日刊ゲンダイの正体

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*■このページの趣旨
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このページは、日刊ゲンダイがどれだけ低俗な記事を書いているのかをまとめるページです。

*■低俗記事集
**★麻生“積ん読”首相 また同じ本買った

麻生首相もとうとうボケたか。1日午後、東京駅近くの八重洲ブックセンターでお供を引き連れ、
歴史書、経済書などをドーンとまとめ買いして、読書家(本当は“積ん読家”)をアピールしたが、またも赤っ恥だ。 
買ったのは「危機を超えて―すべてがわかる『世界大不況』講義」「マキアヴェッリ語録」「読まない力」「幕末史」などなど10冊。 
途中、記者団に向かって「小泉純一郎と竹中平蔵の罪」を指さし、
「この本とか買ったら(マスコミ向けに)面白いんじゃない? 『麻生首相熟読』とか書いちゃってさ」 
と悪い冗談を飛ばした。 
書店行きは昨年12月27日以来。「前回購入された(7冊の)本は読みましたか」 
との記者団からの質問には「ああ、ほとんどだ」と答えたが、それは「ほとんど読まなかった」という意味かも。
今回買い込んだ10冊には、11月30日に買った「強い日本への発想」も含まれていた。
ちなみに11月30日に買った4冊の中にも前回(11月1日)と同じ本が1冊入っていた。
ワケ分からずに買っているとしか思えない。せっかくのパフォーマンス、上手にやったらどう? 

(日刊ゲンダイ2009年3月2日掲載) 
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/05gendainet02040394/ 


**★北朝鮮ミサイル問題について

来月4日にも発射される北朝鮮の長距離弾道ミサイル「テポドン2」。麻生政権が初の「ミサイル破壊命令」を出して、 
マスコミは大騒ぎだ。しかし、騒げば騒ぐほど、国民の血税が防衛費に化ける仕掛けだから冷静になった方がいい。 

●「軍事ジャーナリスト」神浦元彰氏に聞いた仰天実情 
弾道ミサイルを日本領空で迎撃する――映画のような話だが、結論からいえば、その事態は「万が一」だし、 
結局、自衛隊は迎撃ミサイルを撃てない。軍事ジャーナリストの神浦元彰氏が言う。 

「北朝鮮は今回のテポドンに自信をもっている。2月2日、イランが人工衛星打ち上げに成功しましたが、 
技術はすべて北朝鮮のものでした。だからこそ今回、北朝鮮は発射期日やロケットの1段目と 
2段目ブースターの落下予定地点を事前通告してきた。自信のあらわれです。ミサイルの正体は、 
北朝鮮が言うように試験通信衛星とみていいでしょう。ICレコーダーを入れた球体をミサイルの弾頭部に搭載、 
それが大気圏を突き抜け、地球を回りながら、電波を地上に発信する。これに成功したら、北朝鮮は“そらみろ、 
人工衛星打ち上げに間違いないだろう”と大はしゃぎしますよ」 

“成功”されたら、日本の北朝鮮嫌い勢力は形無しだが、万が一、1段目ブースター切り離しに失敗したりして、 
テポドンが日本領空に落下してきた場合も、「待ってました」とはいかない。 

●「命中しない」「撃てない」 
「1000キロの上空を飛ぶテポドンに対して、日本の迎撃ミサイルは高度100キロしか飛ばない。間違って、 
日本に落下してきた場合だけに迎撃は可能ですが、発射してもまず命中しない。コースが予測できる場合だけ迎撃は可能ですが、 
制御不能になったテポドンを撃ち落とすことは、流れ弾にピストルを撃つようなものなのです。 
日本政府はすでに、ミサイル防衛システムに6400億円もの税金を投入している。命中しなかったら、 
何を言われるかわからない。だから、現場はいろいろと理由をつけて、迎撃ミサイルを撃たないと思いますよ」(神浦氏) 

鴻池官房副長官が「迎撃しても当たりっこない」と発言したのは、予防線ということか。 
が、ミサイル防衛に6400億円も血税をつぎ込みながら、役立たずで済むのか。 
「日本政府は、テポドンが失敗しないと踏んでいる。失敗しても、テポドンを撃った北朝鮮は怖い国とキャンペーンを張ればいいし、 
さらに問題をミサイル防衛強化論にスリ替えていくでしょう。実際、防衛省はあと4000億円かけて、 
九州にまで防衛システムを広げようとしています。どっちに転んでも損はないという計算ですよ」(神浦氏) 

