経歴

1949年9月26日生まれ。現在74歳。
1973年に一橋大学商学部卒業し東京大学経済学部に学士入学。翌年3月卒業。
1974年三菱信託銀行に入行し、1977年退職。その後商業科教諭や英語科教諭を経て1990年に有限会社日本経済研究所(現:株式会社日本経済研究所)を設立し、代表取締役社長に就任する。
その後「東西冷戦後又左右のイデオロギーの終えん後、イデオロギーを超えてカントの「永遠平和のために」の反改憲論をよく読み、ヒットラー的自由な解散権の恐怖と核爆弾、徴兵制を目指す改憲を政治的強さの立場から絶対阻止する団体」の代表になり、政治活動を展開する。
初出馬は1991年の佐賀県知事選で、その後は山口の在住地である埼玉県を中心に10以上の選挙に立候補している。これまでの選挙で供託金が没収されているが、2011年の埼玉県議選のみ供託金が返還された。
2007年の東京都知事選に立候補するが、外山恒一騒動の中で埋もれていた。近年その放送が注目されはじめ、人気が出てきている。
2012年12月には駐車違反の調書を破り捨てた容疑で埼玉県警に逮捕され、2年後の2014年にさいたま地裁で懲役8ヶ月の実刑判決が言い渡された。その後、2015年のさいたま市議選に立候補していたが、選挙期間中に最高裁で懲役8ヶ月の実刑判決が確定したため、同選挙の立候補が剥奪された。
出所後は複数の国政・首長選挙に出馬表明をしながら、告示(公示)日になって、立候補の届け出を行わない行動を繰り返しているが、地方議会議員選挙には実際に立候補しており、2019年のさいたま市議選と2023年の埼玉県議選に立候補するも何れも最下位で落選している。

政見の特徴

元々の政党名が長い分、略称も「カント永遠平和論での最高裁反改憲訴訟の会」(後に「カント平和で親ナチ的改憲阻止最高裁訴訟会」に変更)と長く、政党名の欄に数行にわたって書かれている。
2007年の都知事選では最初にマーティン・ルーサー・キングJrの有名な演説「I have a dream」の一節を朗読、その後カントの思想やケネディの演説を引用したのち、自身の政策を語るという内容であった。
演説スタイルとしては、政見放送は場数を踏んでいるにもかかわらず終始噛みまくりで、また原稿をそのまま読むスタイルである。独特の甲高い声でしゃべり、英語の発音が酷くほとんど聞き取れない。
また引用の部分をゆっくりと話しすぎてしまったせいか政策を語る部分で残り時間が少なくなってしまい、公共放送版では途中で放送を切られてしまっている。(民放版では全て話せている)
  • I have a dream.(私には夢がある。)
  • The sons of former slaves and the sons of former slaveowners will be able to sit down together at table of the brotherhood.(かつての奴隷の子孫たちとかつての奴隷主の子孫たちとが、共に兄弟愛のテーブルに着くことができるようになるだろう。)

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最終更新:2023年10月02日 17:35