ゆっくりいじめ系839 赤い靴

※れいむを多少愛でますが、それ以上に無意識に虐待します。



ゆっくり童話シリーズ 第一回 「赤い靴」

あるところにれいむという名の若くてかわいいゆっくりがいました。
れいむは、すっきりー!しすぎて腰を痛めたおかあさんありすのためにまいにち食べ物を探しにいきます。
ですが、若いゆっくりに2匹分の食料を集めることは出来ません。
しかたがないので自分の分を巣の外で食べ、残ったほんの少しの食べかすをおかあさんありすに持って帰ります。
おかあさんありすは栄養が足りなくて日に日に弱っていきます。
痛めた腰も直りません。退屈紛れに泥団子で作ったまりさとすっきりーしようとするせいです。
ある日、れいむはおかあさんありすに言いました。

「れいむもおおきくなったから、ごはんがたりなくなってきたよ。
 れいむはあたらしいおうちをさがしにいくけど、うごけないおかあさんはここでゆっくりしていってね!」
「どう゛じでぞんなごどい゛う゛の゛おおお!!!!いっじょにすっぎりじょうよおおおおおお!!!!」

おかあさんありすは別れを惜しみますが、れいむの足を止めることはできません。
無理をして飛び跳ねたので、着地したときに腰が破けて中のカスタードクリームが勢いよく飛び出します。

「ゆぎゃああああああああ!!!ずっぎりじずぎだげっががごれだよ!」

その言葉を最後におかあさんありすは動かなくなりました。ですが、れいむはもう巣から出て行った後でした。


巣を出たれいむはもっと食べ物があるという人間の町に行くつもりでした。
それはおとうさんれいむが生きていたころにお話してくれたとてもゆっくりできる場所です。
途中で出会った子まりさや子ありすをおやつにして、れいむはようやく町にたどり着きました。
地面が土から大きめの石になっていましたが、若くてぴちぴちなれいむのお肌はその上でもゆっくりできます。

「むーしゃ、むーしゃ。しあわせー♪ゆっ!ゆっくりしてたらまちについたよ!さすがれいむ♪とってもゆっくりしてるね☆」

もう夕暮れ時なので、見える範囲には殆ど人間は居ません。
れいむは町に着いたらおうちと食べ物がすぐ見つかると思っていたので、自然と喜びの声が出てしまいます。

「ゆ~ん、ゆ~ん。かわいいーれいむの、おうちとごはん♪ま~ってーてねー。」

気持ちよく歌いながら歩いていると、近くの窓から頭と骨だけになった生魚が飛んできました。
べちっ「ゆぶふっ!?」
れいむはその勢いで路地へと転がります。ころころ。

「れいむにぶつかったわるいこはおしおきだからね!いますぐあやまってね!」

魚はなにも答えません。死んだ魚の目でれいむをみつめるだけです。

「ゆ!はんせいしないなられいむにもかんがえがあるよ!・・・むーしゃむーしゃ・・・い゛だいいいいいい」

謝らなかった悪い魚はれいむにたべられてしまいました。
ですが、そのするどい骨はれいむの口の中に深く突き刺さってれいむをくるしめます。
舌より奥の餡子に入ればすぐに骨は餡子になるのですが、刺さっているので飲み込むこともできません。
しばらく路地でぎゃあぎゃあと醜い悲鳴を上げていると、れいむに声をかける人間が居ました。

「あらあら、たいへん。あなたどうなさったの?」

それは丸い老眼鏡をかけた白髪のおばあさんでした。
助けが来たとれいむは喜んでおばあさんのほうへ駆け寄ります。

「ゆぎゃあああああああ!!!」

口の中に刺さった骨は飛び跳ねることによってより深く刺さり、れいむの餡子へものすごい痛みを伝えます。
大きく口を開けて叫ぶので、おばあさんも鷹の目(ホーク・アイ)で魚の骨を見つけました。

