けいおん!澪×律スレ @ ウィキ内検索 / 「短編45」で検索した結果

検索 :
  • 短編45
    「へへ」 「……さっきから何笑ってるの、律」 「べっつにー」 笑い混じりに言う。口元がふにゃりと緩んで、なんだかやたらに幸せそうだ。 「ねーみおー」 「うん?」 妙に甘えた声で私の名前を呼んだかと思うと、律はころころとベッドの上を転がってきて、そのままきゅうと抱きついてくる。 ……いつも思うけど、律って本当に体温が高い。 しかもなんだかふにふにと言うか、くにゃくにゃと言うか、とにかく柔らかいのだ。 「律って、なんか赤ちゃんみたい」 「む? 華の女子高生に向かってそりゃ失礼だな」 「だって本当だもん。なんかいい匂いするし」 律の腰に手を回して、その首元に顔を埋める。 洗ったばかりの髪から香るシャンプーの香りと、ミルクのように甘い律の香り。 律の香りって……なんていうか、ものすごく落ち着く。 「ちょ、澪。くすぐったいって」 「大丈夫」 「いやいや、...
  • 澪×律 4
    ...のお嫁さんになる」 短編45 「へへ」 SS28 毎日、澪の夢を見る。 短編46 みっおー!」 短編47 今日は澪の家に泊まりにきてます。 短編48 今私たちは、海の見える広いバルコニーに二人きり。 短編49 「胸を大きくする方法?」 短編50 ただいま、お昼。 短編51 「ごちそーさま!」 告白【第1話】 「み、澪センパイっ!」 SS31 降りしきる雨が校庭に染み込む音と匂いを感じながら、 SS32 朝、澪と待ち合わせ。 短編52 「青春、トラクター……ビーム……」 4-791 ニュースによると、今日は双子座流星群らしい。 告白【第2話】 「すっかり遅くなっちゃった」 SS33 「うーさっびい」 短編53 何の気なしに眺めていたテレビから聞こえてきた『今夜はふたご座流星群がピークを迎えるでしょう』の言葉。 SS34 澪に、言ってしまった。 4-850 今日は、酷く眠い。 4-863...
  • メニュー
    ... 短編45 短編46 短編47 短編48 短編49 短編50 短編集3 短編51 短編52 短編53 短編54 短編55 短編56 短編57 短編58 ...
  • 澪×律 4 まとめ2
    ...13 40 「へへ」短編45 シリアルの流れに乗ってみた   626 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/11(金) 02 06 01 俺もシリアルに乗ってみた 律側シリアルで。 毎日、澪の夢を見る。SS28   627 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/11(金) 02 06 42 他愛ない、何時もの遊び。SS28   631 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/11(金) 03 43 40 シリアルも良いけどチョコレートもねっ!つーことで。 「みっおー!」短編46   632 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/11(金) 04 15 13 今日は澪の家に泊まりにきてます。短編47   634 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/11(金) 05 00 36 甘々支援 今私たちは、海の見える広いバル...
  • 短編4
    部活も終わり、今は帰ってる途中。 少し離れたところから唯とムギと梓の背を見て澪と歩いている。 こうやって五人で過ごす時間はとても好きだ。 澪を見ると前の三人のやりとりを幸せそうに見ている。 澪もきっと同じ気持ちなんだろう。 そんな澪の手を握る。 驚いたようにこっちを見る澪。 「おっ、おい!見られちゃうだろ」 そんな事を言ってくる澪にお得意の満面の笑みで返す。 「だーいじょーぶだって。手繋いでるぐらいで私達が付き合ってるなんて思わないよ」 頬を真っ赤に染めた澪が可愛くて握っていた手にギュッと力を込める。 すると澪もやめさせるのを諦めたのか握り返してくれる。 些細な事だけど、それがすごく嬉しくて澪が隣に居てくれればいつだって私は幸せなんだ。 五人で居るのも好きだけど、今だけは誰も知らない二人だけの時間。 私と澪だけの秘密。 ...
  • 短編43
    「ねー澪ちゃんとりっちゃんはどっちが夫?」 「「は?」」 律と見事に声がハモった 唯が唐突に聞くのは今に始まったことじゃないけど。 「ごめん、唯。もうちょっと説明をつけてくれ」 「えっと、ドラムとベースは夫婦だから澪ちゃんとりっちゃんが夫婦でしょ?どっちが夫かなぁって」 た、確かにドラムとベースは夫婦っていうけど!だからってそのまま私たちが夫婦ってわけじゃ・・。 「そりゃー私が夫だろ」 私が抗議する前に律からとんでもない一言。 「は?」 「だってそーだろ!澪は恥ずかしがりだから私が助けてやんないとなー!」 「なっ!まぁ、恥ずかしがりっていうのは認めるけど。」 いや、そういう問題じゃないだろ?・・でも、なんか納得いかない。 「律が夫っていうのもなぁ、下手すると私より乙女だし」 「なんだとー!あんな歌詞作るやつに言われ...
  • 短編40
    「澪ってさー」 「んー?」 「あんな甘ったるい歌詞書くくせに部屋とか素っ気無いよな」 …誰のせいだと思ってんだ 「可愛いもんとかさ、小学生ん時大好きだったじゃん、どったの?」 しかも自覚が無いってのがどうにも手の付けようがないよな 「さぁね~、どうしたんでしょう~?」 「う、なんかトゲのある言い方…」 バツの悪そうな顔でクッション抱きしめながら律がゴロンと横になった …ちょっとイタズラしてやろーかな 「ねぇ律、私今も好きだよ、可愛いもの」 律にゆっくり近づく 「澪?」 「ウサちゃんのぬいぐるみとか~クマちゃんとか~…」 ボフッ 無防備に横たわる律に覆い被さる クッションさえ無ければ、キスできる距離 「律とか」 「ふぇっ…?!」 邪魔っ気なクッションを剥ぎ取り紅潮した律のトレードマークに目一杯キス あれ?律ちょっと涙目にな...
