けいおん!澪×律スレ @ ウィキ内検索 / 「SS31」で検索した結果

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  • SS31
    降りしきる雨が校庭に染み込む音と匂いを感じながら、 澪は観音開きの片側だけが閉じられた、生徒通用口のガラス扉に寄りかかる。 冷たいガラスには、赤字で大きく『締切』と書かれた貼り紙。 そのガラスに、触れている背中や肘をじわじわ冷やされる。 下校時間をとうに過ぎ、他の生徒の姿は見当たらない。テスト対策に図書室で勉強をしていたら、 気づいた時には外は大雨。すっかり帰るタイミングを失ってしまった。 おまけに、朝の天気予報は確認した筈なのに、肝心の傘を忘れて来ていた。 やっぱり自分は、律の言うとおりどこか天然なのかもしれない、などと自嘲しながら雨が上がるのを待つ。 この天気の中、カッターシャツにベスト姿ではさすがに寒い、澪は自分の体を抱き締めるように、腕を組んだ。 そして曇天の空を見上げる。 この季節ならまだ明るい筈の時間だが、低く黒い雲に覆われ太陽の輝きは見えない。 薄暗闇の...
  • 澪×律 4 まとめ3
    ...匂いを感じながら、 SS31   735 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/13(日) 00 48 17 しかし、一向に雨は止む気配を見せない。SS31   736 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/13(日) 00 49 52 自分の左隣、開かれた方の扉を挟んだ向こう側の壁に、ハーモニカを構えた律が、同じように寄りかかっていた。SS31   737 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/13(日) 00 51 20 ID J/6GHgLa   校庭へと視線を移し、もう一度その目をとじた澪は、今度は鼻歌ではなく、その歌声を響かせる。SS31   738 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/13(日) 00 52 08 澪も、律を視界から外す。明るくなり始めた空に顔を向けた。吹き付ける微風は、まだ雨の香りが混ざる。SS3...
  • 澪×律 4
    ...、澪センパイっ!」 SS31 降りしきる雨が校庭に染み込む音と匂いを感じながら、 SS32 朝、澪と待ち合わせ。 短編52 「青春、トラクター……ビーム……」 4-791 ニュースによると、今日は双子座流星群らしい。 告白【第2話】 「すっかり遅くなっちゃった」 SS33 「うーさっびい」 短編53 何の気なしに眺めていたテレビから聞こえてきた『今夜はふたご座流星群がピークを迎えるでしょう』の言葉。 SS34 澪に、言ってしまった。 4-850 今日は、酷く眠い。 4-863 学祭の記念にと、さわちゃんがロミジュリの衣装をくれた。 短編54 「…律、何やってんの?」 短編55 ベッドにねっころがる私に跨りながら、艶美な微笑を浮かべ、こちらを見下ろしてくる澪 トップページ
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    ... SS31 SS32 告白【第2話】 SS33 SS34 澪×律 4 まとめ1 澪×律 4 まとめ2 澪×律 4 まとめ3 澪×律 5 SS35 歌詞 SS36 SS37 SS38 ...
  • SS37
    投稿日:2009/12/24(木) 02 31 26 茹だるような暑さの夏の日―― 私は親友と共に家路についている 「な、なぁ…澪。」 「ん?なんだ、律?」 「……っ、あのさ、」 いつからだろうか、私がこの幼なじみに恋愛感情を抱くようになったのは 「? どうかしたのか?」 「い、いや!なんでもない!相変わらずデカイ胸してるなぁっt」ゴツン 「この、馬鹿律!!」 「イテテ、ツッコミ強すぎだっての……」 ――まただ。 これまでにも、何度もこの気持ちを伝えようとはしてみた。 今回だって、今日こそは――と決心してきたはずだった。 しかし、『いざ』というときになると、臆病な私は決まって ――引かれたらどうしよう ――嫌われたら嫌だ そんなことばかり考えて、結局言い出せなくなる (なっさけないなぁ、私) あと一歩、...
  • SS3
    女子校だからそういうのがあるのは知っていた。 でも、まさか自分がその対象になるとは思ってもみなかった。 幼馴染でずっと姉妹のように過ごしてきたあいつを好きだって事に気付いた。 気付いたのはつい最近。 澪の家で勉強を教えてもらってる時だ。 無意識に耳に髪をかける仕草。 ただそれだけだったのに、自分の中に妙な感情が湧き上がった。 すごく綺麗に見えた。 妙に色っぽく見えた。 澪が愛おしく感じた。 その日からどう接していいのかわからなくなった。 自然と澪を遠ざけるようになってしまった。 澪が何か話し掛けてきても素っ気なくしてしまう。 澪は少し怯えたような表情を浮かべそそくさと立ち去る。 何だよそれ。 何だかむしゃくしゃする。 異様に腹が立つ。 「律!今日は予備校ないから一緒に帰ろう」 部活終わりに澪が言ってきた。 一緒に帰りたいのに帰りたくない。 「...
  • SS30
     しとしとと窓の外で雨音が響いている。  深夜、暗い部屋の中。  眠気でぼやけた思考の中で、ああ明日も雨かなぁ、なんて  そんなことを思っていると、ぽたりと指先に雫の落ちる感触がした。 「……ん」  ベッドの中でそっと目を開ける。  暗闇に慣れない視界の中、けれどすぐそばにあるその顔ははっきりと見えた。 「り、律……?」  指先を濡らしたその雫の正体に気が付いた私は、ぎょっと目を見開く。  隣ですやすやと寝息を立てていた少女。  その瞳から、ぽろぽろと涙が溢れている。 「え、な、どうして」  滅多に、それこそ小学生のとき以来見た記憶のない律の涙。  ただただ戸惑うことしか出来ない私は、ワケも分からず指先でその涙を拭う。  どうしよう。どうしよう。  こういう時は起こすべきなのか、それともそっとしておくべきなのか。  ぐるぐると回る思考の中で、結局私は、...
