けいおん!澪×律スレ @ ウィキ内検索 / 「短編175」で検索した結果

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    ...3 SS144 短編175
  • 短編175
    投稿日:2010/11/23(火) 02 39 28 律は私のお嫁さん。 でも律ったら「私が夫だ!」なんて言い張るんだ。 家事が完璧で、料理も得意で、気遣い上手で、とっても優しくて、すごくかわいくて。 まるでお嫁さんの理想じゃないか。 そんな律が私の旦那さんなわけないよ。 今日は良い夫妻の日。 律と一日中一緒に居よう。 それで分かってもらうんだ、律が私のお嫁さんだってこと。 澪は私のお嫁さん。 だけど澪ってば「私が夫だな」なんて言うんだ。 美人だけど怖がりで恥ずかしがり屋で、誰よりも乙女で。 誰にだって優しくて、誰よりも繊細で。 それこそ絵に描いたようなお嫁さん。 そんな澪が私の旦那さんであるはずがない。 今日は良い夫妻の日。 澪と一日中一緒に居よう。 それで分かってもらうんだ、澪が私のお嫁さんだってこと。 何をするでもなく、た...
  • 澪×律 別荘地 19
    ...ゃん!澪ちゃん!」 短編175 律は私のお嫁さん。 SS144 律「みおーお昼ごはん何食べたい?」 短編176 「今宵あなたを頂きます」 短編177 「みーおー」 短編178 春からの大学生活、夢にまで見た律との共同。 短編179 今日は少し澪の様子がおかしい SS145 律「唯!誕生日おめでとう!」 短編180 「いいか律」 短編181 律「澪!?」 短編182 律が死んだ…交通事故だった ROCK!! 「律ー、行くぞ」 トップページ
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  • 澪×律 3
    トップページ 澪×律 3 SS一覧 澪×律 3 まとめ1 澪×律 3 まとめ2 澪×律 3 まとめ3 題 1行目 短編1 目の前には両手の自由を奪われた律が澄まし顔で寝ころんでいた 短編2 ああ、今何時?朝……ではないかな。 短編3 「み〜お〜」 髪の長い男の子 私の悪い癖、夢中になると周りが見えなくなる、 短編4 部活も終わり、今は帰ってる途中。 短編5 「み〜お〜こっち向けよー」 短編6 ひとしきり泣いた後寝てしまった。 SS3 女子校だからそういうのがあるのは知っていた。 SS4 …一体なんだと言うんだこの状況は 短編7 今日は一人。一人で寝る。いや、 短編8 「おーいみんなもうすぐ年明けだぞ〜。…って寝てるし!!」 短編9 今日は体育祭。目立つのは嫌なのにアンカーに抜擢されてしまった。 SS5 雨の強い日だった。 SS6 君と私は釣り合わない 短編10 合宿...
  • 短編17
    「このままでも良いんだけど・・・・・眠くなっちゃったから膝枕して欲しい」 「ん、良いぞ」 澪はあたしが横になりやすいように体勢を整えてくれた。あたしはゆっくりと横になり、澪の太ももに頭をのせる。 「へへっ、澪の足柔らかくて気持ちいぃ」 「お前は変態オヤジか」 こういう状況でもツッコミを忘れない澪だけど、あたしのお腹を撫でる手は優しくて、何より暖かい。 手を繋ぐといつも澪の手は冷たいなぁって感じるのに、なんでだろうな。 「痛みを全部とってあげる事は出来ないけど、和らげる事ぐらいは出来るからさ。また痛くなったら言いなよ?」 「・・・ん、ありがと、みお」 澪のおかげでさっきより全然痛くなくなったよ。でも、ごめん。もうほとんど意識が夢の中なんだ。 起きたらちゃんと伝えるから、それまでちょっと待っててな。 ...
  • 短編176
    投稿日:2010/11/24(水) 23 17 18 「今宵あなたを頂きます」 予告状にあったのはただそれだけ。 私たちはこの予告状の裏に隠された、あのやっかいな怪盗の本当の狙いを見つけ出すことから始めた。 どんな警備もどんな仕掛けも簡単に潜り抜け、気がつけばお宝を颯爽と奪っていく。 この件を指揮している私にしてみればいい迷惑だ。 しかも奪ったお宝は、次の日には持ち主のところに返却されている始末。 おかげで世間は『怪盗りっちゃん』などとはやしたて、ちょっとしたスターのようになっている。 …相手は犯罪者なんだぞ! 「ふぉぉ…澪ちゃん、いつにもまして気合が入ってるね!」 「唯…なんたって琴吹財閥の有名なお宝だからな。警察の名誉にかけても今日こそ捕まえてやる」 「そうだね!私も警備頑張るよ!」 私たちの捜査から、『今宵あなたを頂きます』というの...
  • 短編172
    投稿日:2010/11/22(月) 20 32 01 11月22日夫婦の日 ってことで今日はさんざんクラスメイトのおもちゃにされた。 なんでも私と律は夫婦だというのだ。リズム隊のことかと思ったら… 「いっつも二人一緒だもんね~」 「遅刻する時まで一緒とか」 「りっちゃん、美人のお嫁さんちゃんと守ってあげなよ~」 なんていっている。それに対してとなりのばかは 「おう!任せとけ!澪のことは私が幸せにするぜ!」 なんて火に油を注ぐものだから拳骨一発で黙らせておいた。 まあ、うれしいんだけどな。でもちょっと突き放しておこう。 よく見ると教室の隅で唯とムギがにまにましている。あいつらが黒幕か。 放課後の部室でもこの流れは止まらない。 「今日はりっちゃんと澪ちゃんの日ってことで盛り上がったんだ~」 「ああ、11月22日で夫婦の日ってやつですか」 なんですぐわか...
