだ。そして彼らは労働者が自身の労務の果実を再取得する時、疎外は克服され、階層分化も消滅する、と言った。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):歴史に関するマルクス主義理論は、階級闘争を歴史の駆動力と措定する。それは資本主義を、最も近時の最も決定的な歴史的段階-最も決定的とは、即ち、この段階においてプロレタリアートは遂に団結して立ち上がるだろうから-と考えている。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):1848年の欧州の諸革命(※注:フランス2月革命に刺激を受けてドイツ連邦諸国やイタリア地域・オーストリア帝国の諸民族居住地などで多発した自由主義・国民主義運動「諸国民の春」のこと)の失敗と、実践的であるよりは分析的な方向性を持つマルクス主義理論を精巧化させる必要性の増大は、レーニン主義や毛沢東主義などの(より実践的な理論の)採用を導いた。20世紀末期のソ連邦の崩壊と、支那による自由市場経済の多くの要素の採用は、マルクス主義が妥当性を持つ経済的・政治的理論としては終了したことを刻印したように思われる。しかしながらマルクス主義は、①市場資本主義への批判、②歴史的変化の理論、としての関心を持たれ続けている。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):「共産党宣言」「弁証法的唯物論」「社会主義」「スターリン主義」「トロツキー主義」を見よ。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(marxismの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスによる政治的・経済的理論であり、後に彼らの追随者によって共産主義の基礎を形成するために発展させられたもの。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):マルクス主義の核心は、経済的諸要因によって社会変化を説明する点にある。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):マルクス主義によれば、生産手段は、政治的・思想的な上部構造に影響を及ぼしそれらを決定する経済的基盤を提供する。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):マルクスとエンゲルスは、プロレタリアートによって資本家が革命的打倒を受けること、そして究極的には無階級の共産社会が達成される、と予言した。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(marxismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):マルクス主義とは、カール・マルクスの著作に基礎を置く政治的意思であり、相違する社会階級間の闘争の重要性を指摘するものである。| **◆辞書による説明3:「弁証法的唯物論」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(dialectical materialismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの著作を通じて、そして後にはゲオルグ・プレハノフ、ウラジミル・イリイチ・レーニン、ヨシフ・スターリンによって表明された哲学的アプローチであり、共産主義の公式的な哲学である。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ヘーゲル哲学から借用されたその核心的教義は、あらゆる歴史上の生成・変化・発展は相容れない2つの対照物の闘争の帰結である、とする点である(哲学用語で言うと、テーゼはアンチ・テーゼと対立し、その結果、ジン・テーゼ(総合)に帰結する、ということ)。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):特に階級間闘争-片方に資本家と土地所有階級あり、他方に無産労働者階級と貧農がある、その両者の闘争-が歴史の大動力を生み出す。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):史的弁証法の法則は非常に強力であり、個々の指導者達はせいぜい歴史の結果(little historical consequence)に過ぎない。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):(弁証法的唯物論は)起源としては主として社会的・経済的・政治的領域で作用するものとして構想されたのだが、20世紀にはその原理は科学の領域にまで拡張され、ソ連邦の科学に主要な影響を及ぼした。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):マルクスとエンゲルスは彼らの哲学的見解を、主として論証法(polemics)と簡易な歴史研究の一連の流れとして表明したのであり、そこには弁証法的唯物論の組織だった主題提示(exposition 詳細な解説)は示されていない。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(dialectical materialismの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):マルクス主義理論(ソヴィエトの共産主義者の公認思想として採用された)であり、政治的・歴史的事件は社会的諸力の闘争の帰結であって、かつ、論理的な諸矛盾とそれらの解決の連続物と解釈される、とするもの。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):闘争は物質的必要によってもたらされる、とみなされる。| **◆辞書による説明4:「ヘーゲル主義・ヘーゲル哲学」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(hegelianismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):G.W.F.ヘーゲルの思想体系から発展した多様な思想運動。4段階に識別できる。| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):最初の段階は、1827-50年の期間のドイツにおけるヘーゲル学派によって構成されている。学派は3つの流れに分岐している。| ||BGCOLOR(pink):|BGCOLOR(#CCCC99):1.|>|>|BGCOLOR(white):右派または「旧ヘーゲル学派」は、①福音主義的正統信仰(evangelical orthodoxy)と②保守的政治方針(conservative political policy)とに対するヘーゲル哲学の適合性を持ち上げることに注力した。| ||BGCOLOR(pink):|BGCOLOR(#CCCC99):2.|>|>|BGCOLOR(white):左派または「青年ヘーゲル学派」はヘーゲルの理性と現実との一体化(への志向)を革命的文脈で解釈した。| ||BGCOLOR(pink):|BGCOLOR(#CCCC99):3.|>|>|BGCOLOR(white):中央派は、ヘーゲルの体系をその起源と趣旨に立ち返って解釈することを好んだ。| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):第二段階(1850-1904)は、通常、新ヘーゲル学派と呼ばれており、中央派の業績が優勢な役割を演じた。| ||BGCOLOR(pink):<3>|>|>|>|BGCOLOR(white):ヴィルヘルム・ディルタイがヘーゲルの青年期の未公開の作品を20世紀初めに発見した後、ドイツでは更に別の潮流が起こった。この第三段階、即ちヘーゲル・ルネッサンスはヘーゲル哲学の起源に関する再構成に重点が置かれた。| ||BGCOLOR(pink):<4>|>|>|>|BGCOLOR(white):第二次世界大戦後の第四段階において、欧州でのマルクス主義研究の再興は、マルクス主義に対するヘーゲルの遺産(the Hegelian heritage for Marxism)の真価を最終的に前面に押し出した。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(Hegelの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ゲオルグ・ヴィルヘルム・フリードリッヒ(1770-1831)。ドイツ人哲学者。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):『論理学』(1812-16年)でヘーゲルは弁証法的理由付けの3段階のプロセスを描き出した。それはマルクスが彼の弁証法的唯物論の基礎としたものである。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ヘーゲルは、①歴史・②理念の進化・③人間の意識、は全て何らかの絶対者(the Absolute)または唯一神(God)が自身を認識していく観念的・弁証法的プロセスを通じて展開される、と信じた。| *■4.左翼(left)とは何か **◆辞書による説明1:「社会主義」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(socialismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):①私的所有(private property)と②所得分配(distribution of income)は、社会的管理に従属する(subject to social control)とする社会的有機体の体制(system of social organization)のこと。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):「社会的管理(social control)」という言葉は広く多義的に解釈することが可能であるため、社会主義は、<1>国家主義者(statist)から自由至上主義者(libertarian)まで、また、<2>マルクス主義者(Marxist)からリベラル左派(liberal)までの範囲に及ぶ。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この言葉は最初、メンバー全員の精神的・肉体的な安寧幸福のために非競争的な労働に従事する人々の強制的ではない共同体を強調したシャルル・フーリエ、アンリ・ド・サン=シモン、ロバート・オーウェンらの信条を描写するために用いられた。(「空想的社会主義 utopian socialism」を見よ)| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスは、社会主義を資本主義から共産主義への過渡期の段階と認識し、彼らが(フーリエ、サン=シモン、オーウェンらの)社会主義の諸運動の中で有益であることを発見した内容を、彼らの“科学的社会主義(scientific socialism)”を開発するのに流用した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):20世紀においてソ連邦は厳格な中央集権的社会主義の第一の模範であったが、その一方で、スェーデンとデンマークは非共産主義の社会主義で著名だった。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):「集産主義」「共同体主義」「社会民主主義(社会民主制)」を見よ。