けいおん!澪×律スレ @ ウィキ内検索 / 「SS116」で検索した結果

検索 :
  • SS116
    投稿日:2010/10/19(火) 01 27 26 体育祭が嫌いだった。 もとより目立つことが嫌だったし。 もしリレーで転んでしまったりしたら血も出るし注目も浴びるし大変だ。 組み体操とか創作ダンスとかで失敗しても客とか仲間内からの視線が痛い。 そして何より  あいつが目立つ。 「うわーりっちゃんすごーい!!」 「へへ!どんなもんだい!!」 今日は、桜高体育祭。 さっき短距離走の種目が終わったところだ。 「すごいわりっちゃん!1位!」 こいつ…律が1位を取った。 だから今現在律の周りには人だかりができている。 「すごかったよりっちゃん!」 「田井中はえぇー!」 「見た目どおりすばしっこいんだなー!」 いろんなひとにもみくちゃにされてる律。やめろよーなんて言いながら笑顔で接する律。 「あの先輩かっこいいなぁ…」 「ね、ちょっと...
  • 澪×律 別荘地 17
    ...なくてもいいのに」 SS116 体育祭が嫌いだった。 17-396 「憂ちゃんくれ!」 SS117 なんだか最近の私はちょっとだけおかしい。 SS118 「くしゅんっ」 SS119 今日は10月31日、ハロウィン。 トップページ
  • メニュー
    ... SS116 SS117 SS118 SS119 澪×律 別荘地 17 まとめ1 澪×律 別荘地 17 まとめ2 澪×律 別荘地 17 まとめ3 澪×律 別荘地 18 SS120 SS121 SS122 SS123 SS124 ...
  • SS11
    冬の日 どんなに寒くても 私は幸せ って言いたいとこだけど 寒いものは寒い 「あぁもう律はまだか!」 そう、私がこんな寒い中、外で待っている理由 それは律が待ち合わせ場所にまだ来ていないから まぁ、遅刻というやつだ いつも学校に行く時は待ち合わせとかしてなくて 登校中にあったら一緒に行くっていう感じだった それで今日は一緒に行こうって律から誘われたものだから、それはもう楽しみにしていたわけで まさか遅刻だなんてな、百年の恋も冷め・・・いや、まだまだ頑張れる …って何言ってるんだ私は きっと寒さのせいだ、そうに違いない 「まだかよ、ばかりつ」 「朝っぱらから馬鹿はひどいなぁ」 冷たくなった手に息を吹きかけながらボソっと呟いた言葉に 待ち人から返事がきた こっちは寒い中待っていたというのに、なんて呑気な返事だろう ...
  • 澪×律 別荘地 16
    トップページ 澪×律 別荘地 16 SS一覧 澪×律 別荘地 16 まとめ1 澪×律 別荘地 16 まとめ2 題 1行目 短編138 ○月○日(日) 短編139 気温も下がり、季節はすっかり秋 短編140 「ポッキーゲーム、しようか」 SS110 特に用事はなかったし、拒否権もなさそうだったので渋々ながら律の家に行ってみる。 短編141 りつのかんさつにっき 2ねん1くみ あきやまみお SS111 「い、いらっしゃ……って、秋山さん?」 短編142 部活からの帰り道 SS112 香りのいい紅茶を楽しみながら、特に何をするということもなく、 SS113 澪はああ見えて甘えるということをしない。 短編143 家を出る時にママは言った 短編144 「私達男女だったら付き合ってたかな~?」 短編145 「雨、すごいな」 SS114 本当に今日はついてない SS115 「…ふぁ...
  • SS115
    投稿日:2010/09/30(木) 00 50 51 「…ふぁー…あ…」 「…眠いのか?律」 「あー…ちょっと…」 「まだ昼だろ…はりきりすぎだ、ばか」 「うへへ、面目ねぇ」 大学に通っている私たちは現在同棲中。 恋人同士なんだから当然だ。 今日は久しぶりに二人揃って休日ということで朝からハッスルしちゃったんだぜ。きゃは! だから今二人とも裸でベッドで寝そべっている。 「どっか出掛けるんじゃなかったのか?まぁただの思いつきだろうけど」 言いながらベッドの中から動こうとしない澪しゃん。 どうやら今日はもう家の中で過ごす気満々のようだ。 「昼飯どーしよっか」 「今日は律の当番だろ」 「…もう少し休ませて…」 「寝ちゃうから駄目だ」 くそ、鬼嫁だ。鬼嫁がいるぞ。 私は尻に敷かれるタイプなんだろうか。 まぁさっきは澪を尻に敷いてたわけだが。 「お前は...
  • SS111
    投稿日:2010/09/26(日) 12 21 01 「い、いらっしゃ……って、秋山さん?」 「た、立花さん……!」 ■ 部活も終えた午後六時。外はもう真っ暗だ。 私、立花姫子はローソンでアルバイトをしている。 学校から少し離れたところにあるので、桜高の生徒を見かける事は極稀だ。 一週間に数回誰かがやってくる程度で、あまりバイトをしている姿を見られたくない私にとっては好都合。 いらっしゃいませーなんて言ってる姿は恥ずかしくて見せられない。 だから毎日、何の気なしに接客するだけの日々だった。 でもある日突然、桜高の生徒がどっと押し寄せるようになった。 なぜだろうと考えていたけれど、その答えはすぐに見つかった。 (……うーん、この軽音部クリアファイルか) レジの横に置いてある箱。その中には色とりどりのクリアファイルが入ってい...
