けいおん!澪×律スレ @ ウィキ内検索 / 「短編180」で検索した結果

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  • 短編180
    投稿日:2010/11/26(金) 00 54 07 「いいか律」 「ん…」 学校帰り、私は澪の部屋に居た。 「お前は私のだ。私だけの律なんだ」 「分かってるよ」 そう、私たちは付き合っている。 「分かってない!ならなんで他の女と仲良くなんてできるんだよ!」 「別にクラスメイトと話すぐらい…」 「律は自分が周りからどんな目で見られてるか分かってない…!」 「そんなんただの友達に決まってるだろ」 「違う!…律はそういう目で見られやすいってこと、本当に分かってないんだな…」 「はぁ!?何言って…」 「こないだ下級生から告白されてただろ。それも一度や二度じゃないはずだけど?」 「それは…」 「…そうだな。そういう自覚のない律にしかるべき態度を求めるってのは酷だよな」 ...
  • 澪×律 別荘地 19
    ...生日おめでとう!」 短編180 「いいか律」 短編181 律「澪!?」 短編182 律が死んだ…交通事故だった ROCK!! 「律ー、行くぞ」 トップページ
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  • 澪×律 別荘地 20
    トップページ 澪×律 別荘地 20 まとめ1 澪×律 別荘地 20 まとめ2 澪×律 別荘地 20 まとめ3 題 1行目 SS146 木の板と、羽の先の木の実がぶつかる音。 SS147 今日は軽音部のみんな+憂ちゃんで初詣に行ったあと。私の家に集合。 20-198 夜中に、一人ベッドにくるまっている私。 20-200 律が初めて私の家に泊ったのは、私が9歳、律が10歳の時だったんだ。 短編183 『世界を敵に回しても君を守るよ』 SS148 「りっちゃんと澪ちゃんこないねー」 短編184 「澪、私が悪かったよ。」 SS149 ○月△日 木よう日 はれ 20-439 律「澪のやつ日記なんてつけてたのか。…なんか面白そうだからちょっと見てみよっ」 短編186 X月X日 短編187 今日は私の部屋で過ごす。そう決まったのは少し前。 短編188 「プレゼント代かさむなぁ…」 S...
  • 澪×律 3
    トップページ 澪×律 3 SS一覧 澪×律 3 まとめ1 澪×律 3 まとめ2 澪×律 3 まとめ3 題 1行目 短編1 目の前には両手の自由を奪われた律が澄まし顔で寝ころんでいた 短編2 ああ、今何時?朝……ではないかな。 短編3 「み〜お〜」 髪の長い男の子 私の悪い癖、夢中になると周りが見えなくなる、 短編4 部活も終わり、今は帰ってる途中。 短編5 「み〜お〜こっち向けよー」 短編6 ひとしきり泣いた後寝てしまった。 SS3 女子校だからそういうのがあるのは知っていた。 SS4 …一体なんだと言うんだこの状況は 短編7 今日は一人。一人で寝る。いや、 短編8 「おーいみんなもうすぐ年明けだぞ〜。…って寝てるし!!」 短編9 今日は体育祭。目立つのは嫌なのにアンカーに抜擢されてしまった。 SS5 雨の強い日だった。 SS6 君と私は釣り合わない 短編10 合宿...
  • 短編18
    「いぇい! あたしだよん・・・、寝てんのか」 文化祭開けの学校を澪が休んだ。メールで体調を崩した、と。 ムリないよな。劇で主演を演じて、ほとんど眠らないで ライブでヴォーカルなんてさすがにキツイよな。特に澪には。 というわけで今日は部活を休みにして和のノートとムギのお菓子を持って 来てやったのに澪はこちらに背中を向けて眠っていた。 「熱は・・・なさそうか」 すうすうと薄い唇から漏れるリズムはいつもの感じ。整った横顔を見つめていると きれいだな、とうかつにもぼんやりしてしまう。 「でもジュリエットはあたしが選ばれたんだからなー」 腰を下して背中を見つめながらムギのお菓子をつまむ。 「ロミオが澪でよかったよ」 「澪じゃなかったらジュリエットになりきれなかっただろうし・・・ うんにゃ、その前に断ったか」 「あたしも澪がいないと・・・さ、なんだか気があうっていうか・・・...
  • 澪×律 別荘地 18
    トップページ 澪×律 別荘地 18 SS一覧 澪×律 別荘地 18 まとめ1 澪×律 別荘地 18 まとめ2 澪×律 別荘地 18 まとめ3 題 1行目 SS120 「澪、行くぞ―」 SS121 もう時間は深夜の一時 SS122 今日は大変だった。 SS123 「仲間内で飲み会やるんだけど秋山さんもこない?」 SS124 ん・・・あれ、ここ どこだろう・・・ SS125 マフラーを編んでみようかな。 短編154 私はヒモりっちゃん。 SS126 律が風邪をひいた。 SS127 「私はヒモりっちゃんだ!」 短編155 平穏な日々。 短編156 「せんせー!ちょっと休憩しましょうよー」 短編157 「……澪、なんか、揺れてないか?」 SS128 授業と授業の合間の休憩時間に、私は保健室を訪れた。 短編158 「今日はどっちにする?」 短編159 「田井中ってさ~秋山さんと...