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(socialismの項)より抜粋翻訳| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会的有機体に関する政治的・経済的理論(a political and economical theory of social organization)であり、①生産・②分配・③交換の手段は、その全体を共同体によって所有されるか規制されるべきだ、と提唱するもの。| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):その理論に基づく政策またはその実行のこと。| ||BGCOLOR(pink):<3>|>|>|>|BGCOLOR(white):(マルクス主義理論では)資本主義の打倒と、共産主義の実現の間の過渡的な社会状態。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):「社会主義」という言葉は、無政府主義(anarchism)・ソ連邦の共産主義・社会民主主義(social democracy 社会民主制)という大きく隔たった複数の立場を記述するのに使用されてきた。しかしそれは、経済市場での無制限の労働に対する反対(という立場)を必然的に含意している。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):19世紀末以来、殆どの欧州諸国で興起している社会主義の諸政党は一般に、社会民主制(social democracy)に傾斜している。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(socialismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会主義とは、全ての人々が国家の富から利益を享受する平等な機会を持つ体制を創出すること、を一般的な目的とする左翼的な政治原則の一つの組み合わせである(a set of left-wing political principles)| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会主義の下では、国家の主要な産業は通常、国家によって所有される。| **◆辞書による説明2:「社会民主主義、社会民主制」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(social democracyの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):確立されている政治的プロセスを用いて、資本主義から社会主義への社会の平和的な進化的移行(a peaceful, evolutionary transition of society from Capitalism to Socialism)を唱導する政治的イデオロギー(political ideology)| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):それはマルクス主義の唱導する社会革命(social revolution)を拒絶する。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会民主主義は、1870年代のドイツの政治運動として始まった。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):エドゥアルド・ベルンシュタインは1899年に、資本主義はカール・マルクスが、その中に見出した弱点(失業や過剰生産を含む)の多くを克服しつつあり、普通選挙は平和裏に社会主義的な政府を導くだろう、と論じた。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):1945年以降、社会-民主的な諸政府(social-democratic governments)が、西ドイツ(「社会民主党」を見よ)・スェーデン・英国(労働党の下に)で政権を握った。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会-民主的思考(social-democratic thought)は、次第に、(国家所有でなくとも)国家による規制が、①経済成長と②所得の公平な分配を確実に行う上で十分である、と見なすようになった。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(social democracyの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):民主的手段によって達成される政治の社会主義体制(a socialist system of government)| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(social democracyの項)より全文翻訳| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会民主制(social democracy)とは、①社会的公正(social justice)と②平等(equality)は市場経済の枠内で達成可能である、とする政治体制(a political system)である。| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会民主国(a social democracy)とは、社会民主制が存在する国家のことである。| **◆辞書による説明3:「集産主義」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(collectivismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):個々人が所属するグループ(例えば、国家・国民・民族集団・社会階級)に、中心的な重要性を帰属させるあらゆるタイプの社会的組織(social organization)。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):集産主義は、おそらく個人主義(individualism)と対照的である。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ジャン-ジャック・ルソーは、近代において最初に集産主義を論述した思想家である(1762年(『社会契約論』))。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):カール・マルクスは、19世紀における最も強力な集産主義の唱道者であった。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):共産主義、ファシズム、社会主義は、おそらく全て集産主義的システムと呼ぶのが相応しい。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):共同体主義(communitarianism)、キブツ、モシャヴを参照の事| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(collectivismの項)より抜粋翻訳| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):各々の個人が所属する集団に、個人を超える優先権を付与する行為形態または原理。| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):国家(state)または人民(people)による土地(land)及び生産手段(means of production)の所有を意味する政治的原理またはシステム。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(collectivismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):集散主義とは、国家の産業とサービスは国家(state)または国家の全ての人民(all people in a country)によって所有され、管理されるべきだ、とする政治的信条である。社会主義・共産主義はともに集産主義の一形態である。| *■5.リベラル左派(liberal)とは何か **◆辞書による説明1:「福祉国家」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(welfare stateの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):国家が、市民達の経済的・社会的な安寧幸福(the economic and social well-being of the citizens)の保護と促進に関して、鍵となる役割を演じる、とする政治的概念(concept of government)| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):(福祉国家が)基礎を置く原則は、①機会の平等、②富の公平な分配、③良好な生活の最小限の用意が欠落している人々に対する公的責任、である。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この言葉は、多様な経済的・社会的有機体の形態に対して用いることが出来る。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):福祉国家の基本的な提供物の一つは社会保険である。それは恩恵が大いに必要とされる時節に供給されることを目的としている(例:老齢・疾病・失業)| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):福祉国家は、また通常、①教育、②健康サービス、③住宅、の公的な供給を包含する。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):多くの欧州諸国では、包括的な健康保険と国家助成金支給による大学水準の教育が一般的となっているのに比べると、アメリカ合衆国の公的供給は展開されている範囲がより小さい。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):中央計画的な経済を持つ国々では、福祉国家はまた①雇用と②消費者価格の管理をも包含する。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):殆どの国々は、少なくとも福祉国家に関連した何らかの方策を制度化している。英国では1948年に包括的な社会保険が採用された。アメリカ合衆国ではニューディールやフェアデールといった社会的-立法プログラム(social-legislation programs)は福祉国家の原理に基礎を置いている。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):スカンジナヴィア諸国は、個人に対して生活のあらゆる側面に関する国家的扶助を供給している。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(welfare stateの項)より抜粋翻訳| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):国家が、市民、特に金融的・社会的必要に迫られている人々に、交付金・年金その他の恩典によって健康と安寧幸福の保護を引き受ける制度。&br()英国における近代福祉国家の設立は、1942年のベヴァリッジ報告によってその路線が敷かれた。