けいおん!澪×律スレ @ ウィキ内検索 / 「SS203」で検索した結果

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  • SS203
    唯「見てみてー!あずにゃんとほっぺチュープリ撮ったんだよー」 紬「!!唯ちゃんもっとよく見せて!!もっともっと!!」 澪「わわわこ、これがちゅうぷり…すごい」 律「おお熱々ですなー」 梓「わああああ何見せてるんですかー!!」 澪(ちゅうぷり…いいな) 澪(ほっぺでいいから私も律とのちゅうぷり欲しいな) 澪(……よし!!) 帰路 澪「り、律ーまだ明るいしゲームセンター寄ってかないか?」 律「はぇ?澪からゲーセン行きたがるなんて珍しいなー欲しいぬいぐるみでもあったのかー?」 澪「え?う、うんそんなとこ」 律「よーし付いて行ってやろー」 ワイワイガヤガヤ 律「おー久しぶりだなー澪の欲しかったものって?」 澪「律こっちこっち」ヒッパリヒッパリ 律「わっ!ちょっと澪引っ...
  • 澪×律 別荘地 24
    ...してるんだって!」 SS203 唯「見てみてー!あずにゃんとほっぺチュープリ撮ったんだよー」 SS204 澪「り、りつぅ…なんかこの旅館怖くないか?」 SS205 澪「りつ最近牛乳ばかり飲んでないか?」 SS206 律「澪ってさー」 SS207 唯「澪ちゃん…実はね、私のアソコが…」 トップページ
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  • SS206
    律「澪ってさー」 澪「うん?」 律「意外に大胆だよな!」 澪「はぁ?大胆って何がだよ。」 律「いや…えー無意識にやってるのか?」 澪「だから、何がだよ?」 律「いや、こんな人通り多いところで手を握って来るとか…」 澪「あ…律、嫌だった?」 律「私は嬉しいよ?けど、やっぱりちらちら見てくる人達いるし…」 澪「なんだ、そんな事か。」 律「(そんな事って…結構恥ずかしいんだけど///)」 澪「皆が見ていくのは…私達の仲の良さが羨ましいんだよ。」 澪「だから、そういう人にはもっと仲良い所を見せつけてやれば良いんだ。」 律「え?」 澪「律…」 律「あ…澪…」 律「って、言う展開に憧れてるんだけどどうかな?」 紬「すっっっごく良いと思うわ!」 唯「こんなにし...
  • SS208
    「な、なんだよコレ」 中学生になった私は自室に足を踏み入れて驚愕した 「ん?ああ、入学祝いにと思って」 母親がニコニコしながら応える 私の目の前にあったのは以前使っていたものの二倍以上の大きさはある真新しいベッドだった 「で、デカくない?デカ過ぎるくらい…」 「あら、嫌だった?」 「いや、そうじゃないけど、何でこんな大きいの…?」 「うーん、ホラ、澪ちゃんがよく泊まりに来るじゃない?いつもいつも布団敷くの面倒臭くて♪」 「そんな理由で?!っていうかソレって一緒に寝ろってこと?!」 「嫌なの?いつも一緒に寝てるくせに」 「いやいや、そりゃそうだけども流石に同じベッドじゃ…」 「もう買っちゃったんだから文句言わず使いなさい」 「…」 * 「と、言うことで、一緒に寝ることになりました #6...
  • SS207
    唯「澪ちゃん…実はね、私のアソコが…」 澪「なんだトイレか?早く行って来いよ」 唯「違うよ!見てよこれ」ボロン 澪「うわっ」 唯「×××生えてきちゃった…」 澪「ふーん」 唯「反応薄いよ!?」 澪「大変だな」 唯「…えっと、これのせいで最近凄くえっちな気分になっちゃうの…」 澪「病院行ったら?」 唯「………あー!なんだかムラムラしてきたなぁ…」澪「梓ー唯が呼んでるぞー」 唯「………ひゃあ!大きくなっちゃった!痛い!痛いよ!」アイタタタ 澪「おー立派だなぁ」 唯「………い、いっぱい出したら治るかもぉ」 澪「梓ー出番だぞー」 唯「………澪ちゃんお願いー!」 澪「無理」 唯「なんで!?ここは同人世界だよ!さっきからノリが悪いよ!」 澪「だって私は律のものだし…」 唯「り、律澪は商業的に需要は少ないんだよ!」 澪「知ったことか」 唯「………み、見て!これ...
  • SS20
    梓と澪は仲が良い。 話も合うみたいで梓は澪に懐いてるし、澪もそんな梓を可愛がってる。 最近は特に二人の距離が近くなったような感じ。 別にいいんだけどさ。 私がそれにわざわざ口を出す必要はないし、口出しするような関係でもない。 それに人見知りする澪に心を許せる相手が出来たことを、幼なじみの私は喜ぶべきじゃないのか。 「澪先輩、この曲聞いたことあります?」 「ああ、あるよ。サビの盛り上がりがいいんだよなー」 「ですよね!特にここのギターとか――」 ああ、そこは私の場所だったのに。 そんなことを考えてる自分が気持ち悪い。 梓に嫉妬してるのかな?してるとしたら、何に対して? …これ以上考えちゃダメだ。 この先にある答えを言葉にしてしまったら、幼なじみという関係が壊れてしまう。 多分、今の関係が最良なんだ。 「どうした?律。ボーっとして」 「そんなことない...