  • 短編170
    投稿日:2010/11/22(月) 01 23 05 私が律の部屋で雑誌を読んでいると、持ってきたお茶を机に置き 律がぴったりと横にくっついてきた。 なぜかというと、それは寒いから。こうして暖をとっているというわけだな 冬の風物詩・・・とまではいかないが、冬になるといつもこんな感じ。 「なに読んでるの?」 「さっきお前が読んでたの」 「おー。写真が多めでいいだろぉ」 「私はインタビューのが好きだな」 この密着状態で非常にどうでもいい会話を繰り広げる 顔が近いから耳に息がかかってくすぐったい。 少しすると会話も途切れ、若干の沈黙が広がる その沈黙に若干浸っていると、私の肩を軽く叩き 律が尖らせた口をこちらに向ける 軽くため息をついたあと、その口を味わってやると そいつは頬を赤くし、嬉しそうな表情を広げた。 ここまで全部「いつもこ...
  • 短編173
    投稿日:2010/11/22(月) 22 03 47 「いい夫婦の日かあ」 ポツリと澪が呟いた。 「なんだあ澪?そんなに私との夫婦っぷりをアピールしたいのか?」 「ん…」 澪が私の肩に頭を乗せる。 学校も終わり、澪の部屋のベッドで二人寄り添うように座っている。 「学校でさんざん冷やかされちゃったなあ」 「そうだな。特にムギのやつ、明後日会ったらゲンコツしてやる」 私が軽く握り拳をつくると 「ふふっ、それじゃ逆にムギは喜びそうだ」 「確かに」 二人で笑いあう。 「でも、クラスの子達は本当に私達がこんな関係だとは思ってないよな」 「だろうなー」 「律…好き」 「私も」 そっと唇を重ねる。 「でも、たまに不安になる。やっぱり世間からは認められないし」 「澪…」 「クラスの子達も私達が本当にこんな関係だって知ったら…」 「だいじょーぶっ!!」 少し...
  • 短編177
    投稿日:2010/11/25(木) 07 21 44 「みーおー」 自分でも引くくらい甘い声をあげて、彼女に抱きつく、すると やめろーと口では拒みながらも彼女は私の腰に手を添え、 きゅうっと抱きしめ返してくれる。 彼女はとても押しに弱い 私が無茶なお願いをしても、彼女は愚痴を挟みながら受け入れてきてくれた。 私は彼女のそんな部分に今まで甘えてきたんだな でも、それは一方でとても心配な部分である もしどこぞの男や女に詰め寄られ、告白されたとして 相手の押しが強ければ強いほど、澪は抵抗の手段を失う そんなこと、考えただけで背筋が凍る。 しかし決してありえないことじゃない 彼女は女性として、そして人間としてとても魅力的。 少しでも彼女と接すれば、たいていの人間は恋心とまではいかずとも 並々ならぬ好意を抱いてしまうことは自明だ その好...
  • 短編178
    投稿日:2010/11/25(木) 21 21 33 春からの大学生活、夢にまで見た律との共同。 だけど現実は…… 「りつー!おかえり……」 帰ってきた律に声をかけに行くと律の後ろに見える女に胸が詰まる 「ただいま、みお、今日は友達連れてきたから一緒に食事しようぜ!」 「こんばんは、秋山さん。お邪魔するね?」 「あ、うん……」 _____ ___ _ こんな調子でしばしば律は友達を連れてくる いまだに律以外にまともに友達ができない私を余所に、律は持ち前のコミュニチィー能力を大学でもいかんなく発揮し次々友達をつくっていった (私だけじゃダメなのかな……?私は律さえいればそれでいいのに…) ……駄目だ。律はただ友達を作ってるだけなのに、また思考がよくない方にループしている 自己嫌悪...
  • 短編179
    投稿日:2010/11/25(木) 23 38 20 今日は少し澪の様子がおかしい 律「澪~、どうかした?」 澪「え?」 どこか間の抜けた返事 澪「どうかしたの?」 律「いやさ、なんか今日の澪はなんかいつもと違うような気がしてさ」 澪「? そう見えるか?」 律「うん、なんか変」 澪「…」 急に黙ってしまう澪 律「ど、どうしたんだよ急に黙って…」 不安そうに訪ねてみる 澪「実はな律…私…」 律「…」 澪「律に仕える身みたいなんだ」 そう真顔で言われた 律「…はい?」 澪「だから律に仕える身なんだって」 律「澪…」 律「熱でもあるんじゃないか?」 そう疑わざるを得ないよね 澪「熱なんかないよ、ほら」 澪の額に手をやると確かに熱はない 律「何かの冗談なのか?」 ...
  • 短編174
    投稿日:2010/11/22(月) 22 38 08 まったく、澪が悪いんだ 今朝も澪のせいで遅刻しそうだ 澪が夢に出てきたせいでベッドから出られなくなった 澪にもう一度会いたくて二度寝してしまった まったく、澪が悪いんだ 澪のせいで朝ごはんも食べれなかった 「いつものとこで待ってるぞ」なんてメールくれるから 私の心はウキウキしてもうご飯も食べていられない まったく、澪が悪いんだ 澪のせいで朝から汗だくだ でも澪が待っててくれるって思ったらもう駆け足がとまらない お陰で息も切れ切れだ 「みーおー」 もうすぐ、この坂を上れば澪が待ってる 朝寝坊したのも、朝ごはん食べれなかったのも、朝から汗だくなのも、全部全部澪のせいなんだからな それでも澪が見えたとたん全部吹っ飛んでうれしくなっちゃうのも澪のせいなんだからな 「律ー、おそいぞー...