  • SS112
    投稿日:2010/09/26(日) 16 28 21  香りのいい紅茶を楽しみながら、特に何をするということもなく、 私たちはいつもの放課後を過ごしていた。  仮にも軽音部という看板を掲げている以上、差し迫った目標が無くとも練習するのが 当然なのだけれど、お茶の合間に気が向いたら練習という毎日に、 いつの間にか身体が慣れてしまっている。特に今日は、普段から率先して練習に励む梓が、 クラスの用事か何かで、まだ部室に顔を見せていない。つまり、だらけた雰囲気に 歯止めを掛ける人間がいないのだ。故に、常にフリーダムな律や唯はもちろん、 それを諫める役目などとっくに放棄したムギと私までもが、楽器にさわりもせず、 各自思い思いに時間を費やしている、というわけだ。  律は持ってきた雑誌を読むのに夢中らしい。唯はといえば、鏡や手帳やその他の小物を、 出したり片付けたり並...
  • SS113
    投稿日:2010/09/26(日) 23 44 03 澪はああ見えて甘えるということをしない。 いや、一見するとクールな彼女だから甘えるという行為は似合わない気もするが 実際は怖がりだし気の弱いとこがあって、そんな中身を知っているからこそ意外に思えるのだ。 それは恋人同士であってもかわらない。 澪は私に甘えてこないし、だいたい私から澪にくっついていくのがパターン化している。 私はというと(自分で言うのもなんだが)人懐っこいしスキンシップも多いほうだ。 もともと甘え上手なのかもしれないが、 こと澪に関しては、風邪を引いて迷惑をかけた一件以来素直に気持ちを伝えられるようになった。 たいして澪は、私が手を握ったら握り返す、私が抱き締めたら同じように腕を回してくれるくせに 自分から抱き締めてくれたことはない。 それがなんだか面白くなくて、なので最近は一緒にいても余計に...
  • SS118
    投稿日:2010/10/24(日) 03 43 54 「くしゅんっ」 思わずくしゃみが一つこぼれた 10月も終わろうとしている中、あの猛暑が嘘だったかのように 街はヒンヤリとした空気を纏いはじめる そうだ、今年ももうすぐ冬が来るんだ・・・ 冬は好きではない。だからって夏が好きってわけでもなくて 春とか秋とか、そういう暑くも寒くもない季節が好きなんだよな 過ごしやすいもん ところで、毎年寒くなってくると これが恒例と言うが如く、あいつはペタペタとくっついてくる 「おはよーみーお!可愛いくしゃみだったなあ」 どこからともなくにょいっと現れて、私の肩に手を回しくっついてくるそいつ 最近ではこの行為にも、どこか季節のにおいを感じるようになってきた。 「毎朝くっついてくるなよ」 「澪しゃんが喜ぶと思ったんだよー」 そり...
  • SS117
    投稿日:2010/10/22(金) 21 59 10  なんだか最近の私はちょっとだけおかしい。  律を見てると、妙にイライラするんだ。  教室の端で笑っている姿、体育ではしゃいでいる姿、部室で遊んでいる姿。  全部ぜんぶ。 「なんか澪しゃん、最近機嫌悪くない?」  夕焼け空の下。  学校からの帰り道を律とふたりで歩いていると、律がそんなことを尋ねてきた。 「別にそんなことないだろ。ほら暗くなる前に帰るぞ」  そんな私の答えに、律は「納得がいかない」とでも言いたげな顔をして、 「あたし、なんかした?」 「別にしてないよ」 「じゃあ、なんで」 「だから怒ってないって言ってるだろ」 「……」  なんだよ、と小さく呟いて、それきり律は何も言わなかった。  家に着いて部屋のドアを開けるやいなや、私はベッドに転がって大きなため息をついた。  ...
  • SS110
    投稿日:2010/09/25(土) 00 28 50 特に用事はなかったし、拒否権もなさそうだったので渋々ながら律の家に行ってみる。 けれども、ついてみれば部屋に連れていかれただけで何も無い。……用事があったんじゃないのか? 仕方が無いので、暫く勝手に過ごすことにする。 あたりを見回すと放置してある雑誌が目に入った。 雑誌は5冊ほどが乱雑とも綺麗とも言いがたい状態で置いてあり、なんとなく右から二番目を手に取る。 表紙を見ると、音楽系の雑誌しかないと思っていたのにまさかのファッション誌。 少し驚いて他のも確認してみると残りの4冊は全部音楽系の雑誌だった。 ま、まぁ律だってこう言うのは読むよなあ。 「なぁ、澪」 「なんだ?」 表紙をめくるのとほぼ同時に、律が声をかけてきた。 折角雑誌を読み始めようとしたところだったのに……なんとなく出鼻をくじか...
  • SS114
    投稿日:2010/09/29(水) 12 42 08 本当に今日はついてない 目覚ましの故障、朝ごはん抜き、教科書を忘れたり、急な夕立.etc とりあえず今日は疲れた…少し夕飯まで眠ろう… 濡れた制服をハンガーに架けて床に落ちているパジャマを取ったその時 ズルッとパジャマの上にあったベースがバランスを崩し、タンスの金属製の取っ手に向かって倒れてしまった もしポッキリと折れてしまったら… 最悪の結果を防ぐため手を伸ばすが間に合わない! 『ガッ』 嫌な予感がした… とりあえず弾いてみるが支障は無いみたいだ。 しかし1cm近くの線傷が出来てしまっていた せっかく律が選んでくれたベースなのに…… ここはやはり律に打ち明けるべきか… ──打ち明けた場合── 律「買ってから1ヶ月も経ってないのに…大事にしてくれると思ったのに……澪とな...