  • 短編182
    投稿日:2010/11/29(月) 05 03 25 律が死んだ…交通事故だった まるで自分の半身が抜け落ちたような感覚だ、涙はもう出ない 澪「律…もう無理だよ…律のいない世界なんて無理だよ耐えられないよ」 もう…限界…かな 律のいない世界で生きていける自信なんて無い 律を失った事…それは自分自身を失った事と同じなのだから 屋上のフェンスを乗り越えて下を見る、怖いなんて感覚はもはや消えてしまった 澪「律…なんで死んじゃったんだよ…これからもっともっと私をどこまでも引っ張ってくれると思ってたのに」 澪「来年も夏フェス行けると思ってたのに…誕生日には盛大に祝ってあげようと思ったのに」 澪「まだまだこれからもずっと一緒だと思ったのに…うっ…うわあああああん」 澪「ヒック…天国があるかはわからないけど私もそっちに行くよ」 律「やめてくれ澪...
  • 短編186
    X月X日 今日、律の目方が昨日よりも423グラム増えていた。昨夜夕食でも食べ過ぎたのかもしれない。 もちろん律はそんなことを気にするそぶりなんて見せない。私ならそれだけでも大ショックなんだけどな。 体重に無頓着な律かわいい。 X月X日 私は律の履くパンツのサイクルを何十、何百パターンも把握している。今日はライムグリーンのはずだ。 予想は当たった。スカートの上からでも私には解った。 匂い、歩き方、座り方、それらは全て着ける下着ごとに異なる。そして私はそれらを全て把握している。 爽やか下着履く律かわいい、チュッチュッ。 X月X日………… 梓「……なんですかこれ?怖いなんてもんじゃないんですけど…」 律「昨日澪の二重底になってる机の引き出しから見つけたんだけど、いや~澪には何でもお見通しなんだな~あはは」 梓「駄目だこの先輩たち…早くなんとか...
  • 短編181
    投稿日:2010/11/27(土) 19 13 01 律「澪!?」 私は走っていた 今日は二人で出掛ける約束をしたのに待ち合わせの場所に澪が来ない 家にもいない …どこに行ったんだよ澪! そして車が行き来している大きな橋の下、川岸のところに数人の若い男たちとその中には…澪の姿が! 律「…!!」 私は急いで橋の下に向かった 最初に気がついたのは澪だった 澪「や、やめろ!…いやっ!! …!律!?」 澪の姿はあられもない状態だった だが服は破かれてはいたが、なんとか抵抗していたらしく全裸にはされていないみたいだ 律「澪!大丈夫か!?」 二人の声を聞いて男たちがこちらを向く 男A「ん?なんだお前は、コイツの知り合いか?」 男B「丁度いい、お前も同じようにしてやるよ」 クククッと笑いながら私に話しかけてきた 澪「律!!助けて!律ぅ!!」 男C...
  • 短編187
    今日は私の部屋で過ごす。そう決まったのは少し前。 決まってからはそれぞれ勝手に過ごしている。 私はベッドの上に胡座をかいて雑誌を見ていて、澪は私のクッションを抱えて床に寝転がっている。 「澪はそのクッション好きだよな」 「ん」 澪はうちに来ると、必ずと言っていいほどあのクッションを抱えるんだ。 あーあ、私にもあんな風に抱きついたりしてくれてもいいもんなのになあ。 澪の顔が押し付けられ、澪にぎゅっと抱きしめられているソレに羨望の眼差しを送ってみる。 嫉妬じゃあないぞ、恨めしい……じゃない、羨ましいだけだ。 読み終えた雑誌を放って、寝転がってる澪を眺めていると、不意に起き上がってこっちにきた。 「ねむい」 もう既に半分くらい寝てるんじゃなかろうかって表情で澪はベッドの前にしゃがみこんだ。 それをみて、しょうがないなあと笑いつつ澪が入れるよう...
  • 短編183
    『世界を敵に回しても君を守るよ』 「…………ぶはっ」 「…おい、なに笑ってんだ」 律が珍しく借りてきた恋愛もの映画を見ていて。 終盤で盛り上がってきているところで、男優が言う感動的な台詞を聞いて。 こいつは口を抑えて笑っている。 「いや…くせえ台詞だなって…くっくっ」 「どこが!男の覚悟と想いが存分に詰まったいい台詞じゃないか!」 「澪しゃん、深読みしすぎ」 まだニヤニヤしてる。 むぅ。解らないのかこの作品の良さが。 ていうか借りてきたのお前だろう。 もっと真剣に見ろよ… 「あ、エンドロール」 「なっ!?」 終わっちゃった… 最後の所見逃しちゃったよ…律の馬鹿! 「いやー恋愛モノ見るのはなんか疲れる」 言いながら首をコキコキと鳴らす律。 だから借りてきたのはお前だろうが… それより早く巻き戻ししてラストを… 「世界を敵に回しても君を守るよ」 ...
  • 短編188
    「プレゼント代かさむなぁ…」 思わず溜め息 「クリスマス…」 そう、来週にはもうクリスマスなのだ どこもかしこもすっかりクリスマス気分 そして年が明ければ大好きな人の誕生日 楽しいイベントが重なって心は暖かい なのに財布の中身は… 「1000円札1枚に5円玉3枚って…」 お年玉前借りしたって大した金額にはならないな… また溜め息 「どうしたんだよ、そんなに溜め息ついて」 「っ!み、みお!」 「幸せが逃げちゃうぞ?」 その前にあなたのために買うプレゼントでお金が逃げていくのですが 「ん?財布なんか広げてどうした?」 「あ…アハハ、今日も寒ぃなぁ澪~!」 「んー」 気のない返事をして歩き始める澪 よかった…悟られてないみたいだ 「あ、そういえば律」 「え?」...