  • 短編171
    投稿日:2010/11/22(月) 01 54 23 私は澪のベースが好きだ。 私の走り気味なドラムに優しくブレーキをかけてくれるようなベース。 でもそれだけじゃない澪らしい私をそしてみんなを支えてくれるようなベース。 私のわがままになんだかんだで付き合ってくれて面倒も見てくれる澪そのもの みたいだ。 私と澪でつくった土台に唯のムギの梓の音が重なってつくられるHTTの音楽が 大好きだ。 私は律のドラムが好きだ。 走り気味だけどパワフルで活きのいい律のドラムが好きだ。 本人にはいわないけど律のドラムが走っちゃうこと自体もけして嫌いじゃない。 まるでいつも私を引っ張っていってくれる律そのものみたいだから。 私と律でつくったリズムに唯のムギの梓の音が重なってるくられるHTTの音楽 が大好きだ。梓がみんなで演奏するとなぜかいい音楽になるという言葉もうな ずけ...
  • 澪×律 別荘地 22
    トップページ 澪×律 別荘地 22 まとめ1 澪×律 別荘地 22 まとめ2 澪×律 別荘地 22 まとめ3 題 1行目 SS175 律「みんな来ないなー」 短編198 「みおー」 SS176 澪「ベース? 助っ人?」 短編199 最近の律はバイトばかり。 SS177 澪が熱を出した。 SS178 さて、ここにココアの入ったマグカップがある。 SS179 「澪先輩、首筋何かついてますよ」 SS180 「む…むり!やっぱむり!」 短編200 真っ暗な部屋の布団の中で二人、お互いに求め合う。 短編201 流れ読まないようでゴメン。 SS181 律「デートってもたまには散歩もいいなあ」 イノセント 「律、今何か聞こえなかったか?」 SS182 三ヶ月…。 SS183 今年もやってきましたバレンタインデー。 短編202 私は複雑だった。 短編203 「ひゃんっ」 SS184 ...
  • 澪×律 別荘地 17
    トップページ 澪×律 別荘地 17 SS一覧 澪×律 別荘地 17 まとめ1 澪×律 別荘地 17 まとめ2 澪×律 別荘地 17 まとめ3 題 1行目 短編151 「いいか、ここはテストに……」 短編152 律はその性格に似合わず、得意とするゲームのジャンルは 17-330 「別についてこなくてもいいのに」 SS116 体育祭が嫌いだった。 17-396 「憂ちゃんくれ!」 SS117 なんだか最近の私はちょっとだけおかしい。 SS118 「くしゅんっ」 SS119 今日は10月31日、ハロウィン。 トップページ
  • 澪×律 別荘地 19 まとめ2
    ... 律は私のお嫁さん。短編175   413 :軽音部員♪  2010/11/23(火) 11 23 17   律「みおーお昼ごはん何食べたい?」SS144   414 :軽音部員♪  2010/11/23(火) 11 30 38   澪「りーつ」SS144   415 :軽音部員♪  2010/11/23(火) 12 10 08   澪「あのー律さん?」SS144   442 :軽音部員♪  2010/11/23(火) 21 18 25   なんでりっちゃんは丘とか屋上で「みいいいおおおおお大好きだあああああ」って絶叫してるのがこんなに似合うんだろう   445 :軽音部員♪  2010/11/23(火) 22 08 32   熟年夫婦のような落ち着きや絆の強さを見せる一方で 442みたいに清涼飲料のCMとかやれそうな爽やかさや甘酸っぱさをも持ち併せている…改...
  • 澪×律 別荘地 11
    トップページ 澪×律 避難所 11 SS一覧 澪×律 別荘地 11 まとめ1 澪×律 別荘地 11 まとめ2 題 1行目 短編108 澪の部屋、何時ものように突撃かましてみた。 短編109 「こういうお菓子ってたまに何故か無性に食べたくなるよな」 短編110 「おーっす、澪。ダラダラしにきたぞ」 雨の中かき消された細い声が 「いや~まさか降るとは思わなかったな。」 短編111 「なぁ!律、律っ!聞いてるのか?!」 短編112 学校帰り、律はフラッと私の家に立ち寄ると部屋に入るなりカバンの中からあるものを取り出した。 SS94 いつも一緒に居た。 短編113 あつい、あつい、あつい。 短編114 インターホンがなった。続いて玄関の開く音と共に聴きなれた少し低い声。 SS95 二人きりの時でも、基本的にお互い勝手に過ごしている。 短編115 中学を卒業して、高校に入ったらあ...
  • 澪×律 別荘地 21
    トップページ 澪×律 別荘地 21 まとめ1 澪×律 別荘地 21 まとめ2 澪×律 別荘地 21 まとめ3 題 1行目 SS153 最近どうも心がムズムズしておかしい。 地獄のクリスマス 12月24日夜。ただいま秋山澪はピンチです。 短編190 唯達に私と律が仲良くなるきっかけとなった出来事を話した日。 SS154 クリスマスイヴ。 SS155 「うぅぅ~/////」 短編191 大学を卒業して一人暮らしを始めた私。 SS156 12月25日。今日はクリスマスだ。 SS157 軽音部でパーティーをするのは、とても楽しい。 SS158 寒さに身震いして目が覚めた。 SS159 クリスマスが終わった。 SS160 その朝、りっちゃんが私のお家に来ました。 SS161 澪「はぁ…」 SS162 ふっふっふ。今日は待ちに待ったねんぷちの発売日。 短編192 後ろから抱きしめ...