  • 短編47
    今日は澪の家に泊まりにきてます。 「みお~もう寝ようよ」 「そうだな」 「ほら、早く」 被っていた布団を捲り、隣へくるように促す。 澪はいつも私に背中を向けて寝る。 だから、私はいつも後ろから手を回し、澪を抱き締める。 顔は見えないけど、私も澪もこの体制が好きなんだ。 「もうすぐクリスマスだな」 「そだねー。澪はサンタクロースとか信じる?」 「もうそんな歳じゃないよ」 「そんな事言ってたら悪いサンタがきちゃうぞ」 「はは、悪いサンタってなんだよ?」 私は体制を変え、澪の上に覆い被さる。 「悪いサンタって言うのはね、ここ奪っちゃうんだよ」 私は澪の心臓あたりを指指す。 「奪われたら最後、もう虜になっちゃうんだ」 「律になら・・・もっと奪われたい。もっと虜にしてほしい」 澪は顔を真っ赤にしながらとんでもない事を言ってきた。 てっきり殴られると思...
  • 短編49
    「胸を大きくする方法?」 「うん」 一応、わたしだってそーいうの、気にするんだぞ! 「・・結局は脂肪だしな。律の場合、まずはたくさん食べて脂肪つけたらいいんじゃないか?」 「なるほど、澪の胸がそんなにでけーのは、お菓子食いまくって脂肪・・いってー!」 「うるさい!・・よし、じゃあ今日から律の分は、多めに作ってあげるよ」 こうして、脂肪増やして胸を大きくしよう計画が始まった。 だがしかし。 計画が始まって、3週間くらいたった。 でも、相変わらずっていうか、体重すら増えてないし。 「・・・なんで」 「いや、こっちの台詞だし」 「なんで、あれだけいっぱい食べた癖に、太らないんだよぉおお!」 そんな涙目で見つめられても困る。 「律の、律の、裏切り者ー!!」 泣きながら走り去っていく澪。 私のせいじゃないだろー! ...
  • 短編44
    寒い。 布団の中にいるというのに、寒い。 律はどうだろうと隣を見れば、目を閉じて規則正しい呼吸。 ぐっすり寝てる、羨ましい。 「どうせだからゆたんぽがわりにしても、いいかな」 「・・・だめ」 あ、起きてた。 「ごめん、起こしたか?」 「んーん。起きてた」 聞かれていたっていうのは、ちょっと恥ずかしいぞ。 っていうか、ダメなのか。真横にいるのに。 「なんでダメなんだよ」 「知らない」 ゆたんぽという表現が悪かったのか、それとも抱きしめちゃいけないってことだろうか。 前者ならまだしも後者だとちょっと、いやかなり傷つくんだけど。 「・・だって、寝れなくなるもん」 どうやら、後者だったらしい。でも、これは嬉しい理由。 「大丈夫、律は背中とんとんってすると寝るから」 「こどもか、私は」 だいたいあってる...
  • 短編42
    学校帰りにふと立ち寄ったレンタルビデオ店で借りたのは、年始めに話題になった洋画。内容はありがちなラブストーリーで、その手の映画が苦手と公言する律はやれ芝居がくさいとかなんとかいちいち茶々を入れていた。 ありがちではあったが、それでも泣きどころはしっかり抑えられていて、ラストシーンも近づいてくるころには私は号泣していたり。それを気配で感じとったのか、律は私の肩を抱いて身体を支えてくれていた。 エンドロールを眺めながら、さて感想でも聞こうかと律に顔を向ける。 「やっぱり、ディカプ、……」 「っ……」 目に涙を溜めながら、唇を噛んで嗚咽を抑える律の姿を見た私は、主演俳優の名前を途中で飲み込んだ。 こちらへ振り向いた律が、 「へへっ、泣き虫澪」 ニヤリと笑うと、押し出された涙が頬を伝う。 「自分だって、泣いてるくせに」 「だから言っただろ?苦手だっ...
  • 短編48
    今私たちは、海の見える広いバルコニーに二人きり。 こんなロマンティックなシチュエーション、普段じゃ味わえない。 合宿で来たムギの別荘、ジャンケンで負けた三人が買い物に行くというルール 神のご加護か知らないけど、そのジャンケンは一回で決着がついた。 唯、ムギ、梓がグー、私と律がパー。 そんなこんなで、唯とムギと梓が買い物組、私と律が留守番組となったわけで 「うー・・・お腹すいたよー・・・」 「ほらしっかりしろ、みんなすぐ帰ってくるよ」 そんなことをもう一時間くらい言い続けてる。 ここからだとショッピングモールは少し離れてるんだよね それに買い物組に唯がいたんじゃ、あれが欲しいこれが欲しいで長引くのが目に見える 「澪ー・・・・・」 「何度言ったらわかるんだ?」 「そうじゃなくてー・・・」 少ししっかりとした目付きになる律。なんだなんだ 「・・・ちゅー」 「...
  • 短編46
    「みっおー!」 「おー、来たか」 今日は澪んちに、おっとまり〜。 ちゃーんとお土産も準備してるんだから、私って偉いっ! 「ほい、お土産」 「え、何?」 「駅前のガトーショコラ。後で、食べよ」 「ほんとか!」 おーおー。目、きらっきらさせちゃって。ほーんとコレ、好きだよなぁ。 「でも、律が買ってくるなんて珍しい。・・なにか企んでるのか?」 んまっ、失礼しちゃう!そーいうこというと・・。 「なんだとー!・・・あげないぞ」 「えぇ?!・・ご、ごめん。悪かった」 やけに素直。さすがガトーショコラ、効果はばつぐんだ。 面白いから、からかってやろ。 「どーしよっかなぁ」 「ごめんってば。・・どうしたら許してくる?」 本当にどうしよう、何してもらおうか。 あっ・・閃いた! ふっふっふ。 「じゃあ、澪。おか...
