ハザードレベル(ビルド)

【名前】 ハザードレベル
【読み方】 はざーどれべる
【登場作品】 仮面ライダービルド
【名前の由来】 危険の水準(英:hazard Level)

【詳細】

人体が持つネビュラガスに対する耐性を数値化したもの。

この数値が高ければ高いほどガスに対する抵抗が強く、意識を失わずスマッシュ等に変身できたりライダーシステムの運用が可能。
逆に数値が低ければ劇薬であるネビュラガスに耐えられず死亡してしまうケースがあり、万丈龍我の彼女だった小倉香澄は、
元から病気がちで身体が弱かったこともありスマッシュに変化はしたものの肉体そのものが消滅し、死亡してしまった。

ビルドが扱うビルドドライバーはハザードレベル3.0が無いと扱うことができない他、
トランスチームシステムカイザーシステム等、ネビュラガスによる生体兵器化を行う武装の取扱には一定値のハザードレベルを必要とする。

ハザードトリガーのように、使うことで強制的に人体のハザードレベルを上昇させるアイテムもあるが副作用も強烈であり、
ハードスマッシュからハザードスマッシュに強化された三羽ガラスは倒されると肉体の消滅を招く、というデメリットを抱え込むことになってしまった。

仮面ライダー図鑑によればハザードレベルは1.0ではネビュラガスの毒性に耐えられず即死、あるいはスマッシュ化した後命を落とす。エンプティボトルで成分を抜き取っても死んでしまう。
2.0ではスマッシュ化するものの自我を失った状態となるものの、エンプティボトルで成分を抜き取ればもとに戻れる。

ハザードレベル3.0からはビルドドライバー、4.0からはスクラッシュドライバーが使用可能になるものの、仮面ライダーに変身するためには、
「人体実験」と「エボルトによる遺伝子操作」、「特定の閾値を超える強い想い」が必要とのこと。

5.0になった時点でエボルトとの融合が可能になるとされ、6.0以上ともなると人間の限界を超えた状態となり、
エボルトリガーの起動のためにはハザードレベル6.0以上の力が必要であり、グレートクローズ、グリス、ローグら3人のライダーキックのエネルギーを吸収することでエボルトリガーは復活したが、
その時点で彼ら3名はハザードレベルが人間の限界値を超えていたということになる。

ハザードレベル7.0に到達すると一人の変身者につき1つのボトルが進化するとされ、劇中では戦兎のラビットボトルがゴールドラビットボトルへ、
龍我のドラゴンボトルがシルバードラゴンボトルへと進化を果たした。
劇中で7.0に到達したと見られるのが彼ら2名のみ。

トランスチームシステムカイザーシステムもまた一定のレベルが必要と思われるが、カイザーシステムはともかくトランスチームシステムに関しては人体実験を受けずとも使用できるとされている。

またハザードトリガーを使った場合、装置内部に格納された強化剤を身体に浸透させることで戦闘中ハザードレベルを上昇させ続けることができるが、
長時間の変身は自我の喪失を招き、ハザードフォームの暴力が周囲の生命体に向けられることとなる。
ブラッドスタークの話ではハザードレベルを高めれば暴走の克服は可能だというが、ジーニアスフォーム登場後も、ハザードレベルが7.0に到達しても結局暴走は克服できなかった。

【余談】

轟轟戦隊ボウケンジャーで使われる同名の用語はこちらのリンクを参照。


最終更新:2022年06月24日 12:23