  • 澪×律 別荘地 18
    トップページ 澪×律 別荘地 18 SS一覧 澪×律 別荘地 18 まとめ1 澪×律 別荘地 18 まとめ2 澪×律 別荘地 18 まとめ3 題 1行目 SS120 「澪、行くぞ―」 SS121 もう時間は深夜の一時 SS122 今日は大変だった。 SS123 「仲間内で飲み会やるんだけど秋山さんもこない?」 SS124 ん・・・あれ、ここ どこだろう・・・ SS125 マフラーを編んでみようかな。 短編154 私はヒモりっちゃん。 SS126 律が風邪をひいた。 SS127 「私はヒモりっちゃんだ!」 短編155 平穏な日々。 短編156 「せんせー!ちょっと休憩しましょうよー」 短編157 「……澪、なんか、揺れてないか?」 SS128 授業と授業の合間の休憩時間に、私は保健室を訪れた。 短編158 「今日はどっちにする?」 短編159 「田井中ってさ~秋山さんと...
  • 澪×律 別荘地 16
    トップページ 澪×律 別荘地 16 SS一覧 澪×律 別荘地 16 まとめ1 澪×律 別荘地 16 まとめ2 題 1行目 短編138 ○月○日(日) 短編139 気温も下がり、季節はすっかり秋 短編140 「ポッキーゲーム、しようか」 SS110 特に用事はなかったし、拒否権もなさそうだったので渋々ながら律の家に行ってみる。 短編141 りつのかんさつにっき 2ねん1くみ あきやまみお SS111 「い、いらっしゃ……って、秋山さん?」 短編142 部活からの帰り道 SS112 香りのいい紅茶を楽しみながら、特に何をするということもなく、 SS113 澪はああ見えて甘えるということをしない。 短編143 家を出る時にママは言った 短編144 「私達男女だったら付き合ってたかな~?」 短編145 「雨、すごいな」 SS114 本当に今日はついてない SS115 「…ふぁ...
  • 澪×律 別荘地 10
    トップページ 澪×律 避難所 10 SS一覧 澪×律 別荘地 10 まとめ1 澪×律 別荘地 10 まとめ2 題 1行目 SS89 出会ってから、ずっと。ずーっと、募っていった想い。 SS90 いつも通りの朝、いつも通りの登校。 短編100 -みお!どっか出かけようぜ-! 短編101 「律、そろそろ寝るぞー」 短編102 本日休み、昨日は金曜日。約束特になし、いつもの自室と・・・ 短編103 少し風が強くて、窓のきしむ音が気になって・・・そんなこんなで眠れない夜 卒業 「いよいよ卒業だな」 短編104 「なぁ。私と組むのは、嫌なのか?」 短編105 澪を慕う人はたくさんいる。ファンクラブもできたり、 夜のりったんみおたん 澪が来るのを待つ夜は、どうしてこんなに胸が高鳴るんだろう。 SS91 すっかり町中が秋から冬への衣替えを済ませた高校三年の十二月初め。 短編106 ...
  • 澪×律 別荘地 20
    トップページ 澪×律 別荘地 20 まとめ1 澪×律 別荘地 20 まとめ2 澪×律 別荘地 20 まとめ3 題 1行目 SS146 木の板と、羽の先の木の実がぶつかる音。 SS147 今日は軽音部のみんな+憂ちゃんで初詣に行ったあと。私の家に集合。 20-198 夜中に、一人ベッドにくるまっている私。 20-200 律が初めて私の家に泊ったのは、私が9歳、律が10歳の時だったんだ。 短編183 『世界を敵に回しても君を守るよ』 SS148 「りっちゃんと澪ちゃんこないねー」 短編184 「澪、私が悪かったよ。」 SS149 ○月△日 木よう日 はれ 20-439 律「澪のやつ日記なんてつけてたのか。…なんか面白そうだからちょっと見てみよっ」 短編186 X月X日 短編187 今日は私の部屋で過ごす。そう決まったのは少し前。 短編188 「プレゼント代かさむなぁ…」 S...
  • 澪×律 別荘地 13
    トップページ 澪×律 避難所 13 SS一覧 澪×律 別荘地 13 まとめ1 澪×律 別荘地 13 まとめ2 題 1行目 別れは唐突に...... 「なぁ……澪って幽霊、嫌いだよな?」 短編123 昨日まで澪は2泊3日の家族旅行 短編124 「ねえ、澪。」 SS102 「最近、怖い話とかやんなくなったよなー」 SS103 小学校時代、ちょっかいを出した時に見せる泣きそうな表情が可愛くて、毎日のようにちょっかい出してたっけ。 SS104 「はー・・・進まないなこれじゃー。」 SS105 〇月〇日 短編125 澪「なんで律は歌詞を見せなかったんだ?」 短編126 澪「わたしはロミオ……あっ」グイ 短編127 「劇の練習もあとは通しで細かい修正をするだけだな!」 トップページ
  • 澪×律 別荘地 14
    トップページ 澪×律 避難所 14 SS一覧 澪×律 別荘地 14 まとめ1 澪×律 別荘地 14 まとめ2 題 1行目 短編128 ロミオ役が澪になった時、嬉しい反面、不安で仕方なかった。 短編129 ――私は見慣れた場所に立っていた。 ここは体育館のステージ裏。 短編130 ライブが終わった。 短編131 作詞が捗らず、気分転換に部屋を整頓していると懐かしいノートを見つけた。 短編132 そろそろ夜も深まってきた頃、律のサプライズ誕生日会はお開きになった。 SS106 8月21日。 トップページ
  • 澪×律 別荘地 15
    トップページ 澪×律 別荘地 15 SS一覧 澪×律 別荘地 15 まとめ1 澪×律 別荘地 15 まとめ2 題 1行目 短編133 8月31日・・・いつもならエンドレス・ホームワークを背負い、 短編134 「転校、することになったんだ」 短編135 チュン チュンチュン 短編136 寒いくらいに冷房が効いた部屋。 SS107 アパートのベランダに出る。吸い込めば、肺の中にじんわり広がっていくのが感じられるぐらい SS108 最近、澪がおかしい。 短編137 「律、お昼にするか」 SS109 「澪、キス、しようよ」 あのあと 全部、終わってしまった 朝チュン 今が、きっと一番幸せなとき。 トップページ
