このクリーチャーの上半身は色とりどりの獣人型で、下半身は蛇のような尾で終わっている。
アウアディヴァル CR4 Ourdivar
防御
AC 17、接触10、立ちすくみ16(+7外皮、-1サイズ、+1【敏】)
HP 42(5d10+15)
頑健 +4、
反応 +5、
意志 +6
防御的能力 不定形の構造、
フリーダム・オヴ・ムーヴメント;
完全耐性 [強酸];
抵抗 [電気]10、[音波]10;
呪文抵抗 15
攻撃
移動速度 30フィート、飛行30フィート(完璧)、水泳30フィート
近接 叩きつけ=+8(1d6+4)、尾の打撃=+3(1d8+2、加えて“
つかみ”)
接敵面 10フィート、
間合い 10フィート
特殊攻撃 打撃進化、
締めつけ(1d8+4)、亡失時の歪曲波
擬似呪文能力 (術者レベル5;精神集中+7)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(混沌界メールシュトローム)
編成 単体、2体、または不和(3~5)
宝物 なし
特殊能力
打撃進化(超常)/Adaptive Strike アウアディヴァルの肉体攻撃は、ダメージ減少を克服する目的において、混沌かつ魔法のものとして扱う。アウアディヴァルは即行アクションとして、叩きつけ攻撃の物理的な形状を変更し、殴打、斬撃、刺突のいずれか1種類のダメージを与えるよう、ダメージ種別を変更することができる。
亡失時の歪曲波(超常)/Warpwave Exit 殺されたり追放されたアウアディヴァルは混沌のエネルギーの波を放ち、15フィート以内にいるプロティアンではない実体のあるクリーチャー1d4+1体に、下級の歪曲波で影響を与える。各クリーチャー毎に1d10をロールし、歪曲波が与える効果について決定する。下級の歪曲波が呪文の効果を複製する場合、呪文効果の術者レベルはアウアディヴァルのCRに等しい(典型的なアウアディヴァルは術者レベル4)。目標がDC 15の頑健セーヴに成功すると、歪曲波の効果に抵抗できる。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。
d10 |
歪曲波の効果 |
1 |
2ポイントの【筋】、【敏】、または【耐】ダメージ(ランダムに1つを選択)。 |
2 |
2ポイントの【知】、【判】、または【魅】ダメージ(ランダムに1つを選択)。 |
3 |
1d4ラウンドの間、盲目状態または聴覚喪失状態(ランダムに1つを選択)。 |
4 |
疲労状態(すでに疲労状態であれば過労状態)。 |
5 |
対象はスローの効果を受ける。 |
6 |
対象は24時間の間【筋】、【敏】、または【耐】(ランダムに1つを選択)に+2の強化ボーナスを得る。 |
7 |
対象は24時間の間【知】、【判】、または【魅】(ランダムに1つを選択)に+2の強化ボーナスを得る。 |
8 |
対象はプロテクション・フロム・ローの効果を得る。 |
9 |
対象は3d6ポイントの一時的ヒット・ポイントを得る。 |
10 |
対象はヘイストの効果を得る。 |
レッサー・プレイナー・アライのような呪文によって招来された時に、アウアディヴァルは自然発生的に形成される。彼らは召喚術師の作成者の命令で働き、次元界全体の混沌の道具として行動する。
アウアディヴァルは体長12フィート、体重700ポンドである。
紫色のハイライトがついた鮮やかな青い鱗がこの曲がりくねったクリーチャーの体を覆い、細長い爬虫類の口には小さく鋭い歯がある。
アズアチ CR5 Azuretzi
防御
攻撃
移動速度 30フィート、飛行30フィート(完璧)、水泳30フィート
近接 噛みつき=+11(1d4+3)、爪(×2)=+10(1d3+3)、尾の打撃=+8(1d4+1、加えて“
つかみ”)
特殊攻撃 締めつけ(1d4+3)、つかみ(中型)、嘲りの接触、呪文盗み
擬似呪文能力 (術者レベル6;精神集中+9)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(混沌界メールシュトローム)
