ゆっくりいじめ系1886 きめぇ丸から愛を込めて その2(春編)

作:メトロイドマホロイド

  • 前置き
ゆっくりのセリフに読みやすくなる程度に度漢字を使用しております
補足は最後に適度にしてます
成体大きさ補足[赤ゆ=ビックリボール 通常種=ソフトボール ドス=バスケットボール 小型種=野球ボール 巨大種=バランスボール]
虐待成分かなり薄めというかほとんどないです
○匹や○人と数えてますが作者視点かゆっくり視点で変えてます





人間の暦でいう3月
きめぇ丸が居候している家族は巣の入り口を壊し外に出た

「ゆーん!」
「とってもゆっくりできるよー!」

狭い巣に2ヶ月半もいたせいもあり子供達は久々の外にはしゃぎ回っていた

「ちびちゃんたちとってもゆっくりしてるねれいむ!」
「そうだねまりさ!」

冬眠を終えたゆっくりの家族の風景
その中で1つ違うとすれば

「それでは群れのみなさんの無事を確認してきますね」

この家族には居候しているきめぇ丸がいることである



「きめぇ丸ももっとゆっくりしていいんだぜ」
「一人よりも二人・・・二人よりも皆で・・・そう言ったのは長でしたよね」

外に久しぶりにでたにもかかわらずゆっくりする暇もなく群れの家族に春を教えに行こうとするきめぇ丸に長が言葉をかける
しかしきめぇ丸からでた言葉はみんなと早くゆっくりしたいとの言葉
このセリフはきめぇ丸が居候を始めた日にいつまでたっても出された食事を食べないきめぇ丸に長まりさが送った言葉だ

「ですからきめぇ丸ははやくみんなとゆっくりしたいのです」
「ゆっくりわかったよ! まりさもみんなとゆっくりするために皆を起こしに行くよ!」

ちび達はひさびさの外で遊びまわり母れいむは家の周りを綺麗にしていたので
きめぇ丸と長まりさは群れの家族達の安否の確認に向かった

「ゆぅ・・・・」
「お墓を作ってあげましょう・・・」

長の家族を含め12の家族で形成された群れ
しかしいくら食料の備蓄が多くても冬の寒さと雪による巣の倒壊は避けられない
倒壊した1つの巣の中からは寄り添ったまま潰れた夫婦の死体がでてきた
しかし被害は潰れた巣の夫婦だけはない
寒さに耐え切れず凍死した子供の数は7と多い

「守れなくてごめんねちびちゃん」
「いやだあああああ!!!まりさの子供埋めないでぇ!!!!!」

埋葬しようと穴に入れた子供に最後の挨拶をする親
死んだ事実を受け入れられない親
長は子を失い叫んでいる親をさとした

「まりさがそんなに叫んでたらちびちゃんは安心して天国にいけないよ、だから笑顔で送ってあげようね」

ぼろぼろと涙を流す子を失ったまりさは長の説得でようやく穴から離れる
しかし長の言葉通りに最後は笑って送ろうと思えど笑顔が作れない
最後は笑顔で・・・そう思っても作り笑いすらすることができなかった

「では埋めますね」

きめぇ丸の合図で群れのゆっくりが穴に砂を入れる

「ちびちゃん大好きだよ!死んじゃったけど一緒にゆっくりしたこと忘れないよ!ちびちゃんの分までゆっくりするからね!ちびちゃんのすりすりとっても気持ちよかったよ!」

再びまりさが叫びだす
どんどん見えなくなる子供に対してがまんできなかったのであろう
その叫びはまりさが叫び疲れて眠ってしまうまで続いたがそれまで誰もこの場を離れようとはしなかった



  • それから3週間後-

季節は完全に春となった
子を失い叫び続けていたあのまりさのお腹には新しい命が宿っていた

「まりさがずっと守ってあげるからねゆっくり産まれてきてね」

伴侶であるありすもまりさと同じぐらい傷ついていたがそれを隠し妊娠しているまりさのサポートをしていた
とてもとかいはのありすとこのまりさの子ならとてもゆっくりした子が産まれてくるであろう


「群れにやっと活気が戻ってきましたね」

餡子脳は悪い出来事を忘れる習性がある
しかし群れの場合は少し勝手が違うのだ
特に冬越しでの事故は周りに同じ事故や家族の死ががおこる場合が多い
悲しんでいるほかの家族を見て自分の悲しみを思い出してしまう
そのサイクルのせいである

「冬越しの後は仕方が無いんだよ・・・」

まりさは亡くなった夫婦を思い出しながら目を瞑った

『冬を越したら子供をつくるんだよ!』
『長には一番にすりすりをしてもらうから楽しみにしててね!』

亡くなった夫婦は群れの若いカップルであった
結婚と同時に親元を離れ夫婦で新しい巣を作っていた夫婦に対して長まりさはこっそり手伝ってあげると何度か言ったが

『ここは愛の巣だから長でも手伝わせるわけにはいかないよ』

そう言ってこの夫婦はいつも断り続けていた
仲睦まじい夫婦を邪魔してはいけないと長まりさもあっさり引いた
しかし1からの巣作りを経験していない若いゆっくり2人の巣作りである
そのため強度が足りず雪の重みで巣は崩壊
だから今でも長まりさはは自分を責めている
あのとき手伝っていればこんなことには・・・
後悔が何度も襲った
しかし自分は群れにの長
心配をかけるわけにはいかないと後悔を顔に出さないでいた

