初めはきらきら光る捻れた宝石で飾られた剣に見えたが、恐ろしい赤い目を持つ蛇にその姿を変えた。
ラクタヴァーナ 脅威度2 Raktavarna
防御
AC 17、接触15、立ちすくみ14(+2外皮、+2サイズ、+3【敏】)
hp 22(3d10+6)
頑健 +3、
反応 +6、
意志 +4
DR 5/善または刺突;
SR 17
攻撃
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体、2体、または廃墟(3~10)
宝物 標準
特殊能力
変身(超常)/Change Shape 全ラウンド・アクションとして、ラクタヴァーナその姿を手に収まるほどの物体(ほとんどの場合、装飾用の明かりや片手武器、財宝のかけらなど)の姿をとることができる。このラークシャサがこの形態で動かないなら、発見されていたとしても
〈隠密〉判定を試みることができる。いつまでもこの物体形態を動くことなく続けることができるが、なんらかのアクションを行うとその真の姿が明らかになる。
主の目(超常)/Master's Eyes ラクタヴァーナは標準アクションとして、クリーチャー1体を自らの主人として指定することができる。ラクタヴァーナが術者の使い魔である場合、ラクタヴァーナの主人とは自動的にその術者となり、ラクタヴァーナが変更することはできない。全ラウンド・アクションとして、ラクタヴァーナの主人はラクタヴァーナの目を通して世界を見通すことができる。主人はこのリンクを維持しているラウンドの間精神集中をしなければならない。主人の視覚はこのとき抑止されており、ラクタヴァーナの暗視、
ディテクト・マジック、通常の視界を使用して世界を見通すことができる。この能力に距離制限はなく、次元界の境界をまたいでさえ機能する。主人がこの能力を使用している間にラクタヴァーナが殺された場合、主人は1d4ラウンドの間
朦朧状態となる(セーヴなし)。
毒(超常)/Poison 噛みつき・致傷型;
セーヴ 頑健・DC13;
頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間);
効果 1d2【判】、加えて
モディファイ・メモリー;
治癒 1回のセーヴ成功。犠牲者がこの“毒”から【判断力】ダメージを受けるたびに、
モディファイ・メモリー効果によって、犠牲者はラクタヴァーナと会う前の1分間のことを忘れてしまう。これはラクタヴァーナが見えなくなるか物体形態になるまで続く。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。
煙、血、黄金から構成されるラクタヴァーナはもっとも小さいラークシャサだ――彼らは人型生物から生まれたわけではなく、これまでの具現化に完全に失敗し、そのため蛇の卵から再誕したラークシャサの魂から作られている。
この恐ろしい存在は社会の中を、外国から武器や奇妙な品物として手から手へと渡り歩く。また好奇心に誘われて家から交易人や使者に持ち出されたり、捧げ者として指導者に差し出されたりすることもある。このようにしてラクタヴァーナが世界中の権力の中にはいることができれば、彼らが見たものをその汚らわしい主人も知ることとなる。ラクタヴァーナの主人への隷属は主人が解放するか(より一般的な)主人の死によってのみ解放される。主人がいないことほどラクタヴァーナをうろたえさせるものはほとんどなく、このように漂流しているときには、できる限り早く主人の代わりを捜す。
7レベルで秩序にして悪の
《上級使い魔》を修得した呪文の使い手は、ラクタヴァーナを使い魔として獲得できる。
最終更新:2016年11月12日 19:34