虚淵玄

うろぶち げん

情報

主なメイン執筆特撮作品:

特色:

  • 父親が俳優、母が声優、祖父が小説家という芸能・クリエイター系の家系に育つ。
  • アダルトゲームメーカー「ニトロプラス」所属のライターで、現在も同社の取締役を務める。
  • 当初は自社ゲームのシナリオを担当していたがやがて深夜アニメを中心とした外部の一般作担当が増え、「魔法少女まどかマギカ」で一般的知名度を上げた。
    • 今後アダルトゲーム仕事は別名義になるようである(2015年現在進展無し)。
  • 「キャラが各自勝手にドツボにはまる」と称されるようなバッドエンド傾向が多いのが特徴。自分でもこの傾向は悩みの種だったらしいが最近はある意味開き直っている。
  • エロゲメーカーでありながら性描写を二の次にしてまでバトルや難解な設定、漢くさい世界を描いたりの常習であるニトロプラスらしく、作中にも銃や兵器、カンフーなどがよく登場する。
  • 自分の作風に対するこだわりは一見強そうなイメージも持たれるが、自社の取締役という経営陣としての考えも持ち合わせるため、営業上の理由等で納得出来れば設定等の変更は柔軟に受け入れる部分もある。
  • ニトロプラスが展開したブラスレイターのアニメ版においては小林靖子をチーフライターに迎え、自身はシリーズ構成として共作していた。
    • そのブラスレイターで小林靖子に前半の流れを見て「板野監督も虚淵さんも、男を書かせるとカッコいいんだけど女が立ってないよ」と指摘されたという逸話があるが、これはある女性キャラの後半の成長を見せるためにあえて前半は監督の指示でこうしていたとのこと。この女性キャラはもともと前半で死亡する予定だったための齟齬である。
  • 「まどか」が仮面ライダー龍騎の影響を指摘されることがよくあり、本人もライダーシリーズからの影響はある程度認めている。仮面ライダーシリーズへの執筆を希望する発言も度々しており、仮面ライダーフォーゼの脚本を担当するガセネタが流れる事もあったが、武部直美との共通の知人である声優杉田智和の仲介により仮面ライダー鎧武でついに念願を果たす*1
    • 1期を意識した展開が多い反面、主要オーバーロードが前作の仮面ライダーウィザードの幹部ファントムと色とそれに対する立ち位置が類似(愛する者を蘇らすトップ、野心家、戦闘狂)していたり、「BLACK」終盤の敵組織における本格進行による街の世紀末的展開や「RX」の橋を介する街の封鎖など、昭和シリーズや平成2期からの影響も見られる。
    • 今までの作品に見られたキャラの残酷な死亡退場などの展開も健在ではあるが、それでも時間帯や対象年齢の制約は意識していた模様で従来の作品からすると自重している部分もある。事実今回の死亡したキャラは殆どが敵キャラで味方組の死亡したキャラは殆ど存在しない。
    • 「鎧武」までは実写未経験であり、そのために実写の様々な制約や東映特撮の非常にタイトな脚本スケジュール(アニメでは遅くとも半年前に納品するのが恒例だが特撮では3ヶ月前に依頼される例もある)に戸惑ったことも語っている。その点は演じるキャストや各話監督にフォローされた部分もあったようである。
  • 難解な題材を扱う作品を書くことが多い反面、あまり題材について調べることは少ない模様で鎧武で「セイヨウタンポポのせいで日本在来のタンポポが駆逐された」という誤った情報を流してる。
    • この以前からもまどマギにおける「エントロピー」やPSYCHO-PASSの「サイコパス」など、あまり現実世界との照らし合わせや考察を行わずに作中用語を作っている可能性がある。
  • 書籍『語ろう!555 剣 響鬼』にて井上敏樹との対談が掲載されたこと。
    • 同対談は『ヒーロー、ヒロインはこうして生まれる アニメ・特撮脚本術』にも収録されている。
  • Twitterでの発言などから批判されることも。
    • ちなみに、この発言は『スマイルプリキュア!』の悪役が「バッドエンド王国」という組織で、彼の作風に前述のバッドエンド傾向が多いことからされたものと思われる。
  • 元々の評判故に「鎧武」の展開を良かろうが悪かろうが「さすが虚淵 」「虚淵なら仕方ない 」と多く言われるが、議論にならず乱発されるなどして一部のファンからあまり好ましく思われていない。
  • 「鎧武」の後には東映アニメーション「楽園追放」を担当。
  • アニメ界では「魔法少女まどかマギカ」の大ヒットにより、多くのファンを獲得すると同時に、その衝撃的な内容に多くのアンチを持つ存在となった。そんな彼が特撮に進出したことにより2ch特撮板では別の界隈からも多くのファン&アンチが殺到し、混迷を極めることになった。

小林信者からの扱い:

  • 賛否両論なのをいいことに、小林批判の流れを強引に虚淵叩きに持っていくことが多い。
    • 小林アンチスレにも乗り込み虚淵アンチに誘導しようと試みる。
  • 鎧武のメインライターに決定した事で叩かれる可能性が高まったがアニメなどでついた信者も多いライターなだけに小林信者との戦争も予想される。
    • トッキュウジャーの脚本が小林に確定したため、虚淵叩きはより激化するものと思われる。
  • この脚本家に元々ついていた虚淵アンチに便乗する形で「鎧武アンチスレ」や「仮面ライダー鎧武から虚淵を除名させるスレ」(現在は「二度と虚淵&ニトロプラスが特撮に来ないよう祈るスレ)」で暴れている。そのためかつてない勢いで両スレは伸びることになる。
  • 専門誌バレで鎧武最終話の脚本を担当しないことが確定したことで、「ブラスレイターの二の舞」「また虚淵は逃げたのか」等と波紋が広がっている。
    • ただし、鎧武最終話は本編終了後の後日談であり、実質的な最終話はその前話である。
  • アンチの勢いはすさまじく鎧武アンチスレは従来のアンチスレとは桁違いの伸びを見せた他、さまざまなスレに出没し荒らすなど特撮板の従来のアンチをはるかに凌駕する活動ぶりを見せ多くの特撮住人の不興を買うことになった。




コメント:

  • この人は決して全部がシリアスで殺伐とはしてない事をわすれず ガルガンティアがその例 -- 名無しさん (2014-12-27 11:10:20)
  • 楽園追放とか清々しいくらいド直球な王道SFだったしな -- 名無しさん (2015-03-07 01:09:27)
  • アニゴジはイマイチだったが、サンファンは安定して面白い。やっぱり深夜枠でこそ本領発揮する人だな。あと、あまり話題にならないがサブで参加したコンレボでも良い仕事してたぞ -- 名無しさん (2019-05-24 19:51:31)
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最終更新:2019年05月24日 19:51

*1 ライダーファンの変化によるファン層狙いや、「まどマギ」や「デモンペイン」「ガルガンティア」のスパロボ参戦などのバンダイとニトロプラス協力も少なからず影響してると思われる