Mrs・ラブクラブ

♪夜には遠い 闇を見ましょう
  刹那より深い 哀しい女の夢の中に……


9/27日・月城有子の作ったダメージ部位に、日向未来の≪月装≫を貫かれ、消滅!!

名前 Mrs・ラブクラブ(ミセス・ラブクラブ)
性別 女性
年齢 49
身長 161cm
体重 58kg
陣営 有志魔獣・(中~下位魔獣)


容姿

人間形態は妙齢の色気たっぷり娼婦風。

Fカップがこぼれおちそうなドレスを纏う。みずみずしい太ももは際どいところまでスリットが入り、
下着の類は一切着用していない。
資源の乏しいこの世界で、高価な深紅のマニキュアや、つけまつげなどフル装備している。

怪人化すると巨大な紫色の蟹の容姿となる。

能力

 カニ怪人化する能力(本人的には「ヒト」に成り済ます能力)。
 カニ怪人時は身体は全長全高さ5メートルの蟹の魔獣となる。
 怪人化した部分の皮膚は堅くなり、鋼鉄並みの堅さに。
 雷撃や斬撃や銃などは達人級の攻撃でもない限り無効化できるが、一方内功破壊や衝撃、火炎属性などには弱い。
 巨大な左ハサミは刃渡り3メートルにもなり、電信柱程度の鉄筋コンクリートを瞬時に切断できる。
 動きは鈍く、また近接されると弱い。
 猛毒性の強酸泡を吐く事が出来るが、泡を吐くのは最後の手段。
 水・毒・氷属性には強いが、火炎・熱・乾燥が弱点。
 横移動得意だが縦移動は苦手なのは、なぜか人間形態でもそうなる。
 また、しばしば自分の産み育てた子魔獣(魚人のような恰好)や、アコースティック楽隊をひきつれている。
 彼らを戦闘員のように使役し闘わせる事もある(フレーバーに近い物で、ほぼ一撃でやられる最弱クラス)。

戦闘術

 基本的に魔獣の中でも戦闘力は低い方のため、人間に化けて男性に近づき、油断させてハサミで攻撃する。
 あるいはホームグラウンドに誘い込み子魔獣らをけしかけるなどと言った変則技が多い。
 全変身をするのは稀であり(メイクが落ちるから嫌なため)、たいていは左手だけ人間化を解除して巨大ハサミで攻撃する。 
 全変身すると理性を失いがちのため、堅い装甲まかせで力攻めというパターンになるようだ。

武装

 とくになし。

概要

 夜に落ちた元人間。
 魔獣本来の破壊衝動より、性への欲求が強く、生殖のため男を中心に殺害してはその精を吸い、ザコ魔獣を沢山はらもうとしている。
 だが、本人としてはザコよりも強い魔獣の母になるべく、≪焔装≫を操る強い男を求め、娼婦のフリをしては徘徊している。
 どうも人間だった時代の未練が、その性への強い原動力となっているようだ。
 ちなみに、妊娠期間は2時間ほど。卵で出産し、ザコ魔獣を大量に産むが、出来の悪い子どもは自らが食べてしまうためそれほど子どもが多いわけではない。

 この世界で数少ない歓楽場・秘密クラブ【エヴァー・ディープ】の女主人であり、
 ≪都市≫での生活に息のつまった男たちや、力もなく知性だけ高いモドキ魔獣たちが、性への癒しを求めて集う店を運営している。
 ここには、タバコや密造酒、薬物など粗悪だが危険な嗜好品もそろえてあるようだ。

 彼女はここで、≪焔装≫を操る強い男が来るのを待っている。

備考

 おっぱい

来歴

+ 9/24 【≪エヴァー・ディープ≫の娼婦とサムライ】
 六通りの刀を駆使する≪月装≫武士・司馬重座右衛門道真は闇夜で立娼婦・Mrsラブクラブに遭遇する。
 正体に警戒しつつもラブクラブの招かれるままアンダーグラウンドの秘密歓楽クラブ【エヴァー・ディープ】にいざなわれる。
 酒を注がれながらも武士はふと饒舌になり、自らを≪月装≫使いである事を看破される。突然の娼婦の攻撃を見きり防御するも、そこは彼女のホームグラウンド自己紹介がてら歌いだす。
 だが娼婦は≪焔装≫使いを求めていらしく、武士は眼鏡にかからなかったようだ。自らの不利を悟り、武士は地下クラブを去って行った。

+ 9/26 【喘声と無粋な男】
 人になりすました魔獣・田村は都市の廃ビル群を歩いている。
 そこに、廃ビルの中から男女の交わる声――それは次第に男の悲鳴に変わり、中から出てきたのは娼婦風の女・ラブクラブ。だが、田村には彼女が魔獣である事がわかった。
 ラブクラブはまさに今、男を"喰らって"いたのだった。
 ラブクラブは田村の接近を「男が寄ってこなくなるから」と嫌い、その性格やファッションセンスのなさ、無粋さを責め、ハサミと化した手を首筋にあてがい退散するよう脅す。
 田村は汗一つかかずひょうひょうとその場を去って行ったのだった。

+ 9/27 【痛々しいラヴ】
 魔獣との戦いに傷ついた日向未来。そこに出現したのは宵闇の娼婦・ラブクラブ。
 ラブクラブは彼女を挑発し、対峙するが、それを見ていたのは≪月装≫のガンナー。月城有子であった。
 本調子でないながらも気合いの一閃を繰り出す日向だが、ラブクラブの堅い装甲を断ち切れない。しかし有子の弾丸がラブクラブの頭部を撃ち抜くと、娼婦は本格的に全身を怪人化。蟹の大魔獣と化し、二人の前に禍々しい姿を見せつける。
 日向が囮となり、有子が渾身の最大火力をラブクラブの後頭部にヒットさせるも、ほぼダメージはなく、絶体絶命のピンチを招くが――僅かな外甲の破損から弱点部位を見出した両人。有子が決死の特攻と、最後の力を出し切った日向の突きが、弱点部位を貫く。
 元人間だったラブクラブは老婆の姿に戻りながら、
「私は知性ある魔獣の中では、最弱……私をしのぐ魔獣は山ほどいる」
 と絶望的な言葉を吐いて、消滅。
 能力で劣る≪月装≫の二人は、見事な連携と決死の覚悟で、見事大型魔獣を征伐する事に成功した。
最終更新:2014年09月28日 14:07