ゆっくりいじめ系897 戻るゆっくり

ある昼下がり
幻想郷の深い森の奥にある、木々の開けた小さな草原
その草原にゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙が二匹で寄り添っている
ゆっくり霊夢の下腹部は大きく膨れあがっており、出産間近であることが伺える
「ゆ~♪ ゆ~♪」
ゆっくりと体を左右に揺らしながらゆっくり霊夢は歌を歌う
「ゆ~ゆ~♪」
「すごいおじょうず!れいむはおうたのてんさいだね!」
隣の魔理沙はその歌に大喜びである
「おうたがじょうずなれいむは、きっといいおかあさんになるね!」
魔理沙のほめ言葉に思わず照れながら微笑むゆっくり霊夢
なんとも仲睦まじいやりとりである
そのまま夕暮れまでゆっくりすると、やがて二匹は巣へと戻っていった

「ゆ゙ぎぎ…!!」
その晩のこと、ゆっくり霊夢の陣痛がはじまった
「い、いたいよ…!ゆっくりできないよ…!!」
涙で顔を皺くちゃにして痛みを訴える霊夢
「ゆっ! れ、れいむ!ゆっくりしていってねっ!」
その声にゆっくり魔理沙はおろおろとする
しかしゆっくり魔理沙には声をかけてあげることしかできない
ゆっくり霊夢が陣痛を訴えてしばらくすると…

プシッ

巣に小さな水音が響いた
するとゆっくり霊夢の底部にある小さな穴、いわゆる産道からぬらぬらした透明な粘液が水溜り状に広がっていく
破水である
出産が開始されるのだ

ゆっくり霊夢は体を後ろに傾けて壁にもたれかかると、荒い呼吸で出産を開始した
「ゆぎっ! ゆぎっ!」
顔を真っ赤にしながら必死にいきむゆっくり霊夢、その顔は汗で湿っており額中にびっしりと血管が浮き出ている
その姿からは痛みの凄惨さが見て取れる
「いぎぎ…!ま、まりさぁ…!!」
「れいむ!がんばってね!げんきなあかちゃんをうんでね!」
ゆっくり魔理沙はゆっくり霊夢の傍で懸命に声援をかけつづける

しばらくするとゆっくり霊夢の産道周辺がヒクヒクと痙攣しはじめる
その痙攣にあわせて、普段は目に見えないゆっくりの膣孔が見えるようになる
膣孔からは、ゆっくり霊夢の呼吸にあわせて粘液が漏れ出している

ゆっくり霊夢の膣孔が菊紋を描くのを確認すると、ゆっくり魔理沙はその小さな穴を舐めはじめる
舌で刺激することによって、出産を促すのである
溢れる粘液を舐め取るように、中の粘液を吸いだすように、ゆっくり魔理沙はゆっくり霊夢の底部に舌を這わす
「ひぃ゙~ッ!!ひぃ゙~ッ!!」
「がんばってね!がんばってね!」
痛みのあまり泣きながらいきむゆっくり霊夢
ゆっくり魔理沙はゆっくり霊夢の為に懸命に底部を舐め続けた

やがてゆっくり霊夢の下腹部の膨らみは産道のほうに偏りはじめる
胎児が移動しているのだ
それにつれ産道周辺がこんもりと膨らみはじめる
「んぃ゙ぎッ!!んぃ゙ぎッ!!」
髪を振り乱しながらさらに強くいきむゆっくり霊夢
するとぴったりと閉じていた産道がミチミチと音を立てて開いていく
「ん゙お゙お゙っ!!」
開いた産道の奥にはゆっくりの赤ちゃんの顔が見える
「れいむ!もうすこしだよぉぉ!!あかぢゃんもはやぐでてきでねぇぇっ!!」
応援しているゆっくり魔理沙の顔ももう涙でぐしゃぐしゃである
「あ゙がちゃッ…!!あ゙がちゃッ…!!」
満身創痍のゆっくり霊夢
ゆっくり霊夢は白目寸前の目つきで口を大きく開け、荒く呼吸しながらうわ言のように赤ちゃんの名を叫ぶ

…と、すぐゆっくり霊夢の動きが止まった
凄まじい形相のまま固まったと思うと、プルプルと体を震わせはじめる
すると

ズポッ

と赤ちゃんが飛び出してきた
地面にぶつかってコロコロと転がると、

「ゆっきゅりしていっちぇねぇ!」

力強い声でそう言った

「……れ゙」
「れ゙、れ゙いむ゙ゔゔ!あがぢゃんゔまれたよおおっ!!よぐがんばっだねええっ!!」
「ゆ゙っぐりじでいっでね゙ぇぇぇっ!!」
「びぇぇぇぇぇっ!!」
これ以上の無い歓喜である
二匹は号泣しながら新たな命の誕生を喜んだ

