Twin Cobra

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*Twin Cobra 【ついんこぶら】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|iOS,Android|~| |配信元|Ideatory|~| |配信日|2014年12月18日|~| |価格|基本無料/コンティニュー課金|~| |判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |~|BGCOLOR(khaki):''劣化ゲー''|~| |~|BGCOLOR(khaki):''ゲームバランスが不安定''|~| |ポイント|ショット間隔が遅い&br()グラフィック・BGMの加工・アレンジも雑|~| **概要 1987年に東亜プラン開発・タイトー発売で世に送り出された伝説の業務用シューティングゲーム『''[[究極タイガー>https://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/3131.html]]'' 』。~ タイトー発売の他の作品にはない独特の作風と男気あふれる内容から多くの硬派ゲーマーに支持された作品である。~ あまりの人気により何度も家庭用移植をされたほか海外でも『Twin Cobra』(ツインコブラ)の名前で発売され、こちらもかなりの人気を博した。~ しかし1994年に本作の開発元にして権利者である東亜プランが倒産、そして本作含む全ての東亜プラン作品の版権は行方不明となり、移植は絶望的と思われていた。~ そんな状況のなか海外版『Twin Cobra』の移植である本作が突如登場、これにより「東亜プランがかえってくる!」とファンを大いにざわつかせた。~ だが、それは単なるぬか喜びにすぎず、本作はただの劣化移植であった。 **特徴 ゲームシステムとしては、タッチパネルで自機を直接動かして敵弾を避けながら進むシューティングゲーム。~ ショットは完全に自動で行われるため、できる操作は移動とボンバーのみである。~ 基本プレイは無料だが、ゲームオーバー時にコンティニューをするつもりなら、あらかじめ課金してコインを買う必要がある。 **問題点 -''まず第一に、ショットが完全に自動となっているせいでゲームバランスが歪なものとなっている。'' --ショット間隔(ショットを撃ってから次のショットを撃つまでの間)が非常に遅いため、ステージ1後半の雑魚敵ラッシュの時点で危ない。おまけに同様の理由により、原作では連続打ち込みですぐに倒せた敵のほとんどが倒せなくなっている。 ---しかもこのショット仕様に合わせてグリーンストームはチョビチョビとしか出ないよう性能が改悪されており、原作のイエロークロスと並ぶハズレ武器となってしまった。そのため、間違えて取ったときはほぼ死ぬと考えてよい。 --さらに追い打ちをかけるかのごとく、ショット間隔が遅いくせに後半では原作同様に平気で大量の金ヘリや戦車が現れたりするため、原作では最強装備と言えるブルーアイのフル装備でも押されることうけあいである。 ---こんな難易度でありながらコンティニューは課金が必要であり、もはや金をむしり取る気マンマンとしか思えない。 -グラフィックは原作のものが加工されて使われているが、オープニングの自機のローター回転が時計回りになったりとアニメーションの仕方が所々変更されてコレジャナイ感が醸し出されている。 --結果として初見の人間に「このアプリは中学生・高校生が作ったものだ」と言えば信じてしまいそうな、雑でちぐはぐな雰囲気となってしまった。 -音楽は原作のものが使われているが、いずれも編集のしかたがおかしい。 --例えばステージ1のBGM「Break a leg!」はあろうことか''イントロ部分の「Challenge」が丸々カット。'' --ステージ3のBGM「Good Figure」はなぜか''一度だけ流れたら後はループせずに終わる''。なのでステージ3は無音でプレイする羽目に。 ---このように、ほぼ全ての音楽が編集により首をかしげる出来になってしまい、原作のファンは間違いなくガッカリするだろう。これでは、せっかくの東亜節も台無しである。 **評価点 -肝心のゲーム内容は上記の通りに問題点だらけであるため、純粋にゲーム性の面で優れていると評価できる点は''皆無''。 -ただしゲーム内容外の部分も含めた場合、&color(red){''版権が行方不明で二度と移植は望めないと言われていた東亜プラン作品の正式なライセンス移植''}という最大の評価点がある。 --本作を起動するとしっかり東亜プランのロゴが登場するほか、メーカー側もライセンスを取得した旨を公言している。 --劣化移植とはいえ、長い歳月を経て伝説のシューティングゲームが蘇った事は紛う事なき奇跡と言えよう。 --なお、現在は「株式会社TATSUJIN」が東亜プラン作品の版権を持っている模様。 **総評 タッチパネル一辺倒のスマホだらけな世の中に阿った結果歪な出来になってしまった悲運のシューティングゲーム。~ しかし本作へのライセンス提供により、東亜プランの版権が生きている事が判明した。~ それだけに、本作のひどい移植はただただ残念でならない。