  • SS119
    投稿日:2010/10/31(日) 07 13 34 今日は10月31日、ハロウィン。 お化けの仮装をする人がいるから、私はあんまり好きじゃない。 でも、イベントごとが大好きなあいつは、きっとノリノリで参加することだろう。 「みーお!」 噂をすれば。律は、私の部屋のドアをぶち破りそうな勢いで入ってくる。 まぁ、それはいつものこと。ずかずかと許可も取らずに人の部屋に勝手に入ってくるのも。 違うことといえば、犬耳、しっぽ、犬の手足っぽい手袋にスリッパ、そして赤い首輪を付けていることくらいか。 どうして犬なのかはわからないけれども、とても似合っているのでいいと思う。 「狼男だぞー!」 …………犬じゃなかった。でも、どう見ても犬。なんか柴犬っぽい。 っていうか。 「狼男って首輪つけてたっけ……?」 「あれ、なかったっけ。……まぁ細かい...
  • 澪×律 別荘地 16 まとめ1
    澪×律 別荘地 15 まとめ2|澪×律 別荘地 16|澪×律 別荘地 16 まとめ2   以下は、http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/7708/1285083777/から引用   【けいおん!】澪×律スレ 16 1 :軽音部員♪  2010/09/22(水) 00 42 57   けいおん!!の澪×律を楽しく語るスレ   9 :軽音部員♪  2010/09/22(水) 02 15 56   今回はりっちゃんがとばしてたなーw ナース服澪ちゃんも見れたし律澪少なかったけど満足だわ てか澪ちゃんからりっちゃんに抱きつくのって何気に貴重だよね   10 :軽音部員♪  2010/09/22(水) 02 17 35   澪「律、検温の時間だぞ。」 律「はい?けんお……ってなんでナース姿?!」 澪「だから検温だから。脇に挟むか、口にくわえる...
  • SS16
    朝ごはんも食べて、さて何をしよう。 「澪~」 「なんだ?」 「どこ行きたい?」 「特にないかな」 澪が洗い物をし終えてこっちにくる。 あぁこんなとこも、しあわせ。 抱きしめたくなる衝動をなんとか押さえて、出かける準備っと。 「じゃあ何時も通りでいっか」 「ん」 特に用もなく外に出てウィンドウショッピング。 そんでその時の気分でカラオケいったり、映画見に行ったり。 私たちの休日は何時もこうだ。 店を一通り見て回って休憩。 何をするでもないんだけど、楽しいんだから仕方ないってね。 「この後、どうする?」 「んー。あ、ゲーセン行こうぜ!」 「いいけど、無駄遣いはするなよ」 「わーかってるって」 ふっふっふ!このお宝ハンターりっちゃんの腕、見せてしんぜよう! ゲームセンターへ行くとUFOキャッチャーの手前に...
  • SS160
    その朝、りっちゃんが私のお家に来ました。りっちゃんは私の顔を見ると「メリークリスマス、澪ちゃん!」と言いました。 私は不思議に思ってカレンダーを見たけれど、やっぱり日付は12月26日で、クリスマスは昨日です。 実際に、昨日の夜私はパパとママとツリーの飾りつけをしたり、ケーキを食べたりしました。 朝起きると、今年もサンタさんはちゃんと私のお家に来たらしく、枕元にはプレゼントが置いてありました。 だから私はりっちゃんが「メリークリスマス」なんていうのがとても不思議でした。 私はりっちゃんに聞きました。 「りっちゃん、クリスマスは昨日だよ?りっちゃんは昨日の夜、パパやママとクリスマス会やらなかったの?」 するとりっちゃんは「やったよ」と答えました。 私はますます不思議になってしまい、その表情が顔に出たのかもしれません、 りっちゃんは「ちょっと待っててね」といい、背負ってい...
  • SS163
    今年も、もう終わりか。 今年も唯の家で、皆でコタツに入ってトランプをしていた。 梓とムギと唯はうさ耳を付けていて、私と澪は何も付けていない。 こんないつも通り、例年通りのことが今日も起こっている。 そして、ババ抜きだ。 毎年カウントダウンまでのこの数時間は、トランプをしている私たち。 大富豪、七並べ、神経衰弱。さまざまな遊びをした。 結局残りの三十分、最終決戦はババ抜きとなったのだ。 「うわっ、またババだあー!」 「唯先輩そういうのは言ったらダメですよ」 「へっ? なんで?」 「ポーカーフェイスって言ってね、表情を崩さないのよ。  そうすれば、次の人はあんまり危機感を感じないでしょう?」 「つまり、ムギちゃんが急に顔を怖くさせたらババがあるってこと?  で、澪ちゃんは気をつけなきゃいけなくなるよね」 「そう。そういう風に相手にばれ...
  • SS169
    「私に手紙?」 滅多に来ることの無い私宛の手紙、誰かと不思議に思いながら差出人を確認すると相手は…… 「澪が結婚?!」 _______ _____ __ 大学を卒業してからは滅多に澪とは連絡をとらなくなった というより澪が私を避け続けていたのだ。それまではまるで家族の様に一緒だったのに…… それぞれの人生というものがあるのはわかるし、子供みたいにいつまでも一緒に遊ぶわけにもいかない。しかし別に全く会わなくなる必要だってないだろう? そう思った私は熱心に澪に連絡を取り続けたが返事は空しいものだった まぁ私は自分でも少し子供っぽいところがあるのを自覚しているし、いい加減愛想を尽かされたってことかと勝手に納得をしていたけど いや納得なんてものじゃなくて、澪のいない生活に慣れるにはだいぶ時間がかかった 「ってい...
  • SS18
    注1 本SSは律澪分、唯梓分が均等に振り分けられて(るはず)ますので 澪×律スレ、唯×梓スレの両方に投下させて頂きます 注2 本SSは某「唯が梓に嫉妬するSS」を参考に作成されています 注3 本SSは既に律澪と唯梓はカップルになってる事を前提で話を進めさせて頂きます また、あからさまなキャラ崩壊が見受けられる可能性がありますのでご注意下さい 唯律澪紬「ワイワイガヤガヤ」 ガラガラ 梓「こんにちは、遅くなってすみません」 唯「あっ!あずにゃん!遅いよ~早く早く~♪」 梓「はい…でもその前に」 唯「?あずにゃんその手に持ってるのなぁに?」 梓「あぁこれは…ラブレターです」 唯「…え」 律「おっ、梓も隅に置けないねぇ~このぉ~」 澪「こら律、あまりからかうn」 ドンッ! ...