  • 澪×律 別荘地 12
    トップページ 澪×律 避難所 12 SS一覧 澪×律 別荘地 12 まとめ1 澪×律 別荘地 12 まとめ2 題 1行目 SS96 紬と二人で遊びに行って以来、律と紬の距離は一層近くなっていた。 短編120 「律、特訓しよう!」 SS97 「律ー?」 短編121 私は冷房の温度をちょっと低めに設定するのが好きだ SS98 外のあまりの暑さに負け、エアコンをつけている私の部屋。 SS99 「りっちゃんってさ、弱み見せないよね」 SS100 私は律に依存しているのかもしれない。 短編122 夢の世界から現実へと引き戻す鐘の音が喧しく鳴り響き、目を覚ます。 Good smell 「だーれかいるかー?」 SS101 いつから友達じゃなくなってしまったのだろう。 トップページ
  • 短編117
    投稿日:2010/07/04(日) 06 18 54 律と二人。花火を見てる。 打ち上がっては消える花火は綺麗だけど切ない。跡形もなく消え、煙だけが残る暗い空。 「なぁ、みおー、花火ってさ、あんなにでかくて月まで届きそうだよな」 「届くわけないだろ、そんなことになったら宇宙は火事だ」 律が腹を抱えて笑う。ああもう、浴衣なんだから足ばたばたするな。 「でもさ、」 律が涙目をごしごししながら話し出す。 「あたしが月で、澪が地球に生まれたりしなくてよかった」 「どういうこと?」 「それじゃあ遠すぎて一緒に花火見るどころか澪の顔だって見れやしないだろ」 花火に照らされる律の横顔は真剣だった。 ばかりつ。もしもそんなに遠いところに行ったら、許さないからな。 ぎゅっと律の手を握ると、切ない気持ちがどこかに消...
  • 短編1
    目の前には両手の自由を奪われた律が澄まし顔で寝ころんでいた なにがどうなってこうなったかというのは衝動が原因としか言いようがない 私のベッドの上に当たり前のように寝ころんでいた律の腕を、 なにを思ったか、私がそのへんに置いてあったタオルで縛ったというだけのこと 最初のうちは律も多少焦っていたようだが、私の表情を見て何かを悟ったのか、急に落ち着きを取り戻した 「…んで澪、なんかするの?」 「………少しは怖がらないのか」 「別に……知らない奴にやられたってんなら怖いけどさ、澪じゃん」 そうだ。律は私には所詮大したことは出来ないと高をくくっている 実際そうだから腹が立つ。 腕を縛り終えた頃にはもう私の衝動は半分消えていて、今の状態を自問自答していた。 ここで意地を見せないと……律にいつも攻められっぱなしでは私だって気が済まない 私は乱暴な手つきで律の胸を鷲掴みにした 「...
  • 澪×律 別荘地 19 まとめ1
    澪×律 別荘地 18 まとめ3|澪×律 別荘地 19|澪×律 別荘地 19 まとめ2   以下は、http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/7708/1289917764/から引用   【けいおん!】澪×律スレ 19 1 :軽音部員♪  2010/11/16(火) 23 29 24   けいおん!の律澪が激しく愛し合うスレ   4 :軽音部員♪  2010/11/17(水) 01 35 31   「……澪?」SS136   5 :軽音部員♪  2010/11/17(水) 01 37 17   「りぃぃぃぃぃつぅぅぅぅぅぅ!!」SS136   6 :軽音部員♪  2010/11/17(水) 01 38 53   おまけ 「そろそろ帰るか!」SS136   26 :軽音部員♪  2010/11/17(水) 17 47 39   夕空...
  • 短編148
    投稿日:2010/10/07(木) 16 17 37 りつ「みおちゃん今日とまっていきなよー」 みお「いいの?」 りつ「うん!」 みお「じゃあ一回おうちに帰ってくるね」 りつ「ぜんそくりょく!だよ!」 みお「うん!…えへへ」 ――――― [夜] みお「うぅ…ぐすっ…ママぁ…」 りつ「…ん…んぅ?」 みお「さびしいよぉ…ぐすっ…」 りつ「………」モゾモゾ りつ「とりゃ!」ギュッ みお「ふぇ!?り、りっちゃん…ぐすっ」 りつ「みおちゃんいっしょにお話しよー?みんなにはひみつのお話とかさー」 みお「りっちゃん…うん。ぐすっ…えへへ…」 りつ「じゃあなに話そっかー」 みお「んーとね…」 ―――――――――― ―――――― ――― ― グスッ…ヒック… 律「ん…んぅ…」 ――夢、か...
  • 短編11
    女1「秋山さん塾の男と最近仲いいんだよ」 律「へぇ〜」 何かむかつく。 女2「いい子だからメールだけでもしてみて」 律「メールだけならいいか」ピッポッパ 律「うわっ返事きたよ。はえぇ」 澪からのメールはなしか・・・ 数日後 律「紹介男と仲良くなって付き合う事になった」 澪「へぇ〜」 いい男「秋山さん、最近顔色よくないけど、大丈夫?」 澪「えっ?大丈夫だよ・・・・」 いい男「秋山さんは笑ってた方が可愛いよ。僕だったらそんな顔させないのにな」 数日後 澪「私塾の子と付き合う事にした・・・・」 律「・・・・」 何だよ澪のやつ。 最近までずっと私にべったりだった癖に。 ピロリロリン 律「メール・・・・なんだ紹介男か・・・」 澪ほんとに付き合っちゃったのかな? ピロリンピロリン 律「今度は電話・・・空気よめよ。無視だ無視」 この気持ちは...