“無用の長物”に血税1兆円! 「フザケるな」ではないか。 

そんなことなら、北朝鮮に1兆円差し出して、同盟国にしてしまった方が安上がりというものだ。

(日刊ゲンダイ2009年3月28日掲載)
http://news.livedoor.com/article/detail/4087099/ 


**★県知事がみんなバカタレントの再就職口になってしまったら…

 森田健作氏(59)が得票100万票超で勝利した千葉県知事選。予想された結果と
はいえ、次点の民主推薦・吉田平氏(49)に約38万票もの大差で圧勝である。いっ
たい千葉県民の民度はどうなっているのか、との嘆きも聞こえてくる。
 選挙期間中、大マスコミはほとんど報じていなかったが、タレント国会議員だった森
田氏のこれまでの政治行動をよく思い出して欲しい。
 森田氏は、1992年、最初に参議院で当選した時は、労働組合「連合」に担がれ民
社党の推薦だった。が、すぐに自民党に移り、98年東京4区の補欠選挙で衆議院に鞍
替え当選。2000年総選挙では公設秘書が公選法違反(買収の申し込み)で略式起訴
された。03年には突如、埼玉県知事選に名乗りを上げるも撤回。そして、その責任を
とって03年の衆院選に出馬せず、引退してしまったのだ。その間、文部政務次官を2
度経験したが、“青春”を売りモノにするだけで、政治家としては節操もなければ、何
の実績も挙げていない。それなのに、宮崎県の東国原知事や大阪府の橋下知事をテレビ
がチヤホヤするから、森田氏もその流れに便乗。マニフェストでは、「知事は千葉ブラ
ンドのセールスマン!」と、東国原知事の手法を完全にパクっていた。
(中略)
 かつての青島幸男(元東京都知事)、横山ノック(元大阪府知事)に始まり、東国
原、橋下、そして森田と、テレビで顔を売ったタレントが続々と知事になっていく。明
快な政治理念、哲学など関係なく、「知名度さえあれば当選」という風潮はいつまで続
くのか。自治体行政に絶大な権限を持つ知事が、有名人の再就職先でいいのか。

 景気も雇用情勢も最悪で、人心荒廃が進むこの国では、もはや選挙民はマトモな判断
ができなくなっているかのようだ。

(日刊ゲンダイ2009年3月30日掲載)
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/02gendainet02040722/


**★質問の仕方で巧みに誘導

報道各社の世論調査で「小沢辞任すべし」が6割を超えた。これはこれでしょうがないとして、 
不可解なのは麻生首相の支持率や自民党の支持率が上昇していることだ。 
この間、いったい麻生や自民党が何をやったのか。自民党にも西松違法献金がらみの疑惑議員はゴマンといるし、 
「自民党には捜査が及ばない」と口を滑らした官房副長官にベッタリだ。09年度予算が成立したのも衆院の再可決だから、 
当たり前。本当におかしな国民たちだ。世論調査に詳しい明大教授の井田正道氏(計量政治学)はこう言う。 

「『高速道路料金一律1000円へ引き下げ』と『定額給付金の支給』がちょうど世論調査と重なり、 
明るさが出たこともあるでしょう。しかし、それだけではありません。どの社も世論調査では、 
首相にふさわしい人は麻生さんか小沢さんかと聞いている。選択肢が2つしかないため、 
小沢さんの評価が下がれば、麻生さんの評価が上がる。最近は、2つの選択肢を行き来する 
『スイングボーダー』といわれる層が2~3割いて、そういう人たちが世論を決めるようになっているのです」 

社説などで「小沢はダメ」のムードをあおり、「どっちがいい」と聞けば、麻生が喜ぶような結果が出てくるのだ。 
これじゃあ、世論誘導だ。それでなくても、電話調査では「質問の作り方で回答が変わる」というのが専門家のジョーシキだ。 

例えば、「検察捜査」に関する問い。共同通信も朝日新聞も、小沢が辞任すべきかどうか聞いた後で、 
〈小沢氏が検察を批判していますが、その主張(説明)に納得できますか〉と質問している。 

「世論調査には『もちこし効果』といわれるものがあって、前の質問の答えが次の質問の答えに影響するのです。 
質問の主語が小沢さんではなく、『民主党』であれば違った答えになるし、『検察の捜査は適当だったか』という質問にすれば、 
結果はかなり違ったでしょう。電話調査では、質問の趣旨を理解できず、『えっ』などと聞き返されることが多く、 
いろいろな枕詞を並べて背景説明することもあります。当然、説明の仕方によって、回答は誘導されます」(電話リサーチ会社幹部) 

この世論調査をもって、麻生官邸は浮かれ、民主党は小沢辞任論が高まり混乱している。 
新聞社のサジ加減でどうにでもなる世論調査が政治を変えてしまうのだから恐ろしい。

(日刊ゲンダイ2009年3月31日掲載)
http://news.livedoor.com/article/detail/4092905/



自公政権がブチ上げた15兆円の追加経済対策に、「金持ち優遇だ!」と非難の声が噴出している。
一連の景気刺激策で、金持ちサラリーマン家庭と独身派遣社員の“損得勘定”はどうなるのか。
シミュレーションすると驚きの結果が出た。

麻生一郎さん(40)は専業主婦の妻(36)、長男(5)、長女(3)の4人家族。民放キー局社員で年収1800万円だ。
一方、自動車工場勤務の派遣社員・小沢太郎さん(38)は、年収360万円の低賃金がネックとなり、
今も独身。賃貸アパートに住んでいる。

麻生さん一家が受け取れる定額給付金は合計6万4000円。さらに、3~5歳の子供がいる世帯は今年度、
1人3万6000円の子育て手当が出る。給付金と合わせて総額13万6000円にもなる。
一方、小沢さんがもらえるのは給付金1万2000円だけだ。
蓄えのある麻生さんは今年、都内一等地の高級マンションを購入する。その際、父親からも資金を援助してもらうが、
贈与税減税で最大610万円まで非課税。85万円もの税金がタダになる。

「住宅ローン減税の“拡充”により、10年間で最大600万円が税金から控除されます。
それには10年後の借入残高が6000万円ある必要があるため、
かなりの高額物件でなければダメです」(元静岡大教授で税理士・湖東京至氏)

麻生さんの住宅ローンは9000万円。最大の600万円が戻る。
また、麻生さんはこれまで乗っていた車齢13年の高級外車を廃車にし、
新型の国産ハイブリッド車への買い替えを決めた。
同時にETCも取り付ける。小沢さんは車齢12年のポンコツ車だが、買い替える余裕はない。

「麻生さんは25万円の買い替え補助を受けられるうえ、エコカー減税も適用され、計40万円ほど得します。
ETC助成金5250円も加わりますね。小沢さんの車は来年度から13年目で、
自動車税が約10%アップします」(都内ディーラー)

転居に合わせて家電も一新する麻生さん。リビングには最新型の地デジ対応テレビ(30万円)を購入する。
小沢さんは地デジに完全移行する11年までに、購入資金をコツコツ貯める計画だ。

「今年度中に最新テレビを買う麻生さんには10%のエコポイントが付きます。
同時に古いテレビをリサイクルに出すと3%のオマケが付き、計3万9000円分の買い物ができる。
来年度以降に買い替える小沢さんはポイントが付かないどころか、
リサイクル料まできっちり取られてしまいます」(家電量販店店員)

結果、麻生さんが国から受ける恩恵は、なんと740万円超! 
一方、小沢さんは給付金1万2000円のほかは、カネが出ていくばかりだ。

「麻生政権の景気対策は庶民には何の関係もありません。これが何年も続けば、
チャンスが巡ってくる人もいるでしょうが、ほとんどは今年度限りの措置だから不公平です。
贈与税の減税なんて、結局、相続税を払うような金持ちが得をするだけ。総額15兆円も使うなら、
その半分を消費税減税に回せば3%減らせます。
一連の景気対策は子供だましにもなりません」(湖東京至氏=前出)
国民よ、怒れ!

◇景気対策メニュー/麻生さんの場合/小沢さんの場合

◆定額給付金/6万4000円/1万2000円

◆子育て手当/7万2000円/0円

◆贈与税減税/85万円/0円

◆住宅ローン減税/600万円/0円

◆新車買い替え補助/25万円/0円

◆ETC取り付け助成/5250円/0円

◆エコカー減税/約15万円/0円

◆家電エコポイント/3万9000円/0円

◆合計/743万250円/1万2000円
(おわり)

(日刊ゲンダイ2009年4月17日掲載)2009年04月20日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
http://news.livedoor.com/article/detail/4117805/











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