財務省が平成24年5月1日付で朝日新聞平成24年4月5日付朝刊記事について同省HP上で抗議を行っています。



  同省は4月5日当日に、書面で朝日新聞社に対し、当該記事の内容が事実と異なるものであり、訂正を求める抗議文をだしました。



  これに対して朝日新聞社の対応が無しの飛礫と言うことだったようで、財務省は4月13日に再度の抗議文をだしました。
  (財務省側は抗議文だけでなく、財務省担当記者とかを通じて色々なアプローチをしていたと思うのですが)



  なお、相当時日経っても、朝日新聞社は以下のような(読売新聞5月1日の記事より抜粋)対応で、

    朝日新聞社広報部は「当社の取材で得られた情報と認識の違いがあり、その点について財務省に説明しているところです」としている。

  これに業を煮やして上記の様なHPでの抗議に至ったようです。再度の抗議文から実質3週間経っても、朝日新聞はまだ説明している最中なのだそうです。
  朝日新聞には当然に省庁担当記者として財務省担当記者もおり、財務省には記者クラブもあることですので、普通なぁなぁで物事が進むのではないかと思われますので、財務省がHP上で抗議文を二通も曝し抗議をするなど異例かつ極めて重大なことかと思えるのですが。

  朝日新聞購読者としてここで注目にしたいのは、5月2日に至っても、朝日新聞社は同紙紙上において上記についての記事記述を一切掲載していないことでしょう。
  朝日新聞は、なお上記のようななぁなぁで何とか、と言う対応で収拾を謀り購読者に対し説明をせずに、事実無根な記述を垂れ流したままにするつもりのようです。
  本稿表題のような姿勢なんでしょうかね。どれだけ購読者を見下し、愚弄しているんだか。さすが朝日クォリティー。

                                               OP.20120502


   さて、平成24年5月9日朝日新聞朝刊34面にこんな記事が、

   

   自分のところに来ている抗議文について、購読者に対して知らぬ顔の半兵衛を決め込むくせに、これは何なのかなぁ。
  内部監査で不適切な支出と指摘されて、秘書の渡航費用等を全額返還したんだよね。返還したのは誰の懐からかな?
  非上場企業は良いね、内部監査部門が誰に責任を負っているか解らんから。

                                            追記 OP.20120509

最終更新:2012年05月09日 22:56