  • 短編16
    「いてて…澪大丈夫か?」 今し方階段を上ってる時に足を滑らしてしまい、その時後ろにいた澪を巻き添えにして落ちてしまった。 そんなに高くないところからだったのが幸いだ。 「いたた…大丈夫」 澪が大丈夫みたいで安心した。 冷静になってみて思ったが、この態勢はやばくないか。 私が澪を押し倒してるみたいじゃないか!! 澪の顔が近い。澪、綺麗になったな。 後数センチ近付いたら…って何考えてんだ私は。 何で今この状態で親友に欲情してるんだ。 「お、おい、律!」 「ほぇ?あ、わりー。今のく…」 現在の自分達の態勢に澪も気付いたのか頬を真っ赤にし、目を潤ませながらこちらを見ている。 その顔は今までに見てきた何よりも綺麗だと思った。 私の中で湧き上がった感情が体中を駆け巡り、理性を焼き切った。 「律?!んっ…」 気がつくと澪の唇に自分のそれを重ねていた。 何してんだ?どうし...
  • 短編12
    放課後 私と律以外誰もいない部室 なんで皆は居ないんだっけ 理由を聞いたのに思い出せない そんな事を考えながら椅子に腰掛ける ぼーっと考えている私に近づいてくる律 その表情は私にしか見せない特別な顔 目の前にきた律のカチューシャを外す それは はじまりの合図 澪視点 放課後の部室で二人だけのささやかな秘め事。 律と目が合う。 その目は私を捉えて離さない。 手を絡ませあうと律が私の足の間に体をねじ込ませ距離を詰める。 二人の吐息が混ざる。 左手を私の肩に置くと、残りの距離を一気に詰める。 私も少しだけ頭を下げ、律を迎えに行く。 唇に感じる柔らかい感触。 触れた瞬間に律の愛情が全身を支配する。 優しく触れるだけのキス。 それは私の思考を麻痺させ、律の事しか考えられなくなる。 律の与えてくれる愛を逃したくなくて、隙間を埋める。 ...
  • 短編190
    唯達に私と律が仲良くなるきっかけとなった出来事を話した日。 部活が終わったあといつものように私と律は私の部屋へとやってきた。 すると律はなぜだか今日は座らずに壁によりかかっている。鞄くらい置けばいいのに。 どうしたんだろうと思っていると律が口を開いた。 「でも澪ってばあんないいかたすることないよなー」 なんて言い出した。 「あんないいかたってなんのことだ?」 「やっぱり私に助けてもらうんじゃなかったとかさ」 なんだその話か。ほんとは私の本心なんかわかってるクセに。それでもそんなこと いってくる律がかわいくてちょっといじめてやりたくなってしまった。 「事実だろ」 「えっ?」 「男言葉教えられたり、たくさん嫌がらせされたり」 「……」 「たくさんちょっかいかけられて、試験前とかだけ都合よく泣きついてこられたり」 「………」 あれ?律が静かになっちゃった。ふ...
  • 短編19
    「澪、もしかしてスランプ?」 二人だけの帰り道になった途端律が突然切り出した。 「な、なんだよ。急に」 「いやさー、最近演奏しててもなんか納得がいかない顔してるしさ」 うわ。そんなにでてたのかな。 「・・・CDとか楽譜読んでるとさ、私はまだまだだなあって。 いろいろ取り入れてみようと思うんだけどさ・・・うん・・・」 「ふーん」 てくてく。てくてく。 「あっ! そうだなっ、うんっ。ドラムやってみなよ!」 なんでそうなる。 「そんな顔するなよぅ。同じリズム隊だからなんかつかめるかもしんないよ? 景色変われば違うものが見えるかもっていうしさ。 本格的にやるんじゃなくて、みんなの演奏テープを聴きながらドラムを適当に叩くだけだよ」 なるほど。律の意見がすんなり納得できるのはなんかくやしいけど。すぐにできそうだし、何より自分じゃいい考えが思いつかなかったから。 ジャー...
  • 短編10
    合宿の夜、みんなが寝静まった頃私は目を覚ました。 (トイレ行きたくなっちゃった。でも、一人じゃ怖いな)ソワソワ (みんな寝ちゃってるし、起こすのも悪いよな・・・一人で頑張ろう) 暫く悩んだ後、のそのそと布団から這い出て、ドアを開けた。 ガチャ 「んっ、ふぁぁ、澪?」 「ひゃっ!りっ律か。起こしちゃったか?」 「ん〜ん、大丈夫。それよりどこ行くんだ?」 「トイレだよ」 「待って、私も行く」 起こしちゃったのは悪いけど、正直律が一緒に来てくれてよかった。 「みおしゃん一人じゃ怖かったんじゃない?」 「そっそんな事ないよ」 「そっか。まっ、今は私もいるし大丈夫だって」 「怖くないってば」 こいつには何でも見透かされてしまう。 そそくさと用を足し、部屋へ戻ろうとする。 「あぁ、なんか目冴えちゃったね」 「だな」 「ちょっと喋ってようよ」 「そうだな」...