  • 短編41
    やぁ、皆さんはじめまして聡です 今日は姉ちゃんの幼馴染みの澪さんが家に来てます 澪さんは完璧超人に加え美人過ぎて俺みたいな中坊には雲の上の存在というか とにかく緊張しちゃって話しかけるのも難しい感じです それに比べて姉ちゃんは… まぁ映画一緒に見たり気兼ねなく話せるからいいけど え?姉弟だから当たり前って?そりゃそうか… 「あれ?聡今日は鈴木君ん家に泊まりだっけ?」 「うん、後ちょっとしたら行く」 「そっかぁ~…あ、澪も土日泊まってくから」 「あ、そ、そうなんですか」 「うん」 道理でデッカイ荷物持ってるわけだ 「明日帰って来て澪がいるからってビックリすんなよ~?」 「べ、別にしねーし、離せよ姉ちゃん!」 ああ、中学生にもなって姉ちゃんにハグされてるなんて友達に知れたら俺の人生終了するな …っていうかなんか今澪さんにめっちゃ凝視されてた気が… 「んじゃ、あ...
  • 澪×律 3
    トップページ 澪×律 3 SS一覧 澪×律 3 まとめ1 澪×律 3 まとめ2 澪×律 3 まとめ3 題 1行目 短編1 目の前には両手の自由を奪われた律が澄まし顔で寝ころんでいた 短編2 ああ、今何時?朝……ではないかな。 短編3 「み〜お〜」 髪の長い男の子 私の悪い癖、夢中になると周りが見えなくなる、 短編4 部活も終わり、今は帰ってる途中。 短編5 「み〜お〜こっち向けよー」 短編6 ひとしきり泣いた後寝てしまった。 SS3 女子校だからそういうのがあるのは知っていた。 SS4 …一体なんだと言うんだこの状況は 短編7 今日は一人。一人で寝る。いや、 短編8 「おーいみんなもうすぐ年明けだぞ〜。…って寝てるし!!」 短編9 今日は体育祭。目立つのは嫌なのにアンカーに抜擢されてしまった。 SS5 雨の強い日だった。 SS6 君と私は釣り合わない 短編10 合宿...
  • 短編145
    投稿日:2010/09/28(火) 12 38 02 「雨、すごいな」 ちょっとゆっくりめの朝。時刻はもうお昼近いと言うのにまだ私達はベッドの中で暖を取っていた。 ピカッ、ゴロゴロゴロ 「きゃあっ!!!」 窓からはっきりと見えた稲妻と近くに落ちたんじゃないかと思うくらいの大きい音に怖がりの澪は当然びっくりして声をあげた。抱き着いてきたのはもはや無意識?よしよし、と背中をさすってもまだ震えてる。 「みおー?」 「うぅ…やだ、ぐすっ…」 「みーお、大丈夫だよ」 「もう、来ない?」 いや、さすがにそれは保証できないぞ。そして、涙目上目遣いで見つめてくる彼女が横にいる常態であたしが我慢できる保証もない。 「りつ…?んっ……」 ごめん、澪。名前呼ばれてスイッチ入っちゃった。 雷なんか聞こえないくらい夢中にさせてあげる...
  • 短編22
    私が君を好きになったのは必然だったのかもしれない。 「みおちゃんなかないで」 「んっ…りっちゃん?」 「みおちゃんがなきやむおまじないだよ」 「みお、かぜ大丈夫?」 「もうだいぶよくなったし大丈夫だよ」 「そっか。よかった」 「んっ…かぜうつっちゃうよ」 「みおが早くなおるおまじないだよ」 律は小さい時からことあるごとにおまじないと称したキスをしてきた。 「明日の学祭楽しみだな」 「うぅ…」 「なんだ澪。緊張してるのか?」 「んむっ」 「へへ。おまじない。明日頑張ろうぜ」 高校生になった今でも同じ。 もう年齢も年齢だし、キスの意味を知らないわけじゃないはず。 いつまでもこんな事続けていくわけにはいかない。 律をこれ以上好きにならないように。 「澪、元気ないね。どうした?」 「律、もうやめよう」 「へ?何を?」 「おま...
  • 短編66
    投稿日:2009/12/28(月) 01 45 32 うーん・・・ あ、この辺走ってるな。 ん・・・澪凡ミスしてる・・・緊張のせいかな? って駄目だ!! 澪の声聴きながら寝れば澪が夢に出ると思ったけど どうしても演奏に耳が集中しちゃう・・・ うーん・・・写真も駄目だったし・・・あ、あれだ!! この歌詞・・・冬の日。 今じゃ字を眺めるだけで恥ずかしくなってくるその歌詞 これを枕の下に・・・ よし・・・じゃあおやすみ 「律!カチューシャもーらい!」 「あ!!返せよう」 「だーめ!髪下ろし律かわいいなー」 「う、おかしーし!」 「おかしくねーし!!」 ホンワホンワ ヤパヤパ ヘィンヘィン ピュオオオオ … 澪、夢に出たけど・・・ これでいいのかな・・・うーん・・・ はあ・・・・ねえ、君の夢に・・...
  • 澪×律 別荘地 19
    トップページ 澪×律 別荘地 19 SS一覧 澪×律 別荘地 19 まとめ1 澪×律 別荘地 19 まとめ2 澪×律 別荘地 19 まとめ3 題 1行目 SS136 「……澪?」 SS137 ふと、思い出した 短編165 「嫌い!!」 短編166 「えへへ、みーお」 短編167 「りつ……?」 SS138 澪とケンカをしてしまった。きっかけは私。 SS139 澪(人を素直にさせる薬、か…) 19-178 澪の嫉妬は凄い。 短編168 「やめろっ……もう自分で書く!」 短編169 唯の家の隣のおばあさんから、また町内会の演芸会のお誘いがあったらしい。 短編170 私が律の部屋で雑誌を読んでいると、持ってきたお茶を机に置き 短編171 私は澪のベースが好きだ。 SS140 私はヒモりっちゃん SS141 『今日は11月22日! いい夫婦の日でーす!』 短編172 11月2...