&br()国営の健康サービス・国営の保険スキーム(仕組み)の設立といった、その報告の提案は、1948年に労働党政権によって実施された。| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):そうした制度を実行している国家のこと。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(welfare stateの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):英国や他の幾つかの国において、福祉国家とは、政府が健康や教育などの無料サービスを供給し、例えば老齢や失業や疾病によって労働することが出来ない人々に金銭を付与する制度をいう。| **◆辞書による説明2:「リベラル」 #include_cache(左派・左翼part1) **◆辞書による説明3:「J.ロールズ」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(Rawls, Johnの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):(1921年2月21日メリーランド州ボルチモアで誕生-2002年11月24日マサチューセッツ州レキシントンで死去)アメリカの政治哲学者。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):彼はコーネル大学(1962-79年)、そして後にはハーヴァード大学で教授した。彼は主に政治哲学と倫理学の著述を行った。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):彼の『正義論(A Theory of Justice)』(1971年)は20世紀の政治哲学の代表作として広く認知されている。この著作や他の著作でロールズは民主的社会に適合した正義の概念(a conception of justice)の開発を追求した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):彼は、全体の幸福の最大化を強いる功利主義は、リベラルで民主的な諸価値の中核である自由(freedom)と平等(equality)を保護するには不適切であると信じていた。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ジャン-ジャック・ルソーとイマヌエル・カントに習って、ロールズは社会契約(social contract)という理念を強く主張した。彼は平等な権利という立場で行動する自由な人々の間の仮想的合意の結果としての正義(justice as a hypothetical agreement among free persons)を記述した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):公平で偏見のない合意を確実にするために、ロールズは(社会契約の締結を目指す)一行(parties)に“無知のヴェール(覆い)(veil of ignorance)”、つまり、一行は自分達や他人達についてのどんな特定の事実(例:彼らの才能・社会的階級・富・宗教・その他の諸価値)も、更には歴史や彼らの社会に関する事実さえも知らない、という状態を平等に課すという想定をした。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この“原初状態(original position)”からロールズは、自由な人々は、リベラルで平等主義の正義の観念(a liberal egalitarian conception of justice)、即ち“公正としての正義(justice as fairness)”に合意するだろうと強く主張した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この観念は2つの原理から構成されている。| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):思想や結社の自由などの特定の基礎的な自由は、非常に重要であり、貧民の経済的充足や福祉改善といった他の社会的諸価値よりも優先される。| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):当局の任務や地位は機会の平等という条件の下に、全ての人々に開かれている。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(Rawlsの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ジョン(1921-2002)。アメリカ人哲学者。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):彼の著書『正義論』(1971年)と『政治的リベラリズム』(1993年)は、偏見のないことを確実とする条件の下で合理的な人々が選択する公正な社会の基礎的な仕組みを考察した。| **◆辞書による説明4:「社会契約」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(social contractの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):治者(the ruler)と被治者(the ruled)の間の現実的あるいは仮想的な契約。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この観念の起源となる着想は、神とアブラハムとの間の聖書にある誓約から派生したものと思われる。しかし、それはトーマス・ホッブズ、ジョン・ロック、ジャン-ジャック・ルソーの著作と最も緊密に結びついている。| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):ホッブズは、主権の絶対的権力は仮想的な社会契約によって正当化される、と論じた。そこでは人々は、契約が為される以前に存在すると措定されている“自然状態(state of nature)”の中では欠落している平和と安全の保証と引き換えに、主権者に全面的に服従することに合意する。| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):ロックは、治者(the ruler)はまた私有財産と思想・言論・信仰の自由を保護する義務を負っていると信じていた。| ||BGCOLOR(pink):<3>|>|>|>|BGCOLOR(white):ルソーは、自然状態では人々は好戦的ではないが理性と道徳が未発達であり、個人的自由を放棄することによって彼らは被統治者(the governed)の“一般意思(general will)”に基づく法制度の中で政治的自由と市民的権利を獲得する、と考えた。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会契約の理念は、アメリカ革命やフランス革命の担い手達、そしてそれらに続いた成文憲法の作成者達に影響を与えた。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(social contractの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):例えば、国家を守るために幾つかの個人的な自由を犠牲にすることによって、社会の諸便益のために協同する、ある社会の構成員の間の暗黙の契約のこと。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会契約の理論は、トーマス・ホッブズやジョン・ロックやジャン-ジャック・ルソーといった理論家達の間で、①政府の起源と、②被服従者の義務を説明する方法として有名になった。| **◆辞書による説明5:「自然法」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(natural lawの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):法理学(jurisprudence)と政治哲学(political philosophy)に関して、社会ルールや実定法からではなく自然から派生した(とされる)全ての人類に共通する権利または正義の体系(a system of right or justice)である。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この概念はアリストテレスを先駆者とする。彼は“自然に適ったもの”が必ずしも“法に適ったもの”と同一ではないと考えた。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ストア派、キケロ、ローマ法学者、聖パウロ、聖アウグスティヌス、グラティウス、聖トマス・アキナス、ジョン・ドン・スコット、オッカムのウィリアム、フランシスコ・スアレスによって、様々な形で自然法の存在が主張された。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):近代において、ヒューゴ・グロティウスは、例え神が存在しなくとも自然法は肯定される、と主張した。そしてトーマス・ホッブズは自然法を“理性によって発見された一般ルールの規範であり、それによって人間は自身の生活にとって破壊的な行為を禁止されている”と定義した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ホッブズは、①仮想的な“自然状態”から理性的に演繹される法(=自然法)の複雑な体系と、②治者と被治者との間の合意による社会契約とを対比する試みを行った。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ジョン・ロックは、ホッブズから距離を置き、自然状態を自由で平等な人々が自然法を遵守する初期の社会として記述した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ジャン-ジャック・ルソーは、①自己保存と②同情という“理性に先立つ”2つの原理によって行動付けられた孤立の中で美徳を保持する野生人(a savage)を措定した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):アメリカ独立宣言の著者達は、平等と他の“自明の”“奪うことの出来ない”諸権利を唱導する前段で、わずかに「自然の法」について短く言及しているに過ぎない。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):フランス人権宣言(人間と市民の諸権利の宣言)は、自由・所有・安全そして圧制への抵抗を“時効のない自然の諸権利”であると主張した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):自然法の概念に対する関心は、19世紀に劇的に凋落した。それは部分的にはジェレミー・ベンサムや他の功利主義の提唱者達の懐疑的な攻撃の結果である。それ(自然法への関心)は20世紀の半ばに第二次世界大戦中のナチス体制によって犯された犯罪という脚光を浴びて復活した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):自然法(natural law)と自然権(natural rights)に対する懐疑は依然として強烈であるが、後代の著者達は自然権ではなく人権(human rights)を不可避的に語るようになった。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(natural lawの項)より抜粋翻訳| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):全ての人間の行為の基礎と見なされている不変の道徳的原則から構成されるもの。| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):自然現象に関連して観測される法則。観測される法則を集合的に言う。| **◆辞書による説明6:「人権」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(human rightsの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):人間であること自体によって個人に帰属する権利。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この言葉は、それ以前に用いられていた「自然権(natural rights)」即ち中世期の末以来ギリシャ・ローマの自然法概念に結び付けられ続けてきた言葉に代わって、第二次世界大戦のあとで広く使用されるようになった。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):今日理解される所では、人権は、人間を取り巻く環境と歴史の多角性を反映する諸価値と潜在能力の広範な多様性を表現している。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):それらは、普遍的で、あらゆる地域の全ての人間に適用されると考えられ、そして基本的で人間の本質的な必要を表すものと考えられている。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):人権は歴史的には、人権の3つの“世代”として知られる時期に分類される。| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||BGCOLOR(pink):<3>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(rights of manの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(human rightsの項)より全文翻訳| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):| *■6.左翼を生み出した思想 **◆辞書による説明1:「啓蒙思想」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(enlightenmentの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(enlightenmentの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(enlightenmentの項)より全文翻訳| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):| **◆辞書による説明2:「理性主義」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(rationalismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(rationalismの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(rationalismの項)より全文翻訳| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):| **◆辞書による説明3:「一元論」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(monismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(monismの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(monismの項)より全文翻訳| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ---- *■7.まとめ(左翼思想の系譜) #include_cache(自由を巡る西洋思想の流れ) *■8.参考図書 ---- *■9.ご意見、情報提供 #comment #include_cache(政治理論・共通)
#LEFT(){&italic(){&sizex(4){本書を書いた時には、社会主義という言葉は、はっきりと、生産手段の国有化と、それによって可能になり、必要ともなる中央集権的経済計画化を意味していた。&br()・・・今日において社会主義とは、もっぱら課税という手段を通じて広範囲な所得の再配分を行なうことを意味しており、また福祉国家という制度のことを意味するようになってきている。&br()・・・この福祉国家という形態においては、本書で警告したような事態は、もっとゆっくりとした、間接的な、不完全な形でしか現れないだろう。けれども・・・究極的な結果はここで警告したようなものになっていくだろうと、私は確信するものである。}}} #RIGHT(){&SIZE(15){&BOLD(){~ F.A.ハイエク『隷従への道』(1944年)の1976年版への前書き}}} ---- #center{&size(14.5){&bold(){左派(the Left)・左翼(left wing)について、考えていくページ}}} ---- <目次> #contents() *■1.初めに 左派・左翼について、概念的な整理を行います。 *■2.左派・左翼・アカとは何か **◆辞書による説明1:「左派」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(leftの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):政治に関して、一般的に、①平等主義(egalitarianism)と、②政治的・経済的生活の主要な諸機構の人民または国家による管理(popular or state control of the major institutions of political and economic life)、とに結びついた政治的帯域(political spectrum)の一角。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この言葉は、フランス革命時の議会で、社会主義者の代表達が、議長席の左側に陣取った1790年代に由来する。| ||BGCOLOR(#CCCC99):左派は、|>|>|>|BGCOLOR(#CCCC99):①富裕者や貴族階級のメンバーを含む伝統的なエリート達(traditional elites)の利益に対して敵意を持ち、| ||BGCOLOR(#CCCC99):かつ、|>|>|>|BGCOLOR(#CCCC99):②労働者階級(working class)の利益に対して好意を持つ傾向がある。(プロレタリアートの項を見よ)| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):彼らは、社会福祉(social welfare)を政治の最重要目標とみる傾向がある。| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会主義(socialism)は、世界の殆どの国々で、左派の標準的なイデオロギーである。| ||BGCOLOR(pink):<3>|>|>|>|BGCOLOR(white):共産主義(communism)は、いっそう急進的な左派のイデオロギーである。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(leftの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):急進的(radical)、革新的(reforming)、または社会主義的(social)な見解を好む集団または政党。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(leftの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会主義の政治的理念を支持する人々を左派(the left)という。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):彼らは、しばしば右派(the right)つまり資本主義と保守主義の政治的理念を支持する人々と対比される。| **◆辞書による説明2:「左翼」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(left-wingの項)より抜粋翻訳| ||BGCOLOR(#CCCC99):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):政党または政治体制のうち、急進的(radical)、革新的(reforming)、または社会主義的(social)な部分。| ||BGCOLOR(#CCCC99):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):サッカー・ラグビー・ホッケーの競技場でチームの左側をいう。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(left-wingの項)より全文翻訳| ||BGCOLOR(#CCCC99):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):左翼の人々は、社会主義的(socialism)に基礎を置く政治的理念を保持している。| ||BGCOLOR(#CCCC99):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):人々の集団、特に政党としての左翼(the left wing)は、その他のメンバーに比較して社会主義により近い信条を持つメンバーによって構成されている。| **◆辞書による説明3:「アカ」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(redの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):(インフォーマル)(主として軽蔑的に)①共産主義者、または②社会主義者(特に冷戦期にソ連邦に関して用いられた)。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):「白(white ※注:反革命・王党派を表す色)」と対語である。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(redの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):貴方が、誰かが「アカ(a red or a Red)」であると言う時、貴方は、彼らが①共産主義者、または②社会主義者、または③左翼理念の持ち主、である事実を嫌悪(不承知 disapprove)しているのである。| **◆要約:左派には3種類ある ※要約すると、左派には次の3種類がある。