「すぐにとってあげますからね。ほら、大丈夫ですよー。」

やさしくれいむを抱きかかえるおばあさん。
れいむはようやく痛みから解放されると思って脱力しました。
おばあさんは裁縫が得意なので、刺さった魚の骨を抜かずに押し込んで背中から取り出します。縫い針みたいですね。
全部抜き終わるころにはれいむは静かになっていました。口から泡を吹いて安らかな顔で眠っています。
このままここに置いていくのもかわいそうだと思ったおばあさんは、れいむを家につれて帰ることにしました。

次の日、目を覚ましたれいむはとてもゆっくりしていました。
なぜなら、れいむが寝ていたのはとてもやわらかいクッションで、かわいい人形がいっぱいの部屋だったからです。
部屋の真ん中にはお皿が置いてあり、中にはクッキーが入っていました。
昨日はとても疲れたような気がしたのでれいむはそのクッキーを一息に食べます。

「むーしゃむーしゃ。しあわせー♪あまあま、おいしー☆おとうさんのいったとおり、まちはとってもゆっくりだね。くすくす。」

幸せそうな笑顔を浮かべるれいむを昨日のおばあさんが見つめています。
おばあさんは家族が居なかったので、クッキーをおいしそうに食べてくれるれいむを飼ってもいいな。と思いました。



れいむがおばあさんと暮らし始めて最初の日曜日、おばあさんはれいむに贈り物をしました。
それはとても綺麗な赤い布でできた靴でした。
町は石畳なので、全裸のれいむが飛び跳ねるには少々危険なのです。
靴を装着してもらったれいむは鏡をみて驚きました。
そこにいたのはれいむの赤いリボンとおそろいの模様が付いた靴のとてもかわいいれいむ。
”とーたるこーでぃねーと”とでも言いましょうか。
ゆっくりの丸い体の下半分を覆うその靴はすぐにれいむの宝物になりました。

「おばあさんありがとう!ちょっとそとのゆっくりにかわいいれいむのくつをじまんしてくるよ!」

言うが早いか、れいむは一人で飛び出します。
おばあさんの家は猫用のドアが扉に付いているのでゆっくりでも自由に出入りができるのです。
でていくれいむをおばあさんはゆっくりと見つめていました。

「あの子、一人で戻ってこれるかしら・・・まあ猫みたいなものだし、大丈夫よね。」


外に出たれいむは改めてみる人間の町の美しさに見とれてしまいます。
硬くてゴツゴツしているけれど跳ねやすい道。おばあさんの赤い靴のおかげで全く痛くありません。
いたるところに植えられた色とりどりの花。れいむのためにおやつとしていっぱい用意してあるのでしょう。
町の中心には大きな噴水がありました。れいむはそこでお水を飲みながら、靴を自慢するため他のゆっくりを探します。

「ゆぅ~ん。れいむのきれーなくつをみせたら、どんなかわいいゆっくりだってれいむにめろめろだよねー。」

一人で身をよじらせてクネクネしている様を人間がくすくすと笑いながら見ていますがれいむは気づきません。
夕方近くになって、ようやく路地裏からみすぼらしい姿のありすが噴水までやってきました。
れいむはおなかもすいてきたのでそろそろ帰ろうと思っていましたが、待ってましたとばかりに言いました。

「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりすっきりしていってね!」

ありすは発情ありすでした。ものすごい勢いで噴水まで駆け寄ると、噴水の淵に乗っていたれいむの所まで一跳びで上りました。
れいむはかわいいだけでなくかしこいれいむなので、ありすはおかあさんありすと同じようにすっきり中毒だと見抜きました。
ですが、ゆっくりそんな分析をしていてはありすからは逃げられません。

「はぅーん、あかいくつをはいたれいむはとてもとかいはだから、きれいなありすのおよめさんにしてあげるねえええ!」
「ゆ゛う゛う゛っ!みにくいありすはかわいいれいむとはつりあわないよ!
 かってにれいむにさわらないでね!ばかだね!どろにんぎょうとでもすっきりしたらいいよ!」