  • SS201
    澪「律、好きだよ」 律「ええっ?あ、ああ、そうだよな、友達だしな」 澪「そういう意味じゃないよ。律を……恋愛対象として見てる」 律「っておまっ……あっ、なるほどなるほど。   そーかそーか。へへっ、その手には乗らない」 澪「え?」 律「今日はエイプリルフールだろ?   危うく騙されるところだったよ。危ない危ない」 澪「い、いや。そういうんじゃなくって、私は本気で」 律「あのさー、一回見抜かれた嘘に固執するのは見苦しいぞー」 澪「り、律……信じてよ……」 律「はいはい、信じた信じた。良かったな、澪。一人騙せて」 澪「……。もういいっ、この馬鹿律!」ゴチーン 律「いってぇ!」 澪「ふんっ」 律「何だよ、澪のやつ。怒ってどっか行っちゃったよ。   ……ていうか、もしかしてマジだったり?   いやいや、そんなワケ無いよな、ははは」 唯「今のはきっと本気だよー」 ...
  • SS205
    澪「りつ最近牛乳ばかり飲んでないか?」 律「っへ!?い、いやー背を伸ばそうかなーと思ってははは…」 澪「? なんで今頃?というか流石に成長期終わってるし今からじゃそんなに伸びないと思うぞ」 律「い、いーんだよ!!それに私牛乳好きだし、ほらそれより借りてきたDVDでも見ようぜ」 澪「あ、うん(何焦ってるんだろ?…ん?ベッドの下にから本がはみ出してる?)」 澪「りつーこの本なーに」 律「あ、待っt」 澪「えーと?これであなたの胸も大きくなる!!胸を大きくする100の方法…」 律「あ…」 澪「…っぷ」 澪「あはは!あはははは!!律が胸を大きくする方法ってあははは!!」 律「……」ジワ 澪「あはは!!な、なんだ律ったらこんな本買っちゃうほど胸の大きさなんて気にし…え?」 律「う、うぇえええん…...
  • SS204
    澪「り、りつぅ…なんかこの旅館怖くないか?」 律「うっ…だ、大丈夫だってー。それに1泊朝食付きでこのお値段!学生の私達にはぴったりだろー」 澪「だ、だからってこんな旅館にしなくても…」 律「…」 律「そっか澪は私と2人っきりの旅行がそんなに楽しくないのか…」 澪「えっ」 律「私は澪と2人っきりの旅行だったらどんなところでも楽しいのに」オヨヨ 澪「り、りつ」 律「私ばっかりはしゃいじゃってバカみたいだよな…」 澪「ご、ごめん律!そうだよなせっかく来たんだから楽しまないと。この旅館も良く見たら趣があって良い感じじゃないか」 律(作戦通り♪) 婆「…いらっしゃいませ」 律澪「ピィ!!」 婆「私女将の婆と申します」 律「み、澪、女将さんだぞ」 澪「あ、あ、あ、はい今晩泊まらせて頂...
  • SS200
    酷い夢を見た。 私が綺麗で豪華なドレスを着ていて…そう、まるでお姫様みたいな姿で。 どこかの国の王子様と一緒にいる夢。 …素敵な夢じゃないかって? 馬鹿言ってんじゃないよ。 姫なんて似合わないし、私のキャラじゃない。 それにお姫様とか王子様って…はは 「ジュリエットやって調子に乗ったか私…」 こんなの人には言えないや。 むくりと体を起こして、欠伸をする。 と、その時袖に力を入られているのに気付く。 隣で寝ている澪が私の服の袖をそれはもうしっかりと握って眠っている。 昨日ホラー映画見せたから『一人で寝るの怖い』って言ってこの様だ。 あはは、なんて険しい顔して寝てんだ。 どんな怖い夢見てんだか。 袖を掴む澪の手を握ってやると、何とも安らかな顔になった。 その顔はとても綺麗で艶やかで…。 お姫様みたい、と思った。 少なくとも私よりは、さっきの夢のドレスが...
  • SS202
    唯「あーずにゃんっ!」ダキッ 梓「ゆ、唯先輩!」 紬「うふふ」 律「今日も絶好調だな…」 放課後のいつもの光景だ。 ムギの煎れてくれたお茶とお菓子を囲んで、時折唯が梓に抱き着いている。 うん、いつもと違うところといえば珍しく職員室に呼び出された澪がまだ来ていないことぐらいかな。 それにして唯、今日はやたら梓にベタベタだな。 …澪がいなくて止める人がいないからか? まぁ梓も嫌な顔してないし、むしろ…。 紬「りっちゃん、どうかした?」 律「…え、何が?」 紬「ぼーっとしてたから」 唯「あ、分かったよ!澪ちゃんがいなくて寂しいんだね!」 律「残念、唯が今日はやたらと梓にくっついてるなーって思ってただけだ」 梓「見てたんなら助けて下さい!」 律「ごめんな梓。あんなに嬉しそうな顔見せられたら、止め...
  • SS209
    今日は律が私の家に泊まりに来る日だ。 金曜日。土日は学校休みだし、「しゅくだい多いし、澪しゃまに手伝ってほしいなー、なんて…」とか言われたら 「はいはい。ちゃんとノートと教科書ぐらいは持って来いよ」と言わざるを得ないだろ………どうせ夜遅くまで居座って「もうこんな時間だしぃ~」とか言って泊まってくんだし。 律は私の承諾を得るや否や、いつもの待ち合わせ場所で「ちょっと待ってて!!」と言い残すと大急ぎで帰宅しバッグをパンパンに膨らまして制服のまんまやってきた。 肩で息をしながら「ごめんごめ~ん」って言いながら駆けてくる律、可愛い。でも「まったく…先、行くぞ」とか、ちゃんと待ってた癖にツンツンする自分がもどかしい。 「待ってよみお~」なんて言いながら私のブレザーの裾を掴む律を、私は我が家へ誘った。 「おっじゃまっしまーす!!」 私より先に玄関に飛び込んだ律の声が私の家に響く。 「あ...
