けいおん!澪×律スレ @ ウィキ内検索 / 「SS50」で検索した結果

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  • SS50
    投稿日:2010/01/15(金) 00 33 30 「よし、時計もしっかり合わせたし、あとは時間まで待つだけだな」 もうすぐ澪の誕生日。 仲良き幼馴染みの1年に1度の特別な日だ、どこの誰よりも早く祝ってやろうじゃないか。 そう決心した私はケータイを握りしめ正確な時を刻む時計とにらめっこしている。 試験勉強は……まあ、親友のため一時休止ってことで。 もう時期が時期だけに普段はちゃんと勉強してるんだからな。 今はあくまでも一時休止、勉強より親友が大事だもんな。 っと、そんなことを考えてる間にもう時間だ。 「……3、2、1、0!」 私は時計の数字が全て0になるのと同時にケータイのボタンに力を込めた。     ◆     ◆     ◆ もうすぐ私の誕生日。 今までなら手放しで喜んでいられたんだけど今年はそういうわけにもいかない。 ...
  • 澪×律 5
    ...やっぱり来ないか」 SS50 「よし、時計もしっかり合わせたし、あとは時間まで待つだけだな」 短編76 帰り道の夕暮れ。 SS51 ふぃー・・さっぶぃ。 SS52 今日の練習 SS53 なんでこんなことになってしまったのか・・・・考えても仕方ないか SS54 「あ~、なつかしいなあ~」 トップページ
  • SS55
    投稿日:2010/01/25(月) 19 36 12 「ほーら、いくぞ!」 「ちょ、律!・・まてってば」 澪の手を引いて、走り出す。 一歩踏み出すのが、人よりも遅い澪。 踏み出してしまえば、誰よりも上手くやってのけるのにさ。 だから私は、その一歩を助けてやるんだ。 いっつも、そうしてきた。 これからも、そうするつもり。 だけどさ、もしかしたらもう。 澪は私の助けを、必要としていないかもしれない。 もし澪に、もう必要ないよっていわれたら。 わたしは、どうしたらいいんだろう。 どうしよう、どうしよう、どうしよう。 澪を助けることで、澪の支えになると思っていたのにな。 いつの間にか、それは私の支えになっていたんだ。 「うわっ、ちょ・・いったぁ・・こら、律!急に立ち止まるなよな!」 立ち止まった私の背中に顔を打ち付けたら...
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  • SS5
    雨の強い日だった。 雨は私の中にある不安を掻き立てる。 降り止む事のない雨の音を聞いていたらこの不安から抜け出せない気がする。 こんな時はいつもあいつの声を聞いていた。 あいつに会いに行っていた。 でも、今はもうできない。 お前は今何をしてるんだ? どこにいるんだ? 笑ってるのか? いつも隣にいたあいつはある日私の前から姿を消した。 そうか、あの日もこんな風に雨の強い日だったな。 確か、卒業式の次の日だった。 「卒業式はあんなに晴れてたのに今日はすごい雨だな。雨・・・か、何か歌詞書けそうだ」 机に向かって作詞ノートを開こうとした時、携帯が鳴った。 「公衆電話?・・・もしもし?」 「澪、今話せる?」 「律か?公衆電話ってどうしたんだ?」 「うん、ちょっと・・・」 律の様子がおかしい。 いつもの明るい声じゃない。 「今どこからかけてるんだ?」 「...
  • SS57
    投稿日:2010/01/25(月) 21 42 02 久々に澪がうちに泊りにきた。 夕飯を食べた後は、軽くゲームをして漫画を読んでお風呂。 先にどーぞと、差し出したのは寝巻き代わりの私のジャージだった。 澪には少しきついみたいで、ぶーぶー言っていた。 確かに…。 先に上がって髪を乾かす澪は、少し小さめのそのジャージのせいでいつもより体のラインが出てて、思わず私は視線をそらした。 ――頼むよ、ジャージで色っぽいとかこいつ、何着せりゃいいんだよ…。 思わずごくりとなった喉の音を聞かれたくなくて、ごまかす様に慌てて自分もお風呂に入った。 出る時に盛大に頭から水をざぶりとかけた。 なんだか色々のぼせていたから、少し冷静になりたかった。 戻ってきたらお約束と言うかなんと言うか、澪はもうすでにベッドですやすやと寝息をた...
  • SS51
    投稿日:2010/01/17(日) 10 14 42 律視点 ふぃー・・さっぶぃ。 あーあ、雨降ってら。 晴れて欲しかったのに、なぁ。 今日は、とっても特別な日。 そりゃあもう、クリスマスや正月やバレンタインなんて目じゃないくらい。 …そして私の誕生日よりも。 あ、私の誕生日と同じくらいにしとこ、怒られそうだから。 『律の誕生日のほうが、もっと特別だ!』って必死に言う姿が浮かんで、思わずニヤける。 …おっと、急がないと。 1月15日、それは。 言わずと知れた、澪の誕生日。 そんで私は、プレゼントだけ持って澪んちに行くトコ。 勿論そのまま泊まるんだけど、着替えは一切持たない。 澪の服はちょっと大きいんだけどな。 でも、澪の匂いがするんだ。したら、借りた方が良いに決まってるじゃん? 誰に問うでもなくそう思って、一人頷く。・・変人だな...
  • SS52
    投稿日:2010/01/17(日) 16 31 01 今日の練習 唯は法事で学校休み、梓はインフルにかかって早退、ムギは用があるって言ってたな。部活にはこない。 という事は 「…律と2人か」 自然と口からこぼれた言葉を聞いて、何となく感じるイヤな予感。 別に律が嫌いって訳じゃない。むしろ… いや何でもない、 とにかくイヤな予感がした。 おそるおそるドアノブに触れる左手が部室に入るのを躊躇させる。 「…ただの予感だしな」 ドアノブを捻り、部室に入る。 そこには、隅に体育座りをして泣いてる律がいた。 ちょっと近づいて声をかける。 「…律?」 「うわぁっ!!」 「ヒィッ!?」 …沈黙。 部室の空気が凍りつく。 「…どうしたんd」 「ぃゃあ、何でもないよ...
