麻生太郎の名言集

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麻生太郎の名言集 - (2009/01/23 (金) 06:53:36) の編集履歴(バックアップ)


「 わたしは、日本と日本人の底力に、一点の疑問も抱いたことがありません。 」
麻生太郎 (第九二代内閣総理大臣)


わたくし麻生太郎、この度、国権の最高機関による指名、かしこくも、御名御璽をいただき、
第九二代内閣総理大臣に就任いたしました。 

わたしの前に、五八人の総理が列しておいでです。一一八年になんなんとする、憲政の大河があります。
新総理の任命を、憲法上の手続にのっとって続けてきた、統治の伝統があり、
日本人の、苦難と幸福、哀しみと喜び、あたかもあざなえる縄の如き、連綿たる集積があるのであります。 

その末端に連なる今この時、わたしは、担わんとする責任の重さに、うたた厳粛たらざるを得ません。 

この言葉よ、届けと念じます。
ともすれば、元気を失いがちなお年寄り、若者、いや全国民の皆さん方のもとに。 

申し上げます。日本は、強くあらねばなりません。
強い日本とは、難局に臨んで動じず、むしろこれを好機として、一層の飛躍を成し遂げる国であります。 

日本は、明るくなければなりません。
幕末、我が国を訪れた外国人という外国人が、驚嘆とともに書きつけた記録の数々を通じて、
わたしども日本人とは、決して豊かでないにもかかわらず、
実によく笑い、微笑む国民だったことを知っています。
この性質は、今に脈々受け継がれているはずであります。
蘇らせなくてはなりません。 

日本国と日本国民の行く末に、平和と安全を。人々の暮らしに、落ち着きと希望を。
そして子どもたちの未来に、夢を。
わたしは、これらをもたらし、盤石のものとすることに本務があると深く肝に銘じ、
内閣総理大臣の職務に、一身をなげうって邁進する所存であります。 

わたしは、悲観しません。 

わたしは、日本と日本人の底力に、一点の疑問も抱いたことがありません。
時代は、内外の政治と経済において、その変化に奔流の勢いを呈するが如くであります。
しかし、わたしは、変化を乗り切って大きく脱皮する日本人の力を、どこまでも信じて疑いません。
そしてわたしは、決して逃げません。 
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第170回国会における麻生内閣総理大臣 所信表明演説 平成20年9月29日

ものごとを悲観的に考える人は多い。
危機に当たっては慎重さが絶対に必要だが、過度に悲観する必要はない。
日本は半世紀にわたって平和と繁栄を続けてきた。諸外国から尊敬されるモデルのひとつにもなった。
日本は経済力、技術力だけでない、魅力ある文化、世界が憧れるブランドもある。
われわれは日本と日本人にもっと誇りを持つべきだ。
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第76回定期党大会
平成20年 麻生太郎総裁年頭演説要旨

よき伝統を守り発展させる。伝統を守るために改革する。
それが私がめざす真の保守だ。
わが自由民主党がめざすべき道であるとも確信している。
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第76回定期党大会
平成20年 麻生太郎総裁年頭演説要旨

「日本」は、「日本人」は、その底力に、もっと自信を持っていい。
これまでと同様に、日本という国は、ピンチをチャンスに変える。
困難を必ず乗り越えることができると、 私は信じています。 
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麻生内閣総理大臣 平成二十一年 年頭所感