けいおん!澪×律スレ @ ウィキ内検索 / 「SS127」で検索した結果

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  • SS127
    投稿日:2010/11/03(水) 18 25 50 「私はヒモりっちゃんだ!」 今の生活が始まってから律はよくこんなことを言う。 同棲を始めた頃は共働きだったんだけど私の仕事が軌道に乗って二人で 生活する分には十分なお給料がもらえるようになったことと二人でいる 時間をできるだけ増やしたいということで仕事は私、家事は律ということ で律に家庭に入ってもらった…なんかこの言い方は照れるな。 ……実は家事全般は完全に律の方が得意というのもある…屈辱だ… 律は変に照れ屋なとこがあるから主婦じゃなくてヒモだなんていう。 「それじゃ律いってきます」 「いってらっしゃ~い。ほら、早く行った行った。私はヒモだから今日も 家でのんびりだ」 ん?なんか律の様子が変だな。ヒモなんて軽口はいつものことだけど。 まあいいか。仕事に遅れる訳にはいかない。私のヒモさんのために頑張...
  • 澪×律 別荘地 18
    ...律が風邪をひいた。 SS127 「私はヒモりっちゃんだ!」 短編155 平穏な日々。 短編156 「せんせー!ちょっと休憩しましょうよー」 短編157 「……澪、なんか、揺れてないか?」 SS128 授業と授業の合間の休憩時間に、私は保健室を訪れた。 短編158 「今日はどっちにする?」 短編159 「田井中ってさ~秋山さんとはぶっちゃけ釣りあわないよね」 SS129 デデンデンデデン 18-674 澪「おーっす」ガチャッ SS130 あれ?化学って宿題出てたかな? SS131 律「………えっ?」 SS132 いつも通り澪の家にいて隣に彼女がいると私はふと思う。 SS133 「今日はちょっと用事あるからここでお別れな!」 短編160 律が足を挫いた。それがどうしたとか言うなよ 短編161 律が、ゲームばっかりやっててかまってくれない。 SS134 饅頭怖いという落語をご存知だろうか...
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  • SS123
    投稿日:2010/11/02(火) 01 23 53 「仲間内で飲み会やるんだけど秋山さんもこない?」 大学で知り合った友達に飲み会に誘われてしまった。今日は律は講義が ないのでお休み。どうしようかな… 「あんまり遅くならないから行こうよ」 まあ女子大の仲間内の飲み会だし大丈夫かな。律からも友達づきあいは 大事にしろって言われてるし。悪い人じゃないしね。 「うんまあ、あんまり遅くならないならいいよ」 講義も終わってその子と一緒に会場の居酒屋に向かった まではよかったんだけど… 「おっ!待ってたよ~。そちらの可愛い子は?」 「!!!」 「あ~同じ大学の秋山さん。一緒に参加するからよろしくね」 なっ!なんで男の人がいるの!? 「なっなんで男の子がいるの…?」こっそりと聞いてみると、 「あはっ実は合コンのメンバーが一人足りなくてさ。みんな悪い人 じゃないか...
  • SS12
    律視点 「おっじゃまっしまーす」 土曜日、別に澪と約束してないけど澪んちにいく 何時も約束しないで突撃かけたりするから もう澪も慣れっこだと勝手に思ってる でも、今日は何時もと違った 今まで何度も押しかけたけど そういえば、こういうシチュエーションはなかったな 澪の部屋に入ると、部屋の主はベッドでおやすみ中 とりあえず近くまでいってみるわけだけど 近づいても起きる気配がない。無防備すぎるぞ お腹でてるぞー、相変わらず胸がけしからん あ、まつげなげーなぁ、ほっぺぷにぷにしてら なんて澪を観察 唇真っ赤、リップ塗って無くてもぷるぷるしてる、やわらかそーだ 気が付けば澪の唇ばっかりみている自分がいた なんか胸の奥の方がむずむずしてくる なんでだろ? 澪の唇みてたら、なんか・・ いや、まて。相手は寝てるんだぞ?いや、そも...
  • SS129
    投稿日:2010/11/09(火) 15 16 49 デデンデンデデン さわ子「ついに、ついに完成したわよ!」 デデンデンデデン 唯「この時が、いよいよ来たんだね!」 デデンデンデデン 紬「ええ! ―――律わんの完成よ!!」 律「ねぇ、待って。ちょっと待って落ち着いて。おかしい。後、梓ターミネータの曲流すの止めろ」 ある晴れた日のこと。魔法以上の愉快が~。 と頭の中で流れている気がするが、気にしない。 いや、実際ね、今“私の律”は現実ではありえない姿をしていた。 梓「完璧ですよ! 犬耳、尻尾が生えているだなんて!」 律「ねえ、お願い中野さん。あなただけが頼りなの。目を覚まして」 澪「いいじゃないか律。流石は私の“狗”だな!」 律「よし、澪も今すぐ起きて。起きないなら10秒後にビンタする」 澪...
  • SS120
    投稿日:2010/10/31(日) 22 36 37 「澪、行くぞ―」 「ちょっと待って……って律!? なんだよその格好!」 部屋に入ってきた律の格好は、あまりに見慣れない姿だった。 薄めのタンクトップに半ズボン。前髪は下ろして、赤いキャップを被っている。 雑誌でよく見るような格好もなかなかに決まっていた。 白い歯を光らせて笑う律。 その姿は……な、なんというか……男の子みたいだった。 「へへ、どう? 男みたいじゃないか?」 「そ、そりゃそう見えるけど……なんでそんな」 「ほらほら、前に澪と出掛けた時さあ、男が絡んできたじゃん」 それは先週の休みに繁華街に行った時の話だろう。 二人の男が私たちに何やら声を掛けてきたのだ。もちろん断って逃げた。 女二人でいると結構危ういとなんとなく実感した経験だったのを覚えてる。 だからってなにも対...