  • 短編14
    「うわ、律、顔色悪いぞ……?」 そう言って澪が顔を覗き込んでくる。 澪は心配そうに眉を下げると、そのまま左手の指先でそっとあたしの頬に触れた。 ひやりと冷たい指先。熱を持った頬には心地良い。 「んー……生理痛……」 「あ、そうなんだ……平気?」 「……じゃない」 「……だよな。顔が真っ青だもん。ほら、律」 名前を呼ばれたかと思うと、突然澪の腕が肩に回され、そのままグイ、と抱き寄せられる。 必然的に澪の肩に頭を預けるような体勢になったあたしは驚いて顔を上げると、 「どしたの、急に」 「しんどいんだろ? もたれてていいよ」 「…………」 「薬は飲んだ? 何かして欲しいことある?」 「…………」 「なんだよ、さっきからじっと見て」 「……へへ」 ずきんずきんと鈍い痛みを抱きかかえながら、不思議そうに首を傾げる澪を見て思わず笑ってしまった。 「あのね、澪」 「...
  • 短編163
    投稿日:2010/11/16(火) 17 48 05 今日は夏休みで一番楽しみなイベント、夏祭り!サマーカーニバル!! というわけで毎年のように澪と約束をして待ち合わせ、に向かおうかと思った矢先・・・ 「ちょっと律ー?」 母さんから呼び出しをくらう。なんでも昔着ていた浴衣を見つけたとのことで 私に着てみるよう促してきた そんなの私に似合わないって!とも思ったけど、 なんとなく・・・澪が褒めてくれたらいいな。なんて淡い期待に身を任せ 結局はんなりとキメてしまった。 というわけで、少し遅れて待ち合わせ場所に・・・おっ!澪の後姿発見っ 澪も浴衣着てきたみたいだ。早速大声をあげ澪を振り向かせると、 私を視認すると同時に・・・澪が固まった 「澪?どうだぁ、浴衣着てきたんだけどー」 早速評価を聞こうとしたのに、澪は固まったままだ・・・ ...
  • 短編125
    投稿日:2010/08/07(土) 02 17 17 澪「なんで律は歌詞を見せなかったんだ?」 澪が唐突に話を切り出した。 律「……な、なんのことかしら?」 澪「実は完成してるんだろ?カバンのバk 律「わーっ!止めろ!止めてくれ!…わかった!見せるから!」 まじまじと歌詞を見つめる澪 恥ずかしいのはギャグが寒いから…よりも澪の事を思いながら「澪ならばどういう歌詞を書くか」を思いながら書いたからだ。 …内容がすごい恥ずかしい……。 澪「律からは考えられないような言葉が多いな」 律「お~っと…今の言葉はどういう意味かな~? で!澪的には?」 澪「すっごいイイ!」.。゜+.(・∀・)゜+.゜. 澪「からっぽの私のカバンじゃ自立出来ないの…いつも貴方を頼りにしてるからよっかからせてオネガイ!」の所とか…… 律「うわーっ!だ・か・ら人前で...
  • 短編151
    投稿日:2010/10/17(日) 22 15 54 「いいか、ここはテストに……」 私は何となく授業に集中できなくて、呆と窓の外を眺めた。 窓の外では、律たちのクラスが体育をしていた。 体育祭の練習かな。リレーの練習をしているようだった。 唯が半周回って、私の良く知らない子にバトンを渡した。 その子が次にムギにバトンを渡して、ムギは走っていく。 その顔があまりにも爽やかで、私は思わず笑ってしまった。 「秋山ァ、聞いてるのか?」 その笑い声で、先生に気付かれてしまった。私は慌てて前に向き直った。 そういえば律の順番はまだなのかな。 私は授業に集中する振りをしながら、窓の外にちらりと目をやった。 すぐに律の姿を発見できた。 律は次に走るらしい。 律にバトンが渡った。 律が走り出す。 まるで小動物。だけど、見る者を魅了...
  • 短編158
    投稿日:2010/11/08(月) 23 17 52 「今日はどっちにする?」 部屋でくつろいでいたらいきなり律が聞いてきた。 どっちにする?とはいわゆるひとつのまああれなわけで… 「私だな。やっぱり律の方が可愛いし」 律はボーイッシュと思われがちだが可愛いところも多い。 「えー。澪の方が可愛いだろ。なんてったって乙女な歌詞書くし。」 なんか失礼なこと言われた気もするがこの手の論争が不毛であることは もう随分前にお互い気付いてる 「この話題は止めよう。収集がつかない」 律もわかっててくれてすぐに会話を軌道修正してくれる。 「じゃあゲームで決めようぜ!」 「どんなゲームするんだ?」 「お互いに愛を囁きあって先に照れたら負けゲ~ム」 こんなこと言い出すあたりやっぱり律はかわいいと思う。でも、 「いいぞ。先攻は私な」 昔の私ならいざ知らず今の私はそうそう照...
  • 短編137
    投稿日:2010/09/13(月) 17 31 37 「律、お昼にするか」 「そだなー。体育疲れたー」 いつものように教室の後方窓際で机をくっつけ、5人でお昼 各々がまったくタイプの違った昼食を用意する中、 こいつと私だけはまったく同じお弁当 「毎日悪いなみおー。」 「ったく、朝が忙しいったらない」 律の母親が友人との旅行で海外に行き、その間はお弁当が用意できない そこで朝に弱い律は、私にお弁当を作ってきてくとれ頼んできたのであった。 そんなの普通なら断ってついでに拳骨の一発も入れてやりたいところだが、 最近料理の練習として自分でお弁当を用意していた私にしたらある意味好都合な依頼だったわけで 快く引き受け、しばらくの間私が律のお弁当を用意することになったんだ。 「おおー、今日も入れてるなー!」 「律・・・いつも喜んでくれるから」 ...