  • SS32
    律視点 朝、澪と待ち合わせ。 珍しく私の方が早く着いたので、澪を待つ。 少ししたら澪がきた。何時もこんくらいに、ここに居るのかな。 「おーっす」 「あれ、律の方が早い。おはよ」 「なんだよー、私が早いとダメなのか?」 「いや、珍しいから」 自分でもそう思ってたけど、他人に言われるとなーんか釈然としない。 何て思いながら澪を睨むように見る。・・あれ? 「澪、今日は髪結んでるのな」 「うん。たまには、いいかなって」 今の髪型はいわゆるポニーテールってやつ。 澪は外に居るとき、あまりこういうを髪型しない。家ではしてるけど。 「・・変、かな?」 ちょっと俯きながら聞いてくる。 そんなふうに聞かれて、『変だ』というやつを見てみたいよ、ほんと。 …そういや、この髪型が似合ってるといったことは、なかったかもしれない。 聞かれたこ...
  • SS34
    澪に、言ってしまった。 本当は、ずっと黙っているつもりだった。 でも。でも、澪に『ずっと、友達だ』って言われた途端、歯止めが、効かなくなった。 「友達なんかやだ…!友達なんて、イヤなんだよ…わかってよ…!」 泣きながら抱きついて、そういった私。 澪は、何か言うでもなく、支えるでもなく、ただ、呆然としていた。 そりゃあ、そうだよな。普通、ありえないし。 言ってしまったことに気が付いて、慌てて軌道修正をしようと思っても。 うまく頭が回らないし、涙も止まらなくて。 …もう、どうしようもなかった。 「あー、あの時の私の、ばか」 あの後、どうやって澪と別れて。 どうやって家に帰ったのかすら、思い出せない。 ただ、気がついたら部屋のベッドで、制服のまま寝ていた。 「どんな顔して、会えばいいんだよ」 …もう、ダメかもしれない。 ...
  • SS33
    「うーさっびい」 「さすがにこの時間は冷え込むな……」  小さく吐き出した息は、瞬く間に真っ白に染まり、宙に消えていく。  時刻は深夜。とにかくひたすらに寒い。 「早く帰らないとおでん冷めちゃうな」  持っていたコンビニのビニール袋を持ち上げて律が言う。 「……こんな時間におでんなんか食べたら太っちゃうよ」 「澪だって食べたいって言ってたじゃん」 「そりゃそうだけど……」  うぐ、と言葉に詰まる。  確かに「なんだか小腹が空いた」と漏らしたのは私だ。  それでも、いつもならそこをぐっと我慢して体重のキープに努めているんだ。……いつもなら。  ――んじゃ、今からコンビニ行こうぜ! おでん食べよう、おでん。  これだから律とのお泊り会って怖い。  深夜のおでんだなんて、そんな誘惑に勝てるはずがないのだ。 「ただでさえ冬は太りやすいのに」 「った...
  • SS35
    今日は少しだけ風が強い。  深夜の部屋には、ごとごとと窓が風に揺れる音が響いている。 (……明日は雪が降るかもしれないんだっけ)  昼間に、お天気お姉さんがにっこりとテンプレートな笑みを浮かべてそう言っていた気がする。  この部屋の冷え込み方を思えば、そんな予報も納得できるというものだ。 (……にしても)  ようやく温まってきたベッドの中で、小さく呟いた。  視界に入るのは律の小さな背中。ふたりの間には、微妙な距離。  壁際が落ち着くとかなんとかで、律はベッドに入るやいなやころころと転がって私から離れていってしまったのだ。  ……律のやつ、一緒に寝ようなんて自分から言ってきたくせに。  ひとりごちてため息をつく。 「……ばか律」  そんなに離れてたら寂しいだろ、ばか。 「……澪ちゃん、聞こえてるんですけど」 「なっ」  予想もしなかった反応に、びくりと体...
  • SS39
    投稿日:2009/12/25(金) 00 54 23 「律!」 「なんだー?」 「もう、0時過ぎたぞ」 「え?・・ほんとだ。」 澪んち泊まって、澪の作ったご飯食べて、風呂に一緒に入って。 二人でゲームしてたら、24日が終りを告げていた。 「そろそろ、寝るか」 「えー、まだ早いだろー」 「早く寝ないと、サンタは来てくれないぞ?」 「ぶー」 サンタなんか、信じちゃいないし。 まぁ澪も、本気で言っちゃいないだろうけどさ。 私は、まだまだ遊び足りないんだ! 「まだ寝たくない!」 「明日・・ていうか、今日出かけるだろ?」 「・・そーだけど」 「だから、早く寝るの。・・さ、分かったら、さっさと布団に入る!」 「へーい」 むぅ。納得行かないけど、これ以上駄々こねても無理そうだし。 しゃーない、大人しく布団に入るとしますか。 そ...
  • SS38
    投稿日:2009/12/24(木) 20 23 23 澪の部屋。サンタの服装に着替えてスタンバイ。 ぃよっし!準備、おっけー! さぁ澪、来い! 「・・律?」 ガチャリと扉の開く音と共に、待ち人の訝しげな声。 反応うっすいな、おい。 「めりーくりすまーす」 「・・・イブは、明日だぞ?」 …あれ? 「・・・そう、だっけ」 「っく・・ふふっ・・あはははは!」 澪は、珍しく大笑い。 こ、これは恥ずかしすぎる! あー!くっそー!こんなハズでは・・。 「あー、おかし。・・まさか、こんなところに慌てん坊のサンタクロースが」 「っだー、もう!うっせー!」 …これ以上ここにいるのは、耐えられねー! 「ちっくしょー!また来るからな!」 「あ、おい。律!」 澪の声を無視して、全力疾走して家まで逃げる。 ...