生まれたのはゆっくり霊夢の赤ちゃん
まだ母親の体液で体がぬらぬらと光っているが、その姿はとても可愛らしく健康的である
好奇心旺盛に巣の周りをキョロキョロと見渡し、両親の姿を見つけると
「みゃみゃ、ぴゃぴゃ、ゆっくちちようね!」
と言って満面の笑みを浮かべてその場でピョンと飛び跳ねた
ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙は赤ちゃんに寄り添ってほお擦りをする
赤ちゃんはそれをくすぐったそうにしながらも受け入れた
だいすきなお父さんとお母さん、おいしいご飯に静かな森での幸せな生活…
その目はきらきらと輝き、将来の希望に満ち溢れていた
──バキバキッ
「ゆ?」
「なんのおと?」
その時突然巣の中に大きな音が響いた
ゆっくり一家は喜びの抱擁を中断し、部屋の周りを見回す
すると…

──バキッ!
ひときわ大きな音を立てたと思うと入り口の扉を突き破って何かが巣の中に飛び込んできた
人間の腕である
ゆっくりの巣を見つけた人間が、ゆっくりを捕獲しようと巣の中に手を伸ばしてきたのだ
「ゆ゙!?ゆ゙ゔゔ!!?」
「な゙に゙ごれ゙ぇえッ!!?」
巣の中に突きこまれた腕はゆっくりを求めて巣の中を激しく動く
勿論突然の侵入者に動揺したゆっくり一家は、それが何なのか理解することができない
「み゙ゃみ゙ゃぁああああっ!!」
生まれたての赤ちゃん霊夢は突然の衝撃とあまりの恐怖に泣き叫びながら盛大に失禁する
幸い穴が深かったため寸手のところで人間の手がゆっくり一家に届くことは無かった
それでも一杯に差し込まれた腕はゆっくりを探してバタバタと激しく動く
ゆっくり一家は壁際に固まって、その腕から必死に遠ざかる
ゆっくり霊夢もゆっくり魔理沙も何が起こっているのか理解できない
ただ、我等の巣が何かに強襲されているということだけは理解できた
「ごわ゙い゙よ゙お゙お゙お゙っ!!!」
「あ、あかちゃんはかくれてねっ!」
「れいむもあかちゃんもまりさがまもるよ!」
ゆっくり魔理沙は家族を庇う様に前に出て、辺りの餌やら石やらをその腕に吹きつけはじめた

「びゃああッ!!ごわいよお!!ごわいよおおっ!!」
ゆっくり赤ちゃんは恐怖した
ひたすら恐怖し続けた
まともな思考など働く余地が無いほど震え上がり叫んだ
危機から身を守らねば
隠れるところを探さねば
そうして赤ちゃん霊夢は隠れる場所を求め
先ほどまで自分が居た母親霊夢の産道にもぐりこんだ
「ゆ゙ゆ゙っ!?あかちゃん!なにしてるのっ!?」
今まで自分がずっと居た場所、一番信頼できる安全な場所
赤ちゃん霊夢が選んだのは母親の胎内だった
「ゆぐぐ!くるしいよ…!」
出産の影響もあり、ゆっくり霊夢の膣孔の皮は伸びきっていた為そこにもぐりこむのは難しく無かった

それから間も無く、ゆっくり魔理沙の善戦あってか腕の主は捕獲を諦めて巣から去っていった
しかし問題はそれで済まなかった
恐怖のあまり、赤ちゃん霊夢はゆっくり霊夢の産道にもぐりこんで出てこないのである
苦しむ母霊夢などお構いなしに、赤ちゃん霊夢は恐怖でガチガチと歯を鳴らしながら奥へ、さらに奥へと進んでいく
「ん゙ぃ゙ぃ゙!ん゙ぃ゙ぃ゙!」
「あかちゃん!もうだいじょうぶだからはやくでてきてね!」
ギリギリと歯軋りをしながら苦しさと痛みに耐えるゆっくり霊夢
ゆっくり魔理沙も必死に呼びかける
再び体積が増えた苦しさに、必死にひり出そうとしても赤ちゃん霊夢は抵抗して出てこない
再び赤ちゃんを包んだ膣孔は再度ぴったりとその口を閉じてしまっており
その穴からはただただぬらぬらと透明な粘液を垂らすばかりである
「赤ちゃんでてきてぇーっ!!」
ゆっくり魔理沙はゆっくり霊夢の膣孔に口をつけて必死に吸い出そうとする

巣にはただただ淫猥に粘液の水溜りが広がっていくばかりであった







 戻るゆっくり ~END~



自分で書き込みした話をSSにしてみた
満足している。

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最終更新:2008年09月20日 09:04
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