  • SS126
    投稿日:2010/11/03(水) 16 40 59 律が風邪をひいた。 「今日の練習どうします?」 人一倍、元気で明るい律。 だけど、その実アイツは身体が弱い。 「りっちゃんいないとつまんなーい」 「じゃあ、今日はお休みにした方がいいかしら。澪ちゃんもあんな状態だし」 「今日は澪ちゃん、心ここにあらず! って感じだったもんね」 「唯先輩、その言葉の意味分かって言ってますか?」 「失礼な。それぐらい私にだって分かるもん!」 特に、こんな寒い日。 どこか、心がセンチメンタルになるような、こんな日。 「……結局、中止になっちゃったな」 『澪ちゃん、これりっちゃんに持っていってあげてね』 ―――えっ。みんな来ないのか? 『律先輩にとっての一番の元気の源は澪先輩ですから』 『それに、みんなで行ったらりっち...
  • SS121
    投稿日:2010/11/01(月) 02 54 17 もう時間は深夜の一時 草木は眠り、町の明かりもその目を閉じようとしているころ 光を煌々と照らし、ベッドの中で二人語り合う私たちがいた その話題は、さっき見つけたアルバムのこと。 部屋の整頓をしていたら見つけた!と律が持ってきたものだ それは一ページ開いただけで、 忘れかけていたあの日のことを思い出させてくれる魔法の書・・・なんてな。 ベッドに入り律と一緒にそれを眺めていると、不思議なくらいのスピードで時間は進む・・・ 公園で空き缶をドラムに見立て叩いている幼い律・・・それを見ている幼い私。 夏の日のことだろうか?同じ布団に眠る私たちを撮った写真・・・律はやっぱり毛布跳ね除けちゃってる その下に貼ってあるのは、次の日の朝の様子みたいだ 豪快な日本地図の描かれたシーツの前で大泣きする...
  • SS125
    投稿日:2010/11/02(火) 16 20 20 マフラーを編んでみようかな。 そう思ったのは秋に入ってすぐのことだった。 今年は暑くて長い夏から急に寒くなったからか、その寒さが例年以上に身に染みる。 だからマフラーを出そう、そう思ったんだけども毎年同じものっていうのもなんだか味気ない。 それならいっそ自分で…という訳だ。 とはいっても編み物の経験なんてほとんどない。 仕方ないから私は休日に初心者向けの本と少し多めの毛糸を買ってきた。 これで寒い秋もこごえる冬も大丈夫!…かな。 さぁ、早速今日から始めよう。 ―――――― ―――― 「今年は寒いなー」 うっすらとした白い吐息混じりに律は言った。 寒い、なんて言ってはいるが元気印は相変わらず。 「あぁ…」 当の私はというと、寒さと寝不足とでなかなか律のよ...
  • SS122
    投稿日:2010/11/01(月) 23 18 09 今日は大変だった。 大学の友達との付き合いで飲み会に行ってきた。 そしたら男がいてびびった。 あいつら合コンってことを黙っていやがったな。 もう誘われても行かん。 唯も一緒に行ったからもしもの時は大丈夫…なはず。 それから久しぶりにさわちゃんに会った。 ちょっと老けたんじゃないって言ってたら絞め技を喰らった。 まぁ、実際はずっと美人になってた。でも、うちの嫁ほどじゃないがな! それから世間話なんかしてたら帰るのが遅くなっちゃった。 愛しの彼女は起きているのかな。 流石に寝てるかな… そしてマンションに到着。 …あ、電気点いてる。 「おかえり、律」 「…ただいまーみおー!うぇへへへへ、あーさみぃさみぃ」 「ほら、コート脱げ」 これって新婚気分ってやつか。 会社帰りの父はこんな...
  • SS124
    投稿日:2010/11/02(火) 15 22 13 ん・・・あれ、ここ どこだろう・・・ 見覚えのない天井 馴染みのない感覚 少し目を泳がせると、 白衣を着た女性が和と律に何か話をしているのが目に入る・・・ そして律が少し視線をこちらに寄せると私と目が合い それと同時にこちらに飛びつくような勢いで走ってきた 「みお!大丈夫か?!」 「うん・・・おはよ」 大げさに私の手をぎゅーっと握りながら語りかけてくる その律の肩を和が軽く叩き 保健室では静かにしなさいといさめる そういえば・・・体育でバレーボールしてる途中に急に意識がぐらっとして・・・ それから記憶が途切れてるから、多分倒れたんだろうな。 律がこれだけ心配そうにしているのも、そう思えば納得できる 保険の先生によれば少し熱があるとのこと 朝からちょっと風邪気味で、今日は無理...
  • SS128
    投稿日:2010/11/05(金) 21 31 54 授業と授業の合間の休憩時間に、私は保健室を訪れた。 普段はあまり来る用事のない保健室だけど、今回ばかりはちょっと違った。 私はかなり小さな声で言った。中にいる誰かに聞こえないように。 「失礼しますっと……」 保健室の中は意外と静かで、保健室の先生も今はいないようだった。 私はあまり物音を立てないようにカーテンの閉まったたベッドに近づき……。 「みーお!」 「うわあっ!?」 カーテンを思い切り開けながら中にいる彼女の名前を呼んだ。 当の澪は私の声に驚き仰け反っていた。さすがにちょっと突然すぎたか。 「なんだ律か……驚かすなよ」 「ごめんごめん」 私だとわかると澪はほっと一息ついた。私じゃなかったらどうだったんだろう。 澪は下半身を布団に埋めている。私はベッ...