  • 澪×律 別荘地 16
    トップページ 澪×律 別荘地 16 SS一覧 澪×律 別荘地 16 まとめ1 澪×律 別荘地 16 まとめ2 題 1行目 短編138 ○月○日(日) 短編139 気温も下がり、季節はすっかり秋 短編140 「ポッキーゲーム、しようか」 SS110 特に用事はなかったし、拒否権もなさそうだったので渋々ながら律の家に行ってみる。 短編141 りつのかんさつにっき 2ねん1くみ あきやまみお SS111 「い、いらっしゃ……って、秋山さん?」 短編142 部活からの帰り道 SS112 香りのいい紅茶を楽しみながら、特に何をするということもなく、 SS113 澪はああ見えて甘えるということをしない。 短編143 家を出る時にママは言った 短編144 「私達男女だったら付き合ってたかな~?」 短編145 「雨、すごいな」 SS114 本当に今日はついてない SS115 「…ふぁ...
  • 澪×律 5
    トップページ 澪×律 5 SS一覧 澪×律 5 まとめ1 澪×律 5 まとめ2 題 1行目 SS35 今日は少しだけ風が強い。 短編56 修学旅行!やっぱり学生としては外せない行事だな! 歌詞 律「えっ、ないっ?」 SS36 律「さみー!!」 5-250 律「ああ〜、ひっく、小銭が、ひっく、足りな、ひっく、い」ヂャラヂャラ 短編57 窓の外からは、ちゅんちゅんと鳴く小鳥の声と、バイクの音が聞こえた 短編58 「みお~お腹減ったぁ」 SS37 茹だるような暑さの夏の日―― SS38 澪の部屋。サンタの服装に着替えてスタンバイ。 短編59 私はいま、運命の出会いをしてしまった。 SS39 「律!」 SS40 軽音部の皆とのクリスマスパーティを終え、私と律は二次会と称し 短編60 ちゅんちゅんと小鳥の囀りで目を覚ます。 短編61 私は、澪の音が好き。 SS41 「うぅ、寒...
  • 短編90
    投稿日:2010/05/04(火) 01 45 20 (あ、つい) 午前10時すぎ。かぶっていた布団を律のほうへ追いやりながら目を覚ました。 まとわりつく髪のせいで首筋にうっすらと汗が滲んでいる。 (今日は最高気温26度とか言ってたな) ごろんと寝返りをうつと、さっき端に寄せた布団に抱きついた。 汗ばんだ背中や首にスーっ空気が触れて気持ちが良い。 起きる様子のない律だが、押し付けられた布団が暑いのだろう、モゾモゾと身を捩っている。 (こういきなり気温が上がるとなんかダルいなぁ。しかも隣で寝てるこいつは子ども体温だし) 「ちょっと…みお暑いって」 布団もとい律に抱きついたままそんなことをボーっ考えていると、律が目を覚ました。 律はすっぽりかぶっていた布団から顔を出すと、今度はそれを足下へ追いやる。 「なんか今日めちゃくちゃあつくないかぁ?」 「おはよう、今日...
  • 短編82
    投稿日:2010/02/26(金) 21 45 14 昼間に寝すぎちゃったから 心配事があるから  …好きな人が傍に居るから なかなか寝付けない夜、左手が少し疼いている。 今の思いを、言葉にしたくて 横で眠る少女を起こさないように静かにカーテンを開けると、 明るい月が私の視界を広げる 雲がまばらな夜空は、少し眩しくさえ思えた。 「・・・・よし」 カバンからノートとシャーペンを音をたてないように取り出し、私の気持ちを綴りだした できるだけ何も考えないよう、脳が下した指示に左手をただただ従わせる 大好きなあの人を想う少女の詩 この詩の中の少女が想う相手が誰かは、私にはわからない ただ、この歌詞を書いている私にとっての・・・大好きなあの人。 その人はすぐ隣に居て、呑気に寝息を 「ん・・・みぉ・・・?」 おっと、起こしちゃった。月の光に魅せられて自分の世界...
  • 短編83
    投稿日:2010/02/27(土) 13 45 52 「おーい、何きいてんのー?」 昨年の学園祭での演奏を聴いていると、左耳から律の声が入り込んできた 「ん?去年の学祭のふわふわ」 「あー。ちゃんと聴いてんだな。どれ、私も聴くかな」 そういって律は私の左に座り、外した左耳のイヤホンを自分の左耳にはめた 「ちょ、ちょっと律」 「いいだろー。おさらいおさらい」 そう言って視聴に集中している律。・・・別におさらいすること自体は悪くないし 実際まだまだ演奏に荒削りな部分があるから、むしろ一度全員揃って自分たちの演奏を見つめなおすべき なんて考えもあったけど・・・流石にこの状況でそんなことは言ってられない。 私と律しか居ない部室で、こんなに距離を縮めて同じ音楽を聴くだなんて その・・・なんというか・・・とにかくドキドキして仕方ない 「うーん、やっぱり完璧...
  • 短編155
    投稿日:2010/11/03(水) 20 00 45 平穏な日々。 どこか退屈で、それでいて楽しくて。 そしてその中にはたまに少しのスパイス。 予想できないからこそ、際立つ。 そう、事件なんてのはいつも唐突に起こるものなんだ。 澪「律、口開けて」 律「ん、ああん」 澪「はむっ」 律「ふむ!?」 澪「おいしい?」 律「ぷはっ…なんで急に口移しなんだ!その手に持ったフォークは飾りか!?」 澪「律…(私の唇)おいしくなかった…?」ウルウル 律「うっ…(ケーキ)おいしかったけど…」 澪「りつぅ!」ガバッ 律「きゃっ…」 澪「! …律が悪いんだからな、そんな女の子の声出して私を誘うから…」 律「ち、違っんむぅ」 えっと…うん、事件です。 澪の理性がなくなりました。 ...