編成 単体、2体、またはおしゃべり集団(3~6)
宝物 なし
特殊能力
嘲りの接触(超常)/Mocking Touch アズアチは接触攻撃によりクリーチャーの才能を借り、1d4ラウンドの間、目標が持つ、このプロティアンが選択した1つの呪文または擬似呪文能力(最大4レベルまで)の使用能力を抑制することができる。アズアチが呪文の使用を抑制した場合、目標はその呪文を発動することはできない。アズアチは、呪文の効果とセーヴDCを決定するために、自身の術者レベルと【魅力】修正値を使用して、その呪文を1回発動できる。アズアチが擬似呪文能力を抑制した場合、その能力を最大で、3回もしくは目標が使用できる1日の使用回数のどちらか少ない方の回数だけ使用できる。同意しない目標はDC 16の意志セーヴに成功することで嘲りの接触に抵抗できる。アズアチは以前にこの能力を使用して、現在呪文や能力を使用できる状態にあるなら、嘲りの接触を使用できない。セーヴDCは【魅力】に基づいている。
呪文盗み(超常)/Spell Pilfer 2体のアズアチが連携して標準アクションを行うことで、進行中の呪文の効果を30フィート以内の1体のクリーチャーから別のクリーチャーに向けなおすことができる。呪文の効果を自身に移動してまるで1体のクリーチャーであるかのように効果を共有したり、30フィート以内の進行中の呪文の単一の有効な目標に変えたりすることができる。呪文の効果、術者レベル、持続時間は影響を受けず、新しい目標が術者の元の目標であるかのように継続する。DC 16の意志セーヴに成功することで、クリーチャーは呪文の効果を受けたり適用されたりすることに抵抗することができる。セーヴDCは【魅力】に基づいている。
姿真似(超常)/Mimic Form アズアチは全ラウンド・アクションを費やしてクリーチャーを研究することで、その姿を模倣することができる。その後、アズアチは即行アクションとして調査対象の目標の姿を想定して変身を使用したり、実際の姿にフリー・アクションとして戻ったりすることができる。アズアチは【知力】修正値に等しい数の調査対象を記憶しておくことができる。その後新しいクリーチャーを調査するたびに、そのうち1つを捨てなければならない。
モッカリー・ワームとしても知られるアズアチは、呪文を発動するクリーチャーをじらして楽しむ。
この蛇のようなモンスターは6本の腕を持ち、刻々と変化するシンボルの後光で覆われている。
イズフィイタル CR20 Izfiitar
防御
AC 36、接触24、立ちすくみ26(+12外皮、+4反発、+10【敏】)
HP 362(25d10+225)
頑健 +27、
反応 +22、
意志 +26
防御的能力 不定形の構造、
フリーダム・オヴ・ムーヴメント;
ダメージ減少 15/秩序;
完全耐性 [強酸]、(ポリモーフ)効果;
抵抗 [電気]10、[音波]10;
呪文抵抗 31
攻撃
移動速度 40フィート、飛行50フィート(完璧)、水泳40フィート
近接 噛みつき=+34(4d6+9/19~20、加えて“上級歪曲波”)、爪(×6)=+34(1d6+9、加えて“上級歪曲波”)、尾の打撃(×2)=+32(1d8+4、加えて“
つかみ”)
特殊攻撃 締めつけ(1d8+13)
擬似呪文能力 (術者レベル20;精神集中+29)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(混沌界メールシュトローム)
編成 単体、または一団(2~3)
宝物 ×2
特殊能力
現実改変(擬呪)/Reshape Reality この能力は、作成された変化が
シャドウ・カンジュレーションによって作成されたもののように半ば現実的であることを除いて、9レベル呪文として
《呪文レベル上昇》された