  • SS58
    投稿日:2010/01/25(月) 22 14 47 私の気持ちは 間違っている きっとそうだ いつも助けている気持ちでいたけど、本当は助けられていた 彼女を救うことで、私も救われていた。結局自分のことしか考えていないんだ 私しか助けてやれない、それは大きな勘違いだった 唯やムギでも、彼女を救ってやることはできる  自分が彼女の特別なんだってずっと思い込んでいた きっと違う、それは正解じゃない 私はただ、彼女と一緒にいたかっただけ そんな想いが爆発して、周りを見ることができなくなった 極端なまでに視野が狭くなって、彼女以外のものが目に入らなくなった 気がつけば、みんながいる部室で 彼女の唇を無理矢理奪っていた 終わりかな、これで・・・全部終わりだ もう彼女は私を見てはくれないだろう・・・・・・私を見たく無くなるだろう 終わりだね。 ど...
  • SS56
    投稿日:2010/01/25(月) 21 17 26 この思い、いつか君に届くかな―― まだまだ夏の暑さが残る9月。 今日、桜高では球技大会が行われている。 講堂の中はいつもと雰囲気がガラリと変わり生徒たちの熱気であふれている。 講堂ではクラス対抗で バスケやバレーが行われていて何ともにぎやかである。 私はそんな中、体を動かす訳でもなく和とギャラリーでバスケの試合を観戦していた。 和「澪は出ないの?試合。」 澪「私は球技は得意じゃないし、こーやって見てる方が楽しいかな。」 それに、転んでヒザ擦りむけて血が出たりなんかしたら…… うっ……考えただけで無理。 そんな風に私が思っていても 私たちの下のコートでは選手たちが必死にボールを追いかけ走り回っている。 試合に勝って狂喜する人たちもいれば ...
  • SS53
    投稿日:2010/01/18(月) 03 11 34 なんでこんなことになってしまったのか・・・・考えても仕方ないか 特にこれといってすることもない休日、何もなしに澪の家に来てみれば・・・・ 「りっちゃん?何か飲む?」 澪が子供になっていたという・・・ とりあえず自分の目を疑うしかなかった。 澪の親が言うには、朝起きたらこうなっていた・・・とのこと いつのまにかってわけだ。そんなこと聞いてもこちらとしては納得できるはずもなく ただ何をどうすれば元に戻るなんてこともわからないし、 これはこれで現実の出来事であると受け止めるしかないのか・・・ それに 「りっちゃん綺麗になったね!」 幼い澪の愛くるしい笑顔の前には疑念や焦燥を抱く気にもなれない 成り行き任せに子守りと称して澪と遊んでやることにした 「よーし澪ー、何しようか!」 「それじゃ・・・カルタ取りしよ...
  • SS54
    投稿日:2010/01/20(水) 00 14 44 「あ~、なつかしいなあ~」 私が見ているのは中学時代のアルバム。修学旅行の時に澪と一緒に撮った写真があった。 その中の澪は何故か泣いた後のような、そして不機嫌そうな顔をしていた。それがなかなか可愛い。 「あれ? 澪は何でこの時泣いてたんだっけ?」 まあいい。多分前日の夜に怖い夢でも見てたんだろうな。 慣れない環境で少しナーバスになっていたのかもしれない。そう思うとちょっと可哀想になって来た。 そう。澪はいつだって怖がりで泣き虫だった。小学校の音楽の時間のことだった。 その日はシューベルトの『魔王』を聞いたんだけど、 澪のやつ、怖がって曲が流れてる間ずっと耳ふさいでた。そこまで怖がるか普通? その頃はみんなまだガキだったから、男子とかが怖がる澪を見てからかってた。 だから私が「こらー! 澪をからかうんじ...
  • SS59
    投稿日:2010/01/28(木) 00 15 16 ガチャ。ノックもせずにドアを開ける。現在午前9時40分。 今日は土曜日。 普段なら休みだからとダラダラ寝てるところだが、今日は暖かい日差しの中 気持ち良く目を覚ますことができた。 そんでいつになく清々しい気分だったので朝から散歩がてら近所を歩いていたのだ。 そういや、休みでも澪はちゃんと起きてんだろうな~。 なんて考えると、ふいにそれを確かめたくなって澪の家へと直行した。 結果、私の予想は外れた。 いや半分ハズレ、半分正解? 澪はパジャマを脱ぎかけた状態でベッドに仰向けになっていた。 こいつ!なんちゅーカッコで寝とるんだ!! 露になった胸元は規則正しく上下している。 多分、一度起きて着替えてる途中に睡魔に負けて眠ってしまったのだろう。 しかし…、この状況はかなりアブない。 澪のお母さんに...
  • 澪×律 5 まとめ2
    ...間まで待つだけだな」SS50   840 :名無しさん@お腹いっぱい。  2010/01/15(金) 00 35 27     ◆     ◆     ◆ 「澪、誕生日おめでとう」SS50   860 :もす  2010/01/16(土) 08 00 37 帰り道の夕暮れ。短編76 スレ汚し申し訳ねえ…   873 :もす ◆M/ySliaS0c  2010/01/16(土) 16 51 38 872さん指摘サンクスです では小ネタを少々 ー教室にて短編76 乱文スマソ   889 :名無しさん@お腹いっぱい。  2010/01/17(日) 09 52 01 澪「センター二日目だな…」 律「おー」 澪「律、大丈夫か?」 律「んあ?あたしの心配なんかより自分の心配しなよー」 澪「な、なんだその言い草は!」 律「だって後々『律のことが心配で集中できなかった〜!』な〜ん...