(ブリタニカ百科事典(leftの項)のピンク色部分、コウビルド英語事典(redの項)参照) |BGCOLOR(olive):CENTER:|BGCOLOR(olive):COLOR(white):CENTER:内容|BGCOLOR(olive):COLOR(white):CENTER:キーワード| |BGCOLOR(#DB0000):COLOR(white):CENTER:極左|BGCOLOR(white):共産主義(communism)即ち、いっそう急進的な左派のイデオロギーを支持する立場|BGCOLOR(white):①共産主義、②マルクス主義、③弁証法的唯物論、④ヘーゲル主義| |BGCOLOR(#F25B00):COLOR(white):CENTER:左翼|BGCOLOR(white):社会主義(socialism)即ち、左派の標準的なイデオロギーを支持する立場|BGCOLOR(white):①社会主義、②社会民主主義、③集産主義| |BGCOLOR(#FF8E8E):COLOR(black):CENTER:リベラル左派|BGCOLOR(white):社会福祉(social welfare)を政治の最重要目標とする立場。左翼理念の持ち主|BGCOLOR(white):①福祉国家、②リベラリズム、③ロールズ、④社会契約、⑤自然法、⑥人権| &ref(http://www35.atwiki.jp/kolia?cmd=upload&act=open&pageid=350&file=stance.bmp) &size(11.5){※政治的スタンス5分類・8分類について詳しくは [[政治の基礎知識]] 参照。} *■3.極左(ultra-left)とは何か **◆辞書による説明1:「共産主義」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(communismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):全ての資産の所有権は共同体にあり、その利益は各人の必要に応じて全員に分配される、と提唱する政治理論。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この理論は、主としてカール・マルクスとフリードリッヒ・エンゲルスの業績である。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):彼らの『共産党宣言』(1848年)は、“プロレタリアート(無産階級、労働者階級)独裁”即ちマルクスの言う処の「社会主義」という過渡期について特記している。「共産主義」は最終段階であって、そこでは階級の区別だけでなく組織立った国家-マルクスによれば不可避的に抑圧の道具であるもの-すら克服されるという。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この(社会主義と共産主義の)区別は、間もなく見失われ、“共産主義者(という言葉)”は最終的なゴールよりも政党名に適用されるようになった。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ウラジミル・イリイチ・レーニンは、プロレタリアートは、共産主義(への道)を案内するプロの革命家を必要とするのだ、と主張した。(レーニン主義を見よ)| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ヨシフ・スターリン版の共産主義(スターリン主義を見よ)は、多くの点で全体主義と同義語となっている。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):毛沢東は支那の共産主義革命で、都市のプロレタリアートよりも、貧農達を動員した。(毛沢東主義を見よ)| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):西欧共産主義(eurocommunism)はソ連邦の崩壊(1991年)によって支持者の殆どを喪失した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):「共産主義政党」「弁証法的唯物論」「第一インターナショナル」「第二インターナショナル」を見よ。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(communismの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):全ての資産は共同体によって所有され、各人は各々の必要に応じて奉仕し、また受益する、とする社会機構に関する理念または制度。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):最も身近な共産主義の形態は、1917年のロシア革命の後で樹立されたボルシェヴィキ(ソ連共産党の前身)である。そして、それは旧ソ連と東欧の同盟国、また1949年以降の支那、そしてキューバ、ベトナム、北朝鮮といった幾つかの発展途上国で実施された制度を表す言葉として理解されている。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):共産主義の形態では、資本主義制度が打倒された後は、国家は衰退し消滅していくものとされている。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):しかし実際には国家は共産主義社会のあらゆる局面を管理するものとして肥大化した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):東欧の共産主義は、①人々の経済的期待に沿うことに失敗したこと、②政治的生活の上で、もっと民主的な制度への移行、③ソ連邦を解体に導いた増大していくナショナリズム、を背景として1980年代末から1990年代初めにかけて崩壊した。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(communismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):共産主義とは全ての人々は平等であり、労働者は生産手段を管理すべきだ、とする政治的信条である。(≠資本主義 capitalism)| **◆辞書による説明2:「マルクス主義」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(marxismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):カール・マルクスとフリードリッヒ・エンゲルスによって開発されたイデオロギーであり、社会経済的理論(socioeconomic theory)である。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):共産主義の基本的イデオロギーであるそれ(マルクス主義)は、全ての人々は彼らの労働の果実を享受する資格を持つが、資本主義的経済体制つまり社会を二つの階級-①無産労働者(nonowning workers)と②不労所有者(nonworking owner)-に分化させる体制によって、そうすることが妨げられている、と捉えている。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):マルクスはその帰結的状況を「疎外(alienation)」と呼んだ。そして彼らは労働者が自身の労務の果実を再取得する時、疎外は克服され、階層分化も消滅する、と言った。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):歴史に関するマルクス主義理論は、階級闘争を歴史の駆動力と措定する。それは資本主義を、最も近時の最も決定的な歴史的段階-最も決定的とは、即ち、この段階においてプロレタリアートは遂に団結して立ち上がるだろうから-と考えている。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):1848年の欧州の諸革命(※注:フランス2月革命に刺激を受けてドイツ連邦諸国やイタリア地域・オーストリア帝国の諸民族居住地などで多発した自由主義・国民主義運動「諸国民の春」のこと)の失敗と、実践的であるよりは分析的な方向性を持つマルクス主義理論を精巧化させる必要性の増大は、レーニン主義や毛沢東主義などの(より実践的な理論の)採用を導いた。20世紀末期のソ連邦の崩壊と、支那による自由市場経済の多くの要素の採用は、マルクス主義が妥当性を持つ経済的・政治的理論としては終了したことを刻印したように思われる。しかしながらマルクス主義は、①市場資本主義への批判、②歴史的変化の理論、としての関心を持たれ続けている。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):「共産党宣言」「弁証法的唯物論」「社会主義」「スターリン主義」「トロツキー主義」を見よ。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(marxismの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスによる政治的・経済的理論であり、後に彼らの追随者によって共産主義の基礎を形成するために発展させられたもの。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):マルクス主義の核心は、経済的諸要因によって社会変化を説明する点にある。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):マルクス主義によれば、生産手段は、政治的・思想的な上部構造に影響を及ぼしそれらを決定する経済的基盤を提供する。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):マルクスとエンゲルスは、プロレタリアートによって資本家が革命的打倒を受けること、そして究極的には無階級の共産社会が達成される、と予言した。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(marxismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):マルクス主義とは、カール・マルクスの著作に基礎を置く政治的意思であり、相違する社会階級間の闘争の重要性を指摘するものである。| **◆辞書による説明3:「弁証法的唯物論」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(dialectical materialismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの著作を通じて、そして後にはゲオルグ・プレハノフ、ウラジミル・イリイチ・レーニン、ヨシフ・スターリンによって表明された哲学的アプローチであり、共産主義の公式的な哲学である。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ヘーゲル哲学から借用されたその核心的教義は、あらゆる歴史上の生成・変化・発展は相容れない2つの対照物の闘争の帰結である、とする点である(哲学用語で言うと、テーゼはアンチ・テーゼと対立し、その結果、ジン・テーゼ(総合)に帰結する、ということ)。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):特に階級間闘争-片方に資本家と土地所有階級あり、他方に無産労働者階級と貧農がある、その両者の闘争-が歴史の大動力を生み出す。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):史的弁証法の法則は非常に強力であり、個々の指導者達はせいぜい歴史の結果(little historical consequence)に過ぎない。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):(弁証法的唯物論は)起源としては主として社会的・経済的・政治的領域で作用するものとして構想されたのだが、20世紀にはその原理は科学の領域にまで拡張され、ソ連邦の科学に主要な影響を及ぼした。