ボディ

概要

ボディは1/10で200mm幅、ホイルベース260mmで販売されている物であれば殆ど使用可能です。プロテンのフロント部分は非常に低い(タイヤより低い)ので載らないボディは無いと考えて良いです。

セッティングの要素として

ボディの形状にもよりますが…一般的には下記のような事がいえます。
(当然ボディが素の状態で持つ特徴が最終的には物を言います。下記はそれを少しだけ変更する方法です。
わかりやすく言えば…R33スカイラインをいくら頑張って加工してもCカーの様な特性は得られないと言うことです。
…ちなみにR33スカイラインはすばらしく動作が緩慢でマイルドでした(by10年前の記憶))

リアウィング翼単板

ウィング上部への張り出し量により効果が変ります。(下は知りません)
  • 広いと効果が上がる→アンダーステア傾向
  • 狭いと効果が下がる→オーバーステア傾向
…ただし極端なことはしたことが無いので張り出し量がストレートに影響するかどうかは知りません。
また、次のリアサイドダムと同様に面積がスライド量に影響してきます。

リアサイドダム

リアタイヤの後、ウィングの下部です。面積の増減によりリアタイヤのスライド量に影響が出ます。
面積が広ければ広い程滑らなくなりますが、横風の影響を受けやすくなります。
最初は大きく、少しずつ切っていくことで調整が出来ますが…当然切りすぎるとポリカ端材からつぎはぎすることになります。

Fフェンダー後部アウトレット

Fタイヤが巻き込んだ空気を抜く穴の事です。(GTカーの場合はドア前部にある穴のこと)
穴を空けると高速からのターンインが鋭くなります。
当然ボディの剛性が落ちます。
昔GTボディでやってとんでもない目に遭いました。(切り込みが若干良くなったけどすぐボディが駄目になった。だって本来穴があるところに穴がないと空けたくなるでしょう?)

ボディ取り付けの高さ

一般的にボディ後部と前部の差が物をいいます。
  • 前部をあげると前のグリップが下がる→アンダーステア傾向
  • 前部を下げるとオーバーステア→オーバーステア傾向

Fチンスポイラー

Cカーの場合はついてる方が珍しいですが…
小さくてもあるとないとでかなりフロントのグリップに影響が出ます。
  • ついていると前のグリップがあがる→オーバーステア傾向
  • ついていないと前のグリップが下がる→アンダーステア傾向


代表的なボディ

ツーリングカーのダッヂストラトスのような定番ボディは「プロトフォームのコルベットC6」となるようです。一時WorldGTではこのボディのワンメイク状態でしたのでこのボディをスタートラインとしてもよいでしょう。

作成ポイントとしてタイヤ径が有ります。スポンジタイヤを使用するプロテンではタイヤ径の変動が有るためホイールアーチのカットが難しいです。
タイヤを新規に作成したときの径ともう使用できない(と思われる)52mm程度では1cm以上径が違います。
どのサイズを基準にするかはあなた次第です。

WorldGT認可ボディ

Protoform コルベット C6
一応基準となるボディと思われます。搭載時はフロントを低めにすることがコツかと思います。
特性としては全般にマイルドな挙動を示します。副管理人はHPIのコルベットC6を使用したこともあるのですが、それよりは反応や曲がりは上です。
Protoform製はフロントに大きめのチンスポイラーとカナードのようなモールドがあり、これがフロントのグリップを上げているのではないかと思います。

F103LM/GT用ボディ

サイズ的にはぴったりですが、F103とGenerationX10、いわゆるプロテンとではリアタイヤの幅が違います。(タイヤのページ参照)
このため、F103LM/GT用ボディを載せる場合、ホイルアーチの形状に会わせてリアタイヤのホイールアーチ、あるいは幅を調整する必要があります。
(試してはいませんがF103GTはツーリングタイヤを利用するため、LM用よりさらに狭く調節する必要があるかも知れません。)
載せる場合はボディに会わせて車両側を調節する必要が出て来ます。厄介なパターンはボディ側にタイヤハウスが存在し、ボディを載せたときにプロテンタイヤがタイヤハウスに幅の関係で干渉するパターンです。この場合タイヤ幅を狭くするかリア側を高く積むかしかありません。