ミラージュ・アーケイナとして機能する。改変された現実と相互作用するクリーチャーはDC 26の意志セーヴを試みて幻術を看破することができる。このように作成された地形は視認困難を提供し、改変された現実は意志セーヴに失敗した敵に対して遮蔽を提供することができる。看破したものに対しては、準現実の物体と地形は通常の硬度とヒット・ポイントの20%しかなく、破壊DCは通常よりも10低くなる。危険な地形によって起こされるダメージは1ラウンドあたり5d6(看破したものに対しては1ラウンドあたり1d6)ポイントのダメージを超えることはできない。この能力は既存の建物に対してダメージを与えることはできず、次元界移動が禁じられている範囲では機能しない。
上級歪曲波(超常)/Greater Warpwave イズフィイタルの噛みつきや爪が命中したクリーチャーはDC 31の頑健セーヴを行わねばならず、失敗すると上級歪曲波の影響を受ける。クリーチャーが受ける正確な効果については1d20をロールし、以下の表を参照すること。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。
d20 |
歪曲波効果 |
1 |
対象は4ポイントの【筋力】ダメージを受ける。 |
2 |
対象は4ポイントの【敏捷力】ダメージを受ける。 |
3 |
対象は4ポイントの【耐久力】ダメージを受ける。 |
4 |
対象は4ポイントの【知力】ダメージを受ける。 |
5 |
対象は4ポイントの【判断力】ダメージを受ける。 |
6 |
対象は4ポイントの【魅力】ダメージを受ける。 |
7 |
対象は1d4の負のレベルを得る。 |
8 |
対象は1d4+1ラウンドの間、盲目状態または聴覚喪失状態になる。 |
9 |
対象は1d4ラウンドの間混乱状態となり、20フィート以内のすべてのプロティアンでないクリーチャーはコンフュージョンの影響を受ける(意志・無効、DC23)。 |
10 |
[火炎]ではなく[強酸]ダメージを与える、その場所を中心とするファイアーボールによって目標は攻撃される(反応・半減、DC22)。 |
11 |
対象はグレーター・ディスペル・マジックの影響を受ける(術者レベル20)。 |
12 |
対象は1d4+1ラウンドの間、不調状態になる。 |
13 |
対象は1d4+1ラウンドの間、吐き気がする状態になる。 |
14 |
対象は1d4+1ラウンドの間、よろめき状態になる。 |
15 |
対象は1d4+1ラウンドの間、朦朧状態になる。 |
16 |
対象は8d6ポイントの一時的ヒット・ポイントを得る。 |
17 |
対象はヒール呪文(術者レベル20)による効果を得る。 |
18 |
対象は永続的に石に変わる。 |
19 |
テンポラル・ステイシスとして、1d3ラウンドの間、目標が通常の時間の流れの外に一時的にシフトする。 |
20 |
対象はインプリズンメント(術者レベル20)の影響を受け、対象の場所にイズフィイタルに忠実なケケター・プロティアンが現れる。 |
スピーカーズの接吻(変則)/Kiss of the Speakers 一瞬一瞬のうちに、イズフィイタルはアクションをしたり移動したりできる無限の可能性をいじくり回し、それに最も適した瞬間を選択する予知を与える。イズフィイタルは1ラウンド毎に1回の移動アクションとして、次のラウンドのアクションで以下のいずれかの選択肢を与えることができる:1ラウンドの間すべての移動速度を2倍にする、次のラウンドの1つのd20ロールを2回ロールしその結果のどちらかを採用するかを選択できる、擬似呪文能力の起動に使用できる追加の標準アクションを得る。
ケケター・プロティアン(Pathfinder RPG Bestiary 2 215ページ)が彼らの種の無限のコーラスに対して漠然としたイデオロギーの統治を握っている一方で、イズフィイタルは彼らの上部に迫り、滑るように進む聖職者の間の枢機卿である。
ケケターと比べても飄々としていて遠い存在であるイズフィイタルは、混沌界メールシュトロームの最深部を超えて冒険することはめったになく、この次元界の未知の二元論的神々であるスピーカーズ・オヴ・ザ・デプスを神格として崇めることで満足している。
単一のコーラスに縛られたイズフィイタルは敬意を払う
ケケターとまだ区別されていないが、多くのものが本質的に昇格した