  • 短編134
    投稿日:2010/09/02(木) 20 56 45 「転校、することになったんだ」 小石を蹴りながら、何とでもないようにそいつは言った。  それは中学二年の少し肌寒い日だった。あと二、三日すれば春休みで、 ついさっきまで「春休みは一緒にあそこ行こう」「あれやらない?」と話していたところなのに。 「てん、こう?」 私は律の突然の告白に頭がついていけず、その場に足を止めた。動けなかった。 律も少し先で立ち止まり、振り向いた。 冗談だと思った。 いつもみたいに私をからかってるんだと思った。 だって、さっき三年生も一緒のクラスになれたらいいなって。 だから私は笑い飛ばそうとした。けど、振り向いた律の顔は今まで見たことないくらいに真剣で。 「……、嘘、でしょ?」 ねえ律、嘘だって。 「んなわけないだろ」って笑ってよ。 ...
  • 短編181
    投稿日:2010/11/27(土) 19 13 01 律「澪!?」 私は走っていた 今日は二人で出掛ける約束をしたのに待ち合わせの場所に澪が来ない 家にもいない …どこに行ったんだよ澪! そして車が行き来している大きな橋の下、川岸のところに数人の若い男たちとその中には…澪の姿が! 律「…!!」 私は急いで橋の下に向かった 最初に気がついたのは澪だった 澪「や、やめろ!…いやっ!! …!律!?」 澪の姿はあられもない状態だった だが服は破かれてはいたが、なんとか抵抗していたらしく全裸にはされていないみたいだ 律「澪!大丈夫か!?」 二人の声を聞いて男たちがこちらを向く 男A「ん?なんだお前は、コイツの知り合いか?」 男B「丁度いい、お前も同じようにしてやるよ」 クククッと笑いながら私に話しかけてきた 澪「律!!助けて!律ぅ!!」 男C...
  • 澪×律 3 まとめ1
    澪×律 2 まとめ3|澪×律 3|澪×律 3 まとめ2   以下は、http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1257957414/から引用   【けいおん!】澪×律スレ 3 1 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/11/12(木) 01 36 54 けいおん!のデンジャラスクィーンと幸せ運ぶみんなのアイドルのラブラブっぷりを応援するスレ   6 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/11/12(木) 03 50 32 目の前には両手の自由を奪われた律が澄まし顔で寝ころんでいた短編1 前スレ 1000のリクエストだ。微妙に違う気がするけど ヤッてるところはさ……ほら、全年齢板だから…… お目汚し失礼した   11 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/11/12(木) 07 47 37 1 乙 澪って良いことが...
  • 短編7
    今日は一人。一人で寝る。いや、なにを当たり前のことをって思うかもしれないけど、久々なんだ 実は、先週からずっと律の家か私の家でお泊まりだったんだよね。 同棲でもしてないと、結構仲のいいカップルでもここまでは泊まらないんじゃないかな。 私達、実は凄く親密なのかもしれない。今更だけどね…… でもね、こうやって目をつむると……浮かぶのは律の顔。 毎日見てるから、数え切れもしない何千、何万っていう律の顔がインプットされてるんだ。 目をつむってこれだけ律の顔思い浮かべちゃうんじゃ、一人で寝てるって気分でもなくて、 結局は律と添い寝してるみたいに思えちゃう。 律も、今は私の顔、思い浮かべてくれているのかな……… ダメだ、眠れない。寂しいっていうと違うかもしれないけど 律がいないことでかえって律しか見えなくなる。どうしよう、歌詞でも書こうかな 明日は、またお泊まり...
  • 澪×律 5 まとめ2
    澪×律 5 まとめ1|澪×律 5|澪×律 6 まとめ1   以下は、http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1261040163/から引用   【けいおん!】澪×律スレ 5  492 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/27(日) 22 32 19 なんでりっちゃんと澪しゃんて一緒にスースー寝てんのが似合うんだろ 別に作中じゃそんなの無いのにw   494 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/27(日) 22 37 35 夢でも一緒だよ、澪…。 みたいな   502 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/28(月) 00 07 41 律「夢でも一緒だよ☆」 澪「勝手に言ってろ、アホ!」   503 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/28(月) 00 09 57 澪「勝手に言って...
  • 短編5
    「み〜お〜こっち向けよー」 声を掛けてもそっぽを向いたままこっちを向いてくれない。 「何で怒ってるんだよ?」 「律が・・・私にかっ構ってくれないから」 まだこっちを向いてくれないが、どんどん小さくなる声でこんな事を言ってのけた澪。 大方私が梓にばかりちょっかいをかけていたのを見て嫉妬したのだろう。 可愛いやつ。 「みおしゃんも猫耳つけたかったのか?」 ついそんな風にからかってしまう。 「そんな訳ないだろ!もういいよ。一人にしてくれ」 あぁ、これは本格的に怒らせちゃったかな? 澪が可愛いからいけないんだぞ。 反省する気はないが、このままずっと怒ってられるのも困るので、後ろから抱きしめてやる。 澪の体がびくっと揺れる。 「誰といたってどんな時だって頭の中に居るのは澪だけだぞ」 「澪、大好きだ」 そう耳元で言ってやれば、真っ赤に染まる耳。 ギューっと強く抱きし...