  • 澪×律 別荘地 18 まとめ1
    ...ヒモりっちゃんだ!」SS127   237 :軽音部員♪  2010/11/03(水) 18 27 55 しばらく手を握っててやると律が寝息をたてはじめた。本当ならここで自分のSS127   241 :軽音部員♪  2010/11/03(水) 20 00 45 平穏な日々。短編155   251 :軽音部員♪  2010/11/03(水) 21 38 01 体育の授業のバレーボールで違うチームになって律と澪が前衛同士に なっていつものちょっかいの仕返しとばかりに律のブロックの上からガン ガンスパイク決める澪。家に帰ったら急に拗ねだす律ってのを妄想した。   252 :軽音部員♪  2010/11/03(水) 21 51 12 律「どうせちっこいですよーだ」 澪「ごめんごめん」ナデナデ 律「頭撫でるなー!」 澪(ちびっこ可愛い……) 澪はちっちゃいりっちゃんが可愛く...
  • 澪×律 別荘地 13
    トップページ 澪×律 避難所 13 SS一覧 澪×律 別荘地 13 まとめ1 澪×律 別荘地 13 まとめ2 題 1行目 別れは唐突に...... 「なぁ……澪って幽霊、嫌いだよな?」 短編123 昨日まで澪は2泊3日の家族旅行 短編124 「ねえ、澪。」 SS102 「最近、怖い話とかやんなくなったよなー」 SS103 小学校時代、ちょっかいを出した時に見せる泣きそうな表情が可愛くて、毎日のようにちょっかい出してたっけ。 SS104 「はー・・・進まないなこれじゃー。」 SS105 〇月〇日 短編125 澪「なんで律は歌詞を見せなかったんだ?」 短編126 澪「わたしはロミオ……あっ」グイ 短編127 「劇の練習もあとは通しで細かい修正をするだけだな!」 トップページ
  • 澪×律 4
    トップページ 澪×律 4 SS一覧 澪×律 4 まとめ1 澪×律 4 まとめ2 澪×律 4 まとめ3 題 1行目 SS9 私は今世界中の誰よりも幸福なんじゃないかと思う。 SS10 はぁ、澪は何時まで写真撮ってるつもりなんだろ SS11 冬の日 どんなに寒くても 私は幸せ 短編21 君は本当に無防備だよね。私を揺さぶるのが好きなのかな 短編22 私が君を好きになったのは必然だったのかもしれない。 短編23 「澪、あっちのバンドでも頑張れよ!」 SS12 「おっじゃまっしまーす」 短編24 律は明るくて、気さくで、誰とでもすぐ仲良くなれるから人が寄ってくる。 SS29 「うーっ、さみーなー!」 短編25 気が付くと見慣れない部屋にいた。 短編26 放課後、律の家に半ば強引に連れてこられた SS30 しとしとと窓の外で雨音が響いている。 短編27 「~で、~~とかさ~・...
  • SS18
    注1 本SSは律澪分、唯梓分が均等に振り分けられて(るはず)ますので 澪×律スレ、唯×梓スレの両方に投下させて頂きます 注2 本SSは某「唯が梓に嫉妬するSS」を参考に作成されています 注3 本SSは既に律澪と唯梓はカップルになってる事を前提で話を進めさせて頂きます また、あからさまなキャラ崩壊が見受けられる可能性がありますのでご注意下さい 唯律澪紬「ワイワイガヤガヤ」 ガラガラ 梓「こんにちは、遅くなってすみません」 唯「あっ!あずにゃん!遅いよ~早く早く~♪」 梓「はい…でもその前に」 唯「?あずにゃんその手に持ってるのなぁに?」 梓「あぁこれは…ラブレターです」 唯「…え」 律「おっ、梓も隅に置けないねぇ~このぉ~」 澪「こら律、あまりからかうn」 ドンッ! ...
  • SS131
    投稿日:2010/11/12(金) 14 25 06 律「………えっ?」 それは、本当に突然のことだった。 唯「びっくりだよねー」 何だよ……それ。 紬「ほんとね。でも、澪ちゃんだものね」 何をするにも常に一緒で、お互いのことは何でも知っている。 ……つもりだった。 さわ子「彼氏ができるのも頷けるわね」 私ハ、ソレヲ知ラナカッタ……。 律「なん、だよ……それ」 唯「あれ? りっちゃん知らなかったの? てっきり知ってるかと…」 さわ子「結構学校でも有名よ? 澪ちゃんに彼氏ができたって話」 梓「………」 紬「路地裏あたりで2人でいるのを見たって人がいたのよ」 唯「路地裏って、何だかえっちぃね!」 梓「その発想はなかったです」 澪に…彼氏? ははは、何を、バカなことを……。...
  • SS112
    投稿日:2010/09/26(日) 16 28 21  香りのいい紅茶を楽しみながら、特に何をするということもなく、 私たちはいつもの放課後を過ごしていた。  仮にも軽音部という看板を掲げている以上、差し迫った目標が無くとも練習するのが 当然なのだけれど、お茶の合間に気が向いたら練習という毎日に、 いつの間にか身体が慣れてしまっている。特に今日は、普段から率先して練習に励む梓が、 クラスの用事か何かで、まだ部室に顔を見せていない。つまり、だらけた雰囲気に 歯止めを掛ける人間がいないのだ。故に、常にフリーダムな律や唯はもちろん、 それを諫める役目などとっくに放棄したムギと私までもが、楽器にさわりもせず、 各自思い思いに時間を費やしている、というわけだ。  律は持ってきた雑誌を読むのに夢中らしい。唯はといえば、鏡や手帳やその他の小物を、 出したり片付けたり並...
  • SS138
    投稿日:2010/11/18(木) 21 51 27 澪とケンカをしてしまった。きっかけは私。 最近二人きりであえる時間が少ないことについて文句を言った。でも澪は我慢しろの一点張り。 「澪は私がいなくても平気なんだな!」そう捨てぜりふを言って逃げてしまった。 今日、私は当てつけるためわざと澪を無視して別の子と話をしたりスキンシップしたりした。 で、肝心の澪はというと全く反応なし。 少しはヤキモチをやいたり、もしかしたら割って入ってくるかも…と思ってたけど結局放課後まで澪からは何もなかった。 仕方がないから今日のところは諦めようとなるべく澪に出会わないように回り道をして家に帰った。 (もう今日は疲れたな…ちょっと休もう。仲直りの方法考えるのはその後だ。) そう思って自分の部屋のドアを開けると 部屋のなかに澪がいた。 澪は学校が終わった後まっすぐ来た...