  • SS36
    律「さみー!!」 放課後。 いつもの帰り道。 その日も寒くて寒くて、あたしは家路をたどりながら凍えていた。 もちろん一人なわけじゃない。 大親友の澪と一緒にだ。 そして、馬鹿なあたしは今冬、最も寒いと言われている日に手袋を忘れるという大変なことをしでかしてしまった。 そのせいで寒さは三割増し。 さっきから寒さで体が高速でふるえております。あ、鼻水垂れてきた。 なのに隣の澪しゃんてば、さぞ暖かそうな手袋をつけて平然と歩いてる。 むむむ、そりゃ手袋忘れたのはあたしが悪いし、馬鹿だけどさああああ… ほら、ひとつぐらい貸すとかさ、あるんじゃないんすか、澪さん。 澪「今日は寒いなー」 律「そーだな」 ぷくー。 少しふてくされたみたいにしてみる。 澪「…」 あれ、澪だまっちゃった。 ちぇ、楽しくないのー。 既に寒くて麻痺して...
  • 澪×律 5
    トップページ 澪×律 5 SS一覧 澪×律 5 まとめ1 澪×律 5 まとめ2 題 1行目 SS35 今日は少しだけ風が強い。 短編56 修学旅行!やっぱり学生としては外せない行事だな! 歌詞 律「えっ、ないっ?」 SS36 律「さみー!!」 5-250 律「ああ〜、ひっく、小銭が、ひっく、足りな、ひっく、い」ヂャラヂャラ 短編57 窓の外からは、ちゅんちゅんと鳴く小鳥の声と、バイクの音が聞こえた 短編58 「みお~お腹減ったぁ」 SS37 茹だるような暑さの夏の日―― SS38 澪の部屋。サンタの服装に着替えてスタンバイ。 短編59 私はいま、運命の出会いをしてしまった。 SS39 「律!」 SS40 軽音部の皆とのクリスマスパーティを終え、私と律は二次会と称し 短編60 ちゅんちゅんと小鳥の囀りで目を覚ます。 短編61 私は、澪の音が好き。 SS41 「うぅ、寒...
  • 澪×律 5 まとめ1
    澪×律 4 まとめ3|澪×律 5|澪×律 5 まとめ2   以下は、http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1261040163/から引用   【けいおん!】澪×律スレ 5  1 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/17(木) 17 56 03 けいおん!の幼馴染夫婦のラブラブっぷりを応援するスレ   99 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/19(土) 00 08 49 唯梓スレでもやったけどこっちでも 澪 誕生日 1/15 誕生花 サンザシ 花言葉 厳格・希望 律 誕生日 8/21 誕生花 金水引 花言葉 感謝の気持ち りっちゃんは、普段から厳しくしてくれる澪に心の中では感謝してるって事ですか、そうですか   106 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/19(土) 01 39 41 今日は...
  • 澪×律 3
    トップページ 澪×律 3 SS一覧 澪×律 3 まとめ1 澪×律 3 まとめ2 澪×律 3 まとめ3 題 1行目 短編1 目の前には両手の自由を奪われた律が澄まし顔で寝ころんでいた 短編2 ああ、今何時?朝……ではないかな。 短編3 「み〜お〜」 髪の長い男の子 私の悪い癖、夢中になると周りが見えなくなる、 短編4 部活も終わり、今は帰ってる途中。 短編5 「み〜お〜こっち向けよー」 短編6 ひとしきり泣いた後寝てしまった。 SS3 女子校だからそういうのがあるのは知っていた。 SS4 …一体なんだと言うんだこの状況は 短編7 今日は一人。一人で寝る。いや、 短編8 「おーいみんなもうすぐ年明けだぞ〜。…って寝てるし!!」 短編9 今日は体育祭。目立つのは嫌なのにアンカーに抜擢されてしまった。 SS5 雨の強い日だった。 SS6 君と私は釣り合わない 短編10 合宿...
  • SS131
    投稿日:2010/11/12(金) 14 25 06 律「………えっ?」 それは、本当に突然のことだった。 唯「びっくりだよねー」 何だよ……それ。 紬「ほんとね。でも、澪ちゃんだものね」 何をするにも常に一緒で、お互いのことは何でも知っている。 ……つもりだった。 さわ子「彼氏ができるのも頷けるわね」 私ハ、ソレヲ知ラナカッタ……。 律「なん、だよ……それ」 唯「あれ? りっちゃん知らなかったの? てっきり知ってるかと…」 さわ子「結構学校でも有名よ? 澪ちゃんに彼氏ができたって話」 梓「………」 紬「路地裏あたりで2人でいるのを見たって人がいたのよ」 唯「路地裏って、何だかえっちぃね!」 梓「その発想はなかったです」 澪に…彼氏? ははは、何を、バカなことを……。...