  • 短編185
    律「澪のやつ日記なんてつけてたのか。…なんか面白そうだからちょっと見てみよっ」 ――― ○月×日 律が風邪をひいて学校を休んだ。帰りに律の家にお見舞いに行った。 あんなに元気がない律も珍しいけど、熱も高くないし明日には学校に来れると思う。 みんな待ってるんだから早く治せよ!あ、でも弱ってる律もかわいい。 ○月×日 今日は律の家に家庭科の宿題を手伝いに行った。 律、ボタン付けは得意なのにミシンは全然使えないんだよなぁ… 宿題を手伝ったお礼に律がみんなにハンバーグを振る舞ってくれた。 律の手でこねこねされたハンバーグおいしい。ごはんを美味しそうに食べる律かわいい。 ○月×日 律とムギが一緒に遊びに行った。最初にゲームセンターに行ってクレーンゲームをした。 律はすぐに大きなぬいぐるみをとってしまった。やっぱり律は上手だ。 次に駄菓子屋に行った。...
  • 短編184
    「澪、私が悪かったよ。」 後ろからいつもは出さないような真剣な声をかけ 律は私に抱きついてくる そう、今私は怒ってるんだけど、その理由のくだらなさったらない ただ、律が他の子と仲良くしてたからってだけのこと。 いい年してこんなことで怒っちゃいけないと思うんだけど、 スパッと割り切れるほど私は大人じゃないんだろうな。 私を抱きしめる腕の中で振り向き、彼女の目をジッと見る どんなに理不尽な理由で怒っても、くだらないことでだだこねてワガママ言っても 彼女はいつだって優しく接してくれた。 それに引き換え、私は・・・ 「私、嫌な女だよね」 そういって抱きしめ返すと、律はニカッと笑い 「ホントにそうなら、私がこんなに好きになるはずないんだけど!」 そう返してくれた ありがとう・・・幾分楽になったよ。 もしかしたら、嫌な女...
  • 短編189
    勉強教えてくれって泣きついてきておいて結局これか 受験勉強でどうしてもわからないとこがあるからと律が泣きついてきたので 渋々教えてやることにした。 現在23時30分。その張本人は私のベッドで熟睡中。これっておかしいよな? 「こら起きろバカ律」 律の肩をゆすって起こそうと試みる。 「んみゅ…みおー?」 「みおーじゃない。起きてもう少し勉強しろ」 「んーみおすきー」 「なっ何言ってるんだ!寝ぼけてるのか?」 聞くまでもないな。ようやく上体を起こしたもののまだ半開きの目をこする 律の姿を見たら誰もが寝ぼけてると思うだろう。誰にも見せる気はないけど。 「えへへーみおーぎゅー」 「ちょ!こら!律!」 律が私に思いっきり抱きついてくる。いつになく甘えん坊だな。 「もーしょうがないな」 抱き返して背中をさすってやるととっても気持ちよさそうにする律。 「みおだいすき」 ...
  • 澪×律 別荘地 22
    トップページ 澪×律 別荘地 22 まとめ1 澪×律 別荘地 22 まとめ2 澪×律 別荘地 22 まとめ3 題 1行目 SS175 律「みんな来ないなー」 短編198 「みおー」 SS176 澪「ベース? 助っ人?」 短編199 最近の律はバイトばかり。 SS177 澪が熱を出した。 SS178 さて、ここにココアの入ったマグカップがある。 SS179 「澪先輩、首筋何かついてますよ」 SS180 「む…むり!やっぱむり!」 短編200 真っ暗な部屋の布団の中で二人、お互いに求め合う。 短編201 流れ読まないようでゴメン。 SS181 律「デートってもたまには散歩もいいなあ」 イノセント 「律、今何か聞こえなかったか?」 SS182 三ヶ月…。 SS183 今年もやってきましたバレンタインデー。 短編202 私は複雑だった。 短編203 「ひゃんっ」 SS184 ...
  • 澪×律 別荘地 16
    トップページ 澪×律 別荘地 16 SS一覧 澪×律 別荘地 16 まとめ1 澪×律 別荘地 16 まとめ2 題 1行目 短編138 ○月○日(日) 短編139 気温も下がり、季節はすっかり秋 短編140 「ポッキーゲーム、しようか」 SS110 特に用事はなかったし、拒否権もなさそうだったので渋々ながら律の家に行ってみる。 短編141 りつのかんさつにっき 2ねん1くみ あきやまみお SS111 「い、いらっしゃ……って、秋山さん?」 短編142 部活からの帰り道 SS112 香りのいい紅茶を楽しみながら、特に何をするということもなく、 SS113 澪はああ見えて甘えるということをしない。 短編143 家を出る時にママは言った 短編144 「私達男女だったら付き合ってたかな~?」 短編145 「雨、すごいな」 SS114 本当に今日はついてない SS115 「…ふぁ...
  • 澪×律 別荘地 11
    トップページ 澪×律 避難所 11 SS一覧 澪×律 別荘地 11 まとめ1 澪×律 別荘地 11 まとめ2 題 1行目 短編108 澪の部屋、何時ものように突撃かましてみた。 短編109 「こういうお菓子ってたまに何故か無性に食べたくなるよな」 短編110 「おーっす、澪。ダラダラしにきたぞ」 雨の中かき消された細い声が 「いや~まさか降るとは思わなかったな。」 短編111 「なぁ!律、律っ!聞いてるのか?!」 短編112 学校帰り、律はフラッと私の家に立ち寄ると部屋に入るなりカバンの中からあるものを取り出した。 SS94 いつも一緒に居た。 短編113 あつい、あつい、あつい。 短編114 インターホンがなった。続いて玄関の開く音と共に聴きなれた少し低い声。 SS95 二人きりの時でも、基本的にお互い勝手に過ごしている。 短編115 中学を卒業して、高校に入ったらあ...