ケケターであると推測している。未知の理由か、混沌界メールシュトローム自体あるいはプロティアン・ロードと呼ばれている者によって、神格化の道に沿って推進されて選ばれたと考えられている。それでも、彼らの立場は混沌界メールシュトロームの安定性と一貫性の拒絶にふさわしく逆説的なままである。全てのコーラスにイズフィイタルが含まれているわけではないが、複数のコーラスが含まれている場合もあり、コーラスの大きさや影響は、その存在と完全に独立している。
ケケターよりサイズは小さいが、イズフィイタルは巨大な物理攻撃と途方もない魔法の力を持っている。彼らは純粋で束縛されていない混沌の自由に現実の全てを戻したいというプロティアンの欲求に焦点を当て、現実を捻じ曲げ確率を変える能力だけでなく、下級のプロティアンの歪曲波のより強力なバージョンを用いる。
イズフィイタルの中でも、ヘラルド・オヴ・ザ・スピーカーズと呼ばれるものは、彼らの種よりも大きな力を権威を行使し、遠く離れたプロティアン・ロードよりもコーラスに導く上でより直接的な手腕を発揮する。ヘラルド・オヴ・ザ・スピーカーズはそれぞれ、事実上固有の存在である。多くの場合、特定のクラス(通常はクレリックかオラクル)のレベルや追加のヒット・ダイスを持ち、アドヴァンスト・クリーチャーの単純なテンプレート、および二元論的で不可解な信仰の守護者によって与えられた固有の能力を持つ。以下に列挙するものは、ヘラルド・オヴ・ザ・スピーカーズの固有能力の例3つであるが、これらの例は彼らが行使するかもしれない奇妙な力の全てを網羅しているわけではない。
現実性誇示(超常)/Reality Flaunt:割り込みアクションとして、ヘラルドは1d4ラウンドに1回、呪文または擬似呪文能力を選択的に無視したり向けなおすことができる。ヘラルドは【判断力】判定(DC=呪文または擬似呪文能力の術者レベル)を試みることができ、成功すれば現実の法則に逆らい、このような効果を無視することを選択できる。ヘラルドがDCを10以上上回った場合、目標の効果を60フィート以内の選択した新しい目標に向けなおすことを選択できる。
ザ・スピーカーズの声(超常)/Voice of the Speakers:ヘラルド・オヴ・ザ・スピーカーズには、追加の擬似呪文能力がある(20呪文レベルで回数無制限に使用できる1~4レベル呪文、20呪文レベルで1日3回使用できる5~8レベル呪文)。選択するすべての呪文は
混沌の領域または
プロティアンの副領域にあるクレリックの呪文リストのものでなければならない。
次元界間輸送(超常)/Planar Transposition:ヘラルドと他の全ての現実の次元界上にある混沌界メールシュトロームの構造との接続は、他の次元界にいる間でさえ、周囲に影響を与えるかなりの能力を発揮する。1d4ラウンドに1回、標準アクションとして、ヘラルドは1つの次元界の特性を抑制するか、ヒット・ダイス毎に1つの10フィート四方の範囲にメールシュトロームの次元界の特性を加えることができる。あるいは、ヘラルドは自身を中心とする半径90フィートの範囲を有効的にメールシュトロームにシフトし、メールシュトロームの対応する範囲を現在の次元界と交換し、クリーチャーを移動するかそのままにするかを選択できる。クリーチャーは意志セーヴに成功することで(DC=10+ヘラルドのHDの半分+ヘラルドの【魅力】修正値)、輸送に抵抗することができる。
このクロコダイルの顎をもつクリーチャーは2本の鉤爪の先端の手と背中から伸びる発行する触手がある。
オシャゲロス CR13 Oshageros
防御
AC 28、接触18、立ちすくみ20(+1回避、+10外皮、+7【敏】)
HP 195(17d10+102)
頑健 +13、
反応 +19、
意志 +16
防御的能力 不定形の構造、
フリーダム・オヴ・ムーヴメント;
ダメージ減少 10/秩序;
完全耐性 [強酸]、(ポリモーフ)効果;
抵抗 [電気]10、[音波]10;
呪文抵抗 24
攻撃
移動速度 30フィート、飛行30フィート(完璧)、水泳30フィート
近接 噛みつき=+23(1d8+6、加えて“歪曲波”)、爪(×2)=+23(1d8+6)、尾の打撃=+18(1d4+3、加えて“
