陸・海・空の武士道

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陸・海・空の武士道 - (2010/02/06 (土) 02:35:56) のソース

*敵兵を救助せよの完結版『海の武士道』
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*準国歌「海行かば」

現在の日本の国歌を知らない日本人は恐らく居ないと思います。
そう、「君が代」です。
天皇陛下を中心とした我が国の国家・国体が未来永劫繁栄していくことを願った素晴らしい歌であります。
では、皆さんは我が国の「準国歌」を御存知ですか?
最も、その歌が正式に我が国の準国歌として存在していたのは昭和廿(西暦1945)年以前、つまり大東亜戦争終戦以前のことですから御存知でなくとも無理はありません。
その歌とは「海行かば」です。
曲名を聞いたことのある方も少なくないのではないでしょうか?
この項目では、その「海行かば」の精神を皆さんにお伝えしようと思います。
百聞は一見にしかず(とは少し違いますが)。まずは以下の動画で実際に聞いてみてください。
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如何でしょうか?日本精神を象徴するかのような重厚で素晴らしい曲調が伝わったかと思います。
因みに、歌詞は以下のとおりです。

海行かば 水漬(みづ)く屍(かばね)
山行かば 草生(くさむ)す屍
大君(おおきみ)の 辺(べ)にこそ死なめ
かへ(発音:え)りみは(発音:わ)せじ
(長閑(のど)には死なじ)

最後の部分に括弧で書かれた部分があるのは、この歌には終わりのみ2通りの歌詞があるからです。
歌詞の出典は「賀陸奥国出金詔書歌」と「陸奥国出金詔書」ですが、「賀陸奥国出金詔書歌」の場合は「かへりみはせじ」、「陸奥国出金詔書」は「長閑には死なじ」となっております。
曲のほうも、色々な時代に様々な作曲がされているようですが、最も有名なのは上記動画でもご紹介した曲で、昭和十二年に「信時潔」氏が作曲した物です。
戦前に「準国歌」の指定を正式に受け、大東亜戦争中にも良く歌われたそうです。
戦後になっても演奏されたり歌われる機会は多々ありますから、聞いたことのある方も多いかと思います。
それでは、この歌の意味を解説します。

海行かば 水漬く屍
(海を行くなら水に漬かる屍ともなろう)

山行かば 草生す屍
(山を行くなら草の生える屍ともなろう)

大君の 辺にこそ死なめ
(天皇陛下の為ならば自分の命を投げ出して悔いはないのだ)

かへりみはせじ 
(決して後ろを振り向くことは無いだろう)

つまり、短く噛み砕いて説明すると「我々大和民族は御国の為天皇陛下の為にいつでも喜んで命を差し出そう」と言ったような内容になります。
現代の一般的な考え方からすると少々過激過ぎではありますね。
しかし、軟らかな表現に意訳すれば「命すら投げ出す覚悟で天皇陛下に忠誠を誓う」と言った形になります。
こうすれば、なんらおかしくない日本人として当然の覚悟を表したものになります。
そもそも、(絶対君主制にせよ立憲君主制にせよ)君主制が布かれた国の臣民(国民)は皆、(たとえそれが形だけであろうとも)君主の忠実な僕(しもべ)となるのは当然のことです。
そういう意味では、この歌は日本国臣民が心がけるべき当然のことを――しかし、今ではそれが出来ていない人が多い――謳っているのです。
まさに「準国歌」に相応しい歌なのではないでしょうか。