  • 澪×律 別荘地 24 まとめ2
    ...プリ撮ったんだよー」SS203   641 :軽音部員♪  2011/04/12(火) 17 59 47 ギャーギャー 紬「あら、あっちが何か騒がしいわね」SS203 ゲーセンネタカブリエル   649 :軽音部員♪  2011/04/12(火) 22 14 54 648 唯が腹黒ドSの相関図の方かww 澪さん的には律が鎖骨とか脚を放り出してるのはどうなのかね 眼福半分止めて欲しい半分かな   651 :軽音部員♪  2011/04/12(火) 22 30 24   律「鎖骨って結構簡単に折れるらしいよ〜」サワサワ 澪「うわぁぁぁぁぁぁぁ触るなぁぁぁぁぁ」   655 :軽音部員♪  2011/04/12(火) 22 54 44 澪「変だぞ」 こんな感じだろうw 今月の読む限り   690 :軽音部員♪  2011/04/14(木) 00 37 41 長身りっ...
  • 澪×律 別荘地 25
    トップページ 澪×律 別荘地 25 まとめ1 澪×律 別荘地 25 まとめ2 澪×律 別荘地 25 まとめ3 題 1行目 SS208 「な、なんだよコレ」 SS209 今日は律が私の家に泊まりに来る日だ。 SS210 今日は律と買い物デート。 大人 私と澪は二十歳になった。 澪ちゃんの髪 「律ーそろそろ勉強するぞー」 パイナップルのマネ 「律ー」 恋の方程式 胸のドキドキが止まらない。 SS211 律「げげっ!雨降ってるし!!」 SS212 澪「うーん…この問題はちょっと難しいなぁ…」カリカリ ナキムシ 私の部屋の中は、不穏な空気が踊りまくっていた。 短編210 もう少しで律の家に着いてしまう おそろ 大学生活が始まって少しした頃。 SS213 澪「律!律!こ、ここなんてどうだ!?モンサンミッシェル!海に浮かぶ巡礼地だって!」 おまじない すっかり慣れたキャンパスライフ...
  • 澪×律 別荘地 25 まとめ1
    澪×律 別荘地 24 まとめ3|澪×律 別荘地 25|澪×律 別荘地 25 まとめ2   以下は、http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/7708/1303707734/ から引用   【けいおん!】澪×律スレ 25 1 :軽音部員♪  2011/04/25(月) 14 02 14   けいおん!の律と澪がイチャラブするスレ   4 :軽音部員♪  2011/04/25(月) 19 20 06   告白はどっちからかなあ 澪ちゃんがどもりながら勇気出してするのか りっちゃんがヘタレ克服してすれのか それとも告白してないけど一緒になっちゃいましたーって感じになるのか   8 :軽音部員♪  2011/04/25(月) 20 44 31   「いつまで待たせるんだよ、ばかりつ…」   9 :軽音部員♪  2011/04/25(月) 2...
  • 澪×律 4 まとめ2
    澪×律 4 まとめ1|澪×律 4|澪×律 4 まとめ3   以下は、http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1259402450/から引用   【けいおん!】澪×律スレ 4 354 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/06(日) 07 23 16 冬の日 どんなに寒くても僕は幸せSS14   355 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/06(日) 07 24 43 「うーむ・・・・」SS14   358 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/06(日) 09 48 32 355 全く朝から何を書いてんだこの野郎ありがとうございます 正直 りっちゃんが前髪降ろせば澪といい勝負ができる位人気出るハズ…つーかかわいーし でも前髪降ろしたらりっちゃんのありがたみがなくなるし… うーん   361...
  • SS26
    ふと、本当に、特に意味もなく。 ぼーっとしてたら頭に浮かんだ。 「なぁ澪」 「んー?」 「夢だったら~って思ったことある?」 「なんだ、急に」 「いやー、なんとなく」 澪だったらやっぱ、怖いもの見たとき?ライブでパンツお披露目しちゃったとき? 「あるけど・・教えてやんない」 「えー、なんでさ」 「律が関係してるから」 私が、ねぇ。 つまり怖いもの見たときでも、パンツ見せたのでもないってことか。 …じゃあなんだろ? 「私が関係してるんなら、よけー聞きたい!」 「いーやーだー!」 普通にいっても無理、か。 ならば! 「うぅ・・・どうせ、どうせ澪は、私のこと、嫌いなんだっ!」 必殺、泣き落とし作戦!これなら・・。 「嘘泣きには、引っかからないぞ」 「っち」 ミッション失敗!くっそー、澪の癖に。...
  • 澪×律 4
    トップページ 澪×律 4 SS一覧 澪×律 4 まとめ1 澪×律 4 まとめ2 澪×律 4 まとめ3 題 1行目 SS9 私は今世界中の誰よりも幸福なんじゃないかと思う。 SS10 はぁ、澪は何時まで写真撮ってるつもりなんだろ SS11 冬の日 どんなに寒くても 私は幸せ 短編21 君は本当に無防備だよね。私を揺さぶるのが好きなのかな 短編22 私が君を好きになったのは必然だったのかもしれない。 短編23 「澪、あっちのバンドでも頑張れよ!」 SS12 「おっじゃまっしまーす」 短編24 律は明るくて、気さくで、誰とでもすぐ仲良くなれるから人が寄ってくる。 SS29 「うーっ、さみーなー!」 短編25 気が付くと見慣れない部屋にいた。 短編26 放課後、律の家に半ば強引に連れてこられた SS30 しとしとと窓の外で雨音が響いている。 短編27 「~で、~~とかさ~・...
  • SS220
     自動販売機のボタンに手を伸ばそうとした律の手を、澪が掴んだ。 律の訝るような視線を受けて、澪は言葉を放つ。 「そのコーラ、350ミリで120円だろ? こっちの方がお得だ」  澪は空いている方の手で、見本商品陳列の一角を指差した。 そこには500ミリ缶のコーラが130円で売られている。 「そんなに飲めないよ。350ミリでさえキツイのに。 本来250ミリくらいが丁度いいんだけど」 「うん、だろうね。実際にこの前、残してたもんな」 「それ分かってんなら、500なんて勧めんなよ」  律の声は呆れ気味だった。 「私だってさ、350ですら多いと思ってる。 250で丁度良いと思ってるよ」 「なら何で……ってああっ」  律は澪の考えに思いが至ったらしく、小さく叫んでから続けた。 「二人で500飲むって事……ね。 まぁ家帰って飲むんだし、コップもあるし、ね」 「コップ?要...