  • 澪×律 6
    トップページ 澪×律 6 SS一覧 澪×律 6 まとめ1 澪×律 6 まとめ2 題 1行目 短編77 ここ・・・どこだっけ SS55 「ほーら、いくぞ!」 SS56 この思い、いつか君に届くかな―― SS57 久々に澪がうちに泊りにきた。 SS58 私の気持ちは 間違っている きっとそうだ SS59 ガチャ。ノックもせずにドアを開ける。現在午前9時40分。 短編78 「律が好きなんだ」 SS60 今日は、何かおかしいこの二人 SS61 「今日は、どっちの家にする?」 SS62 「今日は、澪にプレゼントがあるぞ!」 短編79 放課後、低くなった太陽のオレンジ色の光が差し込む寂しげな保健室 短編80 「なー澪~~~機嫌直せよ~」 SS63 律 おかしーし! たまにはいいよね?2 「バカは風邪引かないって・・・迷信だったんだな」 SS64 学校が終わって。 SS65 今日は土...
  • 澪×律 6 まとめ1
    澪×律 5 まとめ2|澪×律 6|澪×律 6 まとめ2   以下は、http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1264041263/から引用   【けいおん!】澪×律スレ 6 1 :名無しさん@お腹いっぱい。  2010/01/21(木) 11 34 23 けいおん!の澪しゃんとりっちゃんのラブラブっぷりを応援するスレ   8 :名無しさん@お腹いっぱい。  2010/01/21(木) 21 26 09 ここ・・・どこだっけ短編77 「あと、 1・・・乙!」   66 :名無しさん@お腹いっぱい。  2010/01/24(日) 18 10 15 唯「『静かな湖畔』の替え歌を考えてみました!」 律「なんか、嫌な予感がするけど言ってみ、唯」 唯「しーずかな音楽室の椅子の影から りっちゃんと澪ちゃんの声がする〜」 澪「ストップ、唯。そ...
  • 澪×律 3
    トップページ 澪×律 3 SS一覧 澪×律 3 まとめ1 澪×律 3 まとめ2 澪×律 3 まとめ3 題 1行目 短編1 目の前には両手の自由を奪われた律が澄まし顔で寝ころんでいた 短編2 ああ、今何時?朝……ではないかな。 短編3 「み〜お〜」 髪の長い男の子 私の悪い癖、夢中になると周りが見えなくなる、 短編4 部活も終わり、今は帰ってる途中。 短編5 「み〜お〜こっち向けよー」 短編6 ひとしきり泣いた後寝てしまった。 SS3 女子校だからそういうのがあるのは知っていた。 SS4 …一体なんだと言うんだこの状況は 短編7 今日は一人。一人で寝る。いや、 短編8 「おーいみんなもうすぐ年明けだぞ〜。…って寝てるし!!」 短編9 今日は体育祭。目立つのは嫌なのにアンカーに抜擢されてしまった。 SS5 雨の強い日だった。 SS6 君と私は釣り合わない 短編10 合宿...
  • 澪×律 3 まとめ2
    澪×律 3 まとめ1|澪×律 3|澪×律 3 まとめ3   以下は、http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1257957414/から引用   【けいおん!】澪×律スレ 3 353 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/11/17(火) 10 55 47 律「澪ー!ゴメン英語のきょ……澪?」 和「ああ、さっきの体育で派手に転んじゃって……へこんでんのよ。」 澪「うう………」 律「なーる。しょうがないなあ」 律「澪!」 澪「なに……」 ちゅっ 澪「っだっはっ……ば、ばか!」ぽか 律「いって!へへ、元気になった」 澪「うっ……うーっ……」カアア 和(よくやるわ……) クラスメイト(出張イチャイチャ……)   356 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/11/17(火) 11 08 29 澪「まったくも〜律真面目に練習して あ、...
  • SS150
    「りっちゃんと澪ちゃんってほんと仲良しだよねぇ」 私と澪が会話をしてる最中、唯がそう言った。 「な、なんだ突然」 澪が少し動揺して唯に聞き返す。 「いやー何となく思っただけ」 なんだ、唯のいつもの気まぐれか。 いつも不意に現れるから困っちゃうなぁ。 そこが可愛い所なんだが。 んじゃ、適当に流して澪と話の続きを… 「私も思った~」 ムギが乱入してきた… なんだか、ここから私と澪をいじる話を始めるような。 「だよねぇ、ムギちゃん」 「うん、いっつも二人一緒だしね」 「携帯だってお揃いだしー」 「ロミジュリだってやっちゃうし~」 「りっちゃんは、和ちゃんに嫉妬しちゃうしね」 「澪ちゃんは、りっちゃんのカチューシャの位置だって把握してるしね」 「幼馴染みだからじゃないんですか?」 梓まで入ってきた… やめろーなんか凄く恥ず...
  • Two of us5
     ああ、もう馬鹿だ私。  部屋に戻って、ベッドに倒れて泣いた。悲しいとか、切ないとかそんなんじゃなかった。  それもあったけど、何よりなんであんなこと言ったんだろう私。  律に、酷いこと言った。  後悔が私を呪った。  馬鹿だ絶対馬鹿! もう情けないとか恥ずかしいとか、そういうの通り越して。  もう全部全部私が駄目なんだ。 「澪!」  声がして、バッと起き上がると、律がいつの間にか部屋に戻ってきていた。  私はベッド。律は部屋の中央。 「り、律……」  私はまた逃げたくなるぐらい恥ずかしかったし、律に申し訳なくて目を逸らしてしまった。  だけど、律はびっくりするほど優しい声で、顔を上げてと言った。  私が律に視線を戻すと、律はまた笑ってた。でも、からかうようでも意地悪な瞳でもなくて、悲しい目だった。 「ごめん。その……澪は真剣に悩んでるのに、私、なんか、澪の気持...
