「俺に逆らったな!」
【名前】 |
地球鬼 |
【読み方】 |
ちきゅうき |
【声】 |
丸井大福 |
【登場作品】 |
暴太郎戦隊ドンブラザーズ |
【登場話】 |
ドン7話「せんせいのむれ」 |
【分類】 |
ヒトツ鬼 |
【憑依された人間】 |
津野田高校の校長 |
【欲望】 |
規律を学ばせる |
【素体】 |
ベニツ鬼 |
【モデル】 |
地球モデル |
【スキン】 |
地球テクター |
【蟾ィ螟ァ蛹】 |
地球鬼ング |
【ドロップ】 |
ファイブマンギア |
【文字化け】 |
蝨ー逅?姶髫(地球戦隊) |
【むかしむかし…】 |
校長先生はひどい花粉症に苦しんでいました・・・ |
【モチーフ】 |
地球儀、地球、マイク?、鬼 |
【名前の由来】 |
地球戦隊ファイブマン+鬼 |
【詳細】
「規律を学ばせる」という欲望を抱く津野田高校の校長(本名不明)から生まれた地球モデルの
ヒトツ鬼。
「ちきゅうき」どころか頭が「地球儀」を模した「地球テクター」のスキンを纏っており、胴体とフレームでつながっている。
ただ「虹の降る星、地球」ではなくその海は枯れ果て、大地は錆びたような茶色になっているため美しさは無い。
まるで古びた価値観に凝り固まった校長の人となりを表しているかのようでもある。
憑依対象が校長先生ということも有り、全校集会での校長の話に必要なマイクを象ったような見た目でもある。
ヒトツ鬼に憑依された影響で人を超えたルールの鬼となり、強大な教師の威厳を見せつけ、規律違反者とみなした生徒をどんどん画仙紙に封じ込め、燃やして命すら奪おうとした。
規律違反者でなくとも彼が気に入らないブラザーやシスターには宣誓してきつい懲罰を与える鬼の教師でもある。校長だが。
さらに自分が行う教育的指導(のつもりの行為)に対して礼を強要するなど、まるで慕われる要素のない無茶苦茶な行動を取っていた。
津野田高校は鬼頭はるかが通う高校。
廊下を走る生徒に校長室から顔を出して注意するなど、規律にうるさい性格だった。
ヒトツ鬼に憑依された影響でその厳しさは人を超え、ルールの鬼と化した。
ひどい花粉症に悩まされており、ひっきりなしにくしゃみをしティッシュが手放せない模様。
どのタイミングでヒトツ鬼に憑依されたかは不明だが、通行人がゴミをポイ捨てするのを目撃し、早速「ゴミを捨てるな」というルールを書いた画仙紙を出現させ、その男性を閉じ込めてしまう。
それを翼が目撃したことでイヌブラザーへとアバターチェンジした彼と戦う…と思いきや透明化してその場から逃げようとし、ドンブラスターを乱射したことで脳人レイヤーの一部が崩壊しその破片が落下したことで居場所を見抜かれるも、結局戦わずその場から撤退を優先。
その後自らの職場に現れると、特別授業の講師として呼ばれていた猿原真一とに桃井タロウが個人間の勝負に熱中し始めたため飽きてスマホをいじっていたりマニキュアを塗っていた生徒達を次々に画仙紙に封じ込め、教室から逃げようとした生徒を「男女交際禁止」で罰すると共に、「走るな」「大声を出すな」「授業を放棄するな」とルールを追加しては次々に画仙紙に閉じ込めていった。
そしてはるか達を「補習」と称して校長室に呼び寄せると、転移する寸前にタロウがアバターチェンジしたため、その場に居なかったつよしと翼も校長室に転移してくる。
集結したドンブラザーズに対して補習を行おうとしたが、自分の許可無く口を開いたオニシスターに対して「懲罰」と称して殴りつけ、ペナルティとして生徒達を閉じ込めた画仙紙に火をつけ「画仙紙が燃え尽きると閉じ込められた生徒達の魂が地獄に落ちる」と脅しつける。
生徒を守るため逆らえなくなったドンブラザーズに対し、イヌブラザーとサルブラザーを姿勢が悪いや、行儀がなってないと言いつけ懲罰を与え礼を強要するなど傍若無人な振る舞いを行っていた。
次第に懲罰理由が「犬は好かん、雉もだ」とルール関係ない部分に及び始め、そんな状況下でも高笑いしているドンモモタロウに目をつけると殴りつけようとしたが簡単に止められ反撃を受けたため、透明になってそれを回避。
苛立った地球鬼は画仙紙を一斉に燃やし始めてしまうが、どうやってか持ち込んでいた花粉を扇で拡散させたタロウの策によってくしゃみをして居場所がバレてしまい、脳人レイヤーの扉を通して校舎の外に追い出されてしまう。
湧いて出た
アノーニと共にドンブラザーズと戦うも、直接戦闘に向かない能力のため敵わず、ドンモモタロウがお供達と発動した桃代無敵・アバター乱舞によって切り刻まれると爆散。
その直後、暴走したパワーが脳人レイヤーに積み重なり
地球鬼ングとして復活した。
ちなみに地球鬼として活動中に生まれた被害者の中のひとりは、後に
鳥人鬼となっている。
【余談】
モチーフとなったのは「地球戦隊ファイブマン」。
スキンの由来はファイブマンの強化装備、ファイブテクター+地球(戦隊)。
ファイブマンのメンバーは全員が小学校教師であったが、地球儀を必要とする社会科の教師は居ない。
もし追加メンバーが居たとしたら社会科教師だったのだろうか…
地球儀を模した頭だが、黄色い点が無数に集まったような形状なのは、ファイブレッドのエンブレムの原子運動をイメージしたものではないかと見られている。
このヒトツ鬼に変身したのは学校の校長で、イメージとしては教師の上位的な存在(加えて高校の校長)と見ることも出来るが、ファイブレッドこと星川学を始めとして生徒達からの人望が厚く、注意ばかりで人望が皆無のこの校長は立場が逆転している。
ちなみに規律にうるさい怪人、というのは
騎士竜戦隊リュウソウジャーに登場した
アラクネーマイナソーが存在している。
あちらも怪人を生み出すもとにされたのは、ルールを守らない生徒に悩む教師だったが、小学校教師だった。
能力もルールを守らない相手にペナルティを与えるという点で共通している。
校長の本名は不明だが、自宅が映った際に名字が「阿須野」であることが判明している。
地球戦隊の「地球」を英訳した「EARTH」、あるいは必殺バズーカ武器の「アースカノン」に由来するものと思われる。
彼が花粉症に悩んでいたのは、シドンの花の花粉を苦手にしていた銀河超獣バルガイヤー由来だろう。
ちなみにこの校長、怪人化する以前から学校を休んでいたと思われるが、透明化能力で街に繰り出しては被害者を増やしていたようで、職務放棄している。
生徒達には「授業を放棄するな」といっておきながら、彼は職務放棄をしていた…
そこら辺にまったく頓着していないあたり、見事なダブスタだったといえる。
…最も、盗作疑惑が大々的に広められたとは言えはるかのことを平然と「トウサク」呼ばわりし、パシリに使おうとする生徒がたくさんいるあの高校の校長なら規律を守らせることにあれだけ固執するのも無理ないのでは?という意見も見られる。
最終更新:2023年02月03日 11:34