宇宙野郎雷電

【名前】 宇宙野郎雷電
【読み方】 うちゅうやろうらいでん
【声/俳優】 山口大地
【登場作品】 仮面ライダーゼロワン
【登場話】 第14話「オレたち宇宙飛行士ブラザーズ!」
【分類】 ヒューマギア

【詳細】

飛電インテリジェンスが開発した宇宙飛行士型ヒューマギア

本来はアークの整備、管理のために作られたヒューマギアだったが、デイブレイクの事件によりアークの打ち上げが阻止されたため、
現在はゼアの管理担当ヒューマギアである宇宙野郎昴の「兄」として育成に関わっている。

「雷落としてやる!」が口癖の短気かつ喧嘩っ早い性格であり、ヒューマギアとしては珍しく感情表現が豊富。
現社長である或人はおろか、副社長である福添、ヒューマギアを取り締まる立場に有るA.I.M.S.にすら噛み付くほど攻撃的だが、
「弟」に当たる昴に対しては同じタイプのヒューマギアであるためか、彼には深い信頼を寄せており、いずれは旧式である自分ではなく昴だけで「宇宙の大海原を飛ぶ」べきだと考えている。

ヒューマギアを暴走させるテロリスト集団、滅亡迅雷.net
「滅」「迅」がいることから、不破は「亡と雷もいるのではないか?」と推測。
勤務時間外にライズホッパーを呼び出した或人に説教をするために弟を伴って飛電インテリジェンス本社ビルにやって来ていた宇宙野郎兄弟。
社長に自分達の仕事について教え込むため、無理やり彼を引っ張って飛電宇宙事業センターへとやってきていた雷電と昴の前に現れたA.I.M.S.は、
滅亡迅雷.netがどうやってヒューマギアがシンギュラリティに到達したのかの理由として、衛星の管理に携わるヒューマギアが滅亡迅雷.netのスパイではないかと考え、接触しようとしたのだった。

雷電と昴はそれを否定するも、そこに迅が現れ戦闘のどさくさにまぎれて雷電をハッキングしようケーブルを突き刺してしまう。
しかしそれに耐えた彼はケーブルを引きちぎり、迅のハッキングを無力化。
「タフだねえ、デイブレイクから生き残っただけあって」と言い残して撤退した迅の言葉に引っかかりを覚えた唯阿から調査を受けることになった宇宙野郎兄弟。

雷電は本来飛電インテリジェンスが12年前に打ち上げるはずの衛星アークを管理するためのヒューマギアとして建造されたが、
デイブレイクが起きたため、後継として作られた弟が次の時代を引っ張っていくべきと考えていることを話す。
昴とのやり取りを見た或人は本当の兄弟みたいだと感動を覚える一方、疑われっぱなしも頭にくるとして、自分達兄弟が滅亡迅雷.netのアジトを見つけ出してやると、
デイブレイクタウンがアジトのある場所だとして或人と不破を連れてくる。

が、湖の底に通じる通路を移動中現れた迅から、宇宙野郎雷電というヒューマギアには、自動でヒューマギアの状態を送信するためのプログラムが仕込まれており、
先程のハッキングも或人と不破をデイブレイクタウンまで連れてくるという新たな指示を与えるためだったことが明らかにされる。

そして滅亡迅雷フォースライザーを取り付けられた宇宙野郎雷電、
いや滅亡迅雷.netの一人、「雷」となった彼はドードーゼツメライズキーを使って仮面ライダー雷へと変身。
ゼロワンとバルカンからプログライズキーを奪うとベルトに取り付けられたスロットにキーをセットして一斉に起動し、出現したライダモデルを使ってアークの知能を復活させることに成功する。

しかし復活直後のアークが作り出したアサルトウルフプログライズキーを奪い取って不破が変身したバルカン アサルトウルフとの対決に破れ、バスターダストの一撃を食らい爆散する。

その後第35話にて復活するが、既にアラートは赤。
宇宙野郎雷電ではなく、滅亡迅雷.netの「雷」として人類滅亡のための尖兵になってしまったのだった。

滅亡迅雷.netのメンバーとしての彼についてはこちらを参照。

【余談】

外装を演じる山口大地氏は昨年の仮面ライダージオウスピンオフシリーズ、RIDER TIME 龍騎にて仮面ライダーベルデに変身する木村役として出演し、
その僅か約7ヶ月後に次作品のキャラクター、しかも別の仮面ライダーとして出演するという快挙を為している。

木村役として出演した際にはそのキャラクターが反響を読んでおり、ファンからは高い評価を受けていた。
その彼が一年足らずで別作品の仮面ライダーとして変身することになった際には驚きの声も上がっていた。

なお、仮面ライダー雷の存在は児童誌等でも明かされておらず、急遽登場が決まったと見える。
後に亡も仮面ライダーに変身したため、もしかすると最初は滅亡迅雷の4人は仮面ライダーに変身する予定ではなかったのかもしれない。

最終更新:2020年07月08日 03:43