  • SS10
    はぁ、澪は何時まで写真撮ってるつもりなんだろ 声かけても「んー」とか「あぁ」とか全然かまってくれない あーあ、つまんないなぁ 「りーつっ」 そんな風に考えてたら、私をほったらかしにしてる張本人が声をかけてきた かまってくれなくて結構いじけている私は、むすくれた顔で振り返る その瞬間、パシャリというシャッター音 え? 「ふふっ」 ポカンとした私の目の前にはいたずらっぽく笑う澪 …やられた 「不意打ちは卑怯だぞ!」 「このカメラ、デジカメじゃないからなぁ」 抗議してみるも、暗に消せないということをいって尚も笑う澪 しかも、この写真どうしよっかなぁ~とかいってるし! …ふふん。でもな、この程度で慌てる私ではないのだよ! 「これを見ろ!」 「・・封筒?」 驚くなかれ!この封筒には3日前...
  • SS1
    律「まあ私が一号で澪が二号なのは明らかだな」 澪「なっ、なんで」 律「だって澪どん臭いじゃん。妖怪『コードに足引っ掛けパンモロ女』だし」 澪「うおおいっ!なんだよその汎用性なさすぎな妖怪は!」 律「まあそんなだから、少なくとも技ってガラじゃないね」 澪「どん臭い=力の二号ってのもおかしいだろ…」 律「いやほら背高いし手デカいじゃん。そしてそのデカい手でしょっちゅう殴られる可哀想なアタクシ」 ごちんっ 律「あづーっ!」 澪「お前がそうやって挑発するからだろ!」 律「でも澪しゃ~ん、   自分と同年齢のオナゴをネックハンギングツリーで浮かせられる女子高生なんて結構な逸材だと思いますよ?」 澪「お前がちっちゃすぎるだけだろ。大体どこに適所があるんだよ、その逸材は…」 律「そんなの自分で探せよ。全く、これじゃか弱いりっちゃんはデカ女に押し倒されても貞操を守れませんわ」 ...
  • 澪×律 別荘地 12 まとめ2
    澪×律 別荘地 12 まとめ1|澪×律 別荘地 12|澪×律 別荘地 13 まとめ1   469 :軽音部員♪  2010/07/21(水) 09 47 16 澪(…あれ、いつの間にか寝ちゃってた) 律「あ、起きたか澪。もう八時だぞ」 澪「んー……外暗いな」 律「全く、頑張って起こしたのになあ。お腹すいたろ」 澪「そーだな……なんか食べに」 律「ノンノンノン!ほら、下いくぞー」 澪「?うん……」 澪「うわー、これ……全部律が作ったのか?」 律「へへーん!りっちゃん様による豪華ディナーだぞぉ!さあ、座った座った」 澪(おいしそう……)もぐもぐ「……美味い!」 律「そうかあ?照れちゃうなあ。おかわりもあるからなあ」 澪「うん」(律……いいお嫁さんになるだろうな……) あんたの嫁さんになっ!!   490 :軽音部員♪  2010/07/21(水) 21 14 41 ※1期11話的律に注意...
  • SS180
    「む…むり!やっぱむり!」 「…まだ制服のボタン一個外しただけなんですがね澪しゃん…」 「だって…は、恥ずかしいし…無理…」 「…はぁ」 「…りつ、ご、ごめん」 「なんで謝るんだよー」 と私は笑って澪の頭をぱちんとはたく。 んな複雑な顔してんじゃねーよ。 澪が悪いわけじゃないだしさ。 「んーじゃ、帰るよ」 「えっ?泊まってかないのか?」 「あぁ、下着とか持って来てないし」 「え…あ、そっか…」 「気持ち抑える自信も無いしな」 「!…ば、ばぁか…」 んで、澪に玄関まで送られて薄暗くなった帰り道。 澪と付き合って3年とちょっと。 うん…エッチ経験は未だありませんよ。 理由は…まぁさっきの会話通りだ。 手はつなぐ。澪もそこまではできる。 キスは、まだしてない。 付き合って3年なのに遅いって?いやいや、これが普通。 澪と付き合うってんな...
  • SS152
    コンビニで、音楽雑誌を立ち読みした。 「……澪と唯のツーショット」 我がHTTの数ページにわたる特集が載っている。 んで、始めのページはその二人のツーショット。 んんん、凄いな、唯は。 これでもかってくらい元気溢れてる表情してる。 可愛い可愛い。 そして澪。 うん、言わずもがな、完璧すぎる。 ルックスもスタイルも申し分ない。 それから表情。 初めは緊張でガチガチで笑顔も作れなかったくせに、最近はとてもいい笑顔で撮ってる。 成長、したんだな。 というかこの雑誌、澪の載ってる比率が高いな。 梓とのツーショット。 HTTメンバー全員で。 澪単体。 …まぁ、澪は人気あるからな。 当然だ。あんなに美人なんだから。あんなに完璧なんだから。 唯も文句なしに可愛いし、梓だって綺麗だ。 澪とのツーショットも、よく決まる。 少なくとも、特に人気のない私なんかより...
  • SS14
    冬の日 どんなに寒くても僕は幸せ 白い吐息弾ませて、駆けてくきみを見てると、切りそろえた髪がとても似合ってる でも、前髪を下ろした姿も見てみたい この怪しげな手紙の正体が解かり、不安のモヤモヤは消えたものの 今は新しいモヤモヤが私の胸中を占拠しようとしている 「・・・・意味深だなあ」 歌詞だってのはわかったけど、それにしちゃえらく短い。 それに韻を踏んでる感じもないし、歌詞というよりは手紙って感じ。 そうだよ、やっぱ手紙だよなこれ。 「・・・・・未完成なのか」 それはそれでおかしい。完璧主義の澪が未完成の歌詞を持ってくるだろうか 未完成のうちから私に見せて意見を聞きたい、そういう線もあるかもしれないが、 本人はこれで完成としている様子。できれば続きも書きたいとは言っていたが、 現時点ではこれが完成品なのだ。 澪の歌詞と言えば、甘々かつメルヘンチックに...