  • SS2
    澪視点 私が目を覚ますと、抱きしめていたはずの律が毛布に変わっていた 一瞬自分の五感すべてを疑い、状況を把握できずにいた 律は自分を置いて帰ってしまったのか 眠っている自分に気を使い、起こさないように帰ったのかもしれないが、今そんな気づかいは私には必要無い ただただ、律の温もりが恋しいばかり わずかに律の温もりが残る毛布に顔を埋める。毛布の優しい肌触りと、脳裏に、身体に焼き付いた律の感触が、 私の中にある弱さを刺激した 気付けば、私は泣いていた。下にいる家族に気付かれぬよう、声を押し殺しながら 寂しい…ただただ寂しい……律に触れたい。 そのとき、私の耳に、今何よりも求めている音色が突き刺さった 「みーお」 声を出せないまま、振り向く。私だけしか知らない、悪戯好きの彼女 「ふふふ……予想以上の反応だなあ」 私は言葉もなく、ただ彼女の方に駆け寄り抱きついた...
  • SS212
    澪「うーん…この問題はちょっと難しいなぁ…」カリカリ ダーリンダーリン ココロノー♪ 澪「っと…電話」スッ 着信『お義母様』トビラヲー コワシテヨー♪ 澪「おばさん?どうしたんだろ…はい、澪ですが…」 律母『澪ちゃん!大変!』 澪「わあっ!どど、どうされましたかぁっ!?」 律母『り、律が!』 澪「!?律がどうしたんですかぁ!?」ガタァッ 律母『お、女の子連れ込んでるのよ!それも綺麗な子!眼鏡の!』 澪「!?」 律母『ど、どうしましょ!澪ちゃーん…あのバカ娘…バカだとは思ってたけど、ま、まさか不倫するとは…』 澪「とりあえずそっち向かいます」スッ 律母『う…うん…』 田井中家 律母「い、いらっしゃい…(やべぇ、怖い)」 澪「…ちょっと五月蝿くなるかもしれません...
  • SS239
    秋山邸 澪ママ「澪が喜びそうな事?」 律「はい、澪から何か聞いてませんか?律に何がして欲しいとか何が欲しいとか」 澪ママ「うーん、そうねえ、もうちょっと自分で宿題をやる努力をして欲しいとか、もう少しだけ真面目に練習をして欲しいとか?」 律「いつもの定番じゃないですか・・・ほんと澪は何で私と付き合ってるんですかねぇ」 澪ママ「でも澪って、いつもりっちゃんの話ばかりしてるのよ?りっちゃんのパワフルなドラムとりっちゃんの小さい胸が大好きなんだって」 律「ホンとですか?」 澪ママ「だから私言ってあげたの。りっちゃんのブラを付けるなら普通にはサイズが合わないから、マスクとして使用するといいわよ?って」 律「ああ・・・って何て事言ってるんですか!」 澪ママ「私が冬に産んじゃったからね、毎年のプレゼントにピッタリだと思ったんだけど・...
  • 澪×律 別荘地 24 まとめ3
    澪×律 別荘地 24 まとめ2|澪×律 別荘地 24|澪×律 別荘地 25 まとめ1   712 :軽音部員♪  2011/04/14(木) 22 00 15  和「澪は自家発電タイプね」   716 :軽音部員♪  2011/04/15(金) 04 50 00  女子トークしてる2人、良いよ。   717 :軽音部員♪  2011/04/15(金) 06 11 52  女子トークといえば修学旅行の夜 二人は中学の修学旅行の夜は、どんな話したんだろう   718 :軽音部員♪  2011/04/15(金) 07 18 33  「好きな男の子のタイプは〜?」 とかの話題でヤキモキする二人   720 :軽音部員♪  2011/04/15(金) 08 26 47  律「女子トークっつったら恋バナだろ恋バナ!」 澪「うるさいぞ、律」 紬「(女子トーク…なんだろう?この迸る熱いパ...
  • SS218
    澪(律をギュっと抱きしめてみたい…) 澪(律はちょっかいでよく飛びついてくるけどああいうのじゃなくてちゃんとギューっと抱きしめてみたい) 澪(けどなあ…) 澪『律!!私律をギューって抱きしめたい!!』 澪(そ、想像するだけで恥ずかしい///それに私のキャラじゃないし///)カァー 澪(それにもし律に引かれたり断られたら……)サァー 澪「はあ…どうしよう」 律「何をどうしようって?」 澪「わああああ!!律!!いつからそこに!!」 律「んー?澪が赤くなったと思ったら青くなったあたりかな、それでなにがどうしようなんだ?」 澪「な、なんでもない!!律にはまったく関係ない!!」 律「なんだよー親友だろー?水臭いぞー」 澪「ほ、本当になんでもないからっ」(誰のせいだと思ってるんだよー) 律「むう…」...
  • SS242
    映画小ネタ その12 屋上 澪「緊張、するよな・・」 律「やばーい!」 澪「やっぱりやめる?」 律「ダメだー!」 澪「喜んでくれるかな」 律「喜ぶに決まってるーー!」 澪「うう、りつーー、卒業ライブの後クラスの皆に付き合ってるのを発表するなんて、恥ずかしすぎるよ・・」 律「でも皆に認めてもらう最後のチャンスだし・」 澪「わ、わかったよ。そろそろライブの準備に行かなきゃ」ブルブル 律「そだな、ドラム運ばないと。とその前に勇気の出るおまじないだ」 チューーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 澪「///もう、最近長いよ//でも、ちょっと勇気が出た//」 唯「律っちゃーん、屋上の扉ずっと開いてたよー」 律澪「!!!」ビクッ 律「ずっと見られてた!?」 圭...
