オリヴィア・エスメラルダ

「回る、回る……車輪は回る。くるくる回る。運命はくるくる回る」
「お願いだから、わたしより先にいなくならないで。お願い、だから」
「わたしの友達を殺らせはしないっ!」



基本情報

氏名 オリヴィア・エスメラルダ(Olivia Esmeralda)
性別 女性
年齢 不詳(エルフ化の時点では18歳)
身長・体重 162cm/?kg
戦闘スタイル 魔導弓術、精霊魔術、近接剣術
技能 弓術SR4・魔術SR4・剣術SR2
ライセンス Sクラス(C.A.A.C.E.)
席次 10:運命の輪
イラストレーター 葵 束
一人称 わたし
●略歴


 ブリテンのウェールズ出身の元人間。後述の理由によってエルフにさせられてしまった不運な人間である。
 元は近くの街の対魔獣の自警団の一員であったが、24年前のティターニアカーミラの争いの調査中に、ティターニアによって戦力としてエルフにされる祝福呪いを受けてしまう(いわゆるエルフ症候群であるが、かけた者がティターニアのために非常に強い力を内包してしまっている)。
 協力する代わりに争いが一時的にでも終われば元に戻すという約束であったが見事反故にされ、エルフの森に移り住むことを拒み街に戻ったものの、さすがにエルフの耳は目立ち奇異な視線を受け続けることになった。

 元々は明るい娘であったが、前述の事件や自分を置いて先に知人、友人が亡くなってしまうことに耐えられず、故郷を離れ欧州本土へ移動。
 こちらでも数年点々としたが、C.A.A.C.E.所属のガブリエラ・メリクリウスとの邂逅が彼女の転機となった。
 彼女の勧めでC.A.A.C.E.に所属の上、数年後に第二次ソフィア体制にてC.A.A.C.E.上層機構「円卓」に選出。「10:運命の輪」に座すことに。
 もっとも、これは「聖騎士団」でのトラブルがあったことを回避する目的でもあったが、「円卓」のメンバーはオリヴィアに奇異な視線を向けるどころか、好意的な関係を持ってくれたこともあり、彼女にとっては安寧の場所となっている。
 ただ、それでも時折見せる憂いは隠すことができていない。

 ガブリエラは彼女にとって親友であり恩人とも言える存在(とびきりの変態だが)
「円卓」のメンバーも前述のとおりであり、特にユーリ・オルブライトカーレーン・リーブラアリーシャ・オルブライトと非常に仲が良い。

 鎧装はほぼ黒に統一されたスタイルで、エルフとして若干肉体強度は人間時よりも劣るためにその辺りの補佐など様々な機能を有している。
 オプション装備としてゴーグルを装備することもあり、敵の位置や情報共有を魔術以外で行うようにしたりもしている。

●戦闘スタイル


 彼女はアンジェラですら使えない唯一の飛翔魔術の使い手で、それを用いることで基本的にチームよりも単独行動での支援戦闘が主。
 ただし、単独支援となることで危険性が高いこともあって、元々人間の頃に習得していた剣術用に細剣も念のために所持している。
 魔導弓による大量の矢嵐での広範囲の面制圧に長けており、狙撃の腕も優秀。矢が魔力によって生成されているために抵抗などによって狂いづらいのも強み。精霊魔術も源が源なため、高等なものまで行使可能であり彼女自身の単体戦力としては非常に高い。
最終更新:2024年05月02日 23:43
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