  • SS166
    紬「まずは皆様、新年明けましておめでとうございます」 紬「旧年中は律澪律を存分に愛でていただいたようで、同志である私も大変喜ばしく思っております。今年も何卒…」 紬「」コホン 紬「…さて、挨拶も程々に。実は今回皆様にお集まりいただいたのは他でもありません」 紬「」バンッ ――ゴクリ 紬「律澪律の年末年始の様子を、私琴吹紬がお伝えするためなのです!」 ――ワー! ――ドウシバンザァ-イ!! 紬「ふふ、少しお静かに。ではまず年末から…」 ――ザワ ザワ 律『みーおー、今年も終わりだなー』 澪『そうだな…』 律『どうだった?今年は』 澪『あー、一言で言うと楽しかった、かな。やっぱり音楽やっててよかったよ。前の大晦日にも言ったと思うけど…律、私をこの道に連れてきてくれて本当にありがとな』 律『...
  • SS165
    律は私のなんだからな 改めてそう思った撮影だった。 今日は限定グッズ用の撮影ということでずっとみんなと一緒だった。 最初は撮影なんて恥ずかしかったけど今はなんとか慣れた。 律やみんなとの写真がずっと残ると考えればとても幸せなことだし みんなと一緒に過ごせる時間はとても楽しい。 だから今日もそのハズだったんだけど… 「最初はメンバーひとりづつ撮りまーす」 うん、みんな衣装かわいいな。私の衣装もけっこう決まってると思う。 律なんていってくれるかな。 「おっ澪の衣装かっこかわいいじゃん。似合ってるぞ」 「あっありが…と?」 律にほめてもらってうれしいと思った瞬間、律の衣装を見て思わず絶句して しまった。 前髪下ろしてる…しかもいつものかっこいい系じゃなくてかわいい系… このかっこうと表情は私だけのものだったのに… これがケチのつ...
  • 澪×律 4
    トップページ 澪×律 4 SS一覧 澪×律 4 まとめ1 澪×律 4 まとめ2 澪×律 4 まとめ3 題 1行目 SS9 私は今世界中の誰よりも幸福なんじゃないかと思う。 SS10 はぁ、澪は何時まで写真撮ってるつもりなんだろ SS11 冬の日 どんなに寒くても 私は幸せ 短編21 君は本当に無防備だよね。私を揺さぶるのが好きなのかな 短編22 私が君を好きになったのは必然だったのかもしれない。 短編23 「澪、あっちのバンドでも頑張れよ!」 SS12 「おっじゃまっしまーす」 短編24 律は明るくて、気さくで、誰とでもすぐ仲良くなれるから人が寄ってくる。 SS29 「うーっ、さみーなー!」 短編25 気が付くと見慣れない部屋にいた。 短編26 放課後、律の家に半ば強引に連れてこられた SS30 しとしとと窓の外で雨音が響いている。 短編27 「~で、~~とかさ~・...
  • SS167
    律の気をひきたい。 最近は特にそう思うことが多くなった。 多分、たくさん詞を書くようになったからだな。 恋愛について書きたいのに恋愛なんてしたことがない。 だから私に一番近い存在である律のことを考えながら頭の中で擬似恋愛を繰り返してきた訳だ。 うん、最初は自分でも変かなって思った。 だって自分に一番近い存在といっても同性なんだ。 それでも筆が進んだのは、律との恋愛を想像しても全然嫌じゃなかったから。 律としてみたいことや憧れるシチュエーションが自然と溢れてきて、時に私の心はそれだけでいっぱいいっぱいになった。 そしてそのうち私は気付く。 ああ、これは恋だ。 これが恋なんだ。 …残念ながら当の擬似恋愛体験の産物は、本人から「背中が痒くなる」なんて言われちゃって素直には受け入れてもらえてないけれど。 それでも私は律といつか詞を再現したいと思うし...
  • SS168
    『しょうらいはりっちゃんのおよめさんになりたいです』 「………」 澪の家にいつも通りに行くと、澪は大掃除の途中だった。 「忙しい時に来るなよ…」 と澪から迷惑がられたので、私も大掃除を手伝うことにした。(勝手に) んで、澪の部屋の押し入れの中を掃除してると、澪の小学生の時の作文を数枚見つけてしまった。 ちょっとした悪戯心で読んでみると… 冒頭の文が書かれてあった。 題名、将来の夢。 そういえば、私も書いた覚えがある。 確か、パイロットって書いたっけ。 ん?あれ? でも澪は確かパティシエって発表してたような… もしかして、下書きかな… まあ流石にこれを出すのは澪には無理か。 ふふ、全く可愛いなぁ… ってこれ読んでたらいけないんじゃないか。 絶対澪に怒られる。 …でも、もう一枚だけ… 『わたしのしょうらいのゆめはりっちゃんのおよめさん...
  • SS162
    ふっふっふ。今日は待ちに待ったねんぷちの発売日。 今回は今までの失敗を踏まえてちゃんとBOX予約をしといた。 何度も同じ過ちを繰り返すようなりっちゃんではないのだよ。ふふふ。 そして今、予約してたお店からついにねんぷちBOXを引き取ってきたぞ!! そんでこれから澪の家に乗り込むところだ。今までの経験からいってどうせ 澪も箱買いしてるのは間違いない。だったら一緒に開けようってワケだ。 まあ、箱買いしてる以上は私も澪も無事お互いのねんぷちが揃うという結果 が待ってるだけなんだけど。 シークレットはなんだろうな。澪だといいな。あ、でもシークレットが私でそれを 澪に持っててもらうってのもいいな。でも、私はないか。そんなに人気ないしな。 バタン!! 澪の部屋のドアを力いっぱい開ける。 「澪ー!ねんぷち買って来たぜ!一緒に開けようぜ!」 「律も今回は無事に買えたの...