  • SS231
    「律って、私のこと好きだよな」 「うん」 「それって、親友としてなの?」 「んーにゃ」 「じゃあ、どういう好きなの」 「恋愛感情として好きだよ」 ベッドに寝転んでいる律は、雑誌を読みながら呑気に答えた。 馬鹿律。そういうことはもっと真面目に真剣に言う言葉だろうに。 少なくとも雑誌を読みながら間延びした声でいう台詞じゃないだろう。 それともなんだろう。私の恋愛観が間違っているのかな。 私はというと、作詞のために椅子に座って机に向かっていた。 私は机、律はベッド。日常すぎるほどの日常だった。 「澪は?」 「ん?」 「澪は私のこと、そういう好き?」 「そういう好きって……」 違うけど。 「まあ、律のことは、普通に大好きだけど」 「ふーん」 律は雑誌のページを捲った。 私は律のいうような、恋愛感情みたいな気持で律...
  • 澪×律 3 まとめ1
    澪×律 2 まとめ3|澪×律 3|澪×律 3 まとめ2   以下は、http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1257957414/から引用   【けいおん!】澪×律スレ 3 1 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/11/12(木) 01 36 54 けいおん!のデンジャラスクィーンと幸せ運ぶみんなのアイドルのラブラブっぷりを応援するスレ   6 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/11/12(木) 03 50 32 目の前には両手の自由を奪われた律が澄まし顔で寝ころんでいた短編1 前スレ 1000のリクエストだ。微妙に違う気がするけど ヤッてるところはさ……ほら、全年齢板だから…… お目汚し失礼した   11 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/11/12(木) 07 47 37 1 乙 澪って良いことが...
  • 澪×律 4 まとめ1
    澪×律 3 まとめ3|澪×律 4|澪×律 4 まとめ2   以下は、http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1259402450/から引用   【けいおん!】澪×律スレ 4 1 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/11/28(土) 19 00 50 けいおん!の幼馴染コンビのラブラブっぷりを応援するスレ   8 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/11/28(土) 21 44 00 私は今世界中の誰よりも幸福なんじゃないかと思う。SS9   9 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/11/28(土) 21 46 36 手握るぐらいならいいかな?SS9   10 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/11/28(土) 21 47 45 以上です。 多少矛盾してるけど、気にしないで お目汚しすまん   1...
  • SS55
    投稿日:2010/01/25(月) 19 36 12 「ほーら、いくぞ!」 「ちょ、律!・・まてってば」 澪の手を引いて、走り出す。 一歩踏み出すのが、人よりも遅い澪。 踏み出してしまえば、誰よりも上手くやってのけるのにさ。 だから私は、その一歩を助けてやるんだ。 いっつも、そうしてきた。 これからも、そうするつもり。 だけどさ、もしかしたらもう。 澪は私の助けを、必要としていないかもしれない。 もし澪に、もう必要ないよっていわれたら。 わたしは、どうしたらいいんだろう。 どうしよう、どうしよう、どうしよう。 澪を助けることで、澪の支えになると思っていたのにな。 いつの間にか、それは私の支えになっていたんだ。 「うわっ、ちょ・・いったぁ・・こら、律!急に立ち止まるなよな!」 立ち止まった私の背中に顔を打ち付けたら...
  • 澪×律 別荘地 31
    トップページ 題 1行目 SS234 始めはちょっと驚かせようと思っただけなんだ。 ビフォー もうだいぶ寒くなってきた、11月、22日。 トップページ
  • Two of us3
     お風呂に入った。律は幽霊だから、制服のままお風呂に入ってきた。  あまりにも違和感のある光景だった。私は裸で律は制服姿。別に一緒にお風呂に入るだけならわけない。  だけど、私だけが脱いでいるという状況が恥ずかしかった。  でも、傍にいるためには仕方ないことかもしれなかった。私は一人で浴槽に浸かり、律はプラスチックの椅子に腰かける。  しかし、ブレザーの律はどういう感覚なのだろう。幽霊というのはよくわからない。  お風呂の中は湯気が立っていて暖かいが、正直制服のままで入ったら蒸れて暑いはず。だけど、律は顔色一つ変えていなかったのだ。 「律は、暑くないのか?」  浴槽に入って、縁に頬杖を突きながら問うてみた。律はちょっと唸ってから答える。 「うん。暑くはないな。なんか変な感じ。私はあんまり幽霊になった感じじゃなくて、なんか普段通り体があるようにしか感じないんだよな」 「でも...
  • SS18
    注1 本SSは律澪分、唯梓分が均等に振り分けられて(るはず)ますので 澪×律スレ、唯×梓スレの両方に投下させて頂きます 注2 本SSは某「唯が梓に嫉妬するSS」を参考に作成されています 注3 本SSは既に律澪と唯梓はカップルになってる事を前提で話を進めさせて頂きます また、あからさまなキャラ崩壊が見受けられる可能性がありますのでご注意下さい 唯律澪紬「ワイワイガヤガヤ」 ガラガラ 梓「こんにちは、遅くなってすみません」 唯「あっ!あずにゃん!遅いよ~早く早く~♪」 梓「はい…でもその前に」 唯「?あずにゃんその手に持ってるのなぁに?」 梓「あぁこれは…ラブレターです」 唯「…え」 律「おっ、梓も隅に置けないねぇ~このぉ~」 澪「こら律、あまりからかうn」 ドンッ! ...
  • SS7
    「単刀直入に言います、秋山先輩と別れて下さい」 「………え?」 ある日の放課後、私の下駄箱に一枚の封筒があった 内容はこうだった (今日の放課後、体育館裏に一人できて下さい。大事なお話があります) ムフフ♪私へのラブレターかぁ~♪いや~でもそれには応えられないんだなこれが だって私は今澪と付き合ってるからそれはできないんだよねぇ~ いやぁ~それにしてもモテる女ってのは困るもんだぁ …なんて考えが甘かった 呼び出されて来てみると一人の少女が 多分1年生なのだろうか、見ると容姿は澪の背丈はほぼ一緒でなかなか可愛い子だった。まぁ私の澪ほどじゃないが たがその子の目付きは澪以上に鋭い上にやたら私を睨んでた。 …なんか私悪い事したっけ? 「…軽音楽部の田井中先輩ですか?」 「うん、そうだけど…」 「質問があります。秋山先輩とお付き合い...