  • ジャンル別19
    お祭り 短編163 短編164 SS135 SS136 嫌い SS137 短編165 短編166 澪・律が悪いんだからな 短編167 短編174 11月22日(いい夫婦の日) 短編170 短編171 SS140 SS141 短編172 短編173 SS142 SS143 SS144 短編175
  • 澪×律 別荘地 10
    トップページ 澪×律 避難所 10 SS一覧 澪×律 別荘地 10 まとめ1 澪×律 別荘地 10 まとめ2 題 1行目 SS89 出会ってから、ずっと。ずーっと、募っていった想い。 SS90 いつも通りの朝、いつも通りの登校。 短編100 -みお!どっか出かけようぜ-! 短編101 「律、そろそろ寝るぞー」 短編102 本日休み、昨日は金曜日。約束特になし、いつもの自室と・・・ 短編103 少し風が強くて、窓のきしむ音が気になって・・・そんなこんなで眠れない夜 卒業 「いよいよ卒業だな」 短編104 「なぁ。私と組むのは、嫌なのか?」 短編105 澪を慕う人はたくさんいる。ファンクラブもできたり、 夜のりったんみおたん 澪が来るのを待つ夜は、どうしてこんなに胸が高鳴るんだろう。 SS91 すっかり町中が秋から冬への衣替えを済ませた高校三年の十二月初め。 短編106 ...
  • 澪×律 別荘地 19 まとめ2
    ...7   「いいか律」短編180   636 :軽音部員♪  2010/11/26(金) 12 27 05   今頃律が澪の分もお弁当作ったの持って来て「愛妻弁当だぞー!」とかやってるのかなぁ   637 :軽音部員♪  2010/11/26(金) 13 04 09   「ばっかお前そんな大声で叫んだら皆にバレちゃうだろー!律が愛妻弁当作ってきたって皆にバレちゃうだろー!参ったなぁー!あぁ参った参ったー!」 と満面の笑みで律の弁当を見せびらかす地獄のミサワ風な澪ちゃん   638 :軽音部員♪  2010/11/26(金) 13 18 58   りっちゃんが澪ちゃんの喜ぶ顔が見たくてついつい力が入っちゃって おかずが増えて大ボリューム弁当に。 澪ちゃんが体重増えるからと全部食べてくれなくて落ち込むりっちゃん。 それを見て葛藤する澪ちゃん。 結局りっちゃんに笑ってもらいたくて...
  • 澪×律 別荘地 13
    トップページ 澪×律 避難所 13 SS一覧 澪×律 別荘地 13 まとめ1 澪×律 別荘地 13 まとめ2 題 1行目 別れは唐突に...... 「なぁ……澪って幽霊、嫌いだよな?」 短編123 昨日まで澪は2泊3日の家族旅行 短編124 「ねえ、澪。」 SS102 「最近、怖い話とかやんなくなったよなー」 SS103 小学校時代、ちょっかいを出した時に見せる泣きそうな表情が可愛くて、毎日のようにちょっかい出してたっけ。 SS104 「はー・・・進まないなこれじゃー。」 SS105 〇月〇日 短編125 澪「なんで律は歌詞を見せなかったんだ?」 短編126 澪「わたしはロミオ……あっ」グイ 短編127 「劇の練習もあとは通しで細かい修正をするだけだな!」 トップページ
  • 澪×律 別荘地 14
    トップページ 澪×律 避難所 14 SS一覧 澪×律 別荘地 14 まとめ1 澪×律 別荘地 14 まとめ2 題 1行目 短編128 ロミオ役が澪になった時、嬉しい反面、不安で仕方なかった。 短編129 ――私は見慣れた場所に立っていた。 ここは体育館のステージ裏。 短編130 ライブが終わった。 短編131 作詞が捗らず、気分転換に部屋を整頓していると懐かしいノートを見つけた。 短編132 そろそろ夜も深まってきた頃、律のサプライズ誕生日会はお開きになった。 SS106 8月21日。 トップページ
  • 澪×律 別荘地 21
    トップページ 澪×律 別荘地 21 まとめ1 澪×律 別荘地 21 まとめ2 澪×律 別荘地 21 まとめ3 題 1行目 SS153 最近どうも心がムズムズしておかしい。 地獄のクリスマス 12月24日夜。ただいま秋山澪はピンチです。 短編190 唯達に私と律が仲良くなるきっかけとなった出来事を話した日。 SS154 クリスマスイヴ。 SS155 「うぅぅ~/////」 短編191 大学を卒業して一人暮らしを始めた私。 SS156 12月25日。今日はクリスマスだ。 SS157 軽音部でパーティーをするのは、とても楽しい。 SS158 寒さに身震いして目が覚めた。 SS159 クリスマスが終わった。 SS160 その朝、りっちゃんが私のお家に来ました。 SS161 澪「はぁ…」 SS162 ふっふっふ。今日は待ちに待ったねんぷちの発売日。 短編192 後ろから抱きしめ...
