長時間トイレに行けない時に使う場合

トイレが物理的に遠い時に使う場合

トイレがあまりにも距離的に遠い現場、高速道路のど真ん中が該当します。
(※宇宙遊泳や、高所作業、渋滞や長距離ドライブなど)
不慮の場合は仕方ありませんが、計画があるなら念入りに準備を。
もし、現場や車内が少人数なら、全員で相談するといいかもしれません。

車の中にスペースがある場合は、携帯トイレなどが良いですが、
定員ギリギリの場合には、乗り込む前におむつなどを当てておくと良いです。

離席や退室できない時に使う場合

すぐにトイレに行けないような緊迫した現場、長時間の机作業が該当します。
(※渋滞、強行軍やデスマーチ、コミケ前夜、ネットワークゲームなど)
この場合、時間が限られている場合が多く、トイレの時間さえも惜むはず。
また場所取りで動けない場合などで使われることも増えています。

多人数の目にとまるような場所の場合は、
なるべく薄くて、匂いの漏れないものを探す必要があります。
もし、人の目を気にしなくても良いなら、
なるべく吸収量が多くて、通気性が良い物を選ぶと良いです。

実際に使う時は

テープ止めの場合

ズボンを脱ぐ手間を避けるなら、テープ止めタイプの紙おむつがお勧めです。
サイズを大きく間違えない限りは使えるので、急ぎの時にも便利。
トイレの個室があれば替えられるので優秀です。

ただし、慣れないと付けるのが大変なほか、テープを剥がす時に音が出ます。
交換は誰も居ないときでないと厳しいです。
座った姿勢での作業なら優秀ですが、膨らみすぎると歩きにくくなります。

パンツタイプの場合

あなたしかいない密室なら、パンツタイプの紙おむつがスピーディーです。
装着も簡単で、交換の際に音がしません。ズボンを完全に脱ぐ必要があるので、
交換する際は、ズボンが床に落ちても汚れない場所が良いです。

テープ止めタイプより吸収量が少なめのため、モレに注意です。
立つことが多いなら、股の部分が細いこちらがいいかも。
外で使うなら、断然こちらのほうが良いです。

注意

あなたの用事の拘束時間に合わせて吸収量を選び、
より快適に作業できるように漏れに気を配るべきです。
一旦漏れてしまうと、その始末が大変です。

また、会社や外で使う場合は、持ち帰る際や交換の際に気が付かれないよう、
様々な配慮をする必要があります。家まで履いている方が良いかも。
お持ち帰りには、自転車用ヘルメットが入るくらいの大きさのバッグが必要です。


紙おむつのサイズについて

大人用の紙おむつのサイズは、メーカーによってまちまちです。
あるメーカーではLがちょうどよくても、
別のメーカーだとMがちょうど良いなんてことがあります。
そのため、カタログやパッケージを見てサイズを確認しましょう。


紙おむつの吸収量について

通常の大人のおしっこの量は、一回あたり200cc~500ccです。
しかし、大抵の紙おむつは一回あたり150~180ccとして算出されています。
そのため、表示情報から最適な商品を選ぶ事の妨げになっています。

1g≒1ccなので、最適な吸収量の製品を見つけるには、
取り替える際のおむつの重さを量ることが大切です。
※おしっこの場合、1cc≒1mlとなります。

吸収量と実際の回数

  • 2回分吸収(300~360cc吸収)
量が多い方の場合、1回目で確実に漏れます。
量が普通の方の場合でも、2回目は漏れます。

  • 3回分吸収(450~540cc吸収)
量が多い方の場合、少し漏れるか1回だけ耐えられる。
量が普通の方の場合でも、1回目で交換したほうが良い。

  • 4回分吸収(600~720cc吸収)
量が多い方の1回目なら漏らさずに吸収できるが、2回目は無理。
量が普通の方の場合、2回目で交換したほうが良い。

  • 5回分吸収(750~900cc吸収)
量が多い方の1回なら余裕で吸収できるが、2回目は漏れる。
量が普通の方の場合、2回目で交換したほうが良い

  • 6回分吸収(900~1080cc吸収)
量が多い方の場合、2回目で少し漏れるかギリギリ耐える。
量が普通の方の場合、3回目までに交換したほうが良い。

  • 7回分吸収(1050~1260cc吸収)
量が多い方の2回目にギリギリ耐えるが、勢いが強いとアウト。
量が普通の方の場合、3回目までに交換したほうが良い。

  • 8回分吸収(1200~1440cc吸収)
量が多い方の場合、2回目までを吸収できる。
量が普通の方の場合、4回目までに交換したほうが良い。

  • 9回分吸収(1350~1620cc吸収)
量が多い方の場合、2回目までを余裕で吸収できる。
量が普通の方の場合、4回目までに交換したほうが良い。

  • 10回分吸収(1500~1800cc吸収)
量が多い方の3回目にギリギリ耐えられるかどうか。
量が普通の方の場合、5回目までに交換したほうが良い。

  • 13回分吸収(1950~2340cc吸収)
量が多い方の3回目に余裕で耐えるが、4回目の保証はない。
量が普通の方の場合、6回目までに交換したほうが良い。


最終更新:2013年02月19日 15:28