  • SS164
    律「今何時ー?」 澪「11時30分とちょっと」 律「もうそんなんか」 澪「そんなんだな」 律「テレビいいのないなぁ」 澪「音楽やってんなら紅白見ろよ」 律「なんかあれは疲れる」 澪「まぁ…」 律「おっ、この人カッコイイなぁ」 澪「はっ?」 律「ほら、今歌ってる人」 澪「……………全然」 律「んー、そか」 (澪と一緒のつり目だからなあ) 澪「りつ…お前っ…私というものがいながら…!」 律「えっ?」 澪「こんな男に、か、カッコイイなんてっ」 律「おい、澪ー?」 澪「駄目だぞ律、私はお前の女なんだからな!」 律「不良みたいな表現だな…」 澪「今さら男を知りたいとか言っても許さないからな」 律「ん…お前こそ、一生男なんて知らせないからな」澪「律を知らなくなるより百倍いい」 律「………」 澪「どうした?顔赤いぞ」 律「ぁ…い、今何時?」 澪「11時4...
  • SS161
    澪「はぁ…」 いつからかな…この時期に溜息をつく事が多くなったのは。 明日は24日世間はクリスマスムード一色で、街は様々なイルミネーションが輝き街行く人々を包んでいる。 昔はこの街の変わりようにたまらなくワクワクした物なのにな… 自分でも原因は分かってる、街行く人々の幸せそうな顔、そういわゆるカップル達を見るたびに気が滅入っていくんだ。 今、私にも好きな人はいる。幼馴染にして唯一無二の親友…の女の子、田井中律だ。 「好きだ!」何度言おうと思っただろう、その度にこの唯一無二の親友を無くす事を考えて立ち止まってきた、 そもそも女の子を好きになる事が…そう思ったら、嫌でも溜息が漏れてしまう。 澪「はぁ…」 律「おーい!澪ってば!!」 澪「うわっ!て、何だ律か…驚かせるな!」 律「さっきから何回も呼んでるんですが…」 澪「あ、あぁ!そうか...
  • SS123
    投稿日:2010/11/02(火) 01 23 53 「仲間内で飲み会やるんだけど秋山さんもこない?」 大学で知り合った友達に飲み会に誘われてしまった。今日は律は講義が ないのでお休み。どうしようかな… 「あんまり遅くならないから行こうよ」 まあ女子大の仲間内の飲み会だし大丈夫かな。律からも友達づきあいは 大事にしろって言われてるし。悪い人じゃないしね。 「うんまあ、あんまり遅くならないならいいよ」 講義も終わってその子と一緒に会場の居酒屋に向かった まではよかったんだけど… 「おっ!待ってたよ~。そちらの可愛い子は?」 「!!!」 「あ~同じ大学の秋山さん。一緒に参加するからよろしくね」 なっ!なんで男の人がいるの!? 「なっなんで男の子がいるの…?」こっそりと聞いてみると、 「あはっ実は合コンのメンバーが一人足りなくてさ。みんな悪い人 じゃないか...
  • SS1
    律「まあ私が一号で澪が二号なのは明らかだな」 澪「なっ、なんで」 律「だって澪どん臭いじゃん。妖怪『コードに足引っ掛けパンモロ女』だし」 澪「うおおいっ!なんだよその汎用性なさすぎな妖怪は!」 律「まあそんなだから、少なくとも技ってガラじゃないね」 澪「どん臭い=力の二号ってのもおかしいだろ…」 律「いやほら背高いし手デカいじゃん。そしてそのデカい手でしょっちゅう殴られる可哀想なアタクシ」 ごちんっ 律「あづーっ!」 澪「お前がそうやって挑発するからだろ!」 律「でも澪しゃ~ん、   自分と同年齢のオナゴをネックハンギングツリーで浮かせられる女子高生なんて結構な逸材だと思いますよ?」 澪「お前がちっちゃすぎるだけだろ。大体どこに適所があるんだよ、その逸材は…」 律「そんなの自分で探せよ。全く、これじゃか弱いりっちゃんはデカ女に押し倒されても貞操を守れませんわ」 ...
  • SS10
    はぁ、澪は何時まで写真撮ってるつもりなんだろ 声かけても「んー」とか「あぁ」とか全然かまってくれない あーあ、つまんないなぁ 「りーつっ」 そんな風に考えてたら、私をほったらかしにしてる張本人が声をかけてきた かまってくれなくて結構いじけている私は、むすくれた顔で振り返る その瞬間、パシャリというシャッター音 え? 「ふふっ」 ポカンとした私の目の前にはいたずらっぽく笑う澪 …やられた 「不意打ちは卑怯だぞ!」 「このカメラ、デジカメじゃないからなぁ」 抗議してみるも、暗に消せないということをいって尚も笑う澪 しかも、この写真どうしよっかなぁ~とかいってるし! …ふふん。でもな、この程度で慌てる私ではないのだよ! 「これを見ろ!」 「・・封筒?」 驚くなかれ!この封筒には3日前...