  • SS18
    注1 本SSは律澪分、唯梓分が均等に振り分けられて(るはず)ますので 澪×律スレ、唯×梓スレの両方に投下させて頂きます 注2 本SSは某「唯が梓に嫉妬するSS」を参考に作成されています 注3 本SSは既に律澪と唯梓はカップルになってる事を前提で話を進めさせて頂きます また、あからさまなキャラ崩壊が見受けられる可能性がありますのでご注意下さい 唯律澪紬「ワイワイガヤガヤ」 ガラガラ 梓「こんにちは、遅くなってすみません」 唯「あっ!あずにゃん!遅いよ~早く早く~♪」 梓「はい…でもその前に」 唯「?あずにゃんその手に持ってるのなぁに?」 梓「あぁこれは…ラブレターです」 唯「…え」 律「おっ、梓も隅に置けないねぇ~このぉ~」 澪「こら律、あまりからかうn」 ドンッ! ...
  • SS220
     自動販売機のボタンに手を伸ばそうとした律の手を、澪が掴んだ。 律の訝るような視線を受けて、澪は言葉を放つ。 「そのコーラ、350ミリで120円だろ? こっちの方がお得だ」  澪は空いている方の手で、見本商品陳列の一角を指差した。 そこには500ミリ缶のコーラが130円で売られている。 「そんなに飲めないよ。350ミリでさえキツイのに。 本来250ミリくらいが丁度いいんだけど」 「うん、だろうね。実際にこの前、残してたもんな」 「それ分かってんなら、500なんて勧めんなよ」  律の声は呆れ気味だった。 「私だってさ、350ですら多いと思ってる。 250で丁度良いと思ってるよ」 「なら何で……ってああっ」  律は澪の考えに思いが至ったらしく、小さく叫んでから続けた。 「二人で500飲むって事……ね。 まぁ家帰って飲むんだし、コップもあるし、ね」 「コップ?要...
  • SS213
    澪「律!律!こ、ここなんてどうだ!?モンサンミッシェル!海に浮かぶ巡礼地だって!」 律「うーん、フランスかぁ、卒業旅行はハワイだったしヨーロッパもいいよな~」 澪「あとあと空中都市マチュピチュとか!」 律「う、浮かんでるモノ好きだな・・っていうか昨日プロポーズして、早速新婚旅行の計画とか。澪ちゃん浮かれてますねぇ」 今一応大学の講義中なのだが、澪は旅行パンフレットを広げて真剣な顔で計画を練っている。 まあ暴走してる澪もかわいいからいいんだけど。 唯「澪ちゃん達旅行の計画してるの?いいなぁ私も行きたいなあ~」 律「うお!唯!いや、えっとこの旅行は二人っきりじゃなきゃダメっていうかなんて言うか・・・」 紬「そうよ!唯ちゃん!邪魔しちゃ悪いわ! ・・・それで、プロポーズはどっちからしたの?」キラキラ 律「む、ムギまで!えっとその...
  • SS4
    ―side澪― …一体なんだと言うんだこの状況は 私のファンクラブらしき人達がいきなりクラスに「今日は秋山さん(先輩)のFC結成1周年を記念して皆でプレゼントしようと思いまして」とか言いながら押し寄せてきて 只今私のクラスはカオス状態… 会員その1「秋山先輩これ受け取って下さい!」 会員その2「キャー!秋山さんやっぱりカッコいい!」 会員その3「秋山さん今年も学園祭決まってましたね!感動しました!」 会員その他「キャーワイワイガヤガヤ」 …いやまぁ皆悪い人達じゃないのはわかってるけど正直こういうのは苦手だし何より…は、恥ずかしい/// それにこんなところを律に見られでもしたらまた調子に乗って… ガラガラ 律「いよーっす!暇を持て余してた神々こと律様とムギ様が愛しの澪ちゅわんのとこに遊びにき………て………」 紬「あらま...
  • SS90
    投稿日:2010/05/31(月) 06 10 50 いつも通りの朝、いつも通りの登校。 うーん。なんか面白い事、起こんないかなあ。 っと、前方に澪発見!……あ、いいこと思いついた。 「おっはよー!」 「うわっ律!……おはよ」 少し前を歩いていた澪に突撃。 肩に腕を回し、澪の耳元に口を近づける。 そして、精一杯の低い声で囁いてやる。 「今日のパンツは何色だい?」 「……はぁ!?」 おーおー、真っ赤真っ赤。へへ、やっぱ澪は面白い。 軽くからかっただけで、すげー良い反応してくれんだもん。 余は満足じゃあ。……なーんてな。 そんな事を考えながら、澪から離れようとすると、澪が腕を掴んできた。 「……の、色」 「え?」 小さい声でなにか言ってるけど、よく聞こえない。 すると、腕を引き寄せられて、今度は私が耳元で囁かれた。...
  • SS208
    「な、なんだよコレ」 中学生になった私は自室に足を踏み入れて驚愕した 「ん?ああ、入学祝いにと思って」 母親がニコニコしながら応える 私の目の前にあったのは以前使っていたものの二倍以上の大きさはある真新しいベッドだった 「で、デカくない?デカ過ぎるくらい…」 「あら、嫌だった?」 「いや、そうじゃないけど、何でこんな大きいの…?」 「うーん、ホラ、澪ちゃんがよく泊まりに来るじゃない?いつもいつも布団敷くの面倒臭くて♪」 「そんな理由で?!っていうかソレって一緒に寝ろってこと?!」 「嫌なの?いつも一緒に寝てるくせに」 「いやいや、そりゃそうだけども流石に同じベッドじゃ…」 「もう買っちゃったんだから文句言わず使いなさい」 「…」 * 「と、言うことで、一緒に寝ることになりました #6...