  • 短編6
    ひとしきり泣いた後寝てしまった。 起きたら首に違和感がある。 これは首輪か? 首輪らしきものから伸びる紐はベッドにしっかりと結ばれていた。 「律起きたか?」 「澪・・・・これは何だよ?」 「律が犬みたいだなぁって思ってつけてみた」 こいつは何を言ってるんだ? 澪が近付いてくる。 頬を撫でられた。 くすぐったい。 「今日から律は私だけの飼い犬だから」 妖艶な笑みを浮かべそんな事を言ってくる澪。 あれ? これは異常だよな? なのに何でだろ・・・・ この束縛が心地良い。 「イヤ・・・か?」 何も言わない私を見て澪はそう言った。 「イヤじゃない」 咄嗟に口から出た。 途端に澪に抱き締められた。 名前 ...
  • 短編1
    目の前には両手の自由を奪われた律が澄まし顔で寝ころんでいた なにがどうなってこうなったかというのは衝動が原因としか言いようがない 私のベッドの上に当たり前のように寝ころんでいた律の腕を、 なにを思ったか、私がそのへんに置いてあったタオルで縛ったというだけのこと 最初のうちは律も多少焦っていたようだが、私の表情を見て何かを悟ったのか、急に落ち着きを取り戻した 「…んで澪、なんかするの?」 「………少しは怖がらないのか」 「別に……知らない奴にやられたってんなら怖いけどさ、澪じゃん」 そうだ。律は私には所詮大したことは出来ないと高をくくっている 実際そうだから腹が立つ。 腕を縛り終えた頃にはもう私の衝動は半分消えていて、今の状態を自問自答していた。 ここで意地を見せないと……律にいつも攻められっぱなしでは私だって気が済まない 私は乱暴な手つきで律の胸を鷲掴みにした 「...
  • 短編2
    ああ、今何時?朝……ではないかな。喉がかわいて一度起きて水を飲みに行ったのが10時半くらい そのあとも眠気が収まらなくて、またベッドに倒れ込んで……もうお昼……下手したら夕方かな 昨日歌詞書いてたら止まらなくなっちゃってなあ。夜更かしは美容に悪い いい加減起きよう……あれ、体が重い……寝過ぎたせいかな。 いや、そんなんじゃなくてこれは物理的重さ。何かにのしかかられてるような……あ。 「あぅ……むにゃ……澪ぉ」 律……あれ、夢じゃなかったんだ。律が部屋に入ってきて、私に馬乗りしながらなんか話してたの それなのにずっと寝ちゃって……悪いことしたなあ。起き……だめだ重い 「ううぅ……えいっ!」 私が力任せに起きようとすると、うまい具合に律の体が回転し、そのまま床に背中から落下した 「あっ!ご、ごめん!り……律?」 子供のような寝顔はそのまま、少し眉をしかめただけ。 「……...
  • 短編3
    「み〜お〜」 寝る前にそう言って抱きついてくる律。 「やーめーろー」 こんな事を言いつつも払いのけようとしない私はほんとに律に甘いと思う。 これも惚れた弱みか。 頭を撫でてやると幸せそうな笑顔をこちらに向け、更に強く抱きしめてくる。 顔が近い。 そう思っていると、不意に唇に柔らかい感触を感じた。 「おやすみのチュー」 二人きりの時にしか見せない無邪気な笑顔でそんな事を言ってのけた。 私が顔を赤らめてあたふたしている間に私の胸に顔をうずめてくる律。 そんな姿が愛しくて背中をぽんぽんと叩いてやる。 しばらくして規則正しい寝息が聞こえてきた。 「ったく。私はおまえの抱き枕じゃないんだからな」 呟き、頭にキスを一つ落とし、律を優しく抱きしめて眠りについた。 ...
  • 短編9
    今日は体育祭。目立つのは嫌なのにアンカーに抜擢されてしまった。 だからって手を抜こうとは思わない。 それに絶対負けたくない奴がいるから。 「澪〜今日は絶対負けないからな」 「私だって負ける気はないぞ」 そんな事を話していると出番が近付いてきた。 1組と2組が僅差で走ってくる。 バトンを落とさず受け取れるか心配だったが無事受け取り瞬時に全力に切り替える。 視界の端には律の姿。 コーナーに入るとこで少し抜かされた。 速度を上げ走る。 律も負けじと速度を上げる。 幼馴染だからって手加減はしないぞ。 私は律を抜かしにかかる。 あと半周でゴールだ。 律を追い越す事に成功した。 だが、ここで気を抜くとすぐに抜かされる。 重くなりつつある足を懸命に前に出す。 もうすぐでゴールだ。 そう思った刹那、後ろからズザザーと物凄い音と観衆からの悲鳴が聞こえた。 ...
  • 短編8
    「おーいみんなもうすぐ年明けだぞ〜。…って寝てるし!!」 「ちょ…肝心な時に寝てどうすんだよ!?」 「あ…年明けた」 ってな具合にカウントダウンはグダグダに終わってしまった。 まっ、いっか。みんな気持ちよさそうに寝てるし。 澪も私もまだ眠くなかったから炬燵に入り、しばらくは今年の豊富や宿題の話など他愛ない話をして過ごした。 「あっ、忘れてた」 「何を?」 「明けましておめでとう。今年もよろしく律」 そうだった。何となく明けてしまったから言うのを忘れてた。 「こちらこそよろしくな澪」 軽音部のみんなで交わすはずだった挨拶を先に澪と二人で交わした。 何だかおかしくて二人で笑いあった。 「ふわぁ。そろそろ寝るか」 「そうだな」 私達は向かい合って横になった。 澪が私の顔を見てクスリと笑う。 「なんだよー」 「いや、律の顔見て寝たらいい夢見...