  • SS131
    投稿日:2010/11/12(金) 14 25 06 律「………えっ?」 それは、本当に突然のことだった。 唯「びっくりだよねー」 何だよ……それ。 紬「ほんとね。でも、澪ちゃんだものね」 何をするにも常に一緒で、お互いのことは何でも知っている。 ……つもりだった。 さわ子「彼氏ができるのも頷けるわね」 私ハ、ソレヲ知ラナカッタ……。 律「なん、だよ……それ」 唯「あれ? りっちゃん知らなかったの? てっきり知ってるかと…」 さわ子「結構学校でも有名よ? 澪ちゃんに彼氏ができたって話」 梓「………」 紬「路地裏あたりで2人でいるのを見たって人がいたのよ」 唯「路地裏って、何だかえっちぃね!」 梓「その発想はなかったです」 澪に…彼氏? ははは、何を、バカなことを……。...
  • SS175
    律「みんな来ないなー」 澪「仕方ないだろ。みんな部活だけやってればいい訳じゃないんだから」 律「分かってるけどさー…」 澪「じゃあ大人しくしてろ。もうすぐ来るよ」 律「んー…ん?」チラッ 澪「ん?律?」 律「………」ジーッ 澪「な、なんだよ…」 律「…よし!澪、ひざ枕してやるから、ほら!」 澪「え?え?…み、みんなもうすぐ来るっていってるだろ!///」 律「だからだよ!ほら、ここに頭のせて」ポンポン 澪「そ、そんな律…わざわざ見せつけたりしなくても私は律の…」モジモジ 律「はやくはやく!みんな来ちゃうぞ!」 澪「ぅ…わ、わかった」 律「よし…ってなんで上向いてるんだよ。横向いてくれなきゃ」 澪「え…?どっち?」 律「私の方」 澪「こう…?」ドキ...
  • SS14
    冬の日 どんなに寒くても僕は幸せ 白い吐息弾ませて、駆けてくきみを見てると、切りそろえた髪がとても似合ってる でも、前髪を下ろした姿も見てみたい この怪しげな手紙の正体が解かり、不安のモヤモヤは消えたものの 今は新しいモヤモヤが私の胸中を占拠しようとしている 「・・・・意味深だなあ」 歌詞だってのはわかったけど、それにしちゃえらく短い。 それに韻を踏んでる感じもないし、歌詞というよりは手紙って感じ。 そうだよ、やっぱ手紙だよなこれ。 「・・・・・未完成なのか」 それはそれでおかしい。完璧主義の澪が未完成の歌詞を持ってくるだろうか 未完成のうちから私に見せて意見を聞きたい、そういう線もあるかもしれないが、 本人はこれで完成としている様子。できれば続きも書きたいとは言っていたが、 現時点ではこれが完成品なのだ。 澪の歌詞と言えば、甘々かつメルヘンチックに...
  • SS129
    投稿日:2010/11/09(火) 15 16 49 デデンデンデデン さわ子「ついに、ついに完成したわよ!」 デデンデンデデン 唯「この時が、いよいよ来たんだね!」 デデンデンデデン 紬「ええ! ―――律わんの完成よ!!」 律「ねぇ、待って。ちょっと待って落ち着いて。おかしい。後、梓ターミネータの曲流すの止めろ」 ある晴れた日のこと。魔法以上の愉快が~。 と頭の中で流れている気がするが、気にしない。 いや、実際ね、今“私の律”は現実ではありえない姿をしていた。 梓「完璧ですよ! 犬耳、尻尾が生えているだなんて!」 律「ねえ、お願い中野さん。あなただけが頼りなの。目を覚まして」 澪「いいじゃないか律。流石は私の“狗”だな!」 律「よし、澪も今すぐ起きて。起きないなら10秒後にビンタする」 澪...
  • SS135
    投稿日:2010/11/16(火) 19 39 49 澪は突然立ち止まった。私は勢い余って少し前のめりになる。 「なんだよ澪、急に止まるなって」 振り返って見ると、澪は射的ゲームの屋台を見つめていた。 何かをふと思い出すような――そんな表情を横顔から見せている澪。 私はその顔を覗きこみながら尋ねた。 「どうしたー澪。射的やりたいのか?」 「……」 「澪?」 「……夏休み、ムギに人形取ってやったって言ったよな」 ああ、あれね。 夏休みにムギと一緒に遊んだ時、人形を取ってあげたのを思い出した。 それを澪に話すとしばらく機嫌が悪くなったのを覚えている。 でもなんでその話題が今頃……。 立ち止まっている私たちの横を、ざわめく人々が通り過ぎて行く。 浴衣姿の私たちは、私服の人の波に少しだけ浮いていた。 私と澪は、数秒見つ...
  • SS144
    投稿日:2010/11/23(火) 11 23 17 律「みおーお昼ごはん何食べたい?」 澪「律がつくってくれるならなんでもいい」 律「何でもいいが一番困るんだよなあ」 澪「でも…」 律「ん?」 澪「デザートは…パイナップルで…」 律「おっお昼ごはんつくってくる////」 11月23日いい夫妻の日11 23秋山家のそんなひと時 澪「りーつ」 律「わっなんだよ澪!今料理してんだから邪魔するな」 澪「えい」 律「わっカチューシャとるな!料理しづらいだろ!」 澪「いーからいーから。ほらパイナップル~」 律「人の髪で遊ぶな~」 澪「いいだろ。律だっていつも私の髪で遊ぶじゃないか」 律「そっそれは澪の髪が大好きだから…」 澪「ありがとところで律、さっき、デザートで勘違いしただろ?」 律「えっ」 澪「こないだもらったパイン缶のこといったんだけど...