*Twin Cobra 【ついんこぶら】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|iOS/Android|~| |配信元|Ideatory|~| |配信日|2014年12月18日|~| |価格|基本無料(コンティニュー課金)|~| |判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |~|BGCOLOR(khaki):''劣化ゲー''|~| |~|BGCOLOR(khaki):''ゲームバランスが不安定''|~| |ポイント|ショット間隔が遅い&br()グラフィック・BGMの加工・アレンジも雑|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 1987年に東亜プラン開発・タイトー発売で世に送り出された伝説の業務用シューティングゲーム『''[[究極タイガー>https://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/3131.html]]'' 』。~ タイトー発売の他の作品にはない独特の作風と男気あふれる内容から多くの硬派ゲーマーに支持された作品である。~ あまりの人気により何度も家庭用移植をされたほか海外でも『Twin Cobra』(ツインコブラ)の名前で発売され、こちらもかなりの人気を博した。~ しかし1994年に本作の開発元にして権利者である東亜プランが倒産、そして本作含む全ての東亜プラン作品の版権は行方不明となり、移植は絶望的と思われていた。~ そんな状況のなか海外版『Twin Cobra』の移植である本作が突如登場、これにより「東亜プランがかえってくる!」とファンを大いにざわつかせた。~ だが、それは単なるぬか喜びにすぎず、本作はただの劣化移植であった。 ---- **特徴 ゲームシステムとしては、タッチパネルで自機を直接動かして敵弾を避けながら進むシューティングゲーム。~ ショットは完全に自動で行われるため、できる操作は移動とボンバーのみである。~ 基本プレイは無料だが、ゲームオーバー時にコンティニューをするつもりなら、あらかじめ課金してコインを買う必要がある。 ---- **問題点 -''まず第一に、ショットが完全に自動となっているせいでゲームバランスが歪なものとなっている。'' --ショット間隔(ショットを撃ってから次のショットを撃つまでの間)が非常に遅いため、ステージ1後半の雑魚敵ラッシュの時点で危ない。おまけに同様の理由により、原作では連続打ち込みですぐに倒せた敵のほとんどが倒せなくなっている。 ---しかもこのショット仕様に合わせてグリーンストームはチョビチョビとしか出ないよう性能が改悪されており、原作のイエロークロスと並ぶハズレ武器となってしまった。そのため、間違えて取ったときはほぼ死ぬと考えてよい。 --さらに追い打ちをかけるかのごとく、ショット間隔が遅いくせに後半では原作同様に平気で大量の金ヘリや戦車が現れたりするため、原作では最強装備と言えるブルーアイのフル装備でも押されることうけあいである。 ---こんな難易度でありながらコンティニューは課金が必要であり、もはや金をむしり取る気マンマンとしか思えない。 -グラフィックは原作のものが加工されて使われているが、オープニングの自機のローター回転が時計回りになったりとアニメーションの仕方が所々変更されてコレジャナイ感が醸し出されている。 --結果として初見の人間に「このアプリは中学生・高校生が作ったものだ」と言えば信じてしまいそうな、雑でちぐはぐな雰囲気となってしまった。 -音楽は原作のものが使われているが、いずれも編集のしかたがおかしい。 --例えばステージ1のBGM「Break a leg!」はあろうことか''イントロ部分の「Challenge」が丸々カット。'' --ステージ3のBGM「Good Figure」はなぜか''一度だけ流れたら後はループせずに終わる''。なのでステージ3は無音でプレイする羽目に。 ---このように、ほぼ全ての音楽が編集により首をかしげる出来になってしまい、原作のファンは間違いなくガッカリするだろう。これでは、せっかくの東亜節も台無しである。 ---- **評価点 -肝心のゲーム内容は上記の通りに問題点だらけであるため、純粋にゲーム性の面で優れていると評価できる点は''皆無''。 -ただしゲーム内容外の部分も含めた場合、&color(red){''版権が行方不明で二度と移植は望めないと言われていた東亜プラン作品の正式なライセンス移植''}という最大の評価点がある。 --本作を起動するとしっかり東亜プランのロゴが登場するほか、メーカー側もライセンスを取得した旨を公言している。 --劣化移植とはいえ、長い歳月を経て伝説のシューティングゲームが蘇った事は紛う事なき奇跡と言えよう。 --なお、現在は「株式会社TATSUJIN」が東亜プラン作品の版権を持っている模様。 ---- **総評 タッチパネル一辺倒のスマホだらけな世の中に阿った結果歪な出来になってしまった悲運のシューティングゲーム。~ しかし本作へのライセンス提供により、東亜プランの版権が生きている事が判明した。~ それだけに、本作のひどい移植はただただ残念でならない。

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