ジョセフ・シェーンハウゼン

「死にたくねーなら戦うしかねーよなー、って感じだぜ」

名前 ジョセフ・シェーンハウゼン
性別
陣営 人間(焔装)
年齢 21

【能力】Dead And Alive
“死への恐怖”と“死への渇望”から生まれた焔装。三つの『呪い』から成る。
1:怪我や身体の欠損では死なず生き続ける。痛覚は通常通り。切断等の部位の切り離しは直後に繋がる。
2:自傷したとき、範囲内にいる相手にも全く同じ傷を同じタイミングでつける。範囲内にいればどのような状態の相手にも必ず傷が発生する。
自分の指を切り落とす等の、身体部位の切り離しを行った場合、ジョセフの部位は1の通り繋がるが相手は通常通り切断される。
3:2でつけた傷の箇所を攻撃したら相手は死ぬ。

自傷のための手段として、槍、ナイフ、針を所持している。

【容姿】
紺色の短髪、東洋人と西洋人のハーフで目鼻立ちのはっきりした顔。自傷のせいで所々に穴や切り跡のあるぼろぼろのジャージを着ている。
また、体中のあちこちに能力のせいで生傷が絶えず、全身包帯まみれ。この包帯を巻き付けて槍を背負っている。

【詳細】
普通の家族と普通の環境出身。元自警団員で、数年前に訪れた《夜》のせいで家族を全員失い、その後自警団に入っていた。
いつも笑顔と軽いノリの絶えない明るい男で、女性を見つけては口説きついでに声をかけている。だが、焔装が発現したことから分かる通り明るさは表面的なもので心の奥底には死に対する恐怖と渇望が渦巻いている。
家族が死んだときに隠れていたせいで一人生き残ってしまったことで「死にたい」という気持ちが、魔獣や夜への恐怖から「死にたくない」という気持ちが共存している。
表向きには「死にたくない」という主張の元に周囲を励まし、また死なないため=《夜》に打ち勝つために戦いに出るというが、その戦い方は自らの傷を顧みない勇敢なようで無謀なもの。
能力を利用した賢い戦い方のように見えるが、死なない能力を持つ彼が唯一死ぬのは焔装による魔獣化である以上、戦いに出ること自体に矛盾がある。
死に最も近づく戦いは彼に奇妙な興奮と安心感を与え、戦っている最中の彼は平時と変わらないような――あるいはより狂気的な――明るさを持ち笑みを浮かべる。
更に、戦いに打ち勝つ毎に“死ななかった”という結果がまた彼に安堵を与え、それがまた彼を戦いへと駆り立てている。
彼自身は自分の本当の欲求とその矛盾に気がついていない。
自警団に入っていたのも周囲には家族を殺された恨みや《夜》を倒すためだったと言うが、実際は前述の通り戦いに参加するためであった。
最終更新:2014年10月04日 15:53