  • ジャンル別19
    お祭り 短編163 短編164 SS135 SS136 嫌い SS137 短編165 短編166 澪・律が悪いんだからな 短編167 短編174 11月22日(いい夫婦の日) 短編170 短編171 SS140 SS141 短編172 短編173 SS142 SS143 SS144 短編175
  • 澪×律 別荘地 17 まとめ1
    ...体育祭が嫌いだった。SS116   337 :軽音部員♪  2010/10/19(火) 01 28 56   「澪?どうしたの澪?」SS116   338 :軽音部員♪  2010/10/19(火) 01 30 52   午後の部。SS116   339 :軽音部員♪  2010/10/19(火) 01 32 43   「みーおっ」SS116   340 :軽音部員♪  2010/10/19(火) 01 34 14   なにを言ってんだばかりつ。SS116   348 :軽音部員♪  2010/10/19(火) 03 00 28   SSGJ過ぎる ヴーヴー ピッ 澪「どーした律?」 律『ん、もう寝るから』 澪「そっか、ちゃんと布団掛けて寝るんだぞ」 律『分かってるよ、澪こそお腹出して腹壊すなよ』 澪「バーカ、じゃあ切るぞ?」 律『あっ!』 澪「ふふ、うそうそ」...
  • SS126
    投稿日:2010/11/03(水) 16 40 59 律が風邪をひいた。 「今日の練習どうします?」 人一倍、元気で明るい律。 だけど、その実アイツは身体が弱い。 「りっちゃんいないとつまんなーい」 「じゃあ、今日はお休みにした方がいいかしら。澪ちゃんもあんな状態だし」 「今日は澪ちゃん、心ここにあらず! って感じだったもんね」 「唯先輩、その言葉の意味分かって言ってますか?」 「失礼な。それぐらい私にだって分かるもん!」 特に、こんな寒い日。 どこか、心がセンチメンタルになるような、こんな日。 「……結局、中止になっちゃったな」 『澪ちゃん、これりっちゃんに持っていってあげてね』 ―――えっ。みんな来ないのか? 『律先輩にとっての一番の元気の源は澪先輩ですから』 『それに、みんなで行ったらりっち...
  • SS180
    「む…むり!やっぱむり!」 「…まだ制服のボタン一個外しただけなんですがね澪しゃん…」 「だって…は、恥ずかしいし…無理…」 「…はぁ」 「…りつ、ご、ごめん」 「なんで謝るんだよー」 と私は笑って澪の頭をぱちんとはたく。 んな複雑な顔してんじゃねーよ。 澪が悪いわけじゃないだしさ。 「んーじゃ、帰るよ」 「えっ?泊まってかないのか?」 「あぁ、下着とか持って来てないし」 「え…あ、そっか…」 「気持ち抑える自信も無いしな」 「!…ば、ばぁか…」 んで、澪に玄関まで送られて薄暗くなった帰り道。 澪と付き合って3年とちょっと。 うん…エッチ経験は未だありませんよ。 理由は…まぁさっきの会話通りだ。 手はつなぐ。澪もそこまではできる。 キスは、まだしてない。 付き合って3年なのに遅いって?いやいや、これが普通。 澪と付き合うってんな...
  • SS125
    投稿日:2010/11/02(火) 16 20 20 マフラーを編んでみようかな。 そう思ったのは秋に入ってすぐのことだった。 今年は暑くて長い夏から急に寒くなったからか、その寒さが例年以上に身に染みる。 だからマフラーを出そう、そう思ったんだけども毎年同じものっていうのもなんだか味気ない。 それならいっそ自分で…という訳だ。 とはいっても編み物の経験なんてほとんどない。 仕方ないから私は休日に初心者向けの本と少し多めの毛糸を買ってきた。 これで寒い秋もこごえる冬も大丈夫!…かな。 さぁ、早速今日から始めよう。 ―――――― ―――― 「今年は寒いなー」 うっすらとした白い吐息混じりに律は言った。 寒い、なんて言ってはいるが元気印は相変わらず。 「あぁ…」 当の私はというと、寒さと寝不足とでなかなか律のよ...
  • SS109
    投稿日:2010/09/16(木) 23 29 21 「澪、キス、しようよ」 「!……い、いやだ…」 「えーなんでだよぉ!なんだかんだで私達付き合ってから一回もしてないじゃん!」 「だだだって…無理だよ…恥ずかしい…」 「ちぇっ、澪の意気地なし」 「うるさいばか律!わ、わたしはプラトニックな関係を築こうとだな…」 といった感じに私と澪は高校生2年生になって晴れて恋人同士となったんだけど、一度もキスをしていない。それどころか手を繋ぐことすらも。もう1年たつんだぜ? 私からアプローチをかけてもいつも拒否されちゃって…ピュアな澪の性格から考えると仕方ないかと思うんだけれど、私も女の子なのだ。こう何度も拒否されると心にくるものがあるなぁ…うぅ。 でもこんな関係も悪くないと思ってしまう自分もいる。もちろん拒否されるたびに胸は痛くなるんだけれどもその後、他愛も無い...
  • SS190
     紬の「ポッキーゲームしましょう」の提案を受けて始まった競技も、 律と澪のチームを残すのみとなった。 始めに純と梓がチャレンジして、残り1cmの記録。 続く唯と憂のチームが残り5mmで、今の所1位である。 「舐めてたね。もっといけば良かった」  残念そうに口にした純に、梓は悔しさを隠して言葉を返す。 「でも、最下位は免れると思うよ。 澪先輩シャイだから」 「あはは、でも憂がトップかー」 「姉妹だからしょうがないよ」  視線を移せば、 既に唯は優勝を確信しているのか胸を張って鼻息を荒げている。 「ふんすっ」  そんな余裕の態度を示す唯に、律が声を荒げる。 「おまっ。見てろよ、必ず勝ってやるからな」  けれども、梓には強がりにしか見えない。 澪の羞恥心が邪魔をする、そう踏んでいたのだ。  そしてその読みは、 ポッキーへと伸ばした律の手を澪が抑えた事によって確...