  • SS70
    投稿日:2010/03/14(日) 06 46 50 もう三月も半ば、桜もほころびはじめ、コートが無くとも登下校に支障は無い 一番すごしやすい季節だろうな。私が好きなのは夏なんだけど 柄にもなく季節の恩恵に浸っていたから、横を歩く澪がなにやらソワソワしていることにも気づけなかった 商店街を出て、人通りの少ない道に差し掛かると、横にいたはずの澪がいなくなっていたことに気付く 何かと思い振り向くと、澪が俯いたまま立ち止まっていた。 「どしたー澪?」 「・・・・・」 俯いたまま少し眉間にしわを寄せたその表情を見て、また澪の気に障ることでもしたかと思ったが 振り返ってみれば澪の気に障らないことのほうが少ないというオチ。今日も特別何があったってわけでもないし 一体何があったのか 「・・・澪?」 「律・・・・明後日が何の日か、知ってるよな?」 明後日だって?今日...
  • SS160
    その朝、りっちゃんが私のお家に来ました。りっちゃんは私の顔を見ると「メリークリスマス、澪ちゃん!」と言いました。 私は不思議に思ってカレンダーを見たけれど、やっぱり日付は12月26日で、クリスマスは昨日です。 実際に、昨日の夜私はパパとママとツリーの飾りつけをしたり、ケーキを食べたりしました。 朝起きると、今年もサンタさんはちゃんと私のお家に来たらしく、枕元にはプレゼントが置いてありました。 だから私はりっちゃんが「メリークリスマス」なんていうのがとても不思議でした。 私はりっちゃんに聞きました。 「りっちゃん、クリスマスは昨日だよ?りっちゃんは昨日の夜、パパやママとクリスマス会やらなかったの?」 するとりっちゃんは「やったよ」と答えました。 私はますます不思議になってしまい、その表情が顔に出たのかもしれません、 りっちゃんは「ちょっと待っててね」といい、背負ってい...
  • 短編50
    ただいま、お昼。 澪が料理してる。 私は待機、お腹すいた。 「お腹減ったぞー澪ー」 「あと少しで出来るから待ってろ」 エプロン姿の澪のほうをみながら、いってみる。 あと少しってどんくらいだよ〜。 「腹が減っては戦も出来ぬでござる」 「何のキャラだ」 手を忙しなく動かしつつ、それでもちゃんと返事してくれるあたりが澪だなぁ。 うーお腹減った。でも、澪の手料理の前に何か食べるワケにもいかん! 「・・できたぞ〜」 「おー!ごっはん、ごっはん!」 「ほら。そこ、片して」 「合点でい!」 テーブルの上を片付けると、澪の手料理が並べられる。 おぉ、うっまそー! 「いっただっきまー・・・あ」 「どうした?」 「澪〜、ちょっちこっち来て」 「あ、あぁ」 手料理を食べる前に。 「一体なん・・んっ」 「へへ、澪へ...
  • SS136
    投稿日:2010/11/17(火) 01 35 31 「……澪?」 せっかくの祭りだってのに澪が機嫌なおしてくれなくて、悔しくなって ちょっと俯いたら澪を見失ってしまった。 「なんだよ…」 あんなに怒ることないじゃないか。埋め合わせに一生懸命射的でぬいぐるみ 取ってあげて、何度も呼びかけて…大体、あの時だって私の誘いを断ったの は澪じゃないか。でも… 「あーあ、澪のやつ一人になって大丈夫なのかよ」 私が悪いんでもいいから一緒にもっとお祭り楽しみたかったな 「一人で先に帰っちゃおうかな。澪は今頃一人で震えてるかな」 でも… そんなことできるわけない。 「それとも澪は美人さんだからナン…」 あれ?そこまで考えて違和感。 いつもならナンパされて震える澪を想像するのになんでか今日に限って ナンパにのって男と並んで歩く澪が頭に浮かぶ 「…ははっ。な...
  • SS236
    紬「律、キスしよう」キリッ 唯「澪ちゃ…澪」ポッ 梓「はい唯先輩噛んだ10回目噛んだ」 唯「あーん難しいよ~あずにゃん代わって~」メソメソ 梓「ダメですよ、私が代わるとしたらビジュアル的に澪先輩の方でしょう」 唯「え~?胸のサイズ的に」 梓「それ以上はシャラップです」 ガチャ 律「…何やってんだお前ら…」 澪「…」 紬「あらりっちゃん澪ちゃんごきげんよう♪」 律「ごきげんよう♪…じゃなくて!何だ今のは?!」 梓「何って見りゃ分かるでしょう?」 唯「律×澪ゴッコだよ!」フンス 紬「正確には澪×律ゴッコね」 澪「サラッとなんてことしてるんだよ!」 律「気付かなかったけど和までいるし…」 和「あら私が居ちゃ悪いのかしら?」 律「あー参考までに何の役な...
  • SS73
    投稿日:2010/03/23(火) 17 41 50 夕暮れが影を落とす、校舎裏。風に揺れて木々がざわめく。 下駄箱に入っていた手紙に応えて、わたしはここへ来た。 朝手紙を読んでから、ずっと頭がいっぱいだった。 でも誰にも言えなかった。 だってきっとすごく勇気がいっただろうから。 それがわたしには、とてもよく分かるから。 授業もろくに耳に入ってこなかった。いや、それはいつものことなんだけどさ。 唯やムギの話も上の空だったし。 ここに来る前、部活に少し遅れると澪に告げたとき。 澪の顔、まともに見れなかったな…。 なぜだか後ろめたかった。 色んな気持ちがないまぜになって、どんどんわたしの鼓動を早めていく。 「あの…田井中先輩」 あぁ、くるぞ。 「す、好きですっ!先輩、今付き合ってる人とかいますか…?」 ドキっとして、すぐさま頭の中...
