名前:イヴォルフ=シュトルツ(由来:シュトルツ→ドイツ語で「誇り」)
性別:男
属性:火(摂取型)
出身:帝国(裕福層)
職業:帝国の騎士団長
《外見》
武器:特注で鍛えられたショート・ソード。一般的に支給されるものだが、
イヴの力量に合わせるように改良されている。
髪:ミディアムロングの右目隠れ。灰と茶が混ざった色合い。
眼:インディゴ。片目は一閃で切られており瞼が開かない。
不定形魔法を片目に付加させる事により、一時的に視力を回復している。
魔法が宿ると青炎を纏ったかのように煌めく。
身長:男性として平均値の少し下。コンプレックスの為、シークレットブーツを使用して割増しているとか。
《内面》
性格:厳格で騎士道を重んじる。部下や親しき相手を想う心優しい面もあるが、
それ故に自己犠牲の精神が強い。独りで抱えがちで、時に周囲を心配させる事も。
経歴:帝国の裕福層にいる騎士団の長男で、長年帝国へ仕えてきた。
騎士団長である父に憧れ、死後はその後を継いで数々の活躍を残してきた。
政権交代時になると、騎士団の存在を危惧した上層部により壊滅にまで追いやられる。
幸いにも先々代騎士団長と隠密部隊隊長らの助言により、騎士団の解体は免れる。
代わりに上層部の言う事に何でも従うという条件を付けられてしまい、心身ともに責められる。
それでも、いつの日かあの頃の帝国を取り戻せると信じ、健気に尽くしている。
政権がまだ変わったばかりの頃、新政権に対し反発的な国民が多かった。
あからさまな差別に法外な税収、あげたらキリのない理不尽な政策への不満を、
彼らは騎士団へと訴えていた。イヴ自身もまた、帝国への不信感を募らせていた。
その頃、力を付けていた騎士団がレジスタンスとして反旗を翻すのではないか、
と上層部は危惧していた。その為、直接イヴへ騎士団の解体について交渉を行い、
早期に不安材料を取り除こうとしていた。しかし、イヴはこれを拒否。
響きの良い条件を付けても、イヴは一向に態度を変えなかった。
痺れを切らした上層部は、ついにイヴを秘密裏に始末しようと目論み、彼に
とある任務を課した。
『王国の周囲を観察し、状況を纏め報告する事』
一見、何の変哲もない任務であったが、騎士団が王国が治める地域へと至った瞬間、
王国の軍から奇襲を受けた。軽い装備しか持ちあわせていなかった為、
騎士団は大打撃を受けた。実はこの任務には裏があり、彼らが来る事は事前に、
王国へ知らされていたのだ。帝国の隠密部隊によって…
逃げるイヴはその際、片目に傷を受け、更に庇った部下が目の前で死んでしまう。
傷だらけになりながら近くの鉱山へと逃げたが、気が付けばイヴ以外の部下は全員死亡。
ショックを受けたイヴは逃避からか、自殺を図る。【偽りの任務】を知ったトルテが駆けつけ、
幸い、彼は一命を免れた。上層部の目的である、イヴの暗殺は失敗に終わったが、
代わりに【任務失敗】という責務を盾に騎士団の解体を迫る。
しかし、先々代騎士団長と隠密部隊隊長の助言により、騎士団解体は回避された。
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... |
…その代わり、イヴの容姿と精神に目を付けた隠密部隊隊長は、こう条件を付ける。
『その代わりに、貴方方の言う事をなんでも聞いて頂けるそうです。…例えば、夜伽など。』
その意味をイヴは知らないわけではなかった。しかし、存続する為に残された道はそれしかないのも、
また事実であった。初めの相手は、その隊長で業務的に淡々と奪われ、開発された。
相手を悦ばせる為だとあらゆる手を教えられ、仕込まれた。時に気絶するほどの熱を与えられ、
理性を飛ばし、尊厳を削り取られた。いっそ殺してくれと縋れば、その程度の覚悟かと唆される。
今では理性が拒否をしても、身体は嫌でも反応するように開発されている。
夜伽の後は後処理を自分でしなければならない為、部屋に戻り後処理をした後は、
疲れ果てるまで泣いている。
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イヴの身体には片目の傷の他に、この時に負った傷が腹部にある。
《台詞》
一人称:「私」
二人称:「貴方、お前(親しい相手に)」
《呼び名》
帝国勢は基本呼び捨てが多い。目上や地位が上の者には役職名か~殿。
他国相手も同様。
アンジェリカ:「アン」
「騎士団長イヴォルフだ。お互い、悔いのない戦いにしよう。」
「貴方のような騎士と出会えて、…私は幸せだ。」
「グルート!脇の締め方が甘い、それでは剣を弾かれるぞ!」
「…頼むから、後ろから抱き着くのはやめてくれないか?トルテ。」
【関係者】
名前:アンジェリカ=シュトルツ
性別:女
属性:無(摂取型)
出身:帝国(裕福層)/高山の国(現在)
職業:貿易商
概要:赤いドレスと天然パーマのロングヘアーが特徴なイヴォルフの妹。
職業上どのような相手でも臆すること無く強気な態度で対応するが、兄であるイヴォルフが近くにいると、
本来の人見知りな性格が浮き出てくる。
イヴォルフに負けず劣らず剣の腕前だが、魔法は壊滅的。
無属性ではなく兄とお揃いの火属性を身に付けたいと修練に励むが、なかなか習得出来ず。
しかし感情が高ぶると無意識に魔法を発動しやすく、物が浮き始めると垂れ流しになっている合図。
幼少期は家族と共に帝国で暮らしていたが、現在の夫と出会い、彼の故郷である高山の国へと移り住む。
時折帝国にある屋敷へと帰り、イヴォルフに顔を見せている。
高山の国に住んでいた頃に
カーラと出会い、彼女と仲良くなる。
《台詞》
一人称:「私(ワタクシ)」
二人称:「貴方、貴女」
三人称:「~様、~さん(親しい相手)」
《呼び名》
イヴォルフ:「お兄様」
「アンジェリカ=シュトルツと申しますの、どうぞよろしくお願い致します。」
「お兄様!お久しぶりですわ!」
「わ、私はアンジェリカともうします…の…。あの、お兄様がお世話になっています…!」
「~~~っ人の気も知らないでぇ…!貴方って!最低ですわね!!」
最終更新:2015年08月12日 22:00