鶴の獣人

【名前】 鶴の獣人
【読み方】 つるのじゅーと
【声】 不明
【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
【登場話】 ドン36話「イヌイヌがっせん」(怪人態)
【分類】 獣人
【コピーされた人間】 倉持夏美→雉野みほ
【モチーフ】
【名前の由来】 不明

【詳細】

「物語を紡ぐ」という性質を持つ鶴の獣人

猫の獣人よりもランクが高い個体で、Aランクとされる。
怪人体は鶴の頭を象ったもので瞳は赤く、ツルサーベルという短剣で武装している。

雉野みほが鶴の獣人であることが確定している他、鬼頭はるかのボーイフレンドであった花村ひとしの母、花村静香が獣人である可能性が示唆されている。
猫に比べると本能を隠しきれていない部分があるものの、流暢に喋ることが出来るため知能が高く静香もまたランクの高い獣人の可能性が高い。

気ままに遊ぶ猫と違い、人間社会に完璧に溶け込むことが可能な高い知能、社会性を有し、雉野つよしと結婚していることから何らかの方法で戸籍も用意しているようだ。

「物語を紡ぐ」という性質が行動にどのような影響を与えているのかは定かではないが、雉野みほという人物象は「美容師として働き会社員の妻になる」というコピーした夏美の夢によるものだと鶴の獣人自身が語っている。

「雉野みほ」として雉野つよしの妻として幸せな夢を演じていた鶴の獣人だったが、やがて人間を慈しんでしまい、桃井タロウが獣人は永遠に森で暮らせという勅命を無視して暴れていた猫の獣人達の手にかかり動けなくなった状態で川を流されていき、やがて川の水面に映った満月に沈むようにして姿を消した…

【余談】

スーツは猫の獣人と頭部以外は共通したデザイン。
人工的に作られた生命体という獣人の設定故か。

猫と違い獣人としての性別が決まっているのか、寄生しているのは今のところ女性ばかり。
公式サイトでは「倉持夏美をコピーし」とだけ紹介されていたため、鶴の獣人として活動していた「雉野みほ」以外に鶴がコピーした人間は居なかった模様。

『HOFUKU-ZETTO』によれば、デザインの発注当初ではペンギンまでの種族のランク付けという設定がなく、一応はこの鶴型が「他の獣人を束ねる最高位」という位置付けでデザインされたらしい。ただし、脳人と差別化した「頭髪を持つ昔のヒーローを裏モチーフに取り込んでいる」という獣人のルールに洩れず、頭部の尖った形状は「メガロマンがメガロン・ファイアーを放つところ」をイメージしているとのこと。

最終更新:2023年07月08日 16:36