  • SS131
    投稿日:2010/11/12(金) 14 25 06 律「………えっ?」 それは、本当に突然のことだった。 唯「びっくりだよねー」 何だよ……それ。 紬「ほんとね。でも、澪ちゃんだものね」 何をするにも常に一緒で、お互いのことは何でも知っている。 ……つもりだった。 さわ子「彼氏ができるのも頷けるわね」 私ハ、ソレヲ知ラナカッタ……。 律「なん、だよ……それ」 唯「あれ? りっちゃん知らなかったの? てっきり知ってるかと…」 さわ子「結構学校でも有名よ? 澪ちゃんに彼氏ができたって話」 梓「………」 紬「路地裏あたりで2人でいるのを見たって人がいたのよ」 唯「路地裏って、何だかえっちぃね!」 梓「その発想はなかったです」 澪に…彼氏? ははは、何を、バカなことを……。...
  • SS162
    ふっふっふ。今日は待ちに待ったねんぷちの発売日。 今回は今までの失敗を踏まえてちゃんとBOX予約をしといた。 何度も同じ過ちを繰り返すようなりっちゃんではないのだよ。ふふふ。 そして今、予約してたお店からついにねんぷちBOXを引き取ってきたぞ!! そんでこれから澪の家に乗り込むところだ。今までの経験からいってどうせ 澪も箱買いしてるのは間違いない。だったら一緒に開けようってワケだ。 まあ、箱買いしてる以上は私も澪も無事お互いのねんぷちが揃うという結果 が待ってるだけなんだけど。 シークレットはなんだろうな。澪だといいな。あ、でもシークレットが私でそれを 澪に持っててもらうってのもいいな。でも、私はないか。そんなに人気ないしな。 バタン!! 澪の部屋のドアを力いっぱい開ける。 「澪ー!ねんぷち買って来たぜ!一緒に開けようぜ!」 「律も今回は無事に買えたの...
  • SS115
    投稿日:2010/09/30(木) 00 50 51 「…ふぁー…あ…」 「…眠いのか?律」 「あー…ちょっと…」 「まだ昼だろ…はりきりすぎだ、ばか」 「うへへ、面目ねぇ」 大学に通っている私たちは現在同棲中。 恋人同士なんだから当然だ。 今日は久しぶりに二人揃って休日ということで朝からハッスルしちゃったんだぜ。きゃは! だから今二人とも裸でベッドで寝そべっている。 「どっか出掛けるんじゃなかったのか?まぁただの思いつきだろうけど」 言いながらベッドの中から動こうとしない澪しゃん。 どうやら今日はもう家の中で過ごす気満々のようだ。 「昼飯どーしよっか」 「今日は律の当番だろ」 「…もう少し休ませて…」 「寝ちゃうから駄目だ」 くそ、鬼嫁だ。鬼嫁がいるぞ。 私は尻に敷かれるタイプなんだろうか。 まぁさっきは澪を尻に敷いてたわけだが。 「お前は...
  • SS127
    投稿日:2010/11/03(水) 18 25 50 「私はヒモりっちゃんだ!」 今の生活が始まってから律はよくこんなことを言う。 同棲を始めた頃は共働きだったんだけど私の仕事が軌道に乗って二人で 生活する分には十分なお給料がもらえるようになったことと二人でいる 時間をできるだけ増やしたいということで仕事は私、家事は律ということ で律に家庭に入ってもらった…なんかこの言い方は照れるな。 ……実は家事全般は完全に律の方が得意というのもある…屈辱だ… 律は変に照れ屋なとこがあるから主婦じゃなくてヒモだなんていう。 「それじゃ律いってきます」 「いってらっしゃ~い。ほら、早く行った行った。私はヒモだから今日も 家でのんびりだ」 ん?なんか律の様子が変だな。ヒモなんて軽口はいつものことだけど。 まあいいか。仕事に遅れる訳にはいかない。私のヒモさんのために頑張...
  • 4-850
    澪視点 今日は、酷く眠い。 別に寝不足とかじゃ、ないはずなのにな。 「みーおー」 泊まりに来てる律が、構えと言わんばかりに名前を呼ぶ。 でも、ごめん。ちょっと、今日は、無理だ。 「りつ、ごめん。も、だめ」 「え?・・おい、澪!」 ふらふらとした足取りで、自分のベッドにダイビング。 …おやすみ、律。 律視点 なんか、澪、すっげー寝むそう。 だけど私は、まだまだ遊んでほしい。 だから名前を呼んで、構えと合図。 でも、澪のやつ、私をほっといて、寝ちゃった。 んだよ、もう。 拗ねてやろうかと思ったけど。 澪の寝顔見てたらさ、そんな気なんて消えちゃって。 …まだ私の布団、敷いてないし。勝手に寝ちゃった澪が悪いんだからな。 澪を少し横にずらして、私も澪のベッドに寝転がる。 幸せそーな顔しやがってー。ったく、私をほ...
  • 短編150
    投稿日:2010/10/11(月) 18 55 01 こんにちわ、今日はママと一緒にお部屋のお掃除です。 ころもがえ?って言って、お外が寒くなるから寒くないように暖かいお洋服を出すんだって。 ずっと見ているだけじゃつまらないから、私もお手伝いすることにしたの! 妹にも手伝うように言おうと思ったのに、かーさんに遊びに連れて行かれちゃった。 ん?そうだよ!私にはママが二人いるの!すごいでしょ!二人いるから一人はママ、一人はかーさんって呼んでるの。 それでね、一緒に本棚をお掃除してたらね、昔のアルバムがでてきたんだ! でもそれを開いたら、私驚いちゃった。 だって私と妹にソックリの女の子がその写真に写ってたんだよ! ママに聞いたら、「小さいころの私たちなんだ。」って・・・こんなにソックリだったんだ!すごい! 私の妹も可愛いけど、子供のころのママもすごく可愛い...