  • SS82
    投稿日:2010/05/09(日) 01 14 57 澪「貴様に話がある。」 男「お伺いしましょうか。」 澪「私を差し置いて律は俺の彼氏だ、などと吹聴しているのはどういったことかな?」 男「吹聴してるって・・・マイっちゃうな・・・あれは周りが言ってる事だから。」 澪「(#^ω^)ピキピキ(マワリガイッテルダト?) 律は私の嫁・・・違った!ならば訂正して貰おうか。」 男「どう・・・訂正すれば良いんだい?」 澪「私は律の事を不完全なままの関係で不完全に思い込み、そうとも知らず   不完全なまま彼氏と思い込んだ愚かで無知な野獣です・・・!」 男「できると思う・・・・?それ。」 澪「貴様の考えを考慮するつもりはないッッ!!」 男「どうすりゃいいのかな――ここで律とチュッチュして見せ付ければ良いのかな?」 澪「黄河は水溜りを叱りをしないということわざがあるが私は...
  • SS69
    投稿日:2010/03/12(金) 06 40 31 『澪は私のだぞー』 『いやいや、私のだー』 「……何、してるんだ?」 私の目の前には、両の手に本人そっくりのパペットを付けた律。 いきなり部屋に来るなり「じゃっじゃーん!」とか言って見せてきた。 「何って、りっちゃん劇場~澪は誰のもの!パート1~」 「なんだその変な劇場……というかパート1ってなんだ、2以降もあるのか」 「いや、なんとなく?」 あぁ、そう。 ため息をつきつつ、パペットを見てみると結構出来がいい。 ……ここまでそっくりなのは中々ないと思うけど、これ律が作ったのかな。 「あ、これな!憂ちゃんに頼み込んで作って貰ったんだ~」 聞くよりも先に、答えがくる。 律はほんと、そういうの鋭いよなあ……って。 「憂ちゃん?!」 律が作ったにしては、細かいとこ...
  • SS52
    投稿日:2010/01/17(日) 16 31 01 今日の練習 唯は法事で学校休み、梓はインフルにかかって早退、ムギは用があるって言ってたな。部活にはこない。 という事は 「…律と2人か」 自然と口からこぼれた言葉を聞いて、何となく感じるイヤな予感。 別に律が嫌いって訳じゃない。むしろ… いや何でもない、 とにかくイヤな予感がした。 おそるおそるドアノブに触れる左手が部室に入るのを躊躇させる。 「…ただの予感だしな」 ドアノブを捻り、部室に入る。 そこには、隅に体育座りをして泣いてる律がいた。 ちょっと近づいて声をかける。 「…律?」 「うわぁっ!!」 「ヒィッ!?」 …沈黙。 部室の空気が凍りつく。 「…どうしたんd」 「ぃゃあ、何でもないよ...
  • SS46
    投稿日:2010/01/09(土) 01 18 19 それは、何でもないことから。 本屋で、見つけたんだ。 誕生花の本を。 なんとなく。そう、ただ、なんとなくなんだ。 って言い聞かせながら、手にとって、読んでみた。 もちろん見るのは、自分のトコじゃない。 そこに、書かれていたのは。 「澪!」 「どうした、律・・ってなんだそれ」 いろんなところを探しまわって、ようやく見つけたもの。 どうしても、澪に、あげたくて。 へへっ。・・私らしくない、かな。 「サンザシっていうらしーぞ」 「へぇ。綺麗」 「バラ科らしいからな!」 理由になってるかどうかは、この際おいとく。 澪も、なんか呆れた顔してるけど、気にしない。 「でも、どうしたんだ、突然」 まぁ、何時もこんなことしないし、そりゃあそう聞くよな。 でも。なんて言...
  • SS42
    投稿日:2009/12/31(木) 21 52 19 「っ・・いって」 「どうした・・・って、律!」 「ん?」 「頬、怪我してるっ!」 言われて頬を触ってみると、手に少し血がついた。 なんだ、澪が大げさなだけだな。この程度なら大丈夫。 「舐めときゃ治るって」 「ど、どーやって舐めるんだよ」 確かに。っていうか、つば付けときゃいいって意味なんだけど。 あ。…いーいこと、思いついちゃった。 「澪!」 「なんだ!・・早く、手当てしないと・・」 澪の方に怪我したほうの頬を向けて待ってみたけど。 伝わらなかった。そりゃそーか。ま、仕方ない。 「澪!」 「だから、なんだよ!」 「舐ーめて」 「・・・はぁ!?」 絶句して、みるみるうちに、顔どころか首まで真っ赤っかになる澪。 おーおー、予想以上のリアクション。こりゃ面...
  • SS22
    ふっふっふ! 昨日!私はすばらしーい物を手にいれた! 冬の必需品! そして。 「律、来たぞー」 「ちょっちまって!あ、寒いだろ、あがっとけー」 澪は何時もしてるマフラーをしていない。 つけてくんなーって前もって言っておいたからな。 そのまま外で待たせるのは流石に悪いから私んちに来て貰った。 「じゃじゃーん!これをみろ!」 「・・・マフラー?」 「そ。しかも二人用なんだぞ!」 「確かに、ちょっと長めだな」 もうちょっと良い反応がくると思ったのに。案外あっさりしてるのね、澪ちゅわん。 「・・・まさか私にマフラー巻いてくるなっていったのって」 「そのとおり!これを、二人で巻きたいと思います!」 あら、真っ赤な林檎の出来上がり。なんだ分かってなかったのか、にぶちんだなー、もう。 「そ、それ、つけて、学校いくの?」 「も...
