リムルは二重人格で、表に出ている人格は本来の人格が「孤独になること」を拒んだ為、生まれた人格。
本来の人格である姉の性格は、生意気なガキで、しかし内面は驚く程傷付きやすく繊細(拒絶の暴風を発動するのは姉の人格)。
二人はそれぞれ逃避する事を分けており、それでどうにか心の平穏を保っている。
妹が担当している逃避事項は、「食べること」「世界を見ること」「眠ること」「人を傷付けること」「人に触れられること」。
姉が担当している逃避事項は「考えること」「傷付けられること」「人と仲良くなること」「孤独になること」。
昔、仲良くしていた友達に裏切られたリムルは全てから逃げるようになったが、
孤独にだけは耐え切れず、新たな人格を作り出して、二人で生きてきた。
ちなみに、姉の「人と仲良くなること」は妹には適応されない。
元は結局、自分自身なのだから適応されていないのである。
しかし、そこにもう一人いるのも確実なので、「孤独になること」からも逃避できている。
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