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):マルクスとエンゲルスは彼らの哲学的見解を、主として論証法(polemics)と簡易な歴史研究の一連の流れとして表明したのであり、そこには弁証法的唯物論の組織だった主題提示(exposition 詳細な解説)は示されていない。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(dialectical materialismの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):マルクス主義理論(ソヴィエトの共産主義者の公認思想として採用された)であり、政治的・歴史的事件は社会的諸力の闘争の帰結であって、かつ、論理的な諸矛盾とそれらの解決の連続物と解釈される、とするもの。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):闘争は物質的必要によってもたらされる、とみなされる。| **◆辞書による説明4:「ヘーゲル主義・ヘーゲル哲学」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(hegelianismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):G.W.F.ヘーゲルの思想体系から発展した多様な思想運動。4段階に識別できる。| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):最初の段階は、1827-50年の期間のドイツにおけるヘーゲル学派によって構成されている。学派は3つの流れに分岐している。| ||BGCOLOR(pink):|BGCOLOR(#CCCC99):1.|>|>|BGCOLOR(white):右派または「旧ヘーゲル学派」は、①福音主義的正統信仰(evangelical orthodoxy)と②保守的政治方針(conservative political policy)とに対するヘーゲル哲学の適合性を持ち上げることに注力した。| ||BGCOLOR(pink):|BGCOLOR(#CCCC99):2.|>|>|BGCOLOR(white):左派または「青年ヘーゲル学派」はヘーゲルの理性と現実との一体化(への志向)を革命的文脈で解釈した。| ||BGCOLOR(pink):|BGCOLOR(#CCCC99):3.|>|>|BGCOLOR(white):中央派は、ヘーゲルの体系をその起源と趣旨に立ち返って解釈することを好んだ。| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):第二段階(1850-1904)は、通常、新ヘーゲル学派と呼ばれており、中央派の業績が優勢な役割を演じた。| ||BGCOLOR(pink):<3>|>|>|>|BGCOLOR(white):ヴィルヘルム・ディルタイがヘーゲルの青年期の未公開の作品を20世紀初めに発見した後、ドイツでは更に別の潮流が起こった。この第三段階、即ちヘーゲル・ルネッサンスはヘーゲル哲学の起源に関する再構成に重点が置かれた。| ||BGCOLOR(pink):<4>|>|>|>|BGCOLOR(white):第二次世界大戦後の第四段階において、欧州でのマルクス主義研究の再興は、マルクス主義に対するヘーゲルの遺産(the Hegelian heritage for Marxism)の真価を最終的に前面に押し出した。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(Hegelの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ゲオルグ・ヴィルヘルム・フリードリッヒ(1770-1831)。ドイツ人哲学者。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):『論理学』(1812-16年)でヘーゲルは弁証法的理由付けの3段階のプロセスを描き出した。それはマルクスが彼の弁証法的唯物論の基礎としたものである。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ヘーゲルは、①歴史・②理念の進化・③人間の意識、は全て何らかの絶対者(the Absolute)または唯一神(God)が自身を認識していく観念的・弁証法的プロセスを通じて展開される、と信じた。| *■4.左翼(left)とは何か **◆辞書による説明1:「社会主義」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(socialismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):①私的所有(private property)と②所得分配(distribution of income)は、社会的管理に従属する(subject to social control)とする社会的有機体の体制(system of social organization)のこと。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):「社会的管理(social control)」という言葉は広く多義的に解釈することが可能であるため、社会主義は、<1>国家主義者(statist)から自由至上主義者(libertarian)まで、また、<2>マルクス主義者(Marxist)からリベラル左派(liberal)までの範囲に及ぶ。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この言葉は最初、メンバー全員の精神的・肉体的な安寧幸福のために非競争的な労働に従事する人々の強制的ではない共同体を強調したシャルル・フーリエ、アンリ・ド・サン=シモン、ロバート・オーウェンらの信条を描写するために用いられた。(「空想的社会主義 utopian socialism」を見よ)| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスは、社会主義を資本主義から共産主義への過渡期の段階と認識し、彼らが(フーリエ、サン=シモン、オーウェンらの)社会主義の諸運動の中で有益であることを発見した内容を、彼らの“科学的社会主義(scientific socialism)”を開発するのに流用した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):20世紀においてソ連邦は厳格な中央集権的社会主義の第一の模範であったが、その一方で、スェーデンとデンマークは非共産主義の社会主義で著名だった。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):「集産主義」「共同体主義」「社会民主主義(社会民主制)」を見よ。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(socialismの項)より抜粋翻訳| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会的有機体に関する政治的・経済的理論(a political and economical theory of social organization)であり、①生産・②分配・③交換の手段は、その全体を共同体によって所有されるか規制されるべきだ、と提唱するもの。| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):その理論に基づく政策またはその実行のこと。| ||BGCOLOR(pink):<3>|>|>|>|BGCOLOR(white):(マルクス主義理論では)資本主義の打倒と、共産主義の実現の間の過渡的な社会状態。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):「社会主義」という言葉は、無政府主義(anarchism)・ソ連邦の共産主義・社会民主主義(social democracy 社会民主制)という大きく隔たった複数の立場を記述するのに使用されてきた。しかしそれは、経済市場での無制限の労働に対する反対(という立場)を必然的に含意している。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):19世紀末以来、殆どの欧州諸国で興起している社会主義の諸政党は一般に、社会民主制(social democracy)に傾斜している。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(socialismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会主義とは、全ての人々が国家の富から利益を享受する平等な機会を持つ体制を創出すること、を一般的な目的とする左翼的な政治原則の一つの組み合わせである(a set of left-wing political principles)| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会主義の下では、国家の主要な産業は通常、国家によって所有される。| **◆辞書による説明2:「社会民主主義、社会民主制」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(social democracyの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):確立されている政治的プロセスを用いて、資本主義から社会主義への社会の平和的な進化的移行(a peaceful, evolutionary transition of society from Capitalism to Socialism)を唱導する政治的イデオロギー(political ideology)| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):それはマルクス主義の唱導する社会革命(social revolution)を拒絶する。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会民主主義は、1870年代のドイツの政治運動として始まった。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):エドゥアルド・ベルンシュタインは1899年に、資本主義はカール・マルクスが、その中に見出した弱点(失業や過剰生産を含む)の多くを克服しつつあり、普通選挙は平和裏に社会主義的な政府を導くだろう、と論じた。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):1945年以降、社会-民主的な諸政府(social-democratic governments)が、西ドイツ(「社会民主党」を見よ)・スェーデン・英国(労働党の下に)で政権を握った。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会-民主的思考(social-democratic thought)は、次第に、(国家所有でなくとも)国家による規制が、①経済成長と②所得の公平な分配を確実に行う上で十分である、と見なすようになった。