◇おしゃべり◇ |
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氷菓
(2012年春
) 物語(10点)、作画(9点)、WIKIPEDIA 、アニメ制作(京都アニメーション)、推理小説原作 |
姉の勧めで古典部に入部した折木奉太郎が、古典部の仲間たちとともに古典部や学園祭にまつわるミステリーを次々と解いていく・・・というのは表向きのストーリーであり、彼が古典部で出会った好奇心旺盛な少女(千反田える)に次第に惹かれていく様をミステリーを小道具として描き出す作品である。 つまり、この作品は基本的には折木奉太郎の視点に立ってストーリーが進行するが、彼にとって最大の謎は同級生の千反田の本心であり、彼は千反田に振り回されていくうちに次第に彼のモットーである安寧な省エネ生活を失っていくことになる。 これを千反田の視点から見ると、彼女がある目的を秘めて古典部に入り、そこで偶然出会った折木の意外な事件解決能力の高さと優しさに惹かれて、やがて彼に恋心を抱くに至り、彼女なりの方法で懸命に、そして用心深く、折木の心に入り込もうと画策していくストーリーということになる。 名作は2度目に鑑賞するときが面白い、というが、まさにそれを地でいく作品である。 | |
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艦隊これくしょん -艦これ-
(2015年冬
) 物語(-点)、作画(-点)、WIKIPEDIA 、アニメ制作(ディオメディア)、ゲーム原作 |
期待できそう。 |
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AKB0048
(2012年春
、2013年冬
) 物語(8点)、作画(9点)、WIKIPEDIA 、アニメ制作(サテライト)、オリジナル作品 |
アイドルグループAKB48の宣伝企画として制作されたために、放送当時はアニメ・コミュニティから警戒されたのか余り話題にされず、結果的にいまひとつ盛り上がらずに終わってしまった作品であるが、実際に視聴した人々からは「思いのほか優良作である」とする評価が多く出されており、色眼鏡を外して視聴してみると、確かに全編通して脚本・作画とも文句のつけようのない高クオリティで統一されている、掘り出し物アニメである。 本作品は、アイドル成長ものとしてはTHE IDOLM@STER(アイドルマスター)と互角といえる水準にあり、シリーズ構成・脚本を担当した岡田磨里氏によるヒロイン達のシリアスな感情描写も的確であり、少女たちが神懸り的な方法で襲名メンバーに選出されたり・アイドルの輝きという不思議な現象を引き起こしたりというSF要素もふんだんに取り入れられており、それに加えて、実在アイドルを本家取りした作品ならではの要素として作品中のキャラの本家を意識した描き分けも楽しめるという、非常にエンターティンメント性の高い内容に仕上がっている。 |
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蒼き鋼のアルペジオ ARS NOVA
(2013年秋) 物語(7点)、作画(8点)、WIKIPEDIA 、アニメ制作(サンジゲン)、青年漫画原作からの派生(別シナリオ) |
フル3DCGI作品でありながらキャラの内面描写も確り行われており、2013年の最後になってダークホース的な評判をとった異色作。 こうしたフル3DCGIが今後アニメ制作の新しい潮流となる可能性を垣間見せたという点で本作品はアニメ史上の重要なターニングポイントとなるのかも知れない。 |
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TIGER & BUNNY
(2011年春、2012年秋(劇場版第1作 The Beginning)、2014年冬(劇場版第2作 The Rising) 物語(TV版7点、劇場版第1作8点、劇場版第2作7点)、作画(TV版7点、劇場版第1作8点、劇場版第2作9点)、WIKIPEDIA 、アニメ制作(サンライズ)、オリジナル作品 |
包容力の高いオヤジ(成熟男性キャラ)萌え+精神に深い傷を持つが有能で美形の青年(イケメン若造キャラ)萌え。 ストーリー自体はさほど評価できるものとは思えないが、腐女子にキャラ人気が高いとする情報が多くあり、分かり易い解説を求む。 ただし主人公・鏑木T.虎徹(大都会で悪人を退治し市民を保護するヒーローを長年勤める正義感の強い超能力オヤジで、愛妻を病気で失っており、今は祖母の下に預けている10才になる娘を溺愛するパパでもある)は、周囲の同僚に対するさり気ない配慮も完璧な中々好感の持てるキャラに描かれており、同僚の女子高生ブルーローズが彼に恋心を抱いてしまうという展開も意外と納得できるものとなっている(ここら辺りに当作品への腐女子人気の秘密があるのかも知れない)。 なお、TV版第1話・第2話を再構成+新作エピソ-ドを追加した劇場版第一作(The Beginning) が2012年に公開され、続いてTV版最終回からの続編となる劇場版完全新作(The Rising) が2014年2月に全国公開された。 |
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中二病でも恋がしたい
(2012年秋
、2013秋(劇場版一部新作)、2014年冬
) 物語(7点)、作画(9点)、WIKIPEDIA 、アニメ制作(京都アニメーション)、ラノベ原作 |
中二病癖のせいで中学時代を「ぼっち(友達いない=一人ぼっちの略)」で過ごしてしまい高校進学を機にこの恥ずかしい悪癖から卒業しようと決めていた少年が、入学早々なぜか過去の自分と同じ症状の少女に付きまとわれてしまい、気になる美少女やクラスメート達に自分の過去がバレないかヒヤヒヤな毎日を送る羽目に。 優良アニメ(A級)で紹介した『STEINS;GATE 』に比べるとストーリー自体は今ひとつ捻りが足りないが、作画も演出も緻密で登場人物たちの感情表現にも無理がない。 サクサクと視聴が進んでしまう流石の面白さに加えて、最後にちゃんと“中二病でも恋していいんだよ”という好意的メッセージを届けるところは、やはりクオリティは高いと云わねばならない。 ただし2014年春に放送された第2期 はストーリー面で若干期待はずれとなってしまった。 ちなみに動画にある少女の眼帯は(11eyes やコードギアス でお馴染みの)「邪気眼」を封印するため必要なもの(笑)であるが、本作品の登場人物たちにはこのような特殊能力は一切ない。 |
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デュラララ!!
(2010年冬) 物語(6点)、作画(6点)、WIKIPEDIA 、アニメ制作(ブレインズ・ベース)、ラノベ原作 |
人物描写に深みが欠けるうえに相当にご都合主義的だが、ストーリー展開が全く先読みできない意外さがある作品。 |
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青の祓魔師
(2011年春、2012年冬(劇場版新作)) 物語(?点)、作画(?点)、WIKIPEDIA 、アニメ制作(A-1 Pictures)、少年漫画原作 |
古都系魔術的作品。数々のストーリーながら、鋼の錬金術師よりもイメージに無駄な場面も含まれているが、それ以外はしっかりとした良作。動画は劇場版のもの。 |
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鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星(劇場版新作)
(2011夏) 物語(?点)、作画(?点)、WIKIPEDIA 、アニメ制作(ボンズ)、少年漫画派生のオリジナル作品 |
美形に見立てた外見をしていながら、実は科学の知識と正義を描き出している最高の傑作。ワンピースの倍とも言われる強い偏見を持たれそうな作品だが、構成に雑な箇所が含まれているTV放送版(2003年、2009年)ではなく、劇場版一作(2005年)、そしてこの劇場版第二作を先ず見ると良いと思われる。 |
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作品名(20xx年季節) 物語(?点)、作画(?点)、WIKIPEDIA>、アニメ制作()、オリジナル作品etc. |
批評 |