  • SS160
    その朝、りっちゃんが私のお家に来ました。りっちゃんは私の顔を見ると「メリークリスマス、澪ちゃん!」と言いました。 私は不思議に思ってカレンダーを見たけれど、やっぱり日付は12月26日で、クリスマスは昨日です。 実際に、昨日の夜私はパパとママとツリーの飾りつけをしたり、ケーキを食べたりしました。 朝起きると、今年もサンタさんはちゃんと私のお家に来たらしく、枕元にはプレゼントが置いてありました。 だから私はりっちゃんが「メリークリスマス」なんていうのがとても不思議でした。 私はりっちゃんに聞きました。 「りっちゃん、クリスマスは昨日だよ?りっちゃんは昨日の夜、パパやママとクリスマス会やらなかったの?」 するとりっちゃんは「やったよ」と答えました。 私はますます不思議になってしまい、その表情が顔に出たのかもしれません、 りっちゃんは「ちょっと待っててね」といい、背負ってい...
  • SS139
    投稿日:2010/11/18(木) 22 56 37 澪(人を素直にさせる薬、か…) 澪(ムギ曰く、副作用はなし。勢いに負けて貰っちゃったけどどうしよう…?) 律「澪、みーお!」 澪「…ん?」 律「どうしたんだよ。朝からぼーっとするなんてらしくないぞ?」 澪「あ…ちょっと考え事してて(今日も私の律はかわいいなぁ)」 律「ふーん?悩み事なら相談しろよー?」 澪「うん、ありが…(いや、ちょっと待て)」 澪「…律、なら早速いいかな?(これを使えば律の本当の気持ちを…)」 律「んー?」 澪「実はダイエット中でさ、飴を貰ったんだけどどうしようか迷ってたんだ。私の代わりに食べてくれないか?」 律「…それだけ?」 澪「…ダメかな?」 律「ん。いいよ」 澪「はい、じゃあ口開けて」 律「あーん。…ん、なんか変な味」 澪「健康にいい成分入れてるらしいからな。一気に...
  • 澪×律 別荘地 12
    トップページ 澪×律 避難所 12 SS一覧 澪×律 別荘地 12 まとめ1 澪×律 別荘地 12 まとめ2 題 1行目 SS96 紬と二人で遊びに行って以来、律と紬の距離は一層近くなっていた。 短編120 「律、特訓しよう!」 SS97 「律ー?」 短編121 私は冷房の温度をちょっと低めに設定するのが好きだ SS98 外のあまりの暑さに負け、エアコンをつけている私の部屋。 SS99 「りっちゃんってさ、弱み見せないよね」 SS100 私は律に依存しているのかもしれない。 短編122 夢の世界から現実へと引き戻す鐘の音が喧しく鳴り響き、目を覚ます。 Good smell 「だーれかいるかー?」 SS101 いつから友達じゃなくなってしまったのだろう。 トップページ
  • SS109
    投稿日:2010/09/16(木) 23 29 21 「澪、キス、しようよ」 「!……い、いやだ…」 「えーなんでだよぉ!なんだかんだで私達付き合ってから一回もしてないじゃん!」 「だだだって…無理だよ…恥ずかしい…」 「ちぇっ、澪の意気地なし」 「うるさいばか律!わ、わたしはプラトニックな関係を築こうとだな…」 といった感じに私と澪は高校生2年生になって晴れて恋人同士となったんだけど、一度もキスをしていない。それどころか手を繋ぐことすらも。もう1年たつんだぜ? 私からアプローチをかけてもいつも拒否されちゃって…ピュアな澪の性格から考えると仕方ないかと思うんだけれど、私も女の子なのだ。こう何度も拒否されると心にくるものがあるなぁ…うぅ。 でもこんな関係も悪くないと思ってしまう自分もいる。もちろん拒否されるたびに胸は痛くなるんだけれどもその後、他愛も無い...
  • SS175
    律「みんな来ないなー」 澪「仕方ないだろ。みんな部活だけやってればいい訳じゃないんだから」 律「分かってるけどさー…」 澪「じゃあ大人しくしてろ。もうすぐ来るよ」 律「んー…ん?」チラッ 澪「ん?律?」 律「………」ジーッ 澪「な、なんだよ…」 律「…よし!澪、ひざ枕してやるから、ほら!」 澪「え?え?…み、みんなもうすぐ来るっていってるだろ!///」 律「だからだよ!ほら、ここに頭のせて」ポンポン 澪「そ、そんな律…わざわざ見せつけたりしなくても私は律の…」モジモジ 律「はやくはやく!みんな来ちゃうぞ!」 澪「ぅ…わ、わかった」 律「よし…ってなんで上向いてるんだよ。横向いてくれなきゃ」 澪「え…?どっち?」 律「私の方」 澪「こう…?」ドキ...
  • SS190
     紬の「ポッキーゲームしましょう」の提案を受けて始まった競技も、 律と澪のチームを残すのみとなった。 始めに純と梓がチャレンジして、残り1cmの記録。 続く唯と憂のチームが残り5mmで、今の所1位である。 「舐めてたね。もっといけば良かった」  残念そうに口にした純に、梓は悔しさを隠して言葉を返す。 「でも、最下位は免れると思うよ。 澪先輩シャイだから」 「あはは、でも憂がトップかー」 「姉妹だからしょうがないよ」  視線を移せば、 既に唯は優勝を確信しているのか胸を張って鼻息を荒げている。 「ふんすっ」  そんな余裕の態度を示す唯に、律が声を荒げる。 「おまっ。見てろよ、必ず勝ってやるからな」  けれども、梓には強がりにしか見えない。 澪の羞恥心が邪魔をする、そう踏んでいたのだ。  そしてその読みは、 ポッキーへと伸ばした律の手を澪が抑えた事によって確...