かしこいれいむもゆっくりなので自分が先程言った言葉も忘れています。
一方、ありすはきれいに着飾ったれいむにめろめろで辛抱たまらん!といった様子で強くれいむを押さえつけます。
ゆっくりが一匹乗るだけの幅しかない噴水の淵ではれいむはありすを振りほどくことができません。
間違って噴水に落ちればゆっくりできなくなってしまうのですから。
れいむはもぞもぞと抵抗にもならない力でありすを押し返しますが、それはありすを興奮させるだけです。

「まぁ!れいむはありすのためにじぶんでうごいてごほうししてくれるのね?いじらしいわああああああ!!!」

ありすは嫌がるれいむをお構い無しに責め立て、すっきりへの快感をむさぼっていきます。
れいむはなすすべも無く蹂躙される屈辱に、涙を流しながら耐えるしかありませんでした。

「んほおおおおおおおおおおお・・・・すっきりー!」
「・・・すっきりー・・・」

激しい野外プレイもようやく終わりを告げ、ありすは去っていきました。
自分さえすっきりできれば別に誰でもよかったようです。
取り残されたれいむは自分がすっきりー!させられたことによって子供ができてしまうことを悲しみました。
まだ若くてかわいいれいむなのに子持ちになったら自由などありません。
それどころか、できる子供の数によっては栄養を吸い尽くされてれいむは干からびてしまうかもしれません。
きれいな噴水に沈んだらゆっくりできるかなーと思って水面を覗き込んだときにれいむは気づきます。
水に映るれいむの頭には蔓は生えていません。おばあさんの赤い靴がありすの邪悪なすっきりー!から身を守ったのです。
むりやりすっきりー!させられた悔しさは残りましたが、れいむはまだゆっくりできるのです。
こんなすばらしい靴をつくってくれたおばあさんに、れいむはごほうびをあげたいと思い、いそいでお家に帰ります。


れいむは最初に町に来た日以来、ずっとおばあさんの家でゆっくりしていたのでどこがおばあさんの家かわかりません。
いつの間にか日が暮れて真っ暗になってしまいました。おばあさんもきっと心配してれいむをさがしているでしょう。
真夜中になってもれいむはおばあさんの家を見つけることができません。おばあさんは探しにも来ません。
人間の家は全部同じに見えるので、体当たりすれば中に入れる不思議なドアだと思って、れいむは何度も硬い扉にぶつかりました。
れいむはその度に、来客を確認しに開かれたドアによって顔面を強打しました。
もはやれいむの顔は凹凸がなく、絶壁といってもいいくらいに平らになりました。

「ゆぐぅ、こんなゆっくりできないおうちにはようはないよ・・・」

おなかもすいて、心身共にボロボロになったれいむは、ふらふらと町をさまよいます。
とりあえずゆっくりできるところを探して、ついにゆっくりできそうな丁度いい大きさの穴が、レンガの家の壁にあいていました。
しかもその穴からはとてもおいしそうな香りが漂ってきています。
その穴の横にはイスとテーブルがあり、それに登れば穴の前の足場までいけそうです。

「・・・あそこなられいむがひとりでゆっくりできるよ。さがしにこない、いじわるばばあもはいってこれないね・・・」

れいむは痛む体を早く休ませたい一心でイスを、テーブルをよじ登り、壁の穴へ飛び移ります。
べちゃん!
かわいそうなれいむは足を滑らせ、石畳へ落ちてしまいました。足の皮が破れ、そこから餡子がもれ始めます。
ですが、なんということでしょう!おばあさんの赤い靴は、れいむの足をきれいに包んでいるので餡子は殆ど漏れ出しません。
もはや悲鳴を上げるのも疲れてしまったれいむですが、硬い石の路上で眠れるほど田舎者のゆっくりではありません。
二度、三度と同じことを繰り返して、ようやく壁の穴までたどり着きました。

「もう、つかれたよ。かわいいれいむはこのおうちでゆーっくりしていってね。」

一人でゆっくりしていってねを言うと、れいむはおいしそうな香りの中で深い眠りに落ちていきました。


翌朝目が覚めると、れいむの足の傷はふさがっていました。おばあさんの赤い靴はれいむの命を何度もつなぎました。

「ゆっくりしたけっかがこれだよ。さっすがー」

喜びの声を上げるれいむ。と、同時におなかがなります。先日の昼食以来、水しか飲んでいません。
れいむは思い出したようにあたりを見回します。おいしそうな香りの出所を探しているのでしょう。
入り口は狭い穴でしたが、中は以外に広々としている一部屋の石造りになっています。
れいむはその穴の片隅に、平べったく焼けた物を見つけました。

「むーしゃ、むーしゃ。うっめ、まじうっめ、これちょwwwぱねぇwww」

はしたない声を上げてれいむはそれを食べます。食べます。食べます。

「ゆふーん。しあわせー!」

平べったいものを全部食べつくしたれいむはそのままとてもゆっくりして、二度寝を始めてしまいました。
余程疲れが溜まっていたのでしょう、その寝顔はだらしなく伸びきって、時々いびきのような音が漏れます。


熱い。れいむは足元から来るあまりの熱さに飛び起きました。
飛び起きたつもりですが、れいむは飛び上がることはできません。
なぜなら、れいむの足は既にこんがりと焼かれ、固まってしまっていたのです。
れいむの周りには、寝る前に食べた丸くて平べったいものが一杯置いてあります。
そう、そこは伝統のピッツァ窯の中。れいむはそんなものは全く知りませんが。

「ゆぎゃあああああ!ゆっくりしないでここをでるよ!!」

跳ねようと足に力を込めるれいむ。足はぴくりとも動きません。
(熱い、痛い、熱い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、いたいいたいいたいいたいいたいいたい・・・・)
深い眠りによって、れいむは起きるのが遅くなってしまいましたが、おばあさんの赤い靴はまだれいむを守ります。
熱く焼かれた石のオーブンの上で、れいむの足の皮が石に張り付いていないのは赤い靴のおかげです。
ただし、動くことができなくなったれいむにとって、それは何もありがたいことではありませんでしたが。

「どぼぢでれ゛い゛む゛のあじうごがな゛い゛のおおおおおおお」

れいむは泣き叫びますが、誰もその声には気付きません。そうしているうちにも、どんどんれいむは焼かれていきます。
足の皮が火ぶくれを起こし、爆ぜ割れました。
そこから、れいむの餡子が飛び出します。
けれど、おばあさんの赤い靴はれいむの命の餡子を外へ逃したりはしません。
ぱちん、ぱちん、ぱちん・・・・・

「ゆぎぎぎぎぎぎぎぎ・・・・」

餡子が沸騰して、皮が破れ、普通のゆっくりならばとうに原型をとどめていないでしょう。
赤い靴はとてもいい布でできているので、そう簡単には燃えたり、破れたりはしません。
おかげでれいむは全身がぐつぐつと煮えたぎっているにもかかわらず、まだ生きているのです!
ついにれいむの頭の皮が破れました。長い苦しみももう終わり。
しかし、赤い靴は形を変えません。熱によって固まった靴は、今や鍋のようです。
口も溶け、目も、髪も、リボンも餡子のスープに沈みました。
ですがれいむの苦しみは続きます。餡子はまだ一滴もこぼれていないのですから。




全身を、生きながらに焼き尽くされても死ねない事に、れいむは恐怖しました。
判るのは、窯の奥で固まっていた物のように、れいむはこれから毎日焼かれ続けるだろうということだけです。





参考文献:世界名作アニメ絵本14 赤いくつ

書いてるのがドン詰まりしたので気分転換です。カーレンタソの可愛さは異常。
シリーズとか書いてますが、続くわけが無いと思っている。
あと、この町はお年寄りばかりなので積極的にゆっくりを虐める人はいません。しかもズボラ。
羊の羽


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最終更新:2008年09月14日 09:05
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