  • SS139
    投稿日:2010/11/18(木) 22 56 37 澪(人を素直にさせる薬、か…) 澪(ムギ曰く、副作用はなし。勢いに負けて貰っちゃったけどどうしよう…?) 律「澪、みーお!」 澪「…ん?」 律「どうしたんだよ。朝からぼーっとするなんてらしくないぞ?」 澪「あ…ちょっと考え事してて(今日も私の律はかわいいなぁ)」 律「ふーん?悩み事なら相談しろよー?」 澪「うん、ありが…(いや、ちょっと待て)」 澪「…律、なら早速いいかな?(これを使えば律の本当の気持ちを…)」 律「んー?」 澪「実はダイエット中でさ、飴を貰ったんだけどどうしようか迷ってたんだ。私の代わりに食べてくれないか?」 律「…それだけ?」 澪「…ダメかな?」 律「ん。いいよ」 澪「はい、じゃあ口開けて」 律「あーん。…ん、なんか変な味」 澪「健康にいい成分入れてるらしいからな。一気に...
  • SS171
    澪「当ててのよ!」 休み時間! 澪「…と、言う訳で律とのスキンシップが取りたいんだけど…」 紬「確かに、澪ちゃんから甘えに行くの少ないものね。」 澪「そうなんだ…気付いたら律の事を叩いてばっかりだし…」 澪「こんなんじゃ、その内嫌われちゃうかも…」ウルウル 紬「(うーん、そんな澪ちゃんにずっとついて来てるんだから問題ないと思うけど…)」 紬「(律澪見たいから黙っておきましょう!)」 澪「ムギぃ~…」 紬「そうね、今のままじゃ駄目ね!」 澪「う~…やっぱり嫌われちゃうんだ…」ウルウル 紬「(いけない、煽り過ぎた…)大丈夫よ、私に考えがあるの~」 澪「…どんなの?」 紬「ずばり!『足を挫いちゃって歩けな~い、誰か背負ってくれないかな…作戦!』よ!」 澪「…ムギ、ネーm」 紬「...
  • SS142
    投稿日:2010/11/22(月) 23 19 30 「なあ澪、今日が何の日か知ってる?」 律は澪にそう訊ねた。 「なんだよ、11月22日、『良い夫婦の日』だろ?それがどうしたんだ?」 律はにわかに不機嫌な顔つきになり、澪はそれを見てクスクスと笑った。 「何笑ってんだよ、澪?」 「いや、なんていうか、律可愛いなって」 そう言うと澪はまた笑いだした。律は自分の顔がみるみる熱くなっていくのを感じた。 「おい変なこと言うなよ、澪!」 「ごめんごめん」 澪は笑うのを止め、一呼吸おいてからこう続けた。 「でもさ……律ってば何を期待してそんなこと訊いたのかな?」 澪は、今度は声は出さず、悪戯っ子のようなにやにやとした笑みをもって律を見た。 律はいよいよ顔を真っ赤にし、下を向いたきり押し黙ってしまった。 少しの間沈黙が流れると、澪はいよいよ自分がやりすぎたことに気...
  • SS137
    投稿日:2010/11/18(木) 00 29 09 ふと、思い出した それはずっと昔の話 私と律が知り合って、1年くらいが経った頃のこと・・・ そのころに起こったとある出来事が 少なからず、今の律と私の関係を築く上で欠かせないものになっているのではないか 最近ではそんなことを思うようになった キッカケが何だったかなんて、もう記憶の片隅にも残っていない ただ、その日の私と律はえらく荒れていて 売り言葉に買い言葉、周囲が引くほどの口げんかを繰り広げていた。 そのときに・・・口をつついて出てきた一つの言葉 それを律に振りかけてしまった 「嫌い」 決して本心ではない、むしろそのとき私は既に 律に心から惹かれ、好きになっていた だから だからこそ 私の気持ちをわかってくれない律に、腹が立って 律の気持ちをわかってやれない私に腹...
  • SS140
    投稿日:2010/11/22(月) 03 45 51 私はヒモりっちゃん 幼馴染で親友でバンドメンバーの秋山澪と同棲中だ。 私はヒモだから当然働いていない。その分澪が働いてくれてる。 今日も澪にお弁当をつくる。 え?お弁当つくってあげるなんてヒモらしくないって? ふっふっふ。甘いな。こうやってサービスして捨てられないように するのだ。ようはアメとムチだ。ふふっさすが私。ヒモの鑑。 あ、この肉団子ひとつだけ辛くしてみよう。ふふっ驚く澪の顔が目 に浮かぶなあ。 ドンナニサムクテモ~♪ 家事を一通り済ませてそろそろ夕飯の買い物に行こうとしたら澪から のメール。何々?今日は遅くなるから夕飯いらない… そっか、澪忙しいのか。まっ家事がひとつ減ってヒモの私としては ラッキーラッキー…。冷蔵庫空だけど買い物明日でいいかな… そうだ、何時に帰ってくるかメー...
  • SS138
    投稿日:2010/11/18(木) 21 51 27 澪とケンカをしてしまった。きっかけは私。 最近二人きりであえる時間が少ないことについて文句を言った。でも澪は我慢しろの一点張り。 「澪は私がいなくても平気なんだな!」そう捨てぜりふを言って逃げてしまった。 今日、私は当てつけるためわざと澪を無視して別の子と話をしたりスキンシップしたりした。 で、肝心の澪はというと全く反応なし。 少しはヤキモチをやいたり、もしかしたら割って入ってくるかも…と思ってたけど結局放課後まで澪からは何もなかった。 仕方がないから今日のところは諦めようとなるべく澪に出会わないように回り道をして家に帰った。 (もう今日は疲れたな…ちょっと休もう。仲直りの方法考えるのはその後だ。) そう思って自分の部屋のドアを開けると 部屋のなかに澪がいた。 澪は学校が終わった後まっすぐ来た...
  • @wiki全体から「SS116」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索

記事メニュー
目安箱バナー