  • SS171
    澪「当ててのよ!」 休み時間! 澪「…と、言う訳で律とのスキンシップが取りたいんだけど…」 紬「確かに、澪ちゃんから甘えに行くの少ないものね。」 澪「そうなんだ…気付いたら律の事を叩いてばっかりだし…」 澪「こんなんじゃ、その内嫌われちゃうかも…」ウルウル 紬「(うーん、そんな澪ちゃんにずっとついて来てるんだから問題ないと思うけど…)」 紬「(律澪見たいから黙っておきましょう!)」 澪「ムギぃ~…」 紬「そうね、今のままじゃ駄目ね!」 澪「う~…やっぱり嫌われちゃうんだ…」ウルウル 紬「(いけない、煽り過ぎた…)大丈夫よ、私に考えがあるの~」 澪「…どんなの?」 紬「ずばり!『足を挫いちゃって歩けな~い、誰か背負ってくれないかな…作戦!』よ!」 澪「…ムギ、ネーm」 紬「...
  • SS110
    投稿日:2010/09/25(土) 00 28 50 特に用事はなかったし、拒否権もなさそうだったので渋々ながら律の家に行ってみる。 けれども、ついてみれば部屋に連れていかれただけで何も無い。……用事があったんじゃないのか? 仕方が無いので、暫く勝手に過ごすことにする。 あたりを見回すと放置してある雑誌が目に入った。 雑誌は5冊ほどが乱雑とも綺麗とも言いがたい状態で置いてあり、なんとなく右から二番目を手に取る。 表紙を見ると、音楽系の雑誌しかないと思っていたのにまさかのファッション誌。 少し驚いて他のも確認してみると残りの4冊は全部音楽系の雑誌だった。 ま、まぁ律だってこう言うのは読むよなあ。 「なぁ、澪」 「なんだ?」 表紙をめくるのとほぼ同時に、律が声をかけてきた。 折角雑誌を読み始めようとしたところだったのに……なんとなく出鼻をくじか...
  • SS17
    夜、急に澪に会いたい衝動に駆られた。 ちょっと前まで会ってたろ、と自分でツッコミ。 あぁ、意識しだしたらソワソワしてきた。 澪。まだ、寝てないよな。 声だけでも聞けば、収まるかな。 うん。よっしゃ、電話してみよ。 『なんだ?』 「やぁマイハニー」 お互いの電話番号なんてとっくに登録済みだから「もしもし」なんてなし。 『・・・切るぞ』 「ちょ!待った待った!」 澪のことだから、ほんとに切りはしないとおもうけど。 『で。どうかしたのか?』 「ん、特に何もないんだけどな!」 『なんだそれ』 「い、いやぁ。そ、その。あ、会いたいなぁって」 『・・・』 受話器の向こうからため息をつく音がした。 うぅ、やっぱムリかな。夜遅いし。 「や、でも声聞いたら、さ!もう、大丈・・」 『わかった。大人しく待ってろよ』 「あ、...
  • SS16
    朝ごはんも食べて、さて何をしよう。 「澪~」 「なんだ?」 「どこ行きたい?」 「特にないかな」 澪が洗い物をし終えてこっちにくる。 あぁこんなとこも、しあわせ。 抱きしめたくなる衝動をなんとか押さえて、出かける準備っと。 「じゃあ何時も通りでいっか」 「ん」 特に用もなく外に出てウィンドウショッピング。 そんでその時の気分でカラオケいったり、映画見に行ったり。 私たちの休日は何時もこうだ。 店を一通り見て回って休憩。 何をするでもないんだけど、楽しいんだから仕方ないってね。 「この後、どうする?」 「んー。あ、ゲーセン行こうぜ!」 「いいけど、無駄遣いはするなよ」 「わーかってるって」 ふっふっふ!このお宝ハンターりっちゃんの腕、見せてしんぜよう! ゲームセンターへ行くとUFOキャッチャーの手前に...
  • SS15
    「律、何でそんなに怒ってんだよ」 「別に怒ってないし」 「……ほら、怒ってるじゃん」  澪は呆れたような口調でそう言うと、あたしの唇をむいっとつまむ。 「にゃにしゅんだー」  体をよじらせて澪の指先から逃れると、澪に背中を向ける。  と、その拍子、ベッドの枕元に放置してあった一枚の紙が視界に入って、あたしは小さくため息をついた。  不機嫌の原因は、間違いなくこいつ。  ……何が、前髪を下ろした姿も見てみたい、だよ。ひとりごちて横目で澪を見る。 「澪のばか」 「はあ? ……律、本当になんなの、さっきから」  心底不思議そうに首を捻る姿に、今度はあたしが呆れる番だ。 「澪のせいで、あたしがどんだけ悩んだと思ってんだ」 「私のせいで? なんで?」 「……だから、それは……」  思わず口ごもる。澪が書いた歌詞を、自分へのラブレターと勘違いして悶々としてました。 ...
  • SS19
    放課後の音楽室 今ここには唯、ムギ、梓、私の4人だけ 律はムギ曰く先生に呼び出しされていた、らしい 成績のことではないと思うとムギは言っていたけど大丈夫だろうか ドラムが居ないんじゃ合わせようがないということで 律待ちのティータイム まぁ律が来ても練習するかは怪しいものだけど とりあえず席に座りムギから紅茶を貰う いつも思うけれど、どうやったらこんな風に美味しい紅茶が淹れられるんだろう 今度ムギに聞いてみよう そんなことを考えていると さっきまで梓に飛びかかって撫でまわしていた唯と 撫でまわされたせいかは分からないが、若干顔が赤い梓がこちらにやってきた 「ねぇ澪ちゃん、歌詞ってどうやって書いてるの?」 いつもの定位置に座り、ムギに紅茶を貰いながら唯が聞いてくる 何の脈略もないあたりがとても唯らしい 「ん~そうだなぁ。急に思...
