桜井メイル

「だから……無事に帰ってきてね!」

【名前】 桜井 メイル
【読み方】 さくらい めいる
【分類】 登場人物
【アニメ版CV】 水橋かおり
【所有ナビ】 ロール
【登場作品】 全て
【海外名】 Mayl Sakurai
(メイル・サクライ)

【詳細】

光熱斗の隣の家に住む幼馴染で、本作の全編を通してのヒロイン。
熱斗とは学校とクラスも同じで、同じクラスの大山デカオ綾小路やいととも仲が良い。

持ちナビのロールと同様、オペレーターである彼女も思いやりに溢れた優しい性格で友人も多く、たびたび危険な目に遭っている熱斗のことを常に心配している。

メイルが作品ごとに渡すロール系のナビチップは、彼女が「熱斗に無事であってほしい」という願いを込めて渡しているもので、攻撃と同時にこちらの体力を回復する珍しい効果を持つ(攻撃パターンや回復量は作品によって変動)。

ちなみにロールは全作品皆勤のナビであり、バトルチップとしても皆勤なのだが、実際にメイル&ロールのペアと戦うことができるのは「4」のみである。*1
「4」で戦う事になった理由は本人は「秘密だ」と言い語ってくれないが、すぐにやいとから「誰かさんに守ってもらってるから、いつか誰かさんを守れるようになる強さが欲しい」からだと語られる。

なお、当の誰かさん本人は誰の事なのかナビに尋ねていた
流石のロックマンも「熱斗くん、鈍すぎるよ!」と苦笑い。どっからどう考えてもあなたです…
しかも、やいとから「だ・れ・か・さ・ん」と念押しされていてこれである。流石に気づけよ!

普段は2階建ての一軒家に一人でいるが、公式設定によると両親は海外に頻繁に出ているため、基本的に家には不在らしい。
(「5」のパストビジョンでも「アメロッパ語が聞こえる」と出てきたり、メイルの両親の知り合いの外人がいたりする)
他の家族も存在が確認できないため、一人暮らしをしている可能性が高く、熱斗の母も彼女のことは気にかけている。
メイル自身も熱斗の母親を「おばさま」と呼んで慕っており、熱斗の母親から料理を教わったりしている。

熱斗に対して淡い恋心を抱いているが、照れが優先されるのか彼女の性格からか、本人を目の前にすると素っ気ない対応をしがちである。
それでも熱斗をデートに誘ったりとアプローチは多いのだが、熱斗が恋愛に疎いため、素っ気ない対応が返ってくることが多く、作中では何かと報われていない。
「4」では念願叶って熱斗とのデートが実現している。

「バトルチップGP」ではそんなメイルの苦悩を垣間見る事が出来る。
…独白が妙にポエム調でギャルゲーみたいな雰囲気で、何かと熱斗を意識した内容から「熱斗依存症」とネタにされたとかされてないとか
ここでは熱斗を驚かせるのも兼ねて大会に参加するが、前日に雨が降っていた中、熱斗が傘をメイルに譲った事が理由か熱斗が風邪を拗らせてしまい大会を棄権、メイルがその事を気に病む一幕もある。
炎山の言葉もあってか大会を勝ち進む内に熱斗が見てきた世界を自分も見てみたいという想いも強くなり、その想いが通じたのか最終的に決勝で見事炎山を下し優勝を果たした

熱斗が良くネット犯罪に関わることが多いため、メイル自身も何かと事件に巻き込まれることも多い。

完結作である「6」のEDでも自身の夢について熱斗との結婚をほのめかしていたが、エピローグの20年後の世界では本当に熱斗と結婚していた。
20年経っても相変わらず朝に弱い熱斗を叩き起すなど、世話焼きな性格は相変わらずのようである。

どうやら熱斗の家に嫁いだらしく、会話から熱斗は相変わらず尻に敷かれていることが窺える。
すでに小学校に通う年齢の来斗という一人息子も授かっている。

エグゼ1~3時点(小学校5年生時)での身長は143.7㎝で、実は熱斗よりも少し高いのだが、外見上は髪型の差で熱斗の方が身長が高く見える。
ちなみに熱斗は142.8㎝、デカオが152.9㎝、やいとが115.3㎝。

幼少期の設定イラストでは既にロールのナビマークを象った髪飾りを付けているが、ロールがいつからメイルのナビだったのかは不明。
熱斗の方はロックマンが開発途中であったため、設定イラストではバンダナにナビマークはついていない。

ちなみに、『1』ではメイルの電子ピアノから(メイルの家のモデムやサーバーの類をパソコン代わりにインターネットに繋いでいたのだろう)メイルの家からインターネットにアクセスする。
『1』で電源が入っていなかったメイルのパソコンは「2」からアクセスできる。
逆に、この電子ピアノは「2」では独立した電脳世界で、シナリオを進めないとプラグインできない。「3」では電源を切られておりプラグインは一切できず、「4」からはピアノはオミットになった。

ストーリー上はメイルのピアノ披露シーンはボツになってしまったが、一応はメイルはピアノが趣味らしく、「1」の電脳背景にはベートーヴェンのテレーゼのために(伝エリーゼ)の楽譜が描かれている。(この曲は保育士レベルで、ピアノ曲の中では易しい方。)

アニメ版ではアクセスの初デート回で幼少時相合傘を描いたおませさん要素もあったが、原作では幼少期の熱斗との仲は不詳。原作アニメ版ともに、メイルが熱斗に惚れたり惹かれた理由も不詳のままだった。*2

アニメ版でも無印から「BEAST+」までレギュラー。
原作と比べると「熱斗を尻に敷いている」「ややツンデレ気味」の要素が強めに出ているが、彼との関係はいたって良好。

ゲームではストーリーそのものには大きく関わらなかったが、「Stream」ではデューオの紋章に選ばれるという大抜擢を受けることになった。
熱斗に守られてばかりではいられなくなった「4」のように、並んで戦えるようになった点では喜んでいたものの、
そもそも彼女はごく普通の小学生であって*3、地球の危機というトンデモ鉄火場に放り込まれるハメになったのは内心望んでいなかった模様。

「BEAST」でもゾアノダークマン戦後に出現したフォッサアンビエンスに巻き込まれ、ビヨンダードに連れていかれるなど、強い仲間には恵まれているが本人的には割と不憫な展開が多かった。

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最終更新:2024年03月18日 15:51

*1 レッドサン版でしか戦えないので、ブルームーン版はレッドサン版との通信を利用しない限りはシリーズで唯一ロール系のナビチップを入手できない作品となる。

*2 これに対しロールは、ロックマンが原作とアニメ版で誕生経緯が異なる都合で、原作ではおそらくはオペレーター両者幼少期に出会ってから相思相愛と見れる一方、アニメ版はファイアマン戦に圧勝したところに一目惚れ以降ベタ惚れといった流れ。もっとも、原作でもアニメ版みたいに、出会ってからどこかでロックマン活躍シーンにゾッコンもあったかもしれないが。

*3 同年代で見ても、熱斗と炎山はネットセイバー、ディンゴとジャスミンは野生児で体が動くなど、メイルの一般人感はメンバーの中でも際立っていると言える。