  • 澪×律 別荘地 15
    トップページ 澪×律 別荘地 15 SS一覧 澪×律 別荘地 15 まとめ1 澪×律 別荘地 15 まとめ2 題 1行目 短編133 8月31日・・・いつもならエンドレス・ホームワークを背負い、 短編134 「転校、することになったんだ」 短編135 チュン チュンチュン 短編136 寒いくらいに冷房が効いた部屋。 SS107 アパートのベランダに出る。吸い込めば、肺の中にじんわり広がっていくのが感じられるぐらい SS108 最近、澪がおかしい。 短編137 「律、お昼にするか」 SS109 「澪、キス、しようよ」 あのあと 全部、終わってしまった 朝チュン 今が、きっと一番幸せなとき。 トップページ
  • 澪×律 別荘地 17
    トップページ 澪×律 別荘地 17 SS一覧 澪×律 別荘地 17 まとめ1 澪×律 別荘地 17 まとめ2 澪×律 別荘地 17 まとめ3 題 1行目 短編151 「いいか、ここはテストに……」 短編152 律はその性格に似合わず、得意とするゲームのジャンルは 17-330 「別についてこなくてもいいのに」 SS116 体育祭が嫌いだった。 17-396 「憂ちゃんくれ!」 SS117 なんだか最近の私はちょっとだけおかしい。 SS118 「くしゅんっ」 SS119 今日は10月31日、ハロウィン。 トップページ
  • 澪×律 別荘地 12
    トップページ 澪×律 避難所 12 SS一覧 澪×律 別荘地 12 まとめ1 澪×律 別荘地 12 まとめ2 題 1行目 SS96 紬と二人で遊びに行って以来、律と紬の距離は一層近くなっていた。 短編120 「律、特訓しよう!」 SS97 「律ー?」 短編121 私は冷房の温度をちょっと低めに設定するのが好きだ SS98 外のあまりの暑さに負け、エアコンをつけている私の部屋。 SS99 「りっちゃんってさ、弱み見せないよね」 SS100 私は律に依存しているのかもしれない。 短編122 夢の世界から現実へと引き戻す鐘の音が喧しく鳴り響き、目を覚ます。 Good smell 「だーれかいるかー?」 SS101 いつから友達じゃなくなってしまったのだろう。 トップページ
  • 短編118
    投稿日:2010/07/10(土) 02 56 24 「あーあ、なんで赤くないんだろ」 何を突然。そう思って、律の方を見てみれば自分のタイをいじっている。 桜高は緑・青・赤と指定の色が決まっていて、たまたま私たちは青。 「なんだ?梓と同級生にでもなりたいのか?」 律に留年願望があるとは知らなかった。 「ちっがーう!」 律は、両手をあげ大きな声で否定した。うるさい。近所迷惑。 「じゃあ、なんだって言うんだよ」 「え、あー。それは……」 律は俯き、視線を泳がせ、顔を赤らめる。 いやいや、今の話でそういう風になる要素ないよな? タイで何をどうしたらそういう反応になるんだ。 「それは?」 そのまま中々答えない律に痺れを切らし、続きを促す。 「……わ、笑うなよ?」 「場合による」 「なっ!……そこは嘘...
  • 短編1
    目の前には両手の自由を奪われた律が澄まし顔で寝ころんでいた なにがどうなってこうなったかというのは衝動が原因としか言いようがない 私のベッドの上に当たり前のように寝ころんでいた律の腕を、 なにを思ったか、私がそのへんに置いてあったタオルで縛ったというだけのこと 最初のうちは律も多少焦っていたようだが、私の表情を見て何かを悟ったのか、急に落ち着きを取り戻した 「…んで澪、なんかするの?」 「………少しは怖がらないのか」 「別に……知らない奴にやられたってんなら怖いけどさ、澪じゃん」 そうだ。律は私には所詮大したことは出来ないと高をくくっている 実際そうだから腹が立つ。 腕を縛り終えた頃にはもう私の衝動は半分消えていて、今の状態を自問自答していた。 ここで意地を見せないと……律にいつも攻められっぱなしでは私だって気が済まない 私は乱暴な手つきで律の胸を鷲掴みにした 「...
  • 短編101
    投稿日:2010/05/31(月) 22 43 05 「律、そろそろ寝るぞー」 「んー待って澪しゃーん」 もう、何やってるんだよ。 先に布団入っとくからなーなんて思ってる内に あいつも寝る準備ができたようだ。 今日は律の家に私がお泊り。 律の部屋にはベッドがあるが 私がお泊りする時は床に布団を敷いて寝る。 もちろん二人で。 さあ、寝ようという時になって 私はあることに気が付いた。 「律、それどうしたんだ?」 「ああ、いーだろーこれ。抱き枕!なんか押し入れの奥の方で見つけたんだ!」 抱き枕…だと? おい、ちょっと待て。 私というものがありながら枕に浮気か?律! 「…へえ、いい物見つけたな」 「へっへーん!羨ましいかー?みおー」 「…羨ましいよ、律に抱きしめられる抱き枕が」 「え...
  • 短編152
    投稿日:2010/10/18(月) 02 00 53 律はその性格に似合わず、得意とするゲームのジャンルは 育成や戦術を練ることに重きを置くロールプレイグゲームである。 というわけで最近律はポケモンをよくやってる 私もやってる。昔から発売したら律と別バージョンを同時に買ってるんだ とまあそれはいいんだが、最近の律は私よりポケモンにお熱らしく 起きればポケモン、帰宅してポケモン、ご飯食べてポケモン、お風呂入ってポケモン、寝る前ポケモン という状況。厳選だかなんだかに忙しいらしい それはいいんだが・・・いや、これはよくない! まるで私が無視されてるみたいじゃないか! 何も、やるなとは言わない。 ただ、やりすぎるなと言いたい! ある日ついに、強行策・・・ではないが、私はゲームを離さない律の後ろからギュッと抱きつく 律がゲームを離さないなら、私も...
  • 短編165
    投稿日:2010/11/18(木) 00 39 51 「嫌い!!」 その一言が言えたらどんなに楽なんだろう。 テスト前だけ人を頼ってきて、いつも私が嫌がるのにホラーDVD 持ってきて。人が怯えてると悪乗りしてきて… でも、私がさわこ先生の執拗なコスプレに怯えてしがみつくと 結局何もいわずにそのままでいてくれて… 犬に怯えてしがみつくとしかたなさそうな表情で受け入れてくれて 縋ってみても突き放されたり受け入れられたり… 全く律って行動がいちいち衝動的なんじゃないか? 違う。そんなの違うってわかってる。 あいつは凄く私を見てて、そして私のことを思ってくれてる。 だからこそ私は無条件に律に縋れる。 そうすれば、今は律に縋っていいのか縋っちゃいけない時なのか わかるから。 だから私は律を信じて頑張ろう。 律が私を突き放す時。私は自分の...