  • SS133
    投稿日:2010/11/14(日) 00 41 31 「今日はちょっと用事あるからここでお別れな!」 「後で家来るんだろ?」 「おう!夕飯食べたあとだから7 30くらいな!」 いつもの帰り道、律は用事があるからと言い出した。 正直、律の用事の内容は想像ついてる。でも… 20 00 案の定、律はこない。どうせ携帯は出ないだろうから家に電話しても 律は帰ってないという。全くあのばかは… 21 00 そろそろあのばかも家に帰ったころだろうからマいやお母さんにちょっと 律のところにいってくると伝え、荷物を持って家を出る。 律のお母さんに挨拶し、階段を上る。 「おーい、律入るぞー」 返事をまたずドアを開けるとベッドで壁にむかってあぐらをかいてるおばか さんを発見。 「おい律、なんで約束したのにこないんだ?心配したぞ?」 「…」 「無視するな...
  • SS130
    投稿日:2010/11/12(金) 01 04 30 あれ?化学って宿題出てたかな? 土曜の夕方、そんなことが気になって私は電話を取る 普通に考えたら和やムギに聞くのが賢明なんだけど なぜか私が選択したのはあいつの番号 でも律が覚えてるわけないかな・・・ そんな嫌味を思い浮かべながら呼び出し音を聞いていると 10回くらいでその音は 睡魔を押しのけ絞り出したような声に変わった 「おはよぉみおー」 なんだよ、寝てたんだな。のんきなもんだよホントに 私が困っているって時に・・・とりあえず何してたかを聞いてみたら 「んー。唯んちで寝てた」 唯も一緒か。たまの休日でも二人は休むことなく遊びに熱中する その熱意を然るべきものに向ければ一定以上の結果を出せるのに 二人とも宝の持ち腐れだよな。 この状態の律に宿題の有無を聞いても打...
  • SS182
    三ヶ月…。 三ヶ月も澪としてない。 忙しいとかあるんだけど、あっちがその気になってくれないんだ。 私から言っても拒否されるし… あぁ…渇く。このままじゃ枯れ果てる。 どうしたものか… 「…な?いいだろ梓…」 あ、澪の声。 っていつまにか部室の前だ。 梓もいるらしいな。 二人で何やってんだろ。 「…はい、すごいです澪先輩…」 「ほら、こういうのはどうだ?」 「あっ…いいです、すごいいいです…」 おいおい…なんかいけない事してるんじゃないか…? まさか澪の奴…梓ともこういう… 浮気か?浮気なのね!? しかも何か澪がリードしてるっぽいし。 いつもは私からだからなぁ、なんか新鮮… …ん…!!そうか、わかった! 「澪は攻める方がいいんだな!」 今日の部活は充実したなぁ 久しぶりに練習したって感じ。 最初に梓と音合わせ...
  • SS163
    今年も、もう終わりか。 今年も唯の家で、皆でコタツに入ってトランプをしていた。 梓とムギと唯はうさ耳を付けていて、私と澪は何も付けていない。 こんないつも通り、例年通りのことが今日も起こっている。 そして、ババ抜きだ。 毎年カウントダウンまでのこの数時間は、トランプをしている私たち。 大富豪、七並べ、神経衰弱。さまざまな遊びをした。 結局残りの三十分、最終決戦はババ抜きとなったのだ。 「うわっ、またババだあー!」 「唯先輩そういうのは言ったらダメですよ」 「へっ? なんで?」 「ポーカーフェイスって言ってね、表情を崩さないのよ。  そうすれば、次の人はあんまり危機感を感じないでしょう?」 「つまり、ムギちゃんが急に顔を怖くさせたらババがあるってこと?  で、澪ちゃんは気をつけなきゃいけなくなるよね」 「そう。そういう風に相手にばれ...
  • SS100
    投稿日:2010/07/29(木) 02 04 53 私は律に依存しているのかもしれない。 律は優しいし、気遣いの人だから私はついつい甘えてしまう。 一緒にいると心地よくてたまらない。 律の前だとわがままになるんだ、私。 けれどそんな律は、いつも他人のことばかり気にかけている。 そのくせ自分のことは溜め込んで、誰にも気付かれないうちにじわじわと飲み込んでしまう。 たまにそれがうまくいかなくて爆発しちゃう時もあるけど、そんなになるまで本当の意味で頼ってくれない、甘えてくれないなんてやっぱり悲しい。 そうだ。 それならせめて、律を思いっきり甘えさせてあげよう。 「律」 そんなことを考えてから数日が経った。 今日は金曜日。 今は二人っきりの帰り道。 「んー?」 「今日さ、泊まりに来ないか」 「どうしたんだ急...
  • SS102
    投稿日:2010/08/03(火) 23 39 17 「最近、怖い話とかやんなくなったよなー」 適当にザッピングしながら隣で一緒にテレビを見ている澪に声をかける。 小学生ぐらいのころは夏になると怪談とか心霊写真の特番をよく放送してたと思うんだが。 「たしかに。でも別にいいじゃないか、怖い話なんてやんなくても」 オカルトが苦手な澪はそういう特番がなくなったことに肯定的なようである。 「でも夏といえば怪談話じゃん?」 「いや、私は見ないから」 澪は冷静を装いつつ、早くこの話題を終わらせようとリモコンに手を伸ばす。 しかしここで引き下がらないのが私である。 「でもさー納涼っていうかさ、夏にああいうの見るのがいいんじゃん」 「はいはい」 澪はこれ以上この話題には取り合わないといった感じで私から奪ったリモコンでザッピングをし始めた。 くそう。こうなったら強行手段だ。 ...