  • 澪×律 6 まとめ1
    澪×律 5 まとめ2|澪×律 6|澪×律 6 まとめ2   以下は、http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1264041263/から引用   【けいおん!】澪×律スレ 6 1 :名無しさん@お腹いっぱい。  2010/01/21(木) 11 34 23 けいおん!の澪しゃんとりっちゃんのラブラブっぷりを応援するスレ   8 :名無しさん@お腹いっぱい。  2010/01/21(木) 21 26 09 ここ・・・どこだっけ短編77 「あと、 1・・・乙!」   66 :名無しさん@お腹いっぱい。  2010/01/24(日) 18 10 15 唯「『静かな湖畔』の替え歌を考えてみました!」 律「なんか、嫌な予感がするけど言ってみ、唯」 唯「しーずかな音楽室の椅子の影から りっちゃんと澪ちゃんの声がする〜」 澪「ストップ、唯。そ...
  • SS10
    はぁ、澪は何時まで写真撮ってるつもりなんだろ 声かけても「んー」とか「あぁ」とか全然かまってくれない あーあ、つまんないなぁ 「りーつっ」 そんな風に考えてたら、私をほったらかしにしてる張本人が声をかけてきた かまってくれなくて結構いじけている私は、むすくれた顔で振り返る その瞬間、パシャリというシャッター音 え? 「ふふっ」 ポカンとした私の目の前にはいたずらっぽく笑う澪 …やられた 「不意打ちは卑怯だぞ!」 「このカメラ、デジカメじゃないからなぁ」 抗議してみるも、暗に消せないということをいって尚も笑う澪 しかも、この写真どうしよっかなぁ~とかいってるし! …ふふん。でもな、この程度で慌てる私ではないのだよ! 「これを見ろ!」 「・・封筒?」 驚くなかれ!この封筒には3日前...
  • SS48
    投稿日:2010/01/12(火) 22 06 04 今日は、今日こそは。澪に、言うんだ。 勿論あの花を持って。 「み、みみみ、澪」 「律がどもるなんて珍しいな、どうかしたのか?」 なにかあることは、もうバレバレ。 今の私にゃドッキリ的な事をする余裕なんて、ない。 「あああ、あの、だな!」 「律。とりあえず、落ち着け?」 なんか、かっこわりー・・。 でも、言えないで終わったら、もっとかっこわりー。 よし深呼吸だ、深呼吸。・・ぃよしっ! 「あのな、これ」 「あれ?・・これって」 後ろ手で持っていたものを、澪に見せる。 前にあげたこと、ちゃんと覚えててくれたのが、嬉しい。 「そ、サンザシ。あんときな、言ってなかったことがあるんだ」 「そうなのか?」 …うぅ。ドキドキが、とまんない。 お、落ち着け私。大事...
  • SS78
    投稿日:2010/04/30(金) 00 14 16 良い天気だ。雲ひとつない青空。 雨の日ばっかりでうんざりしてたけど、やっぱ天気がいいと気分もいい。 「律は、太陽みたいだ」 隣で同じように空を見上げる澪が言った。まさかデコが光ってるから、とかじゃないだろうな。 「元気いっぱいで、皆を明るくさせてくれるとこ、とか」 「なんか、照れるんだけど」 「はは、顔赤くなったら余計似てるかも」 うっさいうっさい。澪がそんなこと言うのが悪い。 っていうか私が太陽なら、澪はなんなのさ。 「私?うーん。私は……雲、かな」 澪が、雲だって?……なんだってそんな。 あからさまに訝しんだ顔をしただろう私をみて、苦笑する澪。 「泣いて雨をふらせて、怒って雷落として……ってことか?」 「そ。……あと、折角の光を邪魔しちゃうとか、かな」 ...
  • SS90
    投稿日:2010/05/31(月) 06 10 50 いつも通りの朝、いつも通りの登校。 うーん。なんか面白い事、起こんないかなあ。 っと、前方に澪発見!……あ、いいこと思いついた。 「おっはよー!」 「うわっ律!……おはよ」 少し前を歩いていた澪に突撃。 肩に腕を回し、澪の耳元に口を近づける。 そして、精一杯の低い声で囁いてやる。 「今日のパンツは何色だい?」 「……はぁ!?」 おーおー、真っ赤真っ赤。へへ、やっぱ澪は面白い。 軽くからかっただけで、すげー良い反応してくれんだもん。 余は満足じゃあ。……なーんてな。 そんな事を考えながら、澪から離れようとすると、澪が腕を掴んできた。 「……の、色」 「え?」 小さい声でなにか言ってるけど、よく聞こえない。 すると、腕を引き寄せられて、今度は私が耳元で囁かれた。...
  • SS6
    君と私は釣り合わない ある日の体育の時間、 短距離走で学年5位という記録を出した君を見ていて思ったこと 私はというと、平均で言えば速い方ではあった でも、君と比べれば天と地程の差。 その差は一秒もないけど、 陸上で短距離となればそれでも天と地の差だよね いつからか、君に勝るもの、それが私にはなくなっていた気がする 君は多くの女子に囲まれてチヤホヤされて照れていて 私の周りには仲の良い二、三人の女子がいるばかり その女子だって、注目していたのは君だった 「ねえねえりっちゃん、澪ちゃんって運動できる方なんだね!」 できる方なんてもんじゃない。小中学生のころからどちらかといえばできる方だったし 高校に入ってからはまた運動神経良くなったみたいで。昔は私のが運動得意だったのにね 君に欠けてるものなんてない。 恥ずかしがりとか人見知りはあるけど、そんなものだって環境が良け...