  • 短編194
    「やっやめろよー」 「なんだよ秋山ー。女のくせに男言葉なんかつかってよー」 「そーだそーだ。いっつも本ばっかよんでくらいくせにー」 うぅぅ…また男の子にからまれちゃった…りっちゃんに教わった通りに 男言葉使ってみたけど全ぜんぜんきかないよ~ 「ほらなんとかいってみろよー」 いたっ! 「やっやめろ!髪ひっぱるな~」 「なんだと~!」 いたい!いたい! 「ぐすっ…もう…やめてよ~うぅぅ」 男の子二人でよってたかってひどいよぅ 「なんだよ、もう言葉がもどってるぞ~」 「うえぇ~ん。やめてやめてよ~」 「みおちゃん!」 りっちゃんだ…うぅぅ~りっちゃぁ~ん 「ぐすっ…りっちゃん…たすけて…」 「おまえらみおちゃんをいじめるなー」 「なんだよ田井中!やるのか」 「みおちゃんをいじめるやつはゆるさないぞ」 りっちゃんが男の子二人にむかっていく。やっぱりすごいなり...
  • 短編15
    私と律しかいない部室。 今日はみんな用事があるとかで早々に切り上げて帰ってしまった。 正直、練習する気にもなれなかったのでみんなには悪いけど部活が休みになったのはラッキーだ。 かといって帰る理由もないので、長椅子に座り気だるげに足を投げ出したまま この不快感に耐えている。 律はというと雑誌を読みながら紅茶をすすったり、スティックをカタカタ言わせながらなにやらリズムをとったりと、帰る様子はない。 多分、私が帰ろうと言うまで一緒にいるつもりなんだろう。 あーなんで薬持ってくるの忘れるかな…。 動くのも億劫になってきたのでずっと傍で何かしらの行動をとっている律を観察していた。 そういえば温かい紅茶は生理痛を緩和させるんだっけ。 「りつー私にも紅茶ちょうだい」 あいよー、と返事をしながら律はポットに入っていた紅茶をカップに注いで持ってきてくれた。 ソーサーごと私に手渡すとそ...
  • 短編18
    「いぇい! あたしだよん・・・、寝てんのか」 文化祭開けの学校を澪が休んだ。メールで体調を崩した、と。 ムリないよな。劇で主演を演じて、ほとんど眠らないで ライブでヴォーカルなんてさすがにキツイよな。特に澪には。 というわけで今日は部活を休みにして和のノートとムギのお菓子を持って 来てやったのに澪はこちらに背中を向けて眠っていた。 「熱は・・・なさそうか」 すうすうと薄い唇から漏れるリズムはいつもの感じ。整った横顔を見つめていると きれいだな、とうかつにもぼんやりしてしまう。 「でもジュリエットはあたしが選ばれたんだからなー」 腰を下して背中を見つめながらムギのお菓子をつまむ。 「ロミオが澪でよかったよ」 「澪じゃなかったらジュリエットになりきれなかっただろうし・・・ うんにゃ、その前に断ったか」 「あたしも澪がいないと・・・さ、なんだか気があうっていうか・・・...
  • 短編13
    夕日が照らし出すのは二人の汗と舌先からのびる糸 しばらく向き合っていた。時間がただただ過ぎていく。 私は片膝を付いてしゃがみ、君は長椅子に腰掛け、繋がれた手と見つめ合った目はそのまま 私が澪の胸を服の上からふくよかな楕円形に沿って優しく撫でると、 君は目を覚ましたように拒んだ 「っ……だ、だめ」 「へへ……部室じゃだめかあ」 「ちがくて……きょ、今日は……」 澪が椅子から降りて私の目の前に座り、私を抱きしめた 「……しないでいたい………」 あー、女の子だなあ。いつも体だけじゃ嫌だもんね それに、今の君の瞳、ひどく怯えてるみたい どんなに優しくしても、折れてしまいそうなほど。 こんなときにできることは……これだけ 私は澪を抱きしめ返す ああ、気持ちいい。今日はこれで満足だあ いつまでも、日が落ちないといいね ...
  • 短編121
    投稿日:2010/07/23(金) 02 56 37 私は冷房の温度をちょっと低めに設定するのが好きだ 「おやすみ、律」 「ふぁ~おやすみ~」 半分閉じかかった目をこすりながら律がやっとのことで応えた 律はベッド、私は布団 電気を消して毛布を被る、けど、また寝ちゃダメだ …もぞもぞ ほら来た 「う~…みおー冷房寒いよぉ…」 「私は暑いんだから我慢して」 「うえー、寒い~…くっつかせてー」 「まったく、暑いって言ってるのにしょうがないヤツだな」 律が私の布団に潜り込んで身を縮める ブルッと震える肩を引き寄せ律の体をぎゅっと抱きしめた 夏はこうでもしないと律のこと抱っこしながら眠れないんだもん… 地球に優しいエコじゃなくてごめんなさい 今だけ許して 「…寝た?」 返事がない代わりに安らかな寝息が聞こえた 律の寝顔見ていたいけど、...
  • 短編141
    投稿日:2010/09/25(土) 00 47 51 りつのかんさつにっき 2ねん1くみ あきやまみお 8がつ1にち はれ じゆうけんきゅうのために、となりのクラスのりつをかんさつすることにしました。 りつはしゅくだいもせずにあそんでばっかりいます。 8がつ2にち はれ りつをプールにつれていきました。 おどろくほどきふくのないからだで、およぐのにてきしているなぁと思いました。 8がつ7にち くもり りつがあさあそびにきて、いっしょにゲームをしました。 わたしはゲームがにがてだけど、りつはわたしが4かいに1かいはかてるようてかげんをしてくれました。 「ぐうぜんだ、ぐうぜん!つぎはまけないぞ」と言うけれど、わたしにはわかっています。 いがいとかのじょはやさしいのです。 8がつ21にち たいふう りつがわたしのおうちにあそびにきているとき、たいふうがきました...
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