「きめぇ丸お願いがあるよ」
「なんでしょうか?」
「子供達に狩りをゆっくり教えてあげてほしいよ」

ちび達もそこそこ大きくなっている
遠出の狩りはまだ無理だが近場で花や小さい虫を取るぐらいの狩りは覚えておかなければいけない

「まかせてください」

本来は親が子供に狩りを教えるものだが長まりさは群れのめんどうまで見ないといけない
そのことをきめぇ丸は理解しているのでこのことを了承した
特に今回の冬越しの被害が大きいかったため長まりさの群れへの配慮は大きいものなのだ


  • 次の日-

「それでは狩りに行きましょう」
「ゆっ!ゆっ!まりさいっぱいたべもの取ってくるよ!」
「れいむもいっぱい取ってくるからね!おかーさんはゆっくり待っててね!」

初めて狩りにでかける子供達ははしゃいでいる
母れいむは家族が家に居ない間、お留守番と巣の修繕と周辺の片付けをしている
地面を掘るタイプの長家族の巣は毎日補強しないと強度が保てない
一見すれば脆そうなこのタイプの巣だがきちんと補強を続ければ強度はかなり高くなる
特にこの家族の巣はきちんとしたつくりなので人間が上でジャンプしても壊れないほどの強度を持つ

「あれみたことあるよ!」
「ほんとうだあれは食べられるお花さんだよ!」

父が狩りで取ってきたことのある花を見つけて我先にと走るちび達

「れいむがとったよ!」
「まりさが取ったんだよ!」

初めての狩り
そのはじめての成果は自分のものにしたいのか茎の上下を咥えて取り合いをしている

「喧嘩するとおとーさんに言いつけますよ」
「「ゆ"!?」」

とたんに大人しくなるちび

「喧嘩しないからおとーさんに言いつけないでね!」
「れいむたち仲直りしたよ!だから言いつけないでね!」

「仲直りしたなら言いつける必要はありませんね」

そう言いつつきめぇ丸はさっきの花と同じ花を2本ちぎり3本の花を1つにまとめる

「花はきめぇ丸が持ちますから二人は花を集めてきてください」
「「ゆっくりわかったよ!」」

その日の晩御飯はお花のフルコース
それは初めての狩りの成功の証でありその成果を両親は二人の成長と褒め称えた


  • さらに次の日-

「群れでの狩りは役割が分担されているんです。それをゆっくり理解していきましょう」

今日の狩りは役割分担をし行う事にした
力の強いまりさは捕獲担当
収納上手なれいむは運搬担当
今日は昨日のように広い野原ではなく近くの森の中だ
生えている植物は見た事もない物ばかり
広い場所で育ったちび達は大きい木が生い茂る森に少々怯えている

「この近くには敵はいません。もし群れ以外のゆっくりが襲ってきてもきめぇ丸が退治するので安心してください」
「でもれみりゃが・・・」
「れみりゃやふらんは夜しか活動をしません。それにきめぇ丸はふらんより強いので安心してください」
「ゆゆ!?ふらんより強いなんてさすがきめぇ丸おねーちゃんだね!」

実際きめぇ丸種なら倒せずとも撃退程度なら成体に成長したて程度のれみりゃやふらん相手でも可能である
そして森の中では空を飛ぶれみりゃやふらんには移動制限がかかりスピードが大幅に下がるため
木の枝と枝を飛び跳ね移動できるほどの機動力を持つきめぇ丸のほうが有利である
格闘能力の高い胴付きなら逃げの一手だが

「では、二人で狩りをして食べれそうな草や花を持ってきてくださいね。きめぇ丸が食べれるものと食べれないものを分けますから」
「「ゆっくりりかいしたよ!」」

そう言って二人は近場から探索を始める
最初は怖がってきめぇ丸が見える範囲だけだったがはじめて見る森に探究心と好奇心が勝りどんどん奥まで探索に進み食べれそうな草や花を集めてきた

「これは毒です・・・これもゆっくりできない花ですね・・・」

ちび達が集めた草花の8割は食べられない植物だったのでこの日の食卓はかなり寂しいものとなった
それでも親はちび達を褒めた
まだ覚えたてだからしかたがない
明日はがんばりましょう
そういって家族は床に付いた


  • 1ヵ月後-

新芽が生える季節が終わりゆっくり達がとてもゆっくりできる季節がやってくる
きめぇ丸の狩り教育は少し前から群れ全体のちび達に狩りを教えるようになっていた
親は親達で狩りをし子供はきめぇ丸に教育してもらう
そのほうが効率が良いと群れのぱちゅりーからの提案であった

「むきゅ〜、これはたしか食べれないキノコね!」
「さすがぱちゅりーです。正解ですよ」

ありすがが食べ物を探し、まりさが食べ物を取り、れいむが運び、ぱちゅりーが餌を判別する
群れのゆっくりの種類が多いためこうした役割が重要になってくる
役割を混ぜると競争意識から優劣をつけたり喧嘩になることが多いためだ

そしてきめぇ丸は各自の役割が定着してきたので今では監督と周りの警戒だけをするようになっていた
しかし少し遠出の狩りもするようになったがちびはちびである
捕食種だけじゃなくゲスやレイパーに注意しなければいけない

「ゆゆーーー!!!!!!」

突然ちびの悲鳴が森に響く
きめぇ丸はすぐさま駆けつけた

「どうしましたか・・・・ドスまりさ?」

そこにはドスまりさが倒れていた
自分の5倍はある巨体にちびは震えている

「ちびちゃんこちