渡辺彰悟「4月13日を帰国日ということで手続きをしているところです。“苦渋の決断”をしたということです」
家族はのり子さん1人が日本に残り、両親が出国することを受け入れました。出国の日は、来月13日に決まりました。
しかし、今回の入国管理局の対応は日本も批准している子どもの権利条約に違反する疑いが強いと、警鐘を鳴らす専門家もいます。
荒牧重人「親子を分離してのり子さんだけ残すとなった場合に、子どもの権利条約違反の疑いが非常に強い事例」
荒牧教授は、子どもの最善の利益を図るという原則は、入管法の運用においても守られなければならないと話します。
荒牧重人「“条約”は憲法よりは下位だけど、入管法よりも上位にある法体系ですね。今回ののり子さんの場合は、日本で生まれ日本語で生活し、日本文化の中でアイデンティティーをつくっている。
そうしたものを保障することが“最善の利益”になる」
【フィリピン外務省 カルデロン一家帰国後の支援を表明】
“The DFA and other concerned agencies are ready to extend humanitarian and other (forms of) assistance to the Calderon family, including their re-integration into Philippine society,
contingent on the results of the proceedings under way in Japan with respect to that country’s implementation of its laws," said DFA undersecretary for migrant workers affairs Esteban
Conejos Jr. in a statement on Thursday.
「日本国法令の適用に関連して同国で実施される手続きに 沿って、外務省および関係機関はカルデロン一家にフィリピン 社会への再同化支援を含む、人道的、そのほかの援助を行う 用意がある。」
とエステバン・コネホス・ジュニア・フィリピン外務省移民労働 担当次官は木曜日に声明の中で述べた。
http://www.gmanews.tv/story/152403/DFA-to-help-Pinoy-family-facing-Japan-deportation The assistance, the source said, includes servicesprovided by the Department of
Social Welfare and Development (DSWD) to help the child adjust in her new home, he said.
(フィリピン)外務省情報筋によると提供される支援には社会 保障開発省による子供(のりこ)への同化支援も含まれる。
http://www.mb.com.ph/node/198570