  • 澪×律 別荘地 19 まとめ2
    澪×律 別荘地 19 まとめ1|澪×律 別荘地 19|澪×律 別荘地 19 まとめ3   350 :軽音部員♪  2010/11/22(月) 19 43 14   『今日は11月22日! いい夫婦の日でーす!』SS141   351 :軽音部員♪  2010/11/22(月) 19 44 48   「……わ、私たち、夫婦じゃないのに?」SS141   352 :軽音部員♪  2010/11/22(月) 20 01 41   〜〜おまけ〜〜 澪「律ー、さっき私は律のお嫁さんって言ったたけど」SS141   359 :軽音部員♪  2010/11/22(月) 20 32 01   11月22日夫婦の日短編172   360 :軽音部員♪  2010/11/22(月) 20 37 48   最後の3行が書きたかっただけです。ごめんなさい。 澪ちゃんに律が悪いんだからななんていわ...
  • ジャンル別19
    お祭り 短編163 短編164 SS135 SS136 嫌い SS137 短編165 短編166 澪・律が悪いんだからな 短編167 短編174 11月22日(いい夫婦の日) 短編170 短編171 SS140 SS141 短編172 短編173 SS142 SS143 SS144 短編175
  • 澪×律 別荘地 11
    トップページ 澪×律 避難所 11 SS一覧 澪×律 別荘地 11 まとめ1 澪×律 別荘地 11 まとめ2 題 1行目 短編108 澪の部屋、何時ものように突撃かましてみた。 短編109 「こういうお菓子ってたまに何故か無性に食べたくなるよな」 短編110 「おーっす、澪。ダラダラしにきたぞ」 雨の中かき消された細い声が 「いや~まさか降るとは思わなかったな。」 短編111 「なぁ!律、律っ!聞いてるのか?!」 短編112 学校帰り、律はフラッと私の家に立ち寄ると部屋に入るなりカバンの中からあるものを取り出した。 SS94 いつも一緒に居た。 短編113 あつい、あつい、あつい。 短編114 インターホンがなった。続いて玄関の開く音と共に聴きなれた少し低い声。 SS95 二人きりの時でも、基本的にお互い勝手に過ごしている。 短編115 中学を卒業して、高校に入ったらあ...
  • 短編51
    「ごちそーさま!」 「ごちそうさまでした」 あー食った食った! 「さっすが澪。・・わし好みの味付けを、熟知しておるのう」 「どこのお爺さんだ」 「律じーさんだ!」 「はいはい、律じいさん。お皿片付けるぞー」 おっとっと、澪が洗い物しに行っちゃう前に、ね。 「澪。デザート、ちょーだい」 「え?・・なんもないぞ」 「食べ物じゃなくていいよ、甘いものなら」 澪は首を傾げてる。 んー、伝わんないかな〜。 どんなお菓子より甘いもの、なんだけど。 「だーからっ、澪から、ちゅー」 「なっ、なっ・・ちゅ、ちゅーって、おま」 動揺しすぎですわよ、澪ちゅわん。 さっき、してあげたでしょーが。 「さ、ほーら。はっやく、はっやく!」 「ちょ、待てって」 …やっぱり澪には、まだキビシーか。 むぅ、わかっちゃいたけど、なー...
  • 短編95
    投稿日:2010/05/15(土) 05 42 26 「んぁー眠い」 「じゃあ寝なよ」 「だって課題終わんないんだもん」 律は今、課題とにらめっこしながらテーブルに突っ伏している。 さて寝ようか、というときになって「あ!課題」なんて言い出したからだ。 まったく、結局慌ててする羽目になるんだから早いうちに終わらせとけばいいのに。 「あとどのくらいあるんだ?」 「あと数学プリント一枚」 「じゃあすぐ終わるじゃないか」 時刻はそろそろ午前1時を回るというころ。 律は最後の猛攻といった感じでプリントに集中しだした。 私はというと退屈を持て余してしまい、なんとなく律の姿を眺めていた。 律ってよく見ると線が細い…。 ドラムはパワフルなのに身体はめちゃくちゃ華奢なんだな。 失礼ながら、普段はあまり感じない女らしさを感じてなんだか律がすごく愛しく見えた。 ベッドに横...
  • 短編35
    今日は日曜日。 昨日は澪んちに泊まった。 だから、今日の朝ごはんは澪んちで一緒。 うちの場合朝は洋食派だからパンとかだけど、澪の家は和食派。 …出てきた出てきた!ご飯に味噌汁に焼き魚にお漬物! んーやっぱこれだよな!し・か・も、澪がエプロンつけてもってきてるんだぜ! これでにやけるなって方が無理だろ! 「なんか、嬉しそうだな」 「嬉しくないわけないだろ。なんか、新婚さんみたい」 「なっ、し・・新婚って」 澪の顔真っ赤っか。照れてやんの! あぁ幸せ。すっげー幸せだ。 なーんて浸ってたらお腹がぐぅとなる。 「いっただっきまーす!」 「いただきます」 勢い良く食べ始めたはいいんだけど。 むぐぐ・・・魚がうまくほぐせない。 あー、もー!ちまっちましたの、嫌いなんだぞ! 「律」 「何」 「かしな」 「・・・うん」 すげー...
  • 短編91
    投稿日:2010/05/05(水) 00 13 12 私たち二人のほかに誰もいない教室。 二人きりの教室といえば、友達同士ならいろんな話に花が咲き、恋人同士なら少しいい雰囲気になる。 そんなシチュエーションだけど、今の私たちは違った。 「ほら、起きろ。そろそろ帰るぞ」 「ん~、もう少しだけ……」 こうなったのは遡ること数十分。 試験期間中で部活も禁止されているため、さっさと帰ろうとしていたところ私だけが先生に呼び出された。 それじゃ待ってるよと言う律を残し私は職員室へと向かった。 少しばかり先生との話が長くなってしまい、律には悪いことしたなと思いながら教室に戻ると律は机に突っ伏して寝息をたてていた。 ということで私は一人教室で律に手を焼いているというわけ。 「待たせたのは悪かったからさ、早く帰ろ」 「うぅ~ん、んん……」 言葉にならない声をあげ...