  • SS89
    投稿日:2010/05/31(月) 02 51 03 出会ってから、ずっと。ずーっと、募っていった想い。 伝えよう。私の、気持ち。 「澪」 立ち止まって澪を呼ぶ私と、黒髪をなびかせながら振り返る澪。 澪の背後には、夕日が真っ赤に輝いていて。なんでか分からないけど、その光に勇気づけられた。 「私、な。……澪の事が、好きなんだ」 風がそよぎ、長い黒髪がさらわれていく。真っ赤な夕日が、真っ白い肌を照らす。 何度も何度も見たことがあるその姿が、いつも以上に輝いて見えた。 「……私と、付き合ってください」 澪は、最初吃驚した顔をしてたけど。直ぐに真剣な顔つきになって……頷いてくれた。 すごく、すっごく嬉しかった。でも、どうしていいかわかんなくて。 告白した後のことなんて、さっぱり考えてなかったんだもん。 澪も、どうしたらいいのか、わ...
  • SS81
    投稿日:2010/05/04(火) 05 44 31 『澪ちゃん・・・泣かないで!』 『澪ー、何泣いてんだよ!』 『澪は泣き虫だよな・・・ほら、いっぱい泣きな』 私はとても泣き虫で、君はいつだって笑ってた 私の前で涙を見せてくれたこと、本気で悲しみを吐き出したこと、あったかな。 楽しいとき、悲しいとき、辛いとき 眉毛を八の字に曲げながらでも、目と口では笑顔を作っていた 君はいつでも 「せんせー!ありがとー!」 「学校違うけど元気でね・・・ありがと・・・ぐすっ・・・」 「打ち上げ6時からね!えっ、なんでこないんだよー!」 卒業式が終わって、教室に戻った私たち 涙をこらえながら笑っている子、涙が止まらない子、 色々な思い出と感情が渦巻く教室、唯とムギは完全に泣いちゃってる。私もどちらかというと後者なんだけど それ以上に気になる...
  • SS107
    投稿日:2010/09/09(木) 23 31 05  アパートのベランダに出る。吸い込めば、肺の中にじんわり広がっていくのが感じられるぐらい冷え切った夜の空気。少し深呼吸をして、どてらのポケットから携帯を取り出してリダイヤルの画面を呼び出す。 もう何百回となく見たあの番号を見つめながらほんのわずかに勇気をこめてボタンを押すと、右から左へ流れてく。 プルルル プルルル プッ 澪「もしもし」 律『もしもーし』 澪「うん。おつかれさま。体調はどう?」 律『ちょっとつかれた』 澪「律の好きなチーズケーキ買ってあるぞ」 律『澪だいすきーっ』 言ったそばから消えていってしまいそうなぐらい、なんともない話。ただ、大好きなあなたの声が聞きたい。話していたい。側にいるからこそ、素直になりたいから。 律が今のバイトをやめて、夜の居酒屋のバイトをや...
  • SS84
    投稿日:2010/05/21(金) 03 31 23 ―――ここ数日、律の“付き合い”が悪い。 部活終わりの買い食いもしなくなったし、唯や私が誘っても 「悪い、今ダイエット中なんだ」 「今日はちょっと、弟と用事があるんだよね」 とかのらりくらりとかわして帰ってしまう。 挙げ句に、私がおごると言っても断られてしまった。 三度の飯より空腹が嫌いなあの律には有り得ないことだ。 結局、律を除いた四人でクレープを食べたり、“りっちゃんがいないなら止めとこう”という唯の言葉で学校から直帰、なんて事が続いている。 一体どうしちゃったんだよ、律。みんな心配してるんだぞ? ほんのちょっぴり退屈な日々を過ごし、やってきた土曜日。 そろそろ傷んできたベースの弦とピックの買い出しに楽器店へと出掛けた私は、その道中、見慣れた背中を見付けてしまった。 (律……!)...
  • SS128
    投稿日:2010/11/05(金) 21 31 54 授業と授業の合間の休憩時間に、私は保健室を訪れた。 普段はあまり来る用事のない保健室だけど、今回ばかりはちょっと違った。 私はかなり小さな声で言った。中にいる誰かに聞こえないように。 「失礼しますっと……」 保健室の中は意外と静かで、保健室の先生も今はいないようだった。 私はあまり物音を立てないようにカーテンの閉まったたベッドに近づき……。 「みーお!」 「うわあっ!?」 カーテンを思い切り開けながら中にいる彼女の名前を呼んだ。 当の澪は私の声に驚き仰け反っていた。さすがにちょっと突然すぎたか。 「なんだ律か……驚かすなよ」 「ごめんごめん」 私だとわかると澪はほっと一息ついた。私じゃなかったらどうだったんだろう。 澪は下半身を布団に埋めている。私はベッ...
  • SS119
    投稿日:2010/10/31(日) 07 13 34 今日は10月31日、ハロウィン。 お化けの仮装をする人がいるから、私はあんまり好きじゃない。 でも、イベントごとが大好きなあいつは、きっとノリノリで参加することだろう。 「みーお!」 噂をすれば。律は、私の部屋のドアをぶち破りそうな勢いで入ってくる。 まぁ、それはいつものこと。ずかずかと許可も取らずに人の部屋に勝手に入ってくるのも。 違うことといえば、犬耳、しっぽ、犬の手足っぽい手袋にスリッパ、そして赤い首輪を付けていることくらいか。 どうして犬なのかはわからないけれども、とても似合っているのでいいと思う。 「狼男だぞー!」 …………犬じゃなかった。でも、どう見ても犬。なんか柴犬っぽい。 っていうか。 「狼男って首輪つけてたっけ……?」 「あれ、なかったっけ。……まぁ細かい...
