失禁ケア用品選びについては、
尿漏れ・失禁・不安症でおむつを使う場合を参照してください。
失禁ケア用品の当て方については、
失禁ケア用品の使い方を参照してください。



失禁ケア用品を快適に使うために

食事にも重点を置く

おしっこの臭いが強いと、失禁用品があっても肩身が狭いです。
おしっこの臭いを改善するメニューを調べましょう。
また、食事療法や、適切な水分の摂取も医師などに相談しましょう。

これ以上悪化しないように

失禁用品は、もしものためのお守りです。根本治療ではありません。
ストレスを溜めないように、生活を補助する役割です。
悪化を防いだり改善できるように、対抗策を知りましょう。
近年では、失禁予防体操などがあるようですよ。

タンスに入れる

下着と一緒にタンスに入れ、失禁用品も下着として扱えばストレスが減ります。
女性の場合は、生理用品と一緒の場所に並べるのも良いでしょう。
また、タンスに入れることで人目につかない場所にしまっておけるので安心です。

周りに分からないようにする

もし自分でつけるものなら、なるべく隠したいと思う人も多いです。
使ってもらう場合も、なるべく目に止まらない場所にしまいましょう。

また、周りに知られずに購入することも大切です。
その場合、おむつを購入時する際のアドバイス
「周囲に知られずにおむつを買いたい」を参照してください。


失禁ケア用品を使ってほしい場合

家族に尿漏れや軽度の失禁をする方がいて、
その方に失禁用品を使ってほしい場合の項目です。

本人を説得する

とても基本なことですね。
ただし、相手の尊厳を傷つけないように気をつけて話す必要があります。
改善の道筋と一緒に現状の改善の案をやさしく説明しましょう。
ほとんどの場合、悪化した場合のことに触れてはいけません。

トイレに説明書と一緒に置く

トイレにわかりやすい説明と一緒に失禁用品を置いておけば、
失禁で失敗してトイレに駆け込んだ際に、試しに使ってくれます。

一旦体験すれば、便利なことを分かってくれる事が多いのです。
もし本人が使い始めても、そのことには触れないでおきましょう。
言ってしまうとプライドが傷ついて、使わなくなります。

病院に行って相談する

まず、どれほどの状態なのかを本人も周りもわからないと話になりません。
お医者さんなら、親身になって聞いてくれるはずですし、治療もしてくれます。
家族がダメでも、他人や権威を利用しましょう。

失禁だと認めてくれない場合

一番厄介なのは、認知症で失禁だと認めてくれない場合です。
(寝汗や生理だと言い訳するかもしれません。)
開き直って、汗を吸うための製品だとか、生理用品だといって、
おすすめしてみてはどうでしょうか?


最終更新:2013年02月08日 04:11