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(social democracyの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):民主的手段によって達成される政治の社会主義体制(a socialist system of government)| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(social democracyの項)より全文翻訳| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会民主制(social democracy)とは、①社会的公正(social justice)と②平等(equality)は市場経済の枠内で達成可能である、とする政治体制(a political system)である。| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会民主国(a social democracy)とは、社会民主制が存在する国家のことである。| **◆辞書による説明3:「集産主義」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(collectivismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):個々人が所属するグループ(例えば、国家・国民・民族集団・社会階級)に、中心的な重要性を帰属させるあらゆるタイプの社会的組織(social organization)。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):集産主義は、おそらく個人主義(individualism)と対照的である。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ジャン-ジャック・ルソーは、近代において最初に集産主義を論述した思想家である(1762年(『社会契約論』))。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):カール・マルクスは、19世紀における最も強力な集産主義の唱道者であった。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):共産主義、ファシズム、社会主義は、おそらく全て集産主義的システムと呼ぶのが相応しい。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):共同体主義(communitarianism)、キブツ、モシャヴを参照の事| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(collectivismの項)より抜粋翻訳| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):各々の個人が所属する集団に、個人を超える優先権を付与する行為形態または原理。| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):国家(state)または人民(people)による土地(land)及び生産手段(means of production)の所有を意味する政治的原理またはシステム。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(collectivismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):集散主義とは、国家の産業とサービスは国家(state)または国家の全ての人民(all people in a country)によって所有され、管理されるべきだ、とする政治的信条である。社会主義・共産主義はともに集産主義の一形態である。| *■5.リベラル左派(liberal)とは何か **◆辞書による説明1:「福祉国家」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(welfare stateの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):国家が、市民達の経済的・社会的な安寧幸福(the economic and social well-being of the citizens)の保護と促進に関して、鍵となる役割を演じる、とする政治的概念(concept of government)| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):(福祉国家が)基礎を置く原則は、①機会の平等、②富の公平な分配、③良好な生活の最小限の用意が欠落している人々に対する公的責任、である。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この言葉は、多様な経済的・社会的有機体の形態に対して用いることが出来る。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):福祉国家の基本的な提供物の一つは社会保険である。それは恩恵が大いに必要とされる時節に供給されることを目的としている(例:老齢・疾病・失業)| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):福祉国家は、また通常、①教育、②健康サービス、③住宅、の公的な供給を包含する。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):多くの欧州諸国では、包括的な健康保険と国家助成金支給による大学水準の教育が一般的となっているのに比べると、アメリカ合衆国の公的供給は展開されている範囲がより小さい。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):中央計画的な経済を持つ国々では、福祉国家はまた①雇用と②消費者価格の管理をも包含する。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):殆どの国々は、少なくとも福祉国家に関連した何らかの方策を制度化している。英国では1948年に包括的な社会保険が採用された。アメリカ合衆国ではニューディールやフェアデールといった社会的-立法プログラム(social-legislation programs)は福祉国家の原理に基礎を置いている。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):スカンジナヴィア諸国は、個人に対して生活のあらゆる側面に関する国家的扶助を供給している。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(welfare stateの項)より抜粋翻訳| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):国家が、市民、特に金融的・社会的必要に迫られている人々に、交付金・年金その他の恩典によって健康と安寧幸福の保護を引き受ける制度。&br()英国における近代福祉国家の設立は、1942年のベヴァリッジ報告によってその路線が敷かれた。&br()国営の健康サービス・国営の保険スキーム(仕組み)の設立といった、その報告の提案は、1948年に労働党政権によって実施された。| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):そうした制度を実行している国家のこと。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(welfare stateの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):英国や他の幾つかの国において、福祉国家とは、政府が健康や教育などの無料サービスを供給し、例えば老齢や失業や疾病によって労働することが出来ない人々に金銭を付与する制度をいう。| **◆辞書による説明2:「リベラル」 #include_cache(左派・左翼part1) **◆辞書による説明3:「J.ロールズ」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(Rawls, Johnの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):(1921年2月21日メリーランド州ボルチモアで誕生-2002年11月24日マサチューセッツ州レキシントンで死去)アメリカの政治哲学者。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):彼はコーネル大学(1962-79年)、そして後にはハーヴァード大学で教授した。彼は主に政治哲学と倫理学の著述を行った。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):彼の『正義論(A Theory of Justice)』(1971年)は20世紀の政治哲学の代表作として広く認知されている。この著作や他の著作でロールズは民主的社会に適合した正義の概念(a conception of justice)の開発を追求した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):彼は、全体の幸福の最大化を強いる功利主義は、リベラルで民主的な諸価値の中核である自由(freedom)と平等(equality)を保護するには不適切であると信じていた。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ジャン-ジャック・ルソーとイマヌエル・カントに習って、ロールズは社会契約(social contract)という理念を強く主張した。彼は平等な権利という立場で行動する自由な人々の間の仮想的合意の結果としての正義(justice as a hypothetical agreement among free persons)を記述した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):公平で偏見のない合意を確実にするために、ロールズは(社会契約の締結を目指す)一行(parties)に“無知のヴェール(覆い)(veil of ignorance)”、つまり、一行は自分達や他人達についてのどんな特定の事実(例:彼らの才能・社会的階級・富・宗教・その他の諸価値)も、更には歴史や彼らの社会に関する事実さえも知らない、という状態を平等に課すという想定をした。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この“原初状態(original position)”からロールズは、自由な人々は、リベラルで平等主義の正義の観念(a liberal egalitarian conception of justice)、即ち“公正としての正義(justice as fairness)”に合意するだろうと強く主張した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この観念は2つの原理から構成されている。| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):思想や結社の自由などの特定の基礎的な自由は、非常に重要であり、貧民の経済的充足や福祉改善といった他の社会的諸価値よりも優先される。| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):当局の任務や地位は機会の平等という条件の下に、全ての人々に開かれている。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(Rawlsの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ジョン(1921-2002)。アメリカ人哲学者。