「今後もあたしの出番はあるんでしょうか」
「お前はまだマシだろう現地人。何もかも粉砕された僕よりはな……ふっく」
「お前らより佐々木の方が可能性があるだろ。俺と情報を共有できて、背後組織を持たない唯一の人間だからな」
「―――観測」
「忘れろ。ンなものただの座談会だ。なあ佐々木? お前ならまだ(今後の話に)出せるだろ?」
出せるだろう? 出せるだろう? 出せるだろう・・・?
な、何をかな
それほど大量に出せるものではないのだよ……その……
い、いや、君がどうしてもと言うのであれば、僕としてはやぶさかではないのだが
ただ、君の協力がないことには出せないのだ
あれはその……まだ僕一人ではね……?
し、しかし、こんなことを真面目に話させてしまうなんて君は罪な奴だな!
全く度し難い男だよ!
僕だってそれほど経験があるわけではないのだからね!
だ、だから……今晩は、優しくしておくれよ
いや、激しいのも嫌いではないけど、壊れてしまいそうで怖いんだ……
「……なんで真っ赤になって停止しとんだあいつは」
「―――涼宮ハルヒの観測。座談会―――ググれ―――――」