  • SS237
    映画小ネタ その1 澪「律!律!新しい歌詞書いたたんだけどどうかな!」ホラッ 律「ふーん・・どれどれ」キ゛ュ 澪「こら!歌詞だって。なんで私の手握ってんだよ!」 律「読むってー。澪の手で私の手が暖まったらな」 澪「バカ。人が見てる・・」 律「何恥ずかしがってるんだよ、手ぐらいで。澪がいいなら私はチューだって出来るぞ」 澪「や、やめろ!///」 律「はーいはい、澪の手も冷たくなっちゃったし、歌詞を読ませて頂きますわ」サッ 澪「(あ、もう放しちゃうのか)・・・バカ律・・」 その2 律「というわけで、今からホテルの部屋割りと、飛行機の席を一緒に決めようと思います!」 軽音部「わーー!」 唯「私あみだくじ作るよー」 律「シャラップ!もうインチキはなしだぞー」 唯「えー、...
  • SS22
    ふっふっふ! 昨日!私はすばらしーい物を手にいれた! 冬の必需品! そして。 「律、来たぞー」 「ちょっちまって!あ、寒いだろ、あがっとけー」 澪は何時もしてるマフラーをしていない。 つけてくんなーって前もって言っておいたからな。 そのまま外で待たせるのは流石に悪いから私んちに来て貰った。 「じゃじゃーん!これをみろ!」 「・・・マフラー?」 「そ。しかも二人用なんだぞ!」 「確かに、ちょっと長めだな」 もうちょっと良い反応がくると思ったのに。案外あっさりしてるのね、澪ちゅわん。 「・・・まさか私にマフラー巻いてくるなっていったのって」 「そのとおり!これを、二人で巻きたいと思います!」 あら、真っ赤な林檎の出来上がり。なんだ分かってなかったのか、にぶちんだなー、もう。 「そ、それ、つけて、学校いくの?」 「も...
  • SS238
    何にもない誕生会 誕生ケーキも誕生日プレゼントもない。 私は寮の部屋に戻ってきてテレビを見ている。 さっきまで律の部屋でHTT全員集合で私の誕生会をやってくれ ていた。当然そこではケーキもプレゼントもあった。 当然律からのプレゼントも。 去年はHTT全員での誕生会の後に律が二人っきりの誕生会をや ってくれた。律が小さな手作りの誕生ケーキと特別なプレゼント を用意してくれて。とっても嬉しかったな。でも… 今年の二人っきりの誕生会には小さな誕生ケーキも特別なプレゼ ントもない。 「なあ、ホントによかったのか~」 私の腕の中で律が聞いてくる。ああ、言い忘れてたけど部屋には 律も一緒にきている。私は律のお腹に手を回していて律は私に抱き 締められる形で座っている。 「これじゃ誕生日っぽくはないよな~」 「いいよ。これで。」 「まあ...
  • SS21
    この世で一番美味しいもの・・・それは、何かな 「38度もある・・・」 季節の変わり目はよく風邪を引く。まだ暖かいかなと思って薄着で寝て うっかり風邪を引いた。そういう単純な話 ずっと天井を眺めていると、思い浮かぶのはやっぱり律の顔。 食欲もわかず、トイレに行く以外のことでは布団から出る気もしない 恋の病かと間違えそうなほど、ただただ無気力で。時間が過ぎるのもゆっくりな気がする そんなことを思っていると、高くチャイムが鳴り響く 「澪ー、りっちゃんが来てくれたわよー!」 ああ、やっぱり来てくれた。 「はーいっ」 さっきまでの無気力が一気に吹き飛ぶ。なんだ、やっぱり恋の病か? 階段を元気に駆け上がってくる足音、その足音が部屋の前に来たと思うと、急に鳴り止む そして数秒して、わざとらしく静かにドアを開け、私の求めていたものがひょこっと顔を出す 「澪ー?起きて...
  • SS215
     とある休日の昼下がり、私の家に駆け込んできたのは半泣きの澪だった。 「りづうううう……」 「…………」  玄関を開けた先。  困り果てたような顔で涙を浮かべる澪の胸に抱かれていたのは、ひとりの赤ん坊だった。  薄黄色のベビー服を身にまとったその子は、澪の声をかき消さんばかりに声をあげて泣いている。  私は澪に抱かれた赤ちゃんの小さな手をつんつんとつつきながら澪の顔を見ると、 「……………………澪の子?」 「ばか!」  両手が塞がっていたので思いっきり頭突きされた。  リビングに澪をあげて、事情聴取を開始した。  聴くところによると、この子は親が預かってきた親戚の赤ん坊で、 急な用事が出来たおばさんの代わりに世話を任されてしまったとのことだった。  ……てことはこの子には、澪と同じ血が流れているわけか。  ふむ、言われてみれば澪に似た美人さんな気もする。 ...
  • SS244
    澪「だーめ」 律「いいじゃん!澪のけち、なぁたったの一ヶ月だぞ?」 澪「駄目ったら駄目なんだ!」 律「じゃあ、3週間、いや2週間ならどうだ?」 澪「・・・・やだ」 律「くぅー、よし、1週間!」 澪「一週間も・・?嫌だよ律ぅ」グスッ 律「・・・じゃあどのくらいなら平気なんだ?」 澪「一日くらいなら・・」 律「よしわかった。一日だな。って、一日じゃ行って帰っても来れないし!!」 澪「・・・この間・」 律「ん?」 澪「この間律が家族旅行で3日間いなかったろ?」 律「うん、そんときは沢山電話したな。」 澪「その時な、声は聞こえても直ぐに会いに行けない事がこんなに辛いと思わなかったんだ」 律「確かになかなか電話切れなかったもんなー。それがロンドン東京間になったらと思うと・・。」 ...