  • SS11
    冬の日 どんなに寒くても 私は幸せ って言いたいとこだけど 寒いものは寒い 「あぁもう律はまだか!」 そう、私がこんな寒い中、外で待っている理由 それは律が待ち合わせ場所にまだ来ていないから まぁ、遅刻というやつだ いつも学校に行く時は待ち合わせとかしてなくて 登校中にあったら一緒に行くっていう感じだった それで今日は一緒に行こうって律から誘われたものだから、それはもう楽しみにしていたわけで まさか遅刻だなんてな、百年の恋も冷め・・・いや、まだまだ頑張れる …って何言ってるんだ私は きっと寒さのせいだ、そうに違いない 「まだかよ、ばかりつ」 「朝っぱらから馬鹿はひどいなぁ」 冷たくなった手に息を吹きかけながらボソっと呟いた言葉に 待ち人から返事がきた こっちは寒い中待っていたというのに、なんて呑気な返事だろう ...
  • SS13
    澪視点 律の部屋。部屋の主は布団を頭からすっぽりかぶって丸まってる。 「律」 「・・・」 さっきからずっとこう。 何度話しかけても、返事すらしない。 「律ってば」 「なんだよ」 「なんだよ、じゃないよ。どうしたのさ」 「なんもない。・・ほっといてよ。」 どうしたらいいか、わからない、わからないけど。 律の近くに居ないといけない気がした。 だから。 「律、ちょっと奥いって」 「なんで」 「いいから」 「やだ」 …実力行使しか、ないな。 「邪魔するぞ」 「え、おい。澪っ」 「何」 「やだっていったぞ」 「うん」 「・・・」 強引に、丸まった物体の横に寝転がる。 …あれ、なんだろ。 なんか、横になったら、急に眠くなって・・・。 もういいや、寝ちゃお。 「りつ」 「なに」 「...
  • SS115
    投稿日:2010/09/30(木) 00 50 51 「…ふぁー…あ…」 「…眠いのか?律」 「あー…ちょっと…」 「まだ昼だろ…はりきりすぎだ、ばか」 「うへへ、面目ねぇ」 大学に通っている私たちは現在同棲中。 恋人同士なんだから当然だ。 今日は久しぶりに二人揃って休日ということで朝からハッスルしちゃったんだぜ。きゃは! だから今二人とも裸でベッドで寝そべっている。 「どっか出掛けるんじゃなかったのか?まぁただの思いつきだろうけど」 言いながらベッドの中から動こうとしない澪しゃん。 どうやら今日はもう家の中で過ごす気満々のようだ。 「昼飯どーしよっか」 「今日は律の当番だろ」 「…もう少し休ませて…」 「寝ちゃうから駄目だ」 くそ、鬼嫁だ。鬼嫁がいるぞ。 私は尻に敷かれるタイプなんだろうか。 まぁさっきは澪を尻に敷いてたわけだが。 「お前は...
  • SS116
    投稿日:2010/10/19(火) 01 27 26 体育祭が嫌いだった。 もとより目立つことが嫌だったし。 もしリレーで転んでしまったりしたら血も出るし注目も浴びるし大変だ。 組み体操とか創作ダンスとかで失敗しても客とか仲間内からの視線が痛い。 そして何より  あいつが目立つ。 「うわーりっちゃんすごーい!!」 「へへ!どんなもんだい!!」 今日は、桜高体育祭。 さっき短距離走の種目が終わったところだ。 「すごいわりっちゃん!1位!」 こいつ…律が1位を取った。 だから今現在律の周りには人だかりができている。 「すごかったよりっちゃん!」 「田井中はえぇー!」 「見た目どおりすばしっこいんだなー!」 いろんなひとにもみくちゃにされてる律。やめろよーなんて言いながら笑顔で接する律。 「あの先輩かっこいいなぁ…」 「ね、ちょっと...
  • SS146
    木の板と、羽の先の木の実がぶつかる音。 小さな公園で、私と澪は羽つきをしている。 現在、12月。 軽く部屋の掃除をしていた。流石の私も、部屋の片付け位はする。 押入に色々詰め込んでいたら、古臭い箱が見つかった。 見覚えがあるような無いようなその箱を開けたら、中身は羽子板と羽根。 眺めていたらやりたくなったもんだから、携帯電話に手を伸ばした。 「羽つきをしよう!」 『急になんだよ……っていうかまだお正月じゃないんだけど』 分かってないなー澪は。 私は、今、羽つきがしたいんだ! 「掃除してたら出てきた!やろう!」 『あのなぁ。……掃除は終わったのか?』 「澪が羽つきやってくれたら掃除の続きする!」 『…………分かった』 電話の向こうで『やれやれ』という声と共にため息。 断ってもいいだろうに律儀に付き合ってくれるのが澪のイイトコ。...
  • SS142
    投稿日:2010/11/22(月) 23 19 30 「なあ澪、今日が何の日か知ってる?」 律は澪にそう訊ねた。 「なんだよ、11月22日、『良い夫婦の日』だろ?それがどうしたんだ?」 律はにわかに不機嫌な顔つきになり、澪はそれを見てクスクスと笑った。 「何笑ってんだよ、澪?」 「いや、なんていうか、律可愛いなって」 そう言うと澪はまた笑いだした。律は自分の顔がみるみる熱くなっていくのを感じた。 「おい変なこと言うなよ、澪!」 「ごめんごめん」 澪は笑うのを止め、一呼吸おいてからこう続けた。 「でもさ……律ってば何を期待してそんなこと訊いたのかな?」 澪は、今度は声は出さず、悪戯っ子のようなにやにやとした笑みをもって律を見た。 律はいよいよ顔を真っ赤にし、下を向いたきり押し黙ってしまった。 少しの間沈黙が流れると、澪はいよいよ自分がやりすぎたことに気...
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