ポイゾナスマッシュルームマルガム

【名前】 ポイゾナスマッシュルームマルガム
【読み方】 ぽいぞなすまっしゅるーむまるがむ
【声/俳優】 小笠原覚
【登場作品】 仮面ライダーガッチャード
【登場話】 第3話「ブシドー、見つけたり。」
【分類】 マルガム
ケミー ヴェノムダケ
【属性】 プラント
【憑依した人間】 茸本/サラリーマン
【特色/力】 毒/特殊胞子
【モチーフ】 毒キノコ、ミイラ

【詳細】

プラントケミー「ヴェノムダケ」が茸本というサラリーマンの悪意と結びついて一体化し誕生したマルガム

青い傘を持つキノコを胴体部分に持ち、右腕はキノコから放出された毒々しい胞子を思わせる形状を持つ。
左腕はマルガム素体のままで、素体の右腕はキノコの傘を帽子の縁のように抑えている造形。

非常に柔軟な傘の部分であらゆる物理攻撃をはねのける鉄壁の防御能力を持つ。
ガッチャードのスチームホッパーフィーバーも通用せず跳ね返してしまうほどだが、一点突破の斬撃が弱点。
傘が切断されてしまうと弾力が失われ防御力が一気に低下する。

また麻痺やしびれを引き起こす毒を操り、特殊胞子を飛散させ人間に分身体を寄生させることで笑いが止まらなくなる等の状態異常を引き起こす。
ヴェノムダケに憑依した茸本は他人に対する妬みから通行人を害そうとしていた危険な人物であり、そのメンタリティーが強化されたことで他者の幸せを破壊することに喜びを感じる習性を持つ。

茸本というサラリーマンはナイフを持ち出して通行人を害そうとしていた通り魔(未遂)。
その悪意に引き寄せられたプラント属性のケミー「ヴェノムダケ」と結合しマルガムと化した。

酸欠になるまで強制的に笑わせる胞子を撒き散らして犠牲者を増やしていたが、駆けつけてきた宝太郎が仮面ライダーガッチャードへ変身して交戦。
弾力でガッチャードの攻撃を防ぎ、スチームホッパーフィーバーも跳ね返してしまい、隙を見せた宝太郎に毒胞子を叩きつけ変身解除させてしまう。

その場から逃走後、マルガムを探していたりんね達に発見され、復活した宝太郎が変身するガッチャードアッパレスケボーと再戦。
打撃ではなく剣戟を得意とするアッパレスケボーに傘を両断され防御力が低下してしまい、慌てふためく間に発動したアッパレスケボーフィーバーに蹴り飛ばされ爆散した。

分離したヴェノムダケはライドケミーカードに封印されるも、茸本は逃走を試みるもミナトに捕まり拘束されていた。

戦闘が終わり緩んだ空気を見逃さず、サブマリンマルガムが浮上。
執着するりんねを手に入れようとその姿を表した。

【余談】

モチーフは毒キノコ。
キノコをモチーフとした怪人は前作ギーツにてビショップジャマトが登場。
スーパー戦隊シリーズでも多くのキノコ系怪人が登場しているが、「毒キノコ」をモチーフとした怪人は珍しく、仮面ライダー555にてトードスツールオルフェノクが毒キノコをモチーフとしていることが明確化されている。

最もキノコそのものが胞子を飛ばしたり毒キノコを結びつけやすいため、別段毒キノコモチーフとされていなくても毒性のある胞子を撒き散らす等の能力を持ったキノコ系怪人は多い。

茸本を演じる小笠原氏は暴太郎戦隊ドンブラザーズにて組員の一人としてゲスト出演していた。
役名はストレートにキノコからだろう。

最終更新:2024年01月29日 00:50