リムル(女)<逃避>

リムル(女)<逃避> 作者:黒夜 始

特徴

  • 対人関係や食べる事、世界を見る事など、色々なものを恐れ、全てから逃避している臆病な性格の子供。一人称は僕。
  • 本来は怯えるようなことをしない限り、すぐには逃げ出さずに比較的友好的で、穏やかな性格である。

能力

「殺傷力の無い程度の風を操る能力」
  • 相手には前に進めないような向かい風を起こし、自分には追い風を起こして逃げ易くしたりする能力(一部例外あり)。
「外見を変化させる能力」
  • 身長や、体の色、形等、自由に変えることができる(主に使用するのは透明化)。
「生き残る為の能力」
  • 耳が大変良く、自分に近寄る者がいたら100m以内なら必ず気付くことが出来る。
  • 嗅覚も良いが、主に聴覚に頼っているので、相手の匂いを覚えて本人か識別するということにしか使えていない。

技一覧

「拒絶の暴風」
  • リムルが自由を束縛されたり、自分に敵意がある者に触れられたり、攻撃されると、あまりの恐怖から能力が暴発し、自分を守る為に勝手に出てしまう技。
  • 辺りにクレーターが出来る程の威力を持ち、また、同時に絶対防御の力を持つリムル唯一の技。
  • 但し、この技は恐怖心によって無理矢理引き出している力なので、長時間の使用、多用は死に直結する。

裏設定

+ ...
  • リムル姉妹
リムルは二重人格で、表に出ている人格は本来の人格が「孤独になること」を拒んだ為、生まれた人格。
本来の人格である姉の性格は、生意気なガキで、しかし内面は驚く程傷付きやすく繊細(拒絶の暴風を発動するのは姉の人格)。
二人はそれぞれ逃避する事を分けており、それでどうにか心の平穏を保っている。
妹が担当している逃避事項は、「食べること」「世界を見ること」「眠ること」「人を傷付けること」「人に触れられること」。
姉が担当している逃避事項は「考えること」「傷付けられること」「人と仲良くなること」「孤独になること」。
昔、仲良くしていた友達に裏切られたリムルは全てから逃げるようになったが、
孤独にだけは耐え切れず、新たな人格を作り出して、二人で生きてきた。
ちなみに、姉の「人と仲良くなること」は妹には適応されない。
元は結局、自分自身なのだから適応されていないのである。
しかし、そこにもう一人いるのも確実なので、「孤独になること」からも逃避できている。
最終更新:2011年09月02日 12:08