タミヤ TOYOTA GT-one TS020(絶版
リアホイルアーチ(タイヤハウス幅)が狭く、プロテン幅のタイヤを使用する際は1cm~2cm程幅を詰めたタイヤを作成する必要があります(F103用タイヤを使用する場合も内側の角を落とす必要があります)。また、スパーギアの逃げが無いため、スパーギアを出来るだけ小さな物を選択する必要があります。(筆者はTS020に会わせて64ピッチ92枚を使用してますがボディに当たって塗装が剥がれてます)
090621追記:フロントホイルアーチ内側が大きくカットされているからか、とにかくフロントのグリップがありません。速度にのっているときはキツイアンダーが出ます

クロス? NISSAN R390 GT1'98(絶版
TS020程でもありませんがリアホイルアーチが狭い為、プロテン幅のタイヤを利用する際はタイヤ作成時に幅を狭くする必要があります(F103用タイヤの場合は問題ありません)。リアのボディ形状からリアウィンドウからリアタイヤにかけての部分が曲がりやすく、GenX10標準のボディマウントではウィングのダウンフォースにボディが負けてすごくバタつきます。ボディに相当な補強をするか、オプションとして用意されているワイドボディマウントが必須です(怪しいと感じるかも知れませんがボディの形状から、内側を支えると柔らかく、外側を支えると堅くなります)。
標準のカットラインだとボディ内側に空気が溜りやすくスピードが伸びません。後ろのカットを少し大きくして空気を逃す必要があるように思います(もったいなくて切れませんが…)。
タミヤTOYOTA GT-one TS020に比べれば遥かに前が入っていきますが滑ったときの収まりはTS020に比べて悪いです。TS020をアンダー、プロトフォームNISSANP35をオーバーとするならば中間よりはP35よりのボディだと思います。

シェブロン ダウアーGT1LM
実質ポルシェ962です。このボディはカットラインがF103GT用とLM用の2種類有りますが、プロテンで使用する上ではホイールアーチのカットラインは103GT(場合によてはこれより少し大きく)、サイドのカットラインはLMとした方が良いでしょう。ボディを前から後ろにかけて10分割した場合、ミュルサンヌはややリアより、大体6位に重心というか曲がる中心があると感じるのに対しこのボディはやや前の4.5くらいに感じます。ただしリアのグリップは十分有りますので走らせやすいボデイと言えます。

ブレード BL962
ポルシェ962です。このボディはカットラインがF103LM用です。上のダウアーと比べるとフロントがより低く短く、リアがロングテールです。GenX10で使用する場合、標準ホイールアーチ位置ではバンパーが干渉して載せることができません。バンパーを付ける場合は標準のホイールアーチカットラインを無視し3mm程度ボディを前に寄せる必要が有ります

1/10:パンカー用ボディ

PROTOFORM NISSAN P35(ナロー)
管理人の印象:
当たり前ですが特に問題なくのります。
専用ボディらしく速度全域にわたって押さえつけられている感が強く、意図したところでフロントが入っていきます。
(が、特性としてとにかく過敏な為、今までツーリングしていた人が始めてDDカーに挑戦する…などDDになれていない人が"周りにDD慣れした人がいない状況"でいきなり使うには不適ともいえます。)
副管理人の印象:
見た目がでかいトゥエルブだけあり押さえつけられている感・反応もMULSANNEより強いです。使いこなせればMULSANNEより良いラップを刻めます。
屋外走行時の場合ですがこのボディは風が問題になります。サイドから風を受けた場合、押されるという感覚が強いです。

PROTOFORM MULSANNE LMP
載せることに問題はありません。
上のP35と同じく速度全域にわたって押さえつけられている感が強いボディです。
このボディはウイングがツーリングカーのようにステーを介して取りつけられています。
スペーサーを挟むなどして角度変更、さらにはウイング自体を200mm幅のツーリングカー用の物などと交換することが可能です。そういった意味では自分好みに仕上げる要素が有るボディといえます。
最終更新:2010年01月31日 11:16
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。