【名前】 |
邪面獣タンクリガニー |
【読み方】 |
じゃめんじゅうたんくりがにー |
【登場作品】 |
魔進戦隊キラメイジャー |
【登場話】 |
エピソード32「小夜に首ったけ」 エピソード33「巨獣パニック大激突!」 |
【所属】 |
ヨドンヘイム/ヨドン軍 |
【分類】 |
邪面獣 |
【闇獣】 |
リガニー |
【担当邪面師】 |
ナゾカケ邪面 |
【邪面】 |
戦車(タンク)→火砲が搭載された無限軌道で走る地球の装甲車 |
【モチーフ】 |
戦車、戦車砲、ザリガニ |
【詳細】
ヨドンヘイムに生息する巨獣リガニーに、地球の装甲車「戦車(タンク)」を模した邪面をかぶせた邪面獣。
黄色い戦車の回転砲塔を顔としたリガニー。
邪面の側頭部にはノーズアートの一種、シャークマウスがあしらわれており、ニヤリと笑っているかのようなデザインとなっている。
頭頂部のハッチを開けて周辺確認しているベチャットらしきパーツが有るが、公式サイトによればこれは戦車の操縦者である百戦錬磨の「ベチャット軍曹」とのこと。
ただベチャットとして動いているシーンは確認できず、タンクリガニー自体もベチャット軍曹を振り払うが如き激しい動きをしているところもあるため、本物のベチャットかどうかはさておき、デザイン的なお遊びと思われる。
モチーフが戦車のためか、動く際に機械の駆動音が鳴るのが特徴。
大地を轟かす強力な砲撃攻撃を得意とし、相手の攻撃をリガニーの硬い表皮で弾きつつ邪面の砲撃で敵を吹き飛ばすという闇獣の耐久性を活かすカスタマイズとなっている。
ただ欠点として顔を向けた方向にしか砲撃できないため、至近距離からぶん殴られるか何かで顔がそれてしまった場合、自然と砲撃もそれて味方を巻き込んでしまう場合もある。
同時に出現した
邪面獣センゴクバスラ、
邪面獣シールドシェルガとの連携攻撃を得意とし、三位一体の必殺トリプルアタックでは2番手を務める。
ナゾカケ邪面がキラメイジャー達の目をひきつけている間に密かに召喚準備が進められており、
ヨドンアイビーの種発芽の準備が整ったことで種を守るため3体同時に召喚される。
強力な火砲を駆使してエピソード33序盤戦ではギガントドリラーと激突。
ギガントドリラーの超パワーとも渡り合うも、何度もドリルアームで邪面を殴られたため地上のベチャットを誤射して吹き飛ばしてしまい、地上活動組の為朝と充瑠の突破を許してしまう。
中盤戦ではトリプルアタックでキラメイ巨神を追い詰めたが、充瑠の奇策によってガルザが聖地アタマルドで抑えているはずのオラディンがグレイトフルフェニックスとして駆けつける。
ヨドンアイビー発芽まであと5分と迫る中、グレイトフルフェニックスにしがみついて地球に戻ってきたガルザも
スモッグジョーキーで参戦。
ヨドン軍側とキラメイジャーの熾烈なヨドンアイビーの種争奪戦が繰り広げられることになるが、争奪戦はヨドン軍側が制したため、再びトリプルアタックの準備をし先程同様一気にキラメイジャー達を蹴散らそうと目論む。
一方でキラメイジャー側は為朝が3体の邪面獣をグー(タンクリガニー)チョキ(センゴクバスラ)パー(シールドシェルガ)に例え個別に対処していく作戦を立案。
まず最初に突撃してきたシールドシェルガをキングエクスプレスザビューンが全力の斬撃で横に弾き飛ばし、2番手としてタンクリガニーがキラメイジンを砲撃したが魔進キャリーを武装したキラメイジンキャリーが砲撃を防ぎつつ接近、
ヘリコのハイパーハリケーンで動きを止められている間に全力パンチで退けられ、残ったセンゴクバスラもギガントドリラーの突撃を受けフォーメーションを崩されてしまう。
ガルザの指示でなおも立ち上がるが、グレイトフルフェニックスのグレイトフルプロミネンスによって三体まとめて切り裂かれ同時に爆散した。
【余談】
邪面のモチーフは戦車だが、無限軌道側は重量バランスの問題か邪面に付属していない。
ちなみに戦車に搭載された主砲は「戦車砲」と総称される。
第一次世界大戦で初めて登場した近代兵器であり、第二次世界大戦の地上戦において中心的な役割を果たした。
ひとくくりに戦車といっても、兵器としての正式名称と軍がつけた愛称とに大別されており、各国で様々な傾向が見られる。
日本でも旧軍、自衛隊で名称ルールが異なるため、調べてみても面白いだろう。
最終更新:2021年09月08日 00:33