概要
(参考:
Wikipedia)
1987年の国鉄分割民営化によって誕生。九州島内全域と山口県の一部の国鉄路線を継承した。人口が密集している福岡・北九州圏ではバスやJR西日本山陽新幹線と競合し小倉~博多間は日本有数の激戦地帯。そのためか経営状況は決してよろしくない。が、九州新幹線の部分開業によりわずかながら黒字へ転換した。現在は国の機関が全株式を保有している特殊法人である。本社は福岡県福岡市博多区にある。特急の本数が非常に多い。
私見
- 専属デザイナー水戸岡氏の設計した車両が斬新
- 787系、883系、813系どれもすばらしい車両だと思う
- 何時間いても博多駅は飽きない
- 特急が利用しやすい
- 2枚きっぷ、4枚きっぷは普通列車で往復するよりも安価
- その一方で乗り放題系のきっぷが乏しいのが残念
- 特急といっても速い列車と遅い列車とで格差大
- ソニック、リレーつばめ、かもめ、と南部九州の国鉄特急と観光特急
- 北部九州は快速・普通も充実しているが、停車駅大杉
- ほかの地域はやはり他のJRと同様、普通列車を蔑ろにしている気がする
- 貧乏なのか、金持ちなのかよくわからない会社
- やはりこちらも新車投入はJR西日本よりは進行
- ただし、交直流両用車両に関しては民営化前よりも国鉄車が増加
- 九州新幹線開業後の変化が非常に気になる
- 南北格差大
駅撮編
特急型車両
885系
2000年に登場した883系に次ぐ振り子式交流電車。長崎本線特急「かもめ」にてデビュー。アルミ製車体で全体的に丸っこく、座席を革張りにしたことが本系列の大きな特徴である。見た目からしてかなり高級感がある。また先代883系よりも高速性能がさらに上がっている。
翌年2001年からはソニックにも当てられ、微妙に顔つきが変わっている。予備車が少ないからか、「かもめ編成のソニック」とか入れ替わりは日常茶飯事・・・というか入れ替わらないと現在の本数を維持できないらしい。
883系
1995年に登場した九州初の振り子式車両であり、交流電車としては日本初である。ソニックにちりん(後のソニック)にてデビュー。大分までの速達性向上を目的として製造され、狙い通り所要時間の短縮に大きく貢献した。リニューアル前はいろいろなバリエーションもあったが現在はステンレス車体にも関わらず、青く塗られている。
座席の形が特徴的で、某キャラの耳に似た感じとなっている。
787系
1992年に登場した鹿児島本線特急「つばめ」用車両。「つばめ」を名乗るのにふさわしいくらいの豪華で落ち着いた環境を提供した車両。どちらかといえば速達性よりも快適性を追求した。かつてはビュッフェも存在したが九州新幹線開業による運行区間短縮のため廃止され、現在は普通車に改造されている。「リレーつばめ」用の7両編成と「有明」用の4両、6両編成がある。「にちりん」や「かもめ」の運用にもついたことがある。
783系
JRグループ発足後初の車両。1988年にデビューした。130km/h運転に対応した車両としても日本初だが、地上側が対応していなかったため最初の130km/h運転には就けなかった。ステンレス製の車体で、足回りはサイリスタ位相制御で回生ブレーキつきとスペックは登場当時としてはかなり高い。乗降口を車体中央に設け、客室を2つに分けることで指定席や自由席の配分を柔軟に行えるようになった。
キハ71・72系
ゆふいんの森専用の車両でビュッフェつきの久大本線観光特急。
71系は旧型車の部品を一部流用しているが、72系は完全新造である。
キハ185系
国鉄分割民営化の前に新会社支援の下、投入された特急形気動車。
近郊型車両
混結編成
817系
日立のA-trainシステムを採用した。基本設計は815系と同じだが、細部で変更が行われている。
座席は革張りの3扉転換クロスシートで2両編成。行き先表示が815系の幕式から、LEDに変更。
811系、813系、815系と併結も可能。
813系
国鉄旧型車両置き換えと北部九州近郊輸送用に登場した。小倉・博多口の鹿児島本線の快速や普通列車当てられている。
811系に続きステンレス車体を導入したが、制御方式はGTO素子のVVVFインバータを採用した。基本は1編成3両。
後期型ではIGBT素子に変更され、1100番台は前面デザインも大きく変わった。
座席は一部を除き、3扉転換クロスシートである。
811系
九州初の3扉転換クロスシートを採用した近郊型電車。同時期の車両は西221系や東海311系がある。
基本構造は特急型の783系をベースとして、サイリスタ位相制御、回生ブレーキつきとなっている。
基本は1編成4両だが、3両編成、2両編成での運転も可能となっているが、今のところ実績はない。
車窓編
特急列車
リレーつばめ
博多と新八代を結ぶ列車。新八代では日本で唯一在来線と新幹線で同一ホームで乗り換えができる。運行区間が短縮されたためビュッフェは廃止。博多~熊本においては停車駅を減らし高速運転を行っているため、有明に比べて速達性を重視している。
なぜか駅の自動放送では鹿児島中央行きとアナウンスされる。この列車自体は鹿児島中央までは行かないのだが・・・?
2010年11月現在、日本で一番運行本数が多い。(32往復)
区間 |
撮影日時 |
乗車列車 |
コメント |
鳥栖~久留米 |
2010/01/24 |
リレーつばめ1号 |
鳥栖、久留米両駅は重要な分岐駅 |
ソニック
博多から小倉を経由して大分へ向かう列車。にちりんの大分までの速達列車として分割され誕生した。一部は佐伯まで足を伸ばす便もある。博多~小倉間は新幹線やバスとの競争が激しく、博多~大分全体で見ても高速バスとの競争が激しい。
データイムでは毎時2本で運行されている。JR九州在来線特急で最速の表定速度100.1km/hを記録している。
区間 |
撮影日時 |
乗車列車 |
コメント |
博多~折尾 |
2010/01/23 |
ソニック33号 |
日中の速達便は折尾までノンストップ 新幹線と対決あり |
折尾~黒崎 |
2010/03/07 |
ソニック9号 |
短距離で速度を出してくれる。 |
黒崎~小倉 |
2010/03/07 |
ソニック9号 |
恐ろしく速いが・・・いろいろとついてない・・・ |
別府~大分 |
2010/01/23 |
ソニック33号 |
線形が悪いからか、あまり飛ばさないです |
みどり
佐世保行きの特急。かもめとは違い、こちらは783系で統一されている。利用は少なく車内販売も行っていない。
運転本数は毎時1本は確保されているが、九州の中では少ない。(四国在住の人間からすれば十分多いが・・・)
(ハイパー)かもめやハウステンボスと併結して運転することが多い。
区間 |
撮影日時 |
乗車列車 |
コメント |
佐賀~鳥栖 |
2010/03/06 |
みどり20号 |
平均100km/h以上で長崎本線を吹っ飛ばす |
鳥栖~二日市 |
2010/03/06 |
みどり20号 |
鹿児島本線へ合流。過密地帯突入 |
二日市~博多 |
2010/03/06 |
みどり20号 |
意外と飛ばしている件、順調に運行できてるのか? |
音鉄編
走行音(電車)
付録
Oudiaデータ(ダイヤグラム)
鹿児島本線のダイヤを収録2010年3月改正分
あくまで目安であり、詳しい通過時刻等を掲載しているわけではありませんのであしからず。
また、直接鉄道会社に問い合わせたりしないようよろしくお願いします。
このデータは製作途中のものです。もしかしたら、表記漏れの列車があるかもしれません。
編集
最終更新:2010年11月27日 00:20