ズオス・プレデター

【名前】 ズオス・プレデター
【読み方】 ずおす・ぷれでたー
【声優】 才川コージ
【登場作品】 仮面ライダーセイバー
【登場話】 第32章「僕の想い、結晶となりて。」
【所属】 黒い本棚
【分類】 メギド/幹部
アルターライドブック ズオスアルターライドブック(EX)
【ジャンル】 生物
【特色/力】 生物メギドを司る
【モチーフ】 様々な生物
【名前の由来】 動物(希:ζώον)+神(希:Τέως)・捕食者(英:predator)

【詳細】

生物のジャンルを司るメギドズオス最強の姿。

体の大部分が漆黒に染まり、血走ったように真っ赤に燃える両目が印象的な姿に変化し、胸には炎と水の剣士との戦いでつけられた傷によって筋繊維がむき出しとなっている。
ネコメギドを利用して倫太郎との決着を狙ったズオスだったが、聖剣を覚醒させ飛羽真との連携によってネコメギドは撃破されてしまい自身は手傷を負わされるということでその作戦は失敗してしまう。

攻撃の余波で全身を燃え上がらせながらもその闘志は萎えること無く、再び立ち上がったズオスは既に色が変化しており、
絶対に負けないという強すぎる闘志により自らこの姿に変化したと思われる。

レジエル・フォビドゥンと同じタイプの強化形態だが、レジエルのように禁断の秘術を使ったという文章は公式側のページには確認できないため、同等の強化を自分の意志により発現させたとなると、その強さへの執念は恐るべきものである。

肉体を極限まで追い込んだことで生存本能が爆発、超常的なパワーとスピードを会得しており、氷に突き刺さった身の丈の何十倍もの大きさを持つ巨大な剣(ノーザンベース固定用と思われる剣)をたやすく掴んでぶん投げる他、壁面走りもこなし、水中での活動も可能。
正に食物連鎖の頂点に君臨する、絶対的捕食者へのパワーアップを遂げた。
しかしその反面むき出しとなった野生がリミッターである理性を上回ってしまっているため歯止めがかからず、力のコントロールはズオス本人にすら不可能なレベルで暴走してしまっている。

ある思惑を持つストリウスに連れられてノーザンベースを襲撃。
壁をぶち破って現れ尾上を負傷させると倫太郎が変身したブレイズキングライオン大戦記も歯牙にもかけず一蹴し、尾上がバスターに変身し足止めを行う彼と交戦するも変身を解除させるまでに追い込んだ上で、
生身の彼を引きずってソフィア達の元へ現れる。

再変身したブレイズと戦うも戦力の差は歴然で変身を解除させ、倫太郎を執拗に嬲るも、仲間がいるからこその強さ、「自分の世界」を見直し強い剣士になるという新たなる決意を誓った彼の想いに反応し、
ノーザンベースに保管されていた大いなる本の一部がタテガミ氷獣戦記ワンダーライドブックへと変化。
それを使い聖剣ソードライバーでブレイズタテガミ氷獣戦記に変身した倫太郎の強さは圧倒的で、剣捌き、力、機動力全てにおいて上回られ、
たまらず外に逃げ出したもののレオ・ブリザード・スカイを受け海中に埋没、なおも泳いで逃げようとしたが続けて放たれたレオ・ブリザード・シーによって氷上まで打ち上げられる。
ノーザンベース固定用と思われる剣を引っこ抜いて回転させ投げつけるも回避され、必殺技「ブリザード・ブレイズ」がズオス・プレデターを一閃。

氷漬けにさせられ、今までさんざん弱いをけなしてきた倫太郎を初めて、強い、と称賛する言葉をかけ、

「またやろうぜ…」


再戦を望むも氷が砕け散ると共にその肉体も四散し消滅した。




そしてその頃、芽衣が落とした鍵を使い、ノーザンベースに潜入したストリウスは「面白い本を見つけました…」と怪しげな笑みを浮かべていた。

【余談】

スーツはおそらくズオス怪人態のリペイント。
胸部にはX字状に切り裂かれたようになっているためそこだけ新規部位だろうか?

プレデターとは捕食者を意味する英単語。
動物と神を合わせた造語であるズオスの名前を合わせると、「捕食動物の神」…だろうか。

最終更新:2024年04月25日 20:16