64-405 何かを勘違いしてしまった佐々木さん

「今後もあたしの出番はあるんでしょうか」
「お前はまだマシだろう現地人。何もかも粉砕された僕よりはな……ふっく」
「お前らより佐々木の方が可能性があるだろ。俺と情報を共有できて、背後組織を持たない唯一の人間だからな」

「―――観測」
「忘れろ。ンなものただの座談会だ。なあ佐々木? お前ならまだ(今後の話に)出せるだろ?」

 出せるだろう? 出せるだろう? 出せるだろう・・・?

 な、何をかな
 それほど大量に出せるものではないのだよ……その……
 い、いや、君がどうしてもと言うのであれば、僕としてはやぶさかではないのだが
 ただ、君の協力がないことには出せないのだ
 あれはその……まだ僕一人ではね……?

 し、しかし、こんなことを真面目に話させてしまうなんて君は罪な奴だな!
 全く度し難い男だよ!
 僕だってそれほど経験があるわけではないのだからね!

 だ、だから……今晩は、優しくしておくれよ
 いや、激しいのも嫌いではないけど、壊れてしまいそうで怖いんだ……


「……なんで真っ赤になって停止しとんだあいつは」
「―――涼宮ハルヒの観測。座談会―――ググれ―――――」

 

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2012年03月10日 22:52
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。