  • SS231
    「律って、私のこと好きだよな」 「うん」 「それって、親友としてなの?」 「んーにゃ」 「じゃあ、どういう好きなの」 「恋愛感情として好きだよ」 ベッドに寝転んでいる律は、雑誌を読みながら呑気に答えた。 馬鹿律。そういうことはもっと真面目に真剣に言う言葉だろうに。 少なくとも雑誌を読みながら間延びした声でいう台詞じゃないだろう。 それともなんだろう。私の恋愛観が間違っているのかな。 私はというと、作詞のために椅子に座って机に向かっていた。 私は机、律はベッド。日常すぎるほどの日常だった。 「澪は?」 「ん?」 「澪は私のこと、そういう好き?」 「そういう好きって……」 違うけど。 「まあ、律のことは、普通に大好きだけど」 「ふーん」 律は雑誌のページを捲った。 私は律のいうような、恋愛感情みたいな気持で律...
  • SS25
    「あ・・・律にCD貸しっぱなしだった。返してもらわないと・・・」 休日の昼下がり、ラックの整理をしていてふと覚えた違和感 その正体を察し、律の家にCDを返してもらいに行くことにした (ったく、普通自分から返すよなあ。あがりこんでゆっくりしてやる・・・) そんなことを思いながら見慣れた道を歩き続け、律の家にたどり着く 近所のおばさんに挨拶をしながらチャイムを押すと、聞きなれない足音が向かってくるのがわかった。 なんというか、軽い足音。子供が走ってるような・・・親戚でも来てるのかな? そんなことを思っているうちにドアが開き、私は信じられない光景を目にする 「・・・・・・はっ?」 ドアを開いた先にいたのは、可愛らしく、小さい、見慣れた笑顔。 どう説明すればいいのだろう・・・なんというか・・・律が子供になっていた。 「いらっしゃーい!」 「・・・・り、律?」 「ね、ねえち...
  • SS24
    「ねえ、りっちゃんの初恋っていつなの?」 いつもの部室でティータイムを過ごしていると、急に唯が問いかけてきた 「・・・はい?」 天才的才能と極度の天然を兼ね備えた唯も、やっぱり普通の女子高生 恋愛の話が好きなんだろうな。 唯の向かい側からはムギが口には出さずとも、 是非教えてくださいと言わんばかりに輝いた目でこちらを見つめてくる そして私の向かいに座った澪は・・・私と目を合わさず、外を見ている と思えば、チラチラとこちらに視線を向け、なにやらそわそわと わかりやすいなあお前・・・ 初恋・・・私の初恋か。 「ああそうだな・・・よーく覚えてるよ」 次の瞬間、思い切りイスを鳴らしながら転びそうになる澪が目に入る 流石は万能澪しゃん。リアクションの方も一流ですのね・・・ そんな澪を見て見ぬふりでやりすごし、続ける 「楽器屋で今のドラムを見つけたときの感覚・・・あれはま...
  • SS29
    「うーっ、さみーなー!」 自宅にいるかのように無造作にカバンを置き、ベッドに座る律 私にしてもそれが自然なので、もはや何も言うまい 「暖房入れるぞ」 「はーい、たのんますー」 早いものでもう12月に入った。最後の学園祭も終え、学校はすっかり受験ムード 進路が決まったものは力を抜き、何事もなく学園生活を終えようとしている 一方受験を控えるものは、そのムードに浸らないよう周りを見ずに勉強に打ち込んでいる 私はと言うと後者、律の方は前者。 一緒に遊んでる場合では無いが、この時間が最高の休息になるから、心を許している。 「何か暖かいもの飲む?」 「ほい!入れてちょ!」 休日のパパか。と言わんばかりに安らいだ顔でベッドに寝っ転がっている彼女 その姿に他に言いようのない安らぎを感じていること、君は知っているのかな コップにレモンを絞り、ハチミツとお湯を足して軽く混ぜる...
  • SS241
    映画小ネタ2 その7 一泊目の夜 律「私ここのベッド取ったー!」 澪「え?律、そこエキストラだから一番寝づらいと思うけどいいの?」 紬「こっちの方が澪ちゃんと二人で側に寝れるし、私がそこにしようと思ってたんだけど・・」 律「まあ私が一番小さいし、澪もムギも今日は疲れただろ?そっちでゆっくり寝ていいよ。それに、澪の寝相悪いからなー、たまにはこっちでのんびり寝かせてもらおうかなーと思って」 紬(たまには・・・) 澪「律の寝相だって・・//まあいいか。ありがとな、おやすみ」 紬「おやすみなさい」 律「おやすみー」 夜中 ゴソゴソ 律「うー・・ん、どうした?澪眠れないのか?」 澪「うん・・手足が冷えちゃって寒くて起きちゃった。律、ちょっとだけそっちで暖まってもいい?」 律「いいよ、おい...
  • SS213
    澪「律!律!こ、ここなんてどうだ!?モンサンミッシェル!海に浮かぶ巡礼地だって!」 律「うーん、フランスかぁ、卒業旅行はハワイだったしヨーロッパもいいよな~」 澪「あとあと空中都市マチュピチュとか!」 律「う、浮かんでるモノ好きだな・・っていうか昨日プロポーズして、早速新婚旅行の計画とか。澪ちゃん浮かれてますねぇ」 今一応大学の講義中なのだが、澪は旅行パンフレットを広げて真剣な顔で計画を練っている。 まあ暴走してる澪もかわいいからいいんだけど。 唯「澪ちゃん達旅行の計画してるの?いいなぁ私も行きたいなあ~」 律「うお!唯!いや、えっとこの旅行は二人っきりじゃなきゃダメっていうかなんて言うか・・・」 紬「そうよ!唯ちゃん!邪魔しちゃ悪いわ! ・・・それで、プロポーズはどっちからしたの?」キラキラ 律「む、ムギまで!えっとその...
