トリロバイトマギア

【名前】 トリロバイトマギア
【読み方】 とりろばいとまぎあ
【声/俳優】 個体によって異なる
【登場作品】 仮面ライダーゼロワン
【初登場話】 第1話「オレが社長で仮面ライダー」
【分類】 マギア
【ゼツメライズキー】 なし
【データイメージ】 なし(三葉虫?)
【対象ヒューマギア/職業】 一貫ニギロー/寿司職人等
【目覚めた感情】 なし
【特色/力】 強靭な腕力/破壊力
【モチーフ】 三葉虫

【詳細】

人工知能搭載人型ロボであるヒューマギアが、マギアによる有線接続ハッキングによって暴走プログラムを打ち込まれ暴走した姿。

ゼツメライザーゼツメライズキーを介していないため強化外装を装着していないが、小型ナイフとマシンガンで武装しており、暴走プログラムがヒューマギアに組み込まれた作業環境に適応するためのバランサーやリミッターを破壊しているため、人間を遥かに超えたパワーで暴れることが出来る。
耐久性のリミッターも無視されているため自壊するまで人類を攻撃対象と見なし、活動を停止させるためには完全に破壊するしか手段がない。

マギアとの相違点は変身アイテムが必要ないということもそうだが、シンギュラリティに達していなくても暴走プログラムのインストールが終われば、どのようなヒューマギアであっても滅亡迅雷.netの支配下に置かれてしまうことが挙げられる。
滅亡迅雷.netの制御下にあるというのはマギアもトリロバイトマギアも変わらないが、ゼツメライザーを取り付けるヒューマギアは選ばれている一方で、マギアが1体でもできればケーブルを広範囲に散らすことで大量に生産が出来るため、即座に大量のマギア軍団を生み出すことが可能。

ゼロワンの世界では警備員から清掃員等外で働く=遮蔽物のない広場などで活動するヒューマギアも多く、その場にいただけ、様子を見に来た等で戦闘場所に近づいた結果ケーブルを差し込まれて暴走してしまうケースが多い。

武器であるナイフ、マシンガンは暴走した直後にいつの間にか持っているが、まさか一般流通しているヒューマギアが武装しているわけもないので、マギア化に伴いボディの一部から作っている…のだろう。

拳銃程度では程度の耐久性はあるが、中枢部分を正確に撃ち抜けば行動不能にさせることは出来る。

劇場版仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーションではバトルマギアと呼ばれる戦闘用のマギアが登場する。
(暴走の有無は置いといて)ヒューマギアに率いられる兵隊として共通点があるが、バトルマギアとトリロバイトマギアとの関連性は不明。

【余談】

マギアのモチーフは絶滅動物だが、ゼツメライズキーを使っていないこの怪人のモチーフは三葉虫。
暴走直後顔面を覆うシャッター状の装甲が三葉虫を模している。

デザイナーインタビューではまずトリロバイトマギア、ベローサマギアらが最初にデザインされ、そこからパーツを削る等でヒューマギア素体のデザインが決まり、ショッカー戦闘員をベースにケーブルで人骨を表す決まりを作ったと語られている。
マギアの個体ごとに異なる色のケーブルを付けることで別の存在であることを示そうとしたとも書かれているため、何体かの素体を用意してケーブルやマギア化によって生じたパーツ等を個別に用意し撮影に応じて換装して対応していたものと思われる。

一方バトルマギアは恐らくインベイディングホースシュークラブレイダーがカブトガニのデータで変身していることからの逆算でカブトガニがモチーフと思われるが、三葉虫とカブトガニは違う種類であり、三葉虫はカブトガニの祖先と言われたこともあるが現在では認められていない。
外見上似ているため、原生生物であるカブトガニと絶滅動物の三葉虫で対比させる思惑があるのかもしれない。

AUTHORIZE NEW ERAではバトルマギアは最初からレイダーとしての再登場が決まっていたため、小改造でレイダーとしても対応ができるようにデザインされたことが語られている。

最終更新:2021年10月02日 04:00