  • 5-250
    律「ああ~、ひっく、小銭が、ひっく、足りな、ひっく、い」ヂャラヂャラ 澪「律?何ゴソゴソやってるんだ、自販機の前なんかで」 律「あっ、澪ぉ~。助け、ひっく、て~」だきっ 澪「ど、どうした?」ナデ゙ 梓「しゃっくり、ですか?」 律「そう、ひっく。昼休みからずっと、ひっく、止まらなくてさ~」 梓「なるほど、それで自販機に」 律「うん。一気飲みでも、ひっく、すれば治まるかなぁ、ひっく、って思って。でも小銭が……ひっく」 澪「なんだ、缶ジュースの一本や二本くらいなら私が立て替えるよ。しゃっくりなんかで大袈裟なヤツだな」ホッ 律「ありがとう澪!ひっく、このご恩は決して、ひっく、忘れません!」再だきっ 澪「ば、馬鹿やってないでさっさと買ってこい」 律「おうおう。ひっく、それでは早速~」 律「んくっ、...
  • 澪×律 4
    トップページ 澪×律 4 SS一覧 澪×律 4 まとめ1 澪×律 4 まとめ2 澪×律 4 まとめ3 題 1行目 SS9 私は今世界中の誰よりも幸福なんじゃないかと思う。 SS10 はぁ、澪は何時まで写真撮ってるつもりなんだろ SS11 冬の日 どんなに寒くても 私は幸せ 短編21 君は本当に無防備だよね。私を揺さぶるのが好きなのかな 短編22 私が君を好きになったのは必然だったのかもしれない。 短編23 「澪、あっちのバンドでも頑張れよ!」 SS12 「おっじゃまっしまーす」 短編24 律は明るくて、気さくで、誰とでもすぐ仲良くなれるから人が寄ってくる。 SS29 「うーっ、さみーなー!」 短編25 気が付くと見慣れない部屋にいた。 短編26 放課後、律の家に半ば強引に連れてこられた SS30 しとしとと窓の外で雨音が響いている。 短編27 「~で、~~とかさ~・...
  • 澪×律 別荘地 20
    トップページ 澪×律 別荘地 20 まとめ1 澪×律 別荘地 20 まとめ2 澪×律 別荘地 20 まとめ3 題 1行目 SS146 木の板と、羽の先の木の実がぶつかる音。 SS147 今日は軽音部のみんな+憂ちゃんで初詣に行ったあと。私の家に集合。 20-198 夜中に、一人ベッドにくるまっている私。 20-200 律が初めて私の家に泊ったのは、私が9歳、律が10歳の時だったんだ。 短編183 『世界を敵に回しても君を守るよ』 SS148 「りっちゃんと澪ちゃんこないねー」 短編184 「澪、私が悪かったよ。」 SS149 ○月△日 木よう日 はれ 20-439 律「澪のやつ日記なんてつけてたのか。…なんか面白そうだからちょっと見てみよっ」 短編186 X月X日 短編187 今日は私の部屋で過ごす。そう決まったのは少し前。 短編188 「プレゼント代かさむなぁ…」 S...
  • 澪×律 別荘地 16
    トップページ 澪×律 別荘地 16 SS一覧 澪×律 別荘地 16 まとめ1 澪×律 別荘地 16 まとめ2 題 1行目 短編138 ○月○日(日) 短編139 気温も下がり、季節はすっかり秋 短編140 「ポッキーゲーム、しようか」 SS110 特に用事はなかったし、拒否権もなさそうだったので渋々ながら律の家に行ってみる。 短編141 りつのかんさつにっき 2ねん1くみ あきやまみお SS111 「い、いらっしゃ……って、秋山さん?」 短編142 部活からの帰り道 SS112 香りのいい紅茶を楽しみながら、特に何をするということもなく、 SS113 澪はああ見えて甘えるということをしない。 短編143 家を出る時にママは言った 短編144 「私達男女だったら付き合ってたかな~?」 短編145 「雨、すごいな」 SS114 本当に今日はついてない SS115 「…ふぁ...
  • SS6
    君と私は釣り合わない ある日の体育の時間、 短距離走で学年5位という記録を出した君を見ていて思ったこと 私はというと、平均で言えば速い方ではあった でも、君と比べれば天と地程の差。 その差は一秒もないけど、 陸上で短距離となればそれでも天と地の差だよね いつからか、君に勝るもの、それが私にはなくなっていた気がする 君は多くの女子に囲まれてチヤホヤされて照れていて 私の周りには仲の良い二、三人の女子がいるばかり その女子だって、注目していたのは君だった 「ねえねえりっちゃん、澪ちゃんって運動できる方なんだね!」 できる方なんてもんじゃない。小中学生のころからどちらかといえばできる方だったし 高校に入ってからはまた運動神経良くなったみたいで。昔は私のが運動得意だったのにね 君に欠けてるものなんてない。 恥ずかしがりとか人見知りはあるけど、そんなものだって環境が良け...
  • SS9
    私は今世界中の誰よりも幸福なんじゃないかと思う。 「澪、一緒に帰ろ」 「うん」 照らす西日はまるでスポットライト。 二人だけの舞台をつくってくれる。 不意に手が触れ合った。 「あ、ごめん」 「だ、大丈夫」 なに謝ってんだ… チャンスじゃないか。 思い直し、意を決して澪の手を握る。 「り、律?」 「ヤダ?」 「イヤ…じゃないよ」 「へへ」 手を握ったまま、澪の家に向かう。 こうやって澪の家に寄って、それぞれお互いにしたい事をする。 幼なじみから関係が変わった今でも変わらない。 変わった事と言えば、二人の距離が遠くなってしまった事。 机に向かって何やらしている澪とベッドに腰掛け雑誌を読み漁る私。 何だか気恥ずかしくてお互い近付けない。 でも、いい加減その距離がもどかしくなり、極力いつもを装って距離を埋めようとする。 「みーお!こっちこいよ...
