歴代校長

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1947年4月~ 初代 清水公照

  • 東大寺の僧で、書道教師。あだ名は「ネギぼうず」。なかなか茶目っ気のある人である。
  • 「旧制中学のような新制中学」を求める市民運動に関わっていた。その運動でできた青々中学校(現東大寺学園中学校)の初代校長に就任。
  • 余談だが、能筆家で掛け軸などが結構出まわっている。
  • 207代・208代東大寺別当。兵庫県姫路市の出身。清水公庸氏(22期生)の義父。

1953年4月~ 第2代 上司海雲

  • 東大寺の僧で、書道教師。
  • 志賀直哉の門人で文学者。杉本健吉・須田剋太ら芸術家との交流が深かった。転心殿は杉本健吉・榊莫山の合作だが、このときの縁で依頼したものと思われる。
  • 206代東大寺別当。元常任理事の上司永照氏(29期生)の父上。

1957年4月~ 第3代 矢鋪大治郎

  • 生え抜きの数学教師。

1966年4月~ 第4代 次田吉治

  • 生え抜きの理科教師

1976年4月~ 第5代 西岡淑雄

  • 日本英学史学会名誉会員。日本英語教育史学会会員。

1979年5月~ 第6代 田中良夫

  • 奈良県立奈良高等学校校長から招聘。

1986年9月~ 第7代 新藤晋海

  • 東大寺の僧。216代東大寺別当。
  • 現在地への校舎移転時の理事長。

1987年4月~ 第8代 牧野英三

  • 奈良教育大学名誉教授。研究家であると同時に作曲家でもある。本校校歌の編曲も手掛けた。
  • 田邉氏の師匠。
  • 校長としては珍しく、話がうまかった人。

1989年4月~ 第9代 山田哲夫

  • 奈良県立奈良高校校長から招聘。
  • 中庭事件などに手を焼き...というと分かりやすいが、本校はヤンチャで元気な生徒が多く、なかば心労が原因で退職(年度途中にも関わらず)。
  • やたらと話が長いので有名だった。前校長牧野氏とのギャップの激しさに誰もが幻滅。数年後、とある式の挨拶を就任以来初めて10分以内に終わらせた時、生徒全員が拍手喝采の騒ぎでかなり盛り上がった。後日談によると、誰かが本人に忠告したらしい。

1993年9月~ 第10代 森本晧昭

  • 京都市立堀川高校校長から招聘。京都府校長会か何かの偉いさんだったらしく、最初から校長として就任。
  • 死にかけの亡霊(容貌が)
  • 退任する直前に、全教室のドアに窓をぶち抜き、教室の様子が伺えるようにしたことで有名(それまで廊下側には窓が一切なかった)。その突貫工事のおかげで、ドアがきっちり閉まらず、たいていの教室においてドアは閉めようとしても鍵をかけない限り半開きになってしまう。
  • なかなか徳のある御仁であるが、反発したい盛りの教師には悪態をつかれていた。英語教師Sに「前の校長はゴミですか?」と聞くと、「そんなこと言うたらゴミに失礼ですわ」という返事が返ってくる。
  • ちなみに堀川高校時代の部下(数学教師)が福原先生。ほか、京都方面の有能(?)な教師を引っ張ってきた。


「何がおかしいっ!」
  • 1993年、確か関西文化学研都市にある劇場で、「アンネ・フランク」の劇を中学生全体で見に行ったときのこと。開演前に会場がざわついていたので、当時就任したばかりの校長が「うるさい」「静かにせんか!」と注意していたが、ふと一番前にいた集団(46期生)が校長の方を見て笑っているのに気づいて、思わず口に出した言葉。
  • しかし、この一言がかえって生徒の爆笑を誘うことになり、生徒のみならず、教師(I[競馬好き]氏)までもこの言葉を事あるごとに口にしていた。


2002年4月~ 第11代 田中満夫

  • 副校長から昇格。大阪府立高津高校からTDJへ転任し、国語教師(漢文など)を長らく務めていた。
  • 政治手腕(というかバランス感覚)にすぐれた、校長としてはまれな存在だった。
  • 毎朝8時25分ぐらいから転心殿前で生徒と挨拶をしていた。
  • また、厭校長ムード漂う生徒集会の校長挨拶では、前の壇上から飛び降り講話をする。話は長いしツマランが、しかし、偉大である。
  • 生徒が十分な準備をした上で授業に臨めるようSHR(ショートホームルーム、8:30〜8:45)なるものを作った。今まで1限目の教師が行っていた出席はこのSHRで担任が行うことになり、ラクをしたい教師には不評である。現在SHRでは小テストや読書などが実施されている。
  • 某師が倒れたときにピンチヒッターで授業をした。授業は非常に退屈で、眠い。
  • 中庭事件世代の学年主任。

2008年4月~ 第12代 矢和多忠一

  • 奈良県教育長から招聘。青々中学校・東大寺学園高等学校卒業生。
  • かなり珍しい名字(「矢和多」という名字は、どうやら日本で一世帯しか無いらしい)。
  • 子煩悩らしく、よく全校集会で自分の子供の話をする。やわちゅう。
  • 最近は話がヤケクソ気味(オチがない)で、締めに「頑張ろう!」と言えば許されると思っている節がある。本人もそれを認め、逆手に取ってネタにしつつある。
  • 入学式や卒業式といったよりフォーマルな式典では流石にそういう支離滅裂な話はしないが、逆に毎回同じ話をしている。(用語集「動植悉く栄える」参照)
  • 奈良県教育委員会教育長時代に奈良県の教育に関する書籍を2冊著しているが、AmazonのレビューでTDJ生に事細かに分析された挙句☆1をつけられてしまった。
  • ある日のこと。某生徒が校庭を歩く校長を見かけ、教室の窓から「ハゲーー!!」と叫んだところ、当然教師陣がとっ捕まえ校長室へ連行、謝罪させようとした。ところが校長は「私が禿げているのが悪いんだから……」とその生徒を決して悪く言わなかったという。やっぱヤワタって神だわ
  • ↑神ではなく仏です。
  • 要するにいじられつつも生徒からはなんだかんだ慕われていた。
  • 東大寺と連携した「東大寺学」プログラムを発案したのは、矢和多校長。

2015年4月~ 第13代 森宏志

  • 教頭から昇格。世界史教師。(詳細は教師陣・社会科を参照)
  • 始業式等、式典の時の話が非常に長い。
  • 平成30年度二学期終業式は、8’30”であった。
  • 賞状伝達で英語の賞状を英語で読んでた気がする。
  • ネット上でネタにされつつある……一方、かなり学校運営に関して保守的らしく、「自由」を尊重したがるらしい。一部の教師(革新派というかTDJ生の質の低下を深刻視するグループ)からは真剣に、蛇蝎の如く嫌われている。
  • 特に最強の学年団と評された67期生とその担任団は大事な高2後半~高3の時期に小テストの廃止の提言という最悪の横槍介入をされたことや、2019年夏から秋にかけての大阪地震や台風に対する対応の遅さへの鬱憤が積りに積もって、「うんこもりもりもりひろし」というフレーズを常用する程に嫌っていた。

2023年4月〜 第14代 本郷泰弘

  • 教頭から昇格。英語教師。
  • 教頭時代は取材や学校説明会など、主に対外への折衝を担当していた。軽妙なトークが特徴的。

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最終更新:2023年04月19日 09:33