  • SS28
    毎日、澪の夢を見る。 恋だと知ったのは、いつだったか。 気づいたその日から、毎日見る夢。 夢の中では、幸せで死んでしまいそうになるけれど、 目が覚めると、絶望で死んでしまいそうになる。 いっそ、伝えてしまえばいいだろうか。 でも、今の関係すら壊れたら。 澪と一緒にいることすら、できなくなったら。 そう思っただけで、とてつもなく恐ろしい。 …いっそ、好きになんてならなければ、よかったんだ。 「律?」 屋上で空を眺めながら考えていたら、悩みの根源さんのご登場。 「澪、どした?」 「律こそ。なにしてるんだ、こんなとこで」 悩んでいたとは言えない。悩んでいた内容が、いえないから。 「んー、強いて言うなら、ぼーっとしていた!」 「そっか」 わざと明るく振舞う。いつもどおりには、出来なかったかもしれない。 ...
  • SS245
    律「こんにちはー」 澪ママ「りっちゃんいらっしゃい!あら、澪は?」 律「澪は一人で買いたい物があるとかで、私だけ先に来ました」 澪ママ「そう・・まあいいわ。澪はパニックになるといけないから、りっちゃんに先に話しておいた 方がいいかもしれないわね・・さ、あがってちょうだい」 律「はい・おじゃまします(なんか嫌な予感しかしないなぁ)」 居間 澪ママ「りっちゃん」正座 律「は、はい!」正座 澪ママ「澪と相変わらずうまくやってるのかしら?」 律「はい//大学を卒業したら養子縁組して同じ戸籍にしようなって相談してるんです//」デレ 澪ママ「そう・・」はぁ 律「??あの、やっぱり反対なんでしょうか・・」 澪ママ「そろそろそういう話があるんじゃないかと思ってたのよ。だからその前に真実を伝えておく必要があると...
  • SS23
    「……こんなところにいたのか律」 「お、澪。どしたの」 「それはこっちのセリフだ。わざわざ屋上まで来てなにしてるの」 「ん? いやー、別になにってわけじゃないんだけど」  言いながら、あたしはちょいちょいと空を指差した。 「いい天気だなーって」 「……どう見てもめちゃくちゃ曇ってるぞ」  苦笑する澪。まあ、当たり前だろう。  澪の言う通り、あたしたちの頭上に広がる空はどんよりと暗く、  今にも雪を落としてきそうな分厚い雲が広がっているのだから。 「寒いだろ。ぼーっとするなら部室にしなよ」 「んー……まあ、もうちょっとしたら戻るよ」 「…………」  澪は何か言いたげな顔をしていたけれど、やがて諦めたようにため息をついて、 「まったく」  そんな悪態をつきながら隣にやってきた。 「澪は戻りなよ。寒いだろ」 「律の方が寒そう。コートもマフラーもしない...
  • SS27
    「私おっきくなったら、りっちゃんのお嫁さんになる」 「ほんとっ?それじゃ私は、世界で一番、お父さんより格好良くなって、澪ちゃんの旦那さんになるから!約束ね!」 「うん、約束!」 整った寝顔を見ながらふと、遠いあの日の小さな約束を思い出した。いかにも子供らしい、無邪気な約束。 ただ1つおかしいのは、約束を交わしたのが女の子同士ということ。 その約束の相手は、テスト疲れからか夕食前だというのにぐっすり寝入っている。 カチューシャもとらずに、それも人のベッドを占領して。 「髪、癖ついちゃうぞ」 「ん~い~っ……」 返ってくるのは意味をなしていない呻きだけ。 有言実行のつもりだろうか、世界一とまではいかないが正直人並み以上に美形に成長してしまったその寝顔に私は愚痴を零す。 「なにも本当に格好良くならなくても、良かったんだぞ」 忘れっぽい律の事だ、あんな約束覚えちゃいな...
  • SS236
    紬「律、キスしよう」キリッ 唯「澪ちゃ…澪」ポッ 梓「はい唯先輩噛んだ10回目噛んだ」 唯「あーん難しいよ~あずにゃん代わって~」メソメソ 梓「ダメですよ、私が代わるとしたらビジュアル的に澪先輩の方でしょう」 唯「え~?胸のサイズ的に」 梓「それ以上はシャラップです」 ガチャ 律「…何やってんだお前ら…」 澪「…」 紬「あらりっちゃん澪ちゃんごきげんよう♪」 律「ごきげんよう♪…じゃなくて!何だ今のは?!」 梓「何って見りゃ分かるでしょう?」 唯「律×澪ゴッコだよ!」フンス 紬「正確には澪×律ゴッコね」 澪「サラッとなんてことしてるんだよ!」 律「気付かなかったけど和までいるし…」 和「あら私が居ちゃ悪いのかしら?」 律「あー参考までに何の役な...
  • SS222
    気温も上がってきた。六月の夜。 私は、律に、抱き着かれていた。 「んー‥」 モゾモゾと擦り寄って来る、律。 私は、足蹴に出来なかった。 「…」 律は、眠っていた。 すんんんごっく、気持良さそうに。 「‥」 私は、用を足したかった。 「すー‥すー‥」 私を離さない律は、夢心地。 「…」 私は、申し訳無いと思いつつ もみっ 律の、小さめの可愛い胸を揉んだ。 「‥ぃあっ‥!」 律が、ちょっとだけ。感じた。 「‥律?」 「‥み‥お?」 律は、寝ぼけ眼で私を見上げた。 「トイレ、行きたいな‥」 ちょっと、恥ずかしがって伝えた。 「ぁぁ‥」 律は、腕をだらしなくほどいた。 「‥」 私は、ベッドから脱出して ちゅっ 律に、キスした。 「‥‥‥」 律は手足を投げ出して、寝ていた。 私は、トイレへ向かった。 ...
