【詳細】
その目的は破滅の門を利用し、地球に対する侵略者を無限に呼び寄せ、生き残りをかけた戦いを繰り広げるディストピアの創造を目論んだ。
リュウガ、ナイト、王蛇ら龍騎ライダーを引き入れ、さらには「シード枠」と称して轟戒真/仮面ライダーシーカーを参戦させ、
ギーツやリバイスらとのライダーバトル、「仮面ライダー絶滅ゲーム」を開催する。
だが実際は龍騎ライダーはギーツらの足止め目的が強く、シーカーが持つ能力で破滅の門の建造させることが本命だった。
さらに裏では著名な政治家、轟栄一と結託しており彼の息子である戒真を
デザ神にし「父が独裁者になる世界」を叶える代わりにスポンサーとして自分の支援するよう協力を受けていた。
邪魔者は排除し着々望成就のための準備を整えていたが、英寿の助けで自由の身になったギロリが栄一とニラムの密談場所に現れると、ゲームマスター同士の直接対決に望む。
栄一の所有物とみられる日本刀をお互いに勝手に使っての一進一退の攻防を繰り広げるも、隠し持っていた拳銃を使って優位に立つ。
そしてギロリを追い詰めるも、勝利目前と油断してヴィジョンドライバーを取り出したすきに反撃されて敗北。
ヴィジョンドライバーと共にゲームマスターとしての権限を取り戻され、シーカーを標的としたデザ神決定戦「シカゲーム」が開催。
シーカーもギーツとリバイスに敗れ破滅の門も完成直前で破壊されたため、彼の目論見も霧散することとなった。
ギーツ本編には登場しないし名前も出て来ないが、「以前創世の女神に不正アクセスした輩」がいたことが
ニラムの口から語られている。
それによって女神へのアクセスは「ゲームマスター」と「ゲームプロデューサー」の2人分のヴィジョンドライバーを必要とするようにセキュリティが強化された。
ベロバ/仮面ライダーベロバが創世の女神へのアクセス権をヴィジョンドライバーが有することを知っている上、ニラムとのやり取りでセキュリティ強化済みであることを残念がる(=知らなかった)等、不正アクセスの件は最近の出来事であることを示唆する描写がある。
このことからヴィジョンドライバーを手に入れデザイアグランプリを改変した不正アクセスの犯人は、劇場版における事件を引き起こしたコラスでないかという意見が多い。
【余談】
名前の由来は「目をこらす」から。
エンターテイメントにこだわる姿勢と、16話で明かされたデザイアグランプリの真実を考慮するといわゆる「映え」や、
視聴者受けを意識した行動から、観客の視線を釘付けにするような意味合いからの命名かもしれない。
瞬きさえ許さない…といったところか?
仮面ライダーについての知識の豊富さからジョージ・狩崎を「解説役」として利用したのも、龍騎ライダーというデザイアグランプリに直接関わらない仮面ライダー達の参戦(厳密に言えば変身するシステムそのものが違う)について、ニラムのようなプロデューサー以下のスポンサー達に対する補足、その他キャラとしての説明や観客達に向けた語り役が必要だったのでは?という感想も見られる。
ギロリとは別のゲームマスターであることが語られた彼だが、彼がゲームマスターの座を辞した理由は不明。
リアリティエンターティメントと謳うデザイアグランプリと、彼が企画したデザイアロワイヤルの性質の差を考えると「(企画としての意味合いで)やりすぎた演出」を観客かスポンサーから抗議された、あるいはニラムに問題視された可能性が考えられる。
ただニラムが即座にコラス排除に動かなかったのも謎…といえるかは微妙なところだが疑問としては残っている。
辞めた経緯がはっきりしない現状ではこれ以上の考察も出来ないか。
実はスエルのお気に入りだったとも考えられる。
ヴィジョンドライバーの存在と機能を知っていたようなので、コラスもまた仮面ライダーグレアへの変身権限を有していたのかもしれないが、それについて語られる機会は…ギロリが退場した今、新たなゲームマスターがグレアに変身するようなことがあれば、チャンスがあるかもしれない。映像化されない可能性が高いのは気にするな
最終更新:2023年12月08日 03:29