  • 短編11
    女1「秋山さん塾の男と最近仲いいんだよ」 律「へぇ〜」 何かむかつく。 女2「いい子だからメールだけでもしてみて」 律「メールだけならいいか」ピッポッパ 律「うわっ返事きたよ。はえぇ」 澪からのメールはなしか・・・ 数日後 律「紹介男と仲良くなって付き合う事になった」 澪「へぇ〜」 いい男「秋山さん、最近顔色よくないけど、大丈夫?」 澪「えっ?大丈夫だよ・・・・」 いい男「秋山さんは笑ってた方が可愛いよ。僕だったらそんな顔させないのにな」 数日後 澪「私塾の子と付き合う事にした・・・・」 律「・・・・」 何だよ澪のやつ。 最近までずっと私にべったりだった癖に。 ピロリロリン 律「メール・・・・なんだ紹介男か・・・」 澪ほんとに付き合っちゃったのかな? ピロリンピロリン 律「今度は電話・・・空気よめよ。無視だ無視」 この気持ちは...
  • 短編17
    「このままでも良いんだけど・・・・・眠くなっちゃったから膝枕して欲しい」 「ん、良いぞ」 澪はあたしが横になりやすいように体勢を整えてくれた。あたしはゆっくりと横になり、澪の太ももに頭をのせる。 「へへっ、澪の足柔らかくて気持ちいぃ」 「お前は変態オヤジか」 こういう状況でもツッコミを忘れない澪だけど、あたしのお腹を撫でる手は優しくて、何より暖かい。 手を繋ぐといつも澪の手は冷たいなぁって感じるのに、なんでだろうな。 「痛みを全部とってあげる事は出来ないけど、和らげる事ぐらいは出来るからさ。また痛くなったら言いなよ?」 「・・・ん、ありがと、みお」 澪のおかげでさっきより全然痛くなくなったよ。でも、ごめん。もうほとんど意識が夢の中なんだ。 起きたらちゃんと伝えるから、それまでちょっと待っててな。 ...
  • 短編16
    「いてて…澪大丈夫か?」 今し方階段を上ってる時に足を滑らしてしまい、その時後ろにいた澪を巻き添えにして落ちてしまった。 そんなに高くないところからだったのが幸いだ。 「いたた…大丈夫」 澪が大丈夫みたいで安心した。 冷静になってみて思ったが、この態勢はやばくないか。 私が澪を押し倒してるみたいじゃないか!! 澪の顔が近い。澪、綺麗になったな。 後数センチ近付いたら…って何考えてんだ私は。 何で今この状態で親友に欲情してるんだ。 「お、おい、律!」 「ほぇ?あ、わりー。今のく…」 現在の自分達の態勢に澪も気付いたのか頬を真っ赤にし、目を潤ませながらこちらを見ている。 その顔は今までに見てきた何よりも綺麗だと思った。 私の中で湧き上がった感情が体中を駆け巡り、理性を焼き切った。 「律?!んっ…」 気がつくと澪の唇に自分のそれを重ねていた。 何してんだ?どうし...
  • 短編12
    放課後 私と律以外誰もいない部室 なんで皆は居ないんだっけ 理由を聞いたのに思い出せない そんな事を考えながら椅子に腰掛ける ぼーっと考えている私に近づいてくる律 その表情は私にしか見せない特別な顔 目の前にきた律のカチューシャを外す それは はじまりの合図 澪視点 放課後の部室で二人だけのささやかな秘め事。 律と目が合う。 その目は私を捉えて離さない。 手を絡ませあうと律が私の足の間に体をねじ込ませ距離を詰める。 二人の吐息が混ざる。 左手を私の肩に置くと、残りの距離を一気に詰める。 私も少しだけ頭を下げ、律を迎えに行く。 唇に感じる柔らかい感触。 触れた瞬間に律の愛情が全身を支配する。 優しく触れるだけのキス。 それは私の思考を麻痺させ、律の事しか考えられなくなる。 律の与えてくれる愛を逃したくなくて、隙間を埋める。 ...
  • 短編166
    投稿日:2010/11/18(木) 01 03 05 「えへへ、みーお」  ごきげんな声で言いながら、律がころころとベッドの上を転がってくる。  素肌と素肌がぴたりと触れて、そのくすぐったさに思わず身をよじらせてしまった。 「なんだよ」 「ふふふ、実はさ、澪」 「なに?」 「私、澪のこと嫌いなんだぁ」  律は私の胸元にぐりぐりと頭を押し付けてきて、仔犬のように甘えてくる。  嫌い……ねえ。そんなニコニコして言ってたら説得力は皆無だ。 「酷いなあ。傷ついちゃったぞ、私」  ぎゅうっと律の細い体を抱きしめて髪の毛をくしゃくしゃに乱してやると、  腕の中の律がきゃあきゃあと子供のようにはしゃぐ。 「だってー、ベッドの中の澪こわいんだもん」 「……そ、それは、律が」  律が誘ってくるから……いろいろと抑えられなくなっちゃうんだろ。  そんな文句を返そう...
