※母親は、種村氏からのDMを読んだ上で、以下のような意見を述べている。
母親(種村氏宛)
- 遅くなりましたがメッセージ受け取りました。
- 保護者同伴でないと行けないようなところなのですか。驚きました。
- 娘にはすでに「いいよ」と言ってしまった後なのでなだめるのが大変ですが、
- 危険ということでしたら仕方ありませんので諦めさせます。回りにご迷惑になってもいけませんので。
- 私もよく調べずにお尋ねしたのですみませんでした。
- ですが、失礼ながら先生は
- 小学生を含めた子供をメインの読者とした雑誌で漫画を書いていらっしゃるはずです。
- その先生が、子どもが買いにいけないところで今まで書いてきた漫画の話を載せた本を売るというのには納得が出来かねます。
- 一般の書店にCDを置くというのでしたら、本も一緒に置くことはどうやっても出来ないのでしょうか。
- 今まで先生の漫画が好きで読んでいた娘のような読者には配慮はないのでしょうか。
【上記ツイートのスクリーンショット】
※母親の意見に対し、種村氏は次のように返信
種村氏(母親宛)
- 了解しました。色々と不備があり、申し訳ありませんでした。
- 本については私だけの判断では今すぐに結論は出せませんので、しばらくお待ちいただきますが、
- 前向きに検討させていただきます。その場合、ツイッターや『有菜日記』というブログにてお伝えします。
【上記ツイートのスクリーンショット】
※こうして、この読者母親と種村氏のやり取りは終了した。
※一連のツイッター上でのやり取りを読めばわかるが、コミックマーケットは小学生が保護者を伴わずに行ける場所ではない。
種村氏も、その認識が甘かったことをツイートで謝罪・訂正している。また、公式サイトへ「小学生児童は保護者同伴」の旨を明記するとしている。
ここで問題となって来るのは、「少女向け漫画のコミックス上で、CDと冬コミ限定おまけ本のCMをしたこと」である。
種村氏の漫画が載っている雑誌は、少女向け漫画雑誌・りぼんなのだ。
氏のコミックス柱に書かれたCDとおまけ本のコマーシャルを読む人の中には、
コミケがどういう所かを知らず、おまけ本欲しさに「行きたい」と思う子供や、同人誌事情に明るくない親もいる。
この母子は幸いにも、ツイッター上で種村氏へ直接質問したことにより最悪の事態…小学生児童単独でのコミケ参加 は避けられた。
しかし、身近にネット環境が無くコミックスを購入した子どもは、
いくら公式サイトやツイッター・ブログ等で、「危険なので保護者同伴で~」と訂正し呼び掛けようと、その呼び掛け自体を知りようも無い。
※余談ではあるが、その後も母親は第三者との会話の中で、納得できない部分について少し触れている。
第三者(母親宛)
- 突然のリプ失礼致します。私も同意見で
- 『会場に買いに行けない小さなファンの子達の為にも本の通販もご検討頂きたい』と先生にお送りしましたがご返答頂けませんでした…
母親(第三者宛)
- こんばんは。さっき勢いで書いた返信のことですね;ちょっと後悔したんですがでも本音です。
- 小学生向けの雑誌で書いてきた話の番外編みたいなのが載ってるんですよね?
- それが読者が買いにいけないところでしか売られないって、なんだか納得しかねます。。
第三者(母親宛)
- 追記としまして、CDはあくまで『委託販売』という形なので
- CDに本を付けての販売は書店さんからNGされる可能性も御座います。ですが、CDと本、別々の販売であれば納品出来ると思います。
母親(第三者宛)
- 委託販売、というのはよくわかりませんが。。。プロの人気のある漫画家さんが書いた本を
- 置いてくれないお店なんてあまりないと思うんですが、そのへんよく知らない人間の浅い考えかな?;
- 娘大泣き中です。 さすがにこたえます;;
第三者(母親宛)
- 全ての商品ではないですが、同人誌ショップ等での委託販売(通信販売)もありますので、
- そちらを待ってみるのも手かと思います。
母親(第三者宛)
- 再びありがとうございます。ただ、娘が欲しがっているのは漫画が載っている本なのです。
- これはお店ではつかないと先生からお返事もらったので、仕方なく買いに行かせようかと思ったのです;
- 一緒に売ってくれたら何も問題なかったんですがー;;
【以下は、この騒動における母親の発言ツイートのみを抜粋したもの】
※クリックで拡大
この母親が、コミックマーケットや同人誌等の知識に明るくないことがわかる。更にはアニメイトでの委託販売を一般書店での販売と思っている節も…
最終更新:2011年07月24日 22:08