  • SS217
    澪「なありつーオセロやらないかー?」 律「えーだって澪強いんだもん」 澪「ちゃんと手加減するからやろうよー」 律「手加減されて勝っても嬉しくねーって…あ!」 澪「ん?どうした」 律「ふふふ…よし!それじゃあ条件がある」 澪「条件?」 律「私が勝ったら澪のおっぱい揉ませて」 澪「!?///」 澪「ば、ば、ば、バカかお前は///」カァー 律「ふっふっふどれくらい成長したか確かめてやろう」ワキワキ 律「どうするー?この条件ならやってもいいけど」ニヒヒ 澪「…」(ど、どうする私、律の事だから揉むって言ったら冗談じゃなく徹底的にやる…だけど今まで律に負けた事なんて数えるくらいしか無いし…よし) 澪「い、いいぞ!」 律「!?」 律「え…いいの?本当に本当にいいの?今更待ったなしだぞ?...
  • SS248
    ザァァァァァ 澪(梅雨はいい。カエルさんが活気付く) カエル「ケロケロ、ケロケロ」 澪「あ、また鳴いてる」 カエル「ケロケロケロケロ」ぐにぐに 澪(ふふっ、顔に落ちてきた雨露を拭いながら鳴いてる。可愛いなぁ) 律「みおー?なに見てんだよっ!」 澪「あっ!」 カエル「ゲコッ」ピョン チョプン 澪「ああ・・・」 律「??」 澪「カエルさんが逃げてしまった」 律「カエル?澪、カエルなんか見てたのかよ?」 澪「律はカエルさん嫌いなのか?」 律「うぇー、だってカエルだろ?私は苦手だな~」 澪「カエルさんは可愛いんだっ!」 律「あはは、澪がカエル好きだなんて。意外だな」 澪「そうかな?」 律「うん、意外。だって澪なんて『ひぃっ!カエル~』とか言...
  • SS227
    「はー…なにやってんだろ」 もう今日だけで数え切れないほどのため息と、繰り返す罪悪感。 今週立て続けに自分の凡ミスのせいで仕事が回らなくなった。 せっかくの週末を喜ぶ気力もなく、来週明け早々取引先に頭を下げに行かないといけない。 「学生時代に戻りたいなぁ」 勉強しなかったら自分に降りかかってきただけなのに、今は職場のみんなと取引先、さらに向こうに広がるお客様にまで広がる、プレッシャー。 アパートに帰る間に一人また一人と同じような背中の会社員たちと別れてく。 いつの間にかすっかり体に馴染んだスーツからぶら下がる鞄には、持ち帰った仕事。片手にはせめてもの慰めで買ったケーキ。 ダメだダメだ。 アパートの階段を登る直前、気合いを入れなおす。家には笑顔で帰るんだ。 「ただいまっ」 「おっかえりー!」 エプロン姿の律がいそいそと迎えてくれて、靴を脱...
  • SS235
    空が橙色に染まる頃 うら若い女子達の声が空高く響くとある女子校の放課後 麗らかな西日の中で四人の乙女達が意見を交換し合っていた 紬「唯ちゃんが男の子だったら…」 梓「私に抱き着く絵面がヤバイことになりますね」 紬「全国のペロリストが発狂するわね」 唯「はいはいっ!ギー太がギー子になる!」 澪「あまりいい音が出なそうなネーミングだな…」 先日紬が性別が入れ替わってしまう主人公が題材の漫画を読んだのをキッカケに 音楽の練習もせず軽音部の面々が男になったら、という妄想で盛り上がっていた 唯「澪ちゃんが男だったらどんな風になってたかな?」 澪「えっ私?!」 梓「そりゃあ、今以上に大規模なファンクラブが出来てたんじゃないですか?」 紬「毎日ラブレターが届くわね」 梓「ハーレムですね」 紬「澪ちゃん...
  • SS221
    律「ただいまー」 澪「…おかえり」 律「まいはにー!疲れたよー癒せー」 澪「……」 律「(あ、あれっ?)」 澪「…これ、なぁに?」スッ 律「……うえっ!?(ちょっ!アレ…)」 澪「…『クラブタクアン・聡美』ねぇ…」ジトー 律「(うあああああ!?)」 澪「…『りっちゃん、いつもありがとう!また来てね!(はぁと)』…へぇー、いつも 」 律「ちっ、違うよ!そんなやましい店じゃ…」 澪「…てけ…」ボソッ 律「うぇっ?」 澪「連れてけッて言ってるんだ!」ガシッ 律「」 クラブタクアン ボーイ「いらっしゃいませ…どの娘をお付けいたしま「聡美で」 ボーイ「」 澪「聡美で」にこっ 律「(消えたい…)」 …… 聡美「はいっ!聡美でっす!…...
  • SS249
    6月30日。 今日はロミオの日!なんつって。 ロミオとジュリエットといえば…私は高3の学園祭のことをふと 思い出した。 あの時は大変だったなー。澪は主役を嫌がるし、いざ役の練習を したらお互い全然うまくできないし。 でもお互いがお互いの役を演じるのを思い浮かべて演じたらうま くいって、結局本番も大成功だったな。 あの時の澪はけっこうかっこよくて様になってたな。劇の途中で 吹き出しちゃいそうになったけど。 でも、劇が始まるまでは緊張でガチガチでとてもじゃないがつい ていきたいと思わせるようなロミオじゃなかったっけ。 けど今の澪は大分成長した。恥ずかしがりで怖がりなところとか はまだほんのちょっぴり残ってるけどそれでももう高校時代まで みたいなことはない。 今のロミオなら十分ついていきたいって思えるんじゃないかな。 澪に比べたら私の方があんまり成長してない...
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