サボテンナイトジャマト

【名前】 サボテンナイトジャマト
【読み方】 さぼてんないとじゃまと
【声/俳優】 不明
【登場作品】 仮面ライダーギーツ
【登場話】 7話「邂逅Ⅵ:ラスボスと缶けり」~9話「邂逅F:Wake up!モンスター!」
【分類】 ジャマト/ナイトジャマト
【特色/力】 拡大・縮小能力/世界観に応じた変化
【モチーフ】 ナイト、馬、サボテン

【詳細】

ナイトジャマトが世界観のルールに応じて変化したジャマト

馬の形をしたサボテン、あるいはサボテンのような皮膚を持つ馬の怪物といった姿を持つ。
七支刀を武器とし、展開されたジャマーエリアに閉じ込められた人間を養分として吸収し肉体を拡大…要は巨大化する能力を持つ。
養分を蓄えるための容器を独立して持つが、見た目はエナドリのようなデザインのロング缶に見えるもの。
本体とは別にジャマーエリア内の人間を手当たり次第捉える巨大な植物が存在するが、これがナイトジャマトの世界観対応の結果手に入れた能力かどうかは不明。

人間を捉えた巨大植物はエネルギーを吸収して缶へと送り込み、それを飲むことで養分を吸収し巨大化する事ができる。

単体でもルークジャマトを上回る実力を有し、七支刀の他に全身の棘を射出して相手を射抜き、巨大化しても俊敏な動きはさほど低下しないという高い撃破難易度を誇る。
なおダメージを受けると水のようなものを吹き出す。

2話から始まった「邂逅シリーズ」のデザイアグランプリのラストゲームに出現した”ラスボス”であり、多くの人間を捕獲し養分として巨大化する。
「破壊不能オブジェクト」扱いされていた1話に登場したスラグフォートレスジャマト(城ジャマト)と比べると明確に攻略ポイントが存在し、撃破難易度は高いもののゲームとして見た場合狙うべき弱点が存在する。

その弱点とは巨大なジュース缶の形状をしたエネルギータンク。
これを蹴り飛ばしジャマーエリアの外へ弾き飛ばせば勝利者となる。

しかしサボテンナイトジャマトは広い視界を持ち、かつその巨体は俊敏で巨大な缶を掴まれずに蹴り飛ばすのは難しい。
「缶蹴り」というゲームのルール上、鬼であるジャマトが蹴った缶を掴まずそのまま地面に落ちる必要があるため、単身でのゲームクリアはほぼ不可能に近い。

見つかれば集中的に攻撃され、攻撃をかいくぐりながら缶を蹴飛ばすのは至難の業。
攻略するためには…複数のライダーによる超協力プレイが必要不可欠だろう。

だがニンジャバックルを手にしたギーツはその能力でサボテンナイトジャマトを追い込んでいき、4体に分身した上で放ったタクティカルフィニッシュのダメージに苦しんでいるすきに缶をニンジャストライクで蹴り飛ばす事に成功する。

ギーツの勝利に終わるかと思われたが、蹴り飛ばされた缶を掴み取った上で撤退するという掟破りな行動を見せた。

続く8話では人々を巨大な植物に取り込ませ人質としつつ、缶けりゲームが継続する。
ニンジャブーストフォームへ変身したタイクーンはその機動性を活かし植物に取り込まれた人々を救い出し、他のメンバーが缶を蹴ることに成功したものの、その時になって突然ジャマーエリアが拡大するという事態が発生。
さらには何度も缶を狙われたことで学習したのか、それを飲み込むことで弱点すら克服するという成長を見せた。

ゲームマスターすら想定外の事実に運営は救済策を実施。
缶をジャマトが飲み込んでしまったため、ミッションを「缶の破壊」へ変更。
それに伴い成長させるとレイズバックルが生まれる卵を生き残った3人に配布する。

祢音はプロペラバックル、道長はドリルバックルを孵化させるも巨大なサボテンナイトジャマトの力は驚異的で瞬く間に追い込まれてしまう。
だが英寿に与えられていた卵がそこでようやく孵化し、モンスターバックルが誕生。

これを装着して変身したギーツモンスターフォームのモンスターストライクを受け缶ごと爆散。
ついにゲームがクリアとなり、黎明編に続きギーツが連続でデザ神となった。

そして英寿が叶えた願いは「デザイアグランプリの運営者と家族になっている世界」。
運営の懐に入り込もうとしている英寿に対し、ゲームマスターは警戒を強めていく…


【余談】

テレビ朝日公式サイトではこの個体が「ナイトジャマト」として紹介されている。
本項目名は東映公式サイトに記載されていたもの。

モチーフはチェスピースのナイトが馬の形をしているため馬と、サボテン。

最終更新:2024年03月20日 03:02