  • 短編98
    投稿日:2010/05/31(月) 00 22 17 ちょっと風の強い夜だった。 風呂上がりの私には心地よく感じられたのだが、 私の前に風呂から上がったあいつには寒さを感じさせる以外の何ものでもなかった。 風呂上がり? そう、風呂上がり。 こうやってお泊り会をするのは私達の間ではもう日課となっている。 「みーおー寒いー」 口を尖らせたあいつが言う。 「寒いのか?じゃあ先に布団に入っときなよ」 「…布団よりもっと暖かいもの希望ー…」 「何だ?…ああ、ココア入れてきてやろうか?」 …律の言いたいことは分かってる。 でもな、知ってるか?いじける律の可愛いさは異常。 いや、私しか知らなくていいんだけどさ。 「澪の意地悪…」 「…律さんは何が欲しいのかなー?」 「…うー」 もう限界だ、私。 「…ほら...
  • 短編68
    投稿日:2009/12/28(月) 03 34 40 澪視点 「律、もっと奥寄って」 私は律の肩をぐいと押した。 「もー無理だって。澪しゃん」 律は苦笑しながら体を縮める。 「ていうか、シングルベッドでくっつかないようにするほうが難しいと思うよ」 さらに苦笑しながら律が言う。 そもそも何故狭い思いをしながら一つのベッドに寝ているのかというと…。 普段はお互いの家に泊まるときは来客用の布団を出して寝ていた。 長い間それが習慣化していて一緒のベッドで寝るなんて考えもしなかったのだ。 事の発端は律の一言。 「2人一緒に寝たらあったかいんじゃないか?」 布団出す手間もないし、なんて付け加えながら。 ホントは後者が本音なんじゃないか?と思いつつも、 私も別に一緒に寝るぐらいいっか。と特に拒否する理由は浮かばなかった。 ベッドに入るまでは。 ………かっ...
  • 短編71
    投稿日:2010/01/05(火) 05 53 49 電気の消えた部屋、ベッドに横たわる私と君。 直接肌に感じる、君の息遣い。 優美に整った君の顔を間近で見ている 寝顔でもその美しさは色褪せない 今君はどんな夢を見ているの?君の夢に私は顔を出しているのかな 何で君が目の前にいるのに、私はこんなに寂しいの? こんなに気持ちよさそうに、幸せそうに寝ている君を、 実質独り占めしているのに。何で満たされないのかな? ああ。やっぱり駄目だ…涙はうまく操れない 私は君をいつも見ている けど、君はたまに上の空。もっと……みてほしい 別の人、物のことなんか考えないで 私のことだけ考えて…… 「りつぅ……」 そんな歪んだ愛を頭の中に張り巡らせているとき、 小さい口から発せられる私の名前 ……そうなんだ……ごめんね。君は夢の中でも私を見ていてくれて...
  • 短編52
    「青春、トラクター……ビーム……」 手帳に纏めておいた歌詞を、カタカタとタイプする。何度も使っているのに、未だにこのキーボードには慣れないな。 また和に教えて貰おうか。 いけない、また考えが散ってしまった。なんとか今夜の内にはこの詩をカタチにしないと。 気合いを入れ直したのもつかの間、何かが窓ガラスを叩くコツリという音が部屋に響く。できれば、この世のモノが立てた音であってくれと祈りながらカーテンをめくると、 「お、やっと出てきた」 「律?何やってるんだこんな時間に」 革のブルゾンを着込んで小石を握った律の姿。あんなものを投げていたのか。 怪訝な表情をしているだろう私に、律はいつもの笑顔を見せる。 「流星、見に行こうぜ」 「流星?今から?」 「今だからだよ。ほら、早く早く」 そう言って急かすように、ここまで乗ってきただろう自転車の荷台を叩いた。本当、夜中に押し掛けて来...
  • 短編20
    私は忘れ物を取りに部室へ戻った。 部室の前まできた時に不意に声が聞こえてきたので立ち止まり、扉の隙間から中を覗いた。 「ねぇ、澪。最近梓また演奏うまくなったな」 「そうだな。梓は頑張ってるからな。律ももっと練習しろよ」 「へいへーい」 澪先輩と律先輩が私の話をしていた。 なんだか気恥ずかしくなってしまい、入るに入れなくなってしまった。 もう少ししてから何食わぬ顔で入ろうと思い、中の様子を伺っていると、窓を開けていた澪先輩の後ろに律先輩が立った。 「澪は髪の毛短くしようと思った事ないの?」 「んー、ないよ。昔律が綺麗な髪だねって言ってくれたから」 二人の会話を聞きながら幼馴染みっていいな。と思っていると律先輩が澪先輩を抱き締めた。 「そんな昔の事よく覚えてたな」 「忘れるわけないだろ」 澪先輩はお腹に回されていた律先輩の手に自分の手を重ねた。 「私も覚えてるよ。澪...
  • 短編28
    毎日一緒に学校に行って、部活も一緒で、帰りも一緒。 それなのにもっとずっと一緒に居たいと思う。 一秒でも離れていたくない。 それぐらい君に夢中なんだ。 「私達って親友・・・だよな?」 「そうだけど、どうした?」 「うん・・・あのさ、それ以上の関係にはなれないのかな?」 募る想いが抑えきれなくなって溢れ出した。 澪はきょとんとした顔でこっちを見ている。 「・・・それ以上って?」 「そのままの意味だよ」 「恋人って事?」 「・・・うん」 言葉にされると何だか恥ずかしい。 でも、このままじゃ苦しくて仕方ないんだ。 澪がこんなに近くにいるのに遠く感じる。 もっと近くに行きたいんだ。 「律は私の事好き・・・なのか?」 「うん。ずっと澪の事考えてるし、もっと一緒に居たいって思ってる」 「そっか・・・」 黙ってしまった澪を見てられなくなり、俯いていると右手に...
  • @wiki全体から「短編45」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索

記事メニュー
目安箱バナー