つかみ”)、触手(×4)=+18(1d4+3、加えて“吸収する触手”)
特殊攻撃 締めつけ(1d4+6)、吸収する触手、歪曲波爆発
擬似呪文能力 (術者レベル13;精神集中+18)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(混沌界メールシュトローム)
編成 単体、2体、または群れ(オシャゲロス3~8)
宝物 標準
特殊能力
吸収する触手(変則)/Draining Tentacles オシャゲロスの触手は、攻撃する者の活力を奪う混沌のエネルギーで明滅している。触手で打たれたクリーチャーは1ポイントの【敏捷力】吸収を受け、1ラウンドの間
よろめき状態となる。この効果はDC 24の頑健セーヴに成功すると無効化されるが、触手が当たるたびに新しいセーヴィング・スローを試みなければならない。《複数回攻撃》が命中すると、
よろめき効果の持続時間は累積する。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。
歪曲波爆発(超常)/Warpwave Burst 1d4ラウンドに1回、標準アクションとして、オシャゲロスは自身を中心とした半径20フィートの爆発の範囲に、強力な混沌の力を解き放つことができる。この爆発は他のプロティアンを除く、範囲内の全てのクリーチャーに影響する。影響を受けたクリーチャーは歪曲波に打たれ(306ページ参照)、1ラウンドの間
よろめき状態となる。DC 24の頑健セーヴに成功すると、この効果を無効化できる。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。
オシャゲロスは真の混沌とは正反対と見なされるクリーチャーを破壊または追い払うために存在する。
オシャゲロスは体長8フィート、体重220ポンドである。
この蛇のようなクリーチャーは、背中にキラキラと輝く宝石に変わる黄金の羽毛がある。
ヘゲシック CR15 Hegessik
防御
AC 30、接触15、立ちすくみ24(+15外皮、-1サイズ、+6【敏】)
HP 212(17d10+119)
頑健 +17、
反応 +13、
意志 +16
防御的能力 不定形の構造、
フリーダム・オヴ・ムーヴメント;
ダメージ減少 10/秩序;
完全耐性 [強酸]、(ポリモーフ);
抵抗 [電気]10、[音波]10;
呪文抵抗 26
攻撃
移動速度 30フィート、飛行30フィート(標準)、水泳30フィート
近接 噛みつき=+27(2d8+11/19~20、加えて“歪曲波”)、爪(×2)=+27(1d8+11)、尾の打撃=+23(2d6+5、加えて“
つかみ”)
接敵面 10フィート、
間合い 10フィート
特殊攻撃 締めつけ(2d6+16)、浸出の凝視、念動力の間合い、歪曲波(DC25)
擬似呪文能力 (術者レベル15;精神集中+21)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(混沌界メールシュトローム)
編成 単体、または回廊(2~6)
宝物 標準
特殊能力
狂いの囁き(超常)/Maddening Whispers 心を曲げる囁き声と誤った認識は、ヘゲシック・プロティアンのすぐ近くに現実を吹き込む。このプロティアンのオーラの範囲内にいるクリーチャーは、DC24の意志セーヴを行わねばならず、失敗すると1ラウンドの間
混乱状態となる。属性に混沌の要素を持つクリーチャーはこのセーヴに+4のボーナスを得、(混沌)の副種別を持つクリーチャーは完全耐性を持つ。これは[精神作用]効果である。セーヴDCは【魅力】に基づいている。
浸出の凝視(超常)/Leaching Gaze ヘゲシックの第三の目が開かれると、それは射程30フィートの強力な凝視攻撃を生み出す。この攻撃の影響を受けたクリーチャーはDC 24の意志セーヴに成功しない限り、1d3ポイントの【判断力】ダメージを受ける。プロティアンはこの効果に完全耐性を持つ。セーヴDCは【魅力】に基づいている。