  • SS2
    澪視点 私が目を覚ますと、抱きしめていたはずの律が毛布に変わっていた 一瞬自分の五感すべてを疑い、状況を把握できずにいた 律は自分を置いて帰ってしまったのか 眠っている自分に気を使い、起こさないように帰ったのかもしれないが、今そんな気づかいは私には必要無い ただただ、律の温もりが恋しいばかり わずかに律の温もりが残る毛布に顔を埋める。毛布の優しい肌触りと、脳裏に、身体に焼き付いた律の感触が、 私の中にある弱さを刺激した 気付けば、私は泣いていた。下にいる家族に気付かれぬよう、声を押し殺しながら 寂しい…ただただ寂しい……律に触れたい。 そのとき、私の耳に、今何よりも求めている音色が突き刺さった 「みーお」 声を出せないまま、振り向く。私だけしか知らない、悪戯好きの彼女 「ふふふ……予想以上の反応だなあ」 私は言葉もなく、ただ彼女の方に駆け寄り抱きついた...
  • SS110
    投稿日:2010/09/25(土) 00 28 50 特に用事はなかったし、拒否権もなさそうだったので渋々ながら律の家に行ってみる。 けれども、ついてみれば部屋に連れていかれただけで何も無い。……用事があったんじゃないのか? 仕方が無いので、暫く勝手に過ごすことにする。 あたりを見回すと放置してある雑誌が目に入った。 雑誌は5冊ほどが乱雑とも綺麗とも言いがたい状態で置いてあり、なんとなく右から二番目を手に取る。 表紙を見ると、音楽系の雑誌しかないと思っていたのにまさかのファッション誌。 少し驚いて他のも確認してみると残りの4冊は全部音楽系の雑誌だった。 ま、まぁ律だってこう言うのは読むよなあ。 「なぁ、澪」 「なんだ?」 表紙をめくるのとほぼ同時に、律が声をかけてきた。 折角雑誌を読み始めようとしたところだったのに……なんとなく出鼻をくじか...
  • SS3
    女子校だからそういうのがあるのは知っていた。 でも、まさか自分がその対象になるとは思ってもみなかった。 幼馴染でずっと姉妹のように過ごしてきたあいつを好きだって事に気付いた。 気付いたのはつい最近。 澪の家で勉強を教えてもらってる時だ。 無意識に耳に髪をかける仕草。 ただそれだけだったのに、自分の中に妙な感情が湧き上がった。 すごく綺麗に見えた。 妙に色っぽく見えた。 澪が愛おしく感じた。 その日からどう接していいのかわからなくなった。 自然と澪を遠ざけるようになってしまった。 澪が何か話し掛けてきても素っ気なくしてしまう。 澪は少し怯えたような表情を浮かべそそくさと立ち去る。 何だよそれ。 何だかむしゃくしゃする。 異様に腹が立つ。 「律!今日は予備校ないから一緒に帰ろう」 部活終わりに澪が言ってきた。 一緒に帰りたいのに帰りたくない。 「...
  • SS7
    「単刀直入に言います、秋山先輩と別れて下さい」 「………え?」 ある日の放課後、私の下駄箱に一枚の封筒があった 内容はこうだった (今日の放課後、体育館裏に一人できて下さい。大事なお話があります) ムフフ♪私へのラブレターかぁ~♪いや~でもそれには応えられないんだなこれが だって私は今澪と付き合ってるからそれはできないんだよねぇ~ いやぁ~それにしてもモテる女ってのは困るもんだぁ …なんて考えが甘かった 呼び出されて来てみると一人の少女が 多分1年生なのだろうか、見ると容姿は澪の背丈はほぼ一緒でなかなか可愛い子だった。まぁ私の澪ほどじゃないが たがその子の目付きは澪以上に鋭い上にやたら私を睨んでた。 …なんか私悪い事したっけ? 「…軽音楽部の田井中先輩ですか?」 「うん、そうだけど…」 「質問があります。秋山先輩とお付き合い...
  • SS8
    律「澪、ゲーセン行こうぜ!」 澪「―こんな寒いのに行くのか…?」 律が声をかけてきた。こんな季節に、よくそんな元気でいられるな。 ああ、早く家に帰ってこたつへ潜り込もうと思っていたのに… 律「いいじゃんどうせ暇なんだろ~?」 律は不満そうな顔を近づけてくる。 微妙に背伸びしているのが可愛い。 澪「…仕方ないな」 何だかんだで私は律に甘い。 気がつくと、いつものゲームセンターに入っていた。 この騒がしさが、微妙にテンションを上げる。 律「さあって、何やろっかな~」 澪「転ぶなよ…」 嬉しそうにクレーンゲームのコーナーに駆けて行く律。 私も急いで追いかける。 律「あ!!」 澪「な、何?」 律「見ろよコレ!私たちのぬいぐるみだ!」 そこには確かに、小さくなった私たちが居た。 いや、冷静になってつっこむと…...
  • SS1
    律「まあ私が一号で澪が二号なのは明らかだな」 澪「なっ、なんで」 律「だって澪どん臭いじゃん。妖怪『コードに足引っ掛けパンモロ女』だし」 澪「うおおいっ!なんだよその汎用性なさすぎな妖怪は!」 律「まあそんなだから、少なくとも技ってガラじゃないね」 澪「どん臭い=力の二号ってのもおかしいだろ…」 律「いやほら背高いし手デカいじゃん。そしてそのデカい手でしょっちゅう殴られる可哀想なアタクシ」 ごちんっ 律「あづーっ!」 澪「お前がそうやって挑発するからだろ!」 律「でも澪しゃ~ん、   自分と同年齢のオナゴをネックハンギングツリーで浮かせられる女子高生なんて結構な逸材だと思いますよ?」 澪「お前がちっちゃすぎるだけだろ。大体どこに適所があるんだよ、その逸材は…」 律「そんなの自分で探せよ。全く、これじゃか弱いりっちゃんはデカ女に押し倒されても貞操を守れませんわ」 ...
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