  • 短編190
    唯達に私と律が仲良くなるきっかけとなった出来事を話した日。 部活が終わったあといつものように私と律は私の部屋へとやってきた。 すると律はなぜだか今日は座らずに壁によりかかっている。鞄くらい置けばいいのに。 どうしたんだろうと思っていると律が口を開いた。 「でも澪ってばあんないいかたすることないよなー」 なんて言い出した。 「あんないいかたってなんのことだ?」 「やっぱり私に助けてもらうんじゃなかったとかさ」 なんだその話か。ほんとは私の本心なんかわかってるクセに。それでもそんなこと いってくる律がかわいくてちょっといじめてやりたくなってしまった。 「事実だろ」 「えっ?」 「男言葉教えられたり、たくさん嫌がらせされたり」 「……」 「たくさんちょっかいかけられて、試験前とかだけ都合よく泣きついてこられたり」 「………」 あれ?律が静かになっちゃった。ふ...
  • 短編117
    投稿日:2010/07/04(日) 06 18 54 律と二人。花火を見てる。 打ち上がっては消える花火は綺麗だけど切ない。跡形もなく消え、煙だけが残る暗い空。 「なぁ、みおー、花火ってさ、あんなにでかくて月まで届きそうだよな」 「届くわけないだろ、そんなことになったら宇宙は火事だ」 律が腹を抱えて笑う。ああもう、浴衣なんだから足ばたばたするな。 「でもさ、」 律が涙目をごしごししながら話し出す。 「あたしが月で、澪が地球に生まれたりしなくてよかった」 「どういうこと?」 「それじゃあ遠すぎて一緒に花火見るどころか澪の顔だって見れやしないだろ」 花火に照らされる律の横顔は真剣だった。 ばかりつ。もしもそんなに遠いところに行ったら、許さないからな。 ぎゅっと律の手を握ると、切ない気持ちがどこかに消...
  • 短編19
    「澪、もしかしてスランプ?」 二人だけの帰り道になった途端律が突然切り出した。 「な、なんだよ。急に」 「いやさー、最近演奏しててもなんか納得がいかない顔してるしさ」 うわ。そんなにでてたのかな。 「・・・CDとか楽譜読んでるとさ、私はまだまだだなあって。 いろいろ取り入れてみようと思うんだけどさ・・・うん・・・」 「ふーん」 てくてく。てくてく。 「あっ! そうだなっ、うんっ。ドラムやってみなよ!」 なんでそうなる。 「そんな顔するなよぅ。同じリズム隊だからなんかつかめるかもしんないよ? 景色変われば違うものが見えるかもっていうしさ。 本格的にやるんじゃなくて、みんなの演奏テープを聴きながらドラムを適当に叩くだけだよ」 なるほど。律の意見がすんなり納得できるのはなんかくやしいけど。すぐにできそうだし、何より自分じゃいい考えが思いつかなかったから。 ジャー...
  • 短編10
    合宿の夜、みんなが寝静まった頃私は目を覚ました。 (トイレ行きたくなっちゃった。でも、一人じゃ怖いな)ソワソワ (みんな寝ちゃってるし、起こすのも悪いよな・・・一人で頑張ろう) 暫く悩んだ後、のそのそと布団から這い出て、ドアを開けた。 ガチャ 「んっ、ふぁぁ、澪?」 「ひゃっ!りっ律か。起こしちゃったか?」 「ん〜ん、大丈夫。それよりどこ行くんだ?」 「トイレだよ」 「待って、私も行く」 起こしちゃったのは悪いけど、正直律が一緒に来てくれてよかった。 「みおしゃん一人じゃ怖かったんじゃない?」 「そっそんな事ないよ」 「そっか。まっ、今は私もいるし大丈夫だって」 「怖くないってば」 こいつには何でも見透かされてしまう。 そそくさと用を足し、部屋へ戻ろうとする。 「あぁ、なんか目冴えちゃったね」 「だな」 「ちょっと喋ってようよ」 「そうだな」...
  • 短編14
    「うわ、律、顔色悪いぞ……?」 そう言って澪が顔を覗き込んでくる。 澪は心配そうに眉を下げると、そのまま左手の指先でそっとあたしの頬に触れた。 ひやりと冷たい指先。熱を持った頬には心地良い。 「んー……生理痛……」 「あ、そうなんだ……平気?」 「……じゃない」 「……だよな。顔が真っ青だもん。ほら、律」 名前を呼ばれたかと思うと、突然澪の腕が肩に回され、そのままグイ、と抱き寄せられる。 必然的に澪の肩に頭を預けるような体勢になったあたしは驚いて顔を上げると、 「どしたの、急に」 「しんどいんだろ? もたれてていいよ」 「…………」 「薬は飲んだ? 何かして欲しいことある?」 「…………」 「なんだよ、さっきからじっと見て」 「……へへ」 ずきんずきんと鈍い痛みを抱きかかえながら、不思議そうに首を傾げる澪を見て思わず笑ってしまった。 「あのね、澪」 「...
  • 短編167
    投稿日:2010/11/18(木) 21 42 29 「りつ……?」 知らない間に私は押し倒されていた。 律はその勝気な目に涙を溜めて、私に言った。 「澪が悪いんだからな……っ!」 ――――― ―― その日、私は普段と全く変わらない生活を送っていた。 律を怒らせるようなことをした覚えはない。 朝は一緒に学校へ行ったし、手だって繋いでいた。 授業中は律の一途過ぎる“ラブレター”を受取ってちゃんと返事も書いてやってたし、 昼休みだってずっと隣に居た。 放課後は……どうだっただろう。 私としては、ずっと律のことを見ているつもりだったし、だから律のことしか覚えていない。 律が皆の見ていないところで私の贈ったカチューシャを鞄の中で愛おしそうに撫でていたのも、 物置きでイケナイ情事をしていたのも。 他に律を怒らせることがあ...