念動力の間合い(超常)/Telekinetic Reach 1d4ラウンドに1回、ヘゲシック・プロティアンは60フィート射程の念動力の突風としてすべての肉体攻撃を行うために全ラウンド・アクションを行うことができる。このような攻撃ロールは最大30フィートの距離で行われた場合-5のペナルティを受け、31~60フィートの距離で行われた場合-10のペナルティを受ける。ヘゲシック・プロティアンはこの能力を使用するために、目標に対して効果線が通っていなければならない。ヘゲシックはこの能力を使用して行われた攻撃で、つかみまたは歪曲波能力を使用することはできない。
隠遁したヘゲシックはプロティアンの種族のさまよう聖職者であり、精神的な長老であり、超自然的な効果の声でもある。強力なプロティアンの陰謀団が持つ、絶えず変化する擬似組織構造から切り離されているヘゲシックは、それらの仲介人やプロティアン・ロードのエージェントとしての役割を果たす。
ケケター・プロティアン(
Pathfinder RPG Bestiary 2 215ページ)とともに、彼らは混沌界メールシュトロームに潜むその神々を扱う。
平均的なヘゲシックは体長14フィート、体重1,400ポンドである。
この綺羅びやかな蛇の体の先には、ループ状の長い尾がある。その鱗は刻々と変化するパターンで柔らかく輝く。
ペラガストル CR8 Pelagastr
防御
攻撃
移動速度 飛行30フィート(完璧)
近接 噛みつき=+16接触(1d6)、爪(×2)=+16接触(1d4)、尾の打撃=+12(1d6+6)
特殊攻撃 締めつけ(1d6+4)、エゴ曇らせ、巻き付く蜷局、歪曲波
擬似呪文能力 (術者レベル10;精神集中+14)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(混沌界メールシュトローム)
編成 単体、2体、または招集(3~6)
宝物 なし
特殊能力
エゴ曇らせ(超常)/Overshadowing Ego 1ラウンドに1回標準アクションとして、ペラガストルはその体を実体のあるクリーチャーと融合させることができる。この能力は
グレーター・ポゼッション呪文と類似している(術者レベルはプロティアンのヒット・ダイスに等しい)。この能力を使用するにはペラガストルが目標に隣接していなければならない。目標はDC 19の意志セーヴに成功すると、攻撃に抵抗することができる。セーヴに成功したクリーチャーは、同じペラガストルのエゴ曇らせに24時間の間完全耐性を持つ。セーヴDCは【魅力】に基づいている。
変身(超常)/Change Shape ペラガストルは変身するとき、非実体のままその姿になれる。
巻き付く蜷局(超常)/Spirit Coils ペラガストルの噛みつきと爪攻撃は接触攻撃として解決し、[力場]ダメージを与えるが、尾の打撃は通常通り解決し、攻撃時に尾が現実に現れるため、殴打ダメージを与える。これは敵を締めつけたり、組みついたりすることもできる。ペラガストルは尾の打撃によって与えられるダメージに常に【魅力】修正値の1.5倍を追加し、尾の能力で物体を持ち上げたり引きずったりする際、【魅力】を有効【筋力】値として扱う。
歪曲波(超常)/Warpwave ペラガストルの締めつけ能力からダメージを受けるクリーチャーはDC 20の頑健セーヴを行わねばならず、失敗すると歪曲波の影響を受ける(307ページ参照)。ペラガストルの歪曲波の効果を決定するために、1d12をロールし、歪曲波効果の表(306ページ)を参照せよ。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。
物理的な世界のひどい停滞を覆すために変化をもたらすことに他のプロティアンが喜ぶように、ペラガストルはその住民の退屈で陳腐な生活に混沌と自由を招くことに専念している。物理的な肉体の限界にとらわれず、私的な空間や秘密を密かに調べ、宿主から宿主へと飛び回り、可能な限り多くの感覚を使って物理的な世界の奇妙さを味わう。
最終更新:2020年12月02日 22:14