  • SS133
    投稿日:2010/11/14(日) 00 41 31 「今日はちょっと用事あるからここでお別れな!」 「後で家来るんだろ?」 「おう!夕飯食べたあとだから7 30くらいな!」 いつもの帰り道、律は用事があるからと言い出した。 正直、律の用事の内容は想像ついてる。でも… 20 00 案の定、律はこない。どうせ携帯は出ないだろうから家に電話しても 律は帰ってないという。全くあのばかは… 21 00 そろそろあのばかも家に帰ったころだろうからマいやお母さんにちょっと 律のところにいってくると伝え、荷物を持って家を出る。 律のお母さんに挨拶し、階段を上る。 「おーい、律入るぞー」 返事をまたずドアを開けるとベッドで壁にむかってあぐらをかいてるおばか さんを発見。 「おい律、なんで約束したのにこないんだ?心配したぞ?」 「…」 「無視するな...
  • 澪×律 別荘地 15
    トップページ 澪×律 別荘地 15 SS一覧 澪×律 別荘地 15 まとめ1 澪×律 別荘地 15 まとめ2 題 1行目 短編133 8月31日・・・いつもならエンドレス・ホームワークを背負い、 短編134 「転校、することになったんだ」 短編135 チュン チュンチュン 短編136 寒いくらいに冷房が効いた部屋。 SS107 アパートのベランダに出る。吸い込めば、肺の中にじんわり広がっていくのが感じられるぐらい SS108 最近、澪がおかしい。 短編137 「律、お昼にするか」 SS109 「澪、キス、しようよ」 あのあと 全部、終わってしまった 朝チュン 今が、きっと一番幸せなとき。 トップページ
  • SS4
    ―side澪― …一体なんだと言うんだこの状況は 私のファンクラブらしき人達がいきなりクラスに「今日は秋山さん(先輩)のFC結成1周年を記念して皆でプレゼントしようと思いまして」とか言いながら押し寄せてきて 只今私のクラスはカオス状態… 会員その1「秋山先輩これ受け取って下さい!」 会員その2「キャー!秋山さんやっぱりカッコいい!」 会員その3「秋山さん今年も学園祭決まってましたね!感動しました!」 会員その他「キャーワイワイガヤガヤ」 …いやまぁ皆悪い人達じゃないのはわかってるけど正直こういうのは苦手だし何より…は、恥ずかしい/// それにこんなところを律に見られでもしたらまた調子に乗って… ガラガラ 律「いよーっす!暇を持て余してた神々こと律様とムギ様が愛しの澪ちゅわんのとこに遊びにき………て………」 紬「あらま...
  • 澪×律 別荘地 23 まとめ1
    澪×律 別荘地 22 まとめ3|澪×律 別荘地 23|澪×律 別荘地 23 まとめ2   以下は、http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/7708/1298028805/から引用   【けいおん!】澪×律スレ 23 1 :軽音部員♪  2011/02/18(金) 20 33 25   けいおん!の律と澪がラブラブするスレ   5 :軽音部員♪  2011/02/19(土) 02 17 59    紬の「ポッキーゲームしましょう」の提案を受けて始まった競技も、SS190   6 :軽音部員♪  2011/02/19(土) 02 21 23   「い、いや。まだだもんっ。SS190   11 :軽音部員♪  2011/02/19(土) 09 40 37   澪「ふう・・・疲れたな。 律、足舐めて」 梓「えっ」 唯「・・・?」 律「お、...
  • 澪×律 別荘地 18
    トップページ 澪×律 別荘地 18 SS一覧 澪×律 別荘地 18 まとめ1 澪×律 別荘地 18 まとめ2 澪×律 別荘地 18 まとめ3 題 1行目 SS120 「澪、行くぞ―」 SS121 もう時間は深夜の一時 SS122 今日は大変だった。 SS123 「仲間内で飲み会やるんだけど秋山さんもこない?」 SS124 ん・・・あれ、ここ どこだろう・・・ SS125 マフラーを編んでみようかな。 短編154 私はヒモりっちゃん。 SS126 律が風邪をひいた。 SS127 「私はヒモりっちゃんだ!」 短編155 平穏な日々。 短編156 「せんせー!ちょっと休憩しましょうよー」 短編157 「……澪、なんか、揺れてないか?」 SS128 授業と授業の合間の休憩時間に、私は保健室を訪れた。 短編158 「今日はどっちにする?」 短編159 「田井中ってさ~秋山さんと...
  • 澪×律 別荘地 18 まとめ1
    澪×律 別荘地 17 まとめ3|澪×律 別荘地 18|澪×律 別荘地 18 まとめ2   以下は、http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/7708/1288462447/から引用   【けいおん!】澪×律スレ 18 1 :軽音部員♪  2010/10/31(日) 03 14 07 けいおん!の律澪が愛を誓うスレ   5 :軽音部員♪  2010/10/31(日) 11 54 43 1乙! 澪「フォルダ分け開始…っと…」 『恋文.15.txtを歌詞フォルダに移動しています 70%』 澪(結構長いな…) 『恋文.20.txtを歌詞フォルダに移動しています 97%』 『…99%』『100%』 澪「ひゃくぱー♪…なんてな…♪」 ?(ニヤニヤ♪)カタッカタカタ 次の日 澪「あれ?歌詞フォルダは何処に…!?」 澪「な、なに!何処で見てたんだ!?」...
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