  • 短編135
    投稿日:2010/09/03(金) 18 34 06 チュン チュンチュン 「朝か…」 私にしては珍しく早く目が覚めた 隣で気持ち良さそうに寝息を立てている澪を起こさないようにそーっと起きて腕のストレッチ さすがに一晩中腕枕はかなりキツイ… 澪が喜ぶからついついしちゃうんだけど 「ん…りつ…?」 「あ、起こしちゃった?」 「んー、律枕無くなったから…」 可愛いなぁ、もう 「もっと寝てなよ」 「律も寝ようよ」 甘えんぼな澪は珍しい そうとなれば、リクエストに応える他私には選択肢が無い 「…さすがに裸だと寒いな」 「あー、パジャマあるけど着る?」 「律がくっついてくれたらいらない」 照れとか嬉しさでどうしようもなくなって 萌え萌えキューン!と叫びたい衝動を抑え澪の胸に飛び込んだ 「みおー!」 「ふふ、なんだよりつー」 「大好き」 「うん、大...
  • 短編191
    大学を卒業して一人暮らしを始めた私。 最初はちょっと…いやかなり寂しかったけど律がよく遊びにきてくれて私を 支えてくれた。なんだかんだであいつはやさしいやつなんだ。 今日はクリスマスイブ。いつもなら律や軽音部のみんなとパーティーとか してたんだよなあ。今年は私ひとりだけ…いくら一人暮らしに慣れたとはいえ なんか寂しいよ。TVをつければ幸せそうなカップルが映るし。 ああ…だめだ。一旦寂しいと思い始めたら止まらない…うぅりつぅ。 リツミオデドウダ♪ 律から電話!? 「もしもし律!」 『私サンタりっちゃん。いま駅にいるの』プツッ きれた? リツミオデドウダ♪ また律から電話? 「もしもし律?」 『私サンタりっちゃん。いま駅前のケンタで6ピースセット買った』プツッ リツミオデドウダ♪ ふふっ 『私サンタりっちゃん。いま近くのコン...
  • 短編102
    投稿日:2010/06/05(土) 18 12 44 本日休み、昨日は金曜日。約束特になし、いつもの自室と・・・ 土曜の朝・・・いや、もう昼なんだなこれ。重いまぶたをこじ開けて枕もとの携帯で時間確認 「12時・・・」 休日午後の目覚めってそこまで気分のいいものでもない。 とりあえず顔洗って、ご飯でも食べようと思ったけど なぜか私の指はその意思に反し、携帯のボタンをポチポチ叩いていた 「なんだー律。」 「んん・・・おはよー」 「おはよって・・・もう昼だぞ」 電話をかけた相手はもちろん私の自慢の幼馴染です。 予想はしてたけどやっぱり休日も早起きなようで、お勉強してたみたい。 「なあ澪ー、休みの日に勉強に精出すのもいいけどさー、休憩も必要だろー」 「お前は勉強に関しては年中休憩だろ・・・受験生だぞ?」 電話で説教喰らうとは・・・でもこれもいつものこ...
  • 短編110
    投稿日:2010/06/21(月) 04 51 27 「おーっす、澪。ダラダラしにきたぞ」 「よし、帰れ」 部屋に入って開口一番、私の言葉を聞くなり扉を指さす澪。 とはいってもこのまま素直に帰るわけにもいかないのでご機嫌取りの献上品を部屋の主へと差し出す。 「そう言うなって。ちゃんとお土産は持ってきたからさ」 ここへ来る途中に買い込んだお菓子を机に広げる。 ポッキーやチョコボール、クッキー、さらにはやめられない止まらないでおなじみのかっぱえびせんから柿の種まで何でもござれ。 ちなみに合計1189円也。 「これまた大量に買い込んできたな」 「さあ、お好きなものを選ぶがよい」 「偉そうだな。ま、奢ってもらってるんだからそれぐらいいいけど。んー、それじゃこれにするか」 澪はポッキーの気分か。じゃあ私はチョコボールでもいただくことにしま...
  • 短編176
    投稿日:2010/11/24(水) 23 17 18 「今宵あなたを頂きます」 予告状にあったのはただそれだけ。 私たちはこの予告状の裏に隠された、あのやっかいな怪盗の本当の狙いを見つけ出すことから始めた。 どんな警備もどんな仕掛けも簡単に潜り抜け、気がつけばお宝を颯爽と奪っていく。 この件を指揮している私にしてみればいい迷惑だ。 しかも奪ったお宝は、次の日には持ち主のところに返却されている始末。 おかげで世間は『怪盗りっちゃん』などとはやしたて、ちょっとしたスターのようになっている。 …相手は犯罪者なんだぞ! 「ふぉぉ…澪ちゃん、いつにもまして気合が入ってるね!」 「唯…なんたって琴吹財閥の有名なお宝だからな。警察の名誉にかけても今日こそ捕まえてやる」 「そうだね!私も警備頑張るよ!」 私たちの捜査から、『今宵あなたを頂きます』というの...
  • 短編133
    投稿日:2010/08/31(火) 18 48 54 8月31日・・・いつもならエンドレス・ホームワークを背負い、涙目で澪に怒られながら机に向かうところだけど 今年は受験生ということもあり、前半から尻に火を点けられたような状態で机に向かった。 結果、私はなんの不備もなく夏休みの最終日を迎えるに至ったわけで・・・毎年のように余裕のある澪と、余裕にあふれる最終日を過ごしていた。 「うわー、今年は9月入っても暑いってさー。」 「それは辛いな・・・10月1日にきっかり衣替えできるのかな」 弱めのクーラーで快適な部屋の中、いつものように無駄話に花を咲かせる私たち。夏休みの最終日とは思えないほどのゆったりした時間・・・ 宿題を早めに済ますしっかり者たちの気持ちが少しはわかったような気がする。 しかし、せっかくの夏休み最終日。宿題地獄じゃないだけ良いにしろ、こう...
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