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):彼の著書『正義論』(1971年)と『政治的リベラリズム』(1993年)は、偏見のないことを確実とする条件の下で合理的な人々が選択する公正な社会の基礎的な仕組みを考察した。| **◆辞書による説明4:「社会契約」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(social contractの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):治者(the ruler)と被治者(the ruled)の間の現実的あるいは仮想的な契約。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この観念の起源となる着想は、神とアブラハムとの間の聖書にある誓約から派生したものと思われる。しかし、それはトーマス・ホッブズ、ジョン・ロック、ジャン-ジャック・ルソーの著作と最も緊密に結びついている。| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):ホッブズは、主権の絶対的権力は仮想的な社会契約によって正当化される、と論じた。そこでは人々は、契約が為される以前に存在すると措定されている“自然状態(state of nature)”の中では欠落している平和と安全の保証と引き換えに、主権者に全面的に服従することに合意する。| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):ロックは、治者(the ruler)はまた私有財産と思想・言論・信仰の自由を保護する義務を負っていると信じていた。| ||BGCOLOR(pink):<3>|>|>|>|BGCOLOR(white):ルソーは、自然状態では人々は好戦的ではないが理性と道徳が未発達であり、個人的自由を放棄することによって彼らは被統治者(the governed)の“一般意思(general will)”に基づく法制度の中で政治的自由と市民的権利を獲得する、と考えた。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会契約の理念は、アメリカ革命やフランス革命の担い手達、そしてそれらに続いた成文憲法の作成者達に影響を与えた。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(social contractの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):例えば、国家を守るために幾つかの個人的な自由を犠牲にすることによって、社会の諸便益のために協同する、ある社会の構成員の間の暗黙の契約のこと。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):社会契約の理論は、トーマス・ホッブズやジョン・ロックやジャン-ジャック・ルソーといった理論家達の間で、①政府の起源と、②被服従者の義務を説明する方法として有名になった。| **◆辞書による説明5:「自然法」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(natural lawの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):法理学(jurisprudence)と政治哲学(political philosophy)に関して、社会ルールや実定法からではなく自然から派生した(とされる)全ての人類に共通する権利または正義の体系(a system of right or justice)である。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この概念はアリストテレスを先駆者とする。彼は“自然に適ったもの”が必ずしも“法に適ったもの”と同一ではないと考えた。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ストア派、キケロ、ローマ法学者、聖パウロ、聖アウグスティヌス、グラティウス、聖トマス・アキナス、ジョン・ドン・スコット、オッカムのウィリアム、フランシスコ・スアレスによって、様々な形で自然法の存在が主張された。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):近代において、ヒューゴ・グロティウスは、例え神が存在しなくとも自然法は肯定される、と主張した。そしてトーマス・ホッブズは自然法を“理性によって発見された一般ルールの規範であり、それによって人間は自身の生活にとって破壊的な行為を禁止されている”と定義した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ホッブズは、①仮想的な“自然状態”から理性的に演繹される法(=自然法)の複雑な体系と、②治者と被治者との間の合意による社会契約とを対比する試みを行った。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ジョン・ロックは、ホッブズから距離を置き、自然状態を自由で平等な人々が自然法を遵守する初期の社会として記述した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):ジャン-ジャック・ルソーは、①自己保存と②同情という“理性に先立つ”2つの原理によって行動付けられた孤立の中で美徳を保持する野生人(a savage)を措定した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):アメリカ独立宣言の著者達は、平等と他の“自明の”“奪うことの出来ない”諸権利を唱導する前段で、わずかに「自然の法」について短く言及しているに過ぎない。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):フランス人権宣言(人間と市民の諸権利の宣言)は、自由・所有・安全そして圧制への抵抗を“時効のない自然の諸権利”であると主張した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):自然法の概念に対する関心は、19世紀に劇的に凋落した。それは部分的にはジェレミー・ベンサムや他の功利主義の提唱者達の懐疑的な攻撃の結果である。それ(自然法への関心)は20世紀の半ばに第二次世界大戦中のナチス体制によって犯された犯罪という脚光を浴びて復活した。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):自然法(natural law)と自然権(natural rights)に対する懐疑は依然として強烈であるが、後代の著者達は自然権ではなく人権(human rights)を不可避的に語るようになった。| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(natural lawの項)より抜粋翻訳| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):全ての人間の行為の基礎と見なされている不変の道徳的原則から構成されるもの。| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):自然現象に関連して観測される法則。観測される法則を集合的に言う。| **◆辞書による説明6:「人権」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(human rightsの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):人間であること自体によって個人に帰属する権利。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):この言葉は、それ以前に用いられていた「自然権(natural rights)」即ち中世期の末以来ギリシャ・ローマの自然法概念に結び付けられ続けてきた言葉に代わって、第二次世界大戦のあとで広く使用されるようになった。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):今日理解される所では、人権は、人間を取り巻く環境と歴史の多角性を反映する諸価値と潜在能力の広範な多様性を表現している。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):それらは、普遍的で、あらゆる地域の全ての人間に適用されると考えられ、そして基本的で人間の本質的な必要を表すものと考えられている。| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):人権は歴史的には、人権の3つの“世代”として知られる時期に分類される。| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||BGCOLOR(pink):<3>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(rights of manの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(human rightsの項)より全文翻訳| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):| *■6.左翼を生み出した思想 **◆辞書による説明1:「啓蒙思想」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(enlightenmentの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(enlightenmentの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| 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**◆辞書による説明3:「一元論」 |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(1)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):ブリタニカ・コンサイス百科事典(monismの項)より全文翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(2)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):オックスフォード英語事典(monismの項)より抜粋翻訳| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||>|>|>|>|BGCOLOR(white):| |BGCOLOR(olive):COLOR(white):(3)|>|>|>|>|BGCOLOR(olive):COLOR(white):コウビルド英語事典(monismの項)より全文翻訳| ||BGCOLOR(pink):<1>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ||BGCOLOR(pink):<2>|>|>|>|BGCOLOR(white):| ---- *■7.まとめ:「自由」と「隷従」を分かつ西洋思想の2つの流れ #include_cache(自由を巡る西洋思想の流れ) *■8.参考図書 ---- *■9.ご意見、情報提供 #comment #include_cache(政治理論・共通)

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