ゆっくりいじめ小ネタ20 肉まん

今日も今日とて、ゆっくり達を可愛がってあげようと森に入った。
 入ったは良いが、なかなか見つけることが出来ない。
 たまには、こういう日もあるか、と納得させてもうちょっと粘ってみる。
 開けた場所に出たとき、数匹のゆっくり達が居るのが目に入った。
 よく見ると、二匹が三匹を追い掛け回しているらしい。
 なかなか面白い光景だが、それは俺の役目だと思い直し、そいつらに近寄っていった。
「う~、う~」
 追いかけていたのは、れみりゃ種のようだ。
 俺も見るのは初めてだが。
 なるほど、ふてぶてしい顔をしている。
 魔理沙種の図々しい様なのとは違い、なんとも我侭そうな顔をしている。
「楽しそうだね。追いかけっこしてるのかい?」
 逃げているゆっくりのうち、少し遠くに居た霊夢種に話しかける。
「ちがうよ、にげないとあのゆっくりにたべられちゃうよ! ゆっくりできなくなるよ」
 どうやら、れみりゃに食べられそうになっていたらしい。
 そういえば、れみりゃ種はゆっくりを食べると聞いたことがあるな。
 だから今日は、森でゆっくりを見なかったのか。
「そうかい。ちょっとまってな」
 そう言って、だんだんと近づいてくるゆっくりれみりゃの方へ向き直る。
 なるほど、同類を食べる側にいるから、あんなにふてぶてしい顔をしているのか。
 小学生のいじめっ子と同じだな、と思いながら、通り過ぎるタイミングを見計らって手をのばす。
「う~!?」
 俺を避けるように二手に分かれた瞬間、伸ばした『グー』の手に顔面ごと突っ込むれみりゃ。
 俺はその手の親指を立てて向き直る。
「よっし。俺がコイツにお説教しておくからお前達は逃げな」
 気分は、クールな俺かっこいい、だ。

「おじさん、ありがとう」
「これでゆっくりできるね」
「むきゅ~」
「おや、一匹ひどく疲れてるじゃないか? 大丈夫かい」
 これまた珍しい、パチュリー種だ。
「ぱちゅりーはからだ、よわいの」
 そういえば、ほとんど跳ねる事ができずに、半ば摺るようにして逃げていたな。
 それに、何時もこういう時は真っ先に逃げる魔理沙種が、パチュリー種に付き添うように
逃げていたのを思い出した。
「三人はお友達かい?」
「うん、まりさもぱちゅりーもともだちだよ」
「いつも、ぱちゅりーのことまってあげてるの」
「さんにんでゆっくりしてるの」
「そうか、二人とも偉いねえ。じゃあ、ここは任せて、どこかでパチュリーを休ませてあげな」
「うん、おじさんありがとう」
「「ありがと~」」
「ここから、東に行って森を出て、またちょっと行くと大きなゆっくり専門の施設があるから。
そこで見てもらうといい」
「うん。ゆっくりいくよ!!!」
 手がないので、代わりに何度も振り返っては、飛び跳ねている。
 何せ、天然ものだ、行ったら一応、看病はして貰えるだろう。
 未だ、気絶しているれみりゃを抱きかかえながらそんな事を考える。
 今日はコイツを見つけて、気分が良かったから、見逃してやろうかとも思ったがやっぱりやめた。
 それはもうキッパリと、魔理沙種が『おじさん』と言った瞬間に。
「う~?」
 どうやら、こいつらが目を覚ましたみたいだ。
「うー!うー!」
 どうやら、さっきの事を思い出したみたいだ。
 ステレオで聴くと無性にイライラしてくる。
「ごめんね。でもあいつらより美味しいものが家に有るんだ。連れて行ってあげようと思って止めたんだけど、
いらなかったかな?」
「んーん。いく~! うまうま~!!!」
「うー! うまうま」
 こいつらは上手く話せないのか?
 それでも、顔(しかないが)を見ると随分と嬉しそうだ。
「それじゃあ連れて行ってあげるよ。飛べるかい?」
「んーん。だっこだっこ~!」
 ……表情は笑顔のまま、(なんとか)家まで連れて行く。
 とゆうか、抱っこを知っているって事は、誰かに抱っこされたのか。
 随分と物好きな奴もいたもんだ。
「ここが俺の家だよ」
「うっう~♪」
「それじゃ、食べ物を持ってくるから待ってってね」
「うー!」
 椅子の上にれみりゃを乗せてその場を離れる。
 テキパキと準備をして部屋に戻る。

「う~♪ た~べちゃうぞ~」
「た~べちゃうぞ~」
 相当ご機嫌だ、そうでなくちゃ面白くもないが。
 後ろに回って準備していた手錠、片方が二股になっている特別製、れみりゃも羽の根元にかける。
「う? う?」
「さぁ、こっちだよ」
 また、苦労して二匹を連れて行く。
 まぁ、苦労するのはこれで最後だしね。
「う~♪ う~♪」
「うっう~、う~♪」
「は~い。ご到~着」
 連れてきたのはキッチン、美味しいものが有るって言ったからね。
「う~?」
「う~?」
「おいしいの食べたいかい?」
「う~♪」
「う~♪」
 いいかげんステレオにも飽きた。
 片方のれみりゃの手錠をを壁の輪にはめて固定させる。
 ついでに目隠しもしておく。
 んで、もう一匹のれみりゃの手錠をひっぱる。
「う~! う~!」
 当然、抗議の声をあげるれみりゃ。
 でもそんなのかんケーネ。
 これで、根元が見やすくなったんだ。
 一閃。
 ただの包丁で羽を切り落とす。
「う゛ーー!!」
 あはっ、お兄さんは嬉しくなるとつい勢いにのっちゃうんだ♪
 帽子を取ってまた一閃。
 こんどは目から上を一刀両断。
「っう。あう。ぅー」
 ワオ、中には美味しそうな肉まんの餡がいっぱいに入ってる。

「う~?う~?」
 おっと、余りにも楽しくてもう一匹の存在を忘れてた。
 さっきの悲鳴で戸惑ってるのか?
「なんでもないよ、自分で足をぶつけて痛がってただけだよ」 
 的確な言い訳を言って、固定をを外して、切り取った頭の所までもっていく。
「いいにおいだろ?」
「うっう~♪」
「ぅー。ぅー」
「……食べていいよ」 
 あはっ、言っちゃった♪
「う~!!!」
 むしゃぶりつく様に食べる。
 周りの皮もどんどん食べていく。
「おいしいかい?」
「う~。おいちい♪おいちい♪」
 ちかくでするゆっくりの悲鳴は聞こえないんだろう。
「うっう~♪」
 もうすこしで、食べ終わるというときに目隠しを外してやる。
 だって、こうしないと次から『コレ』食べれないジャン。
「どうだい、コレ、美味しかったろう。こんどからコレを食べるといいよ」
 わずかに残っていたのは、下あごの少しと、帽子と羽と、そして牙だけだった。
「うー! うーーー! うーーーー!」
 青くなって吐き出そうとしているれみりゃの口をホッチキスで留め、さらに水で捏ねて
上唇と下唇を同化させた後、ゆっくりフランがよく来るという木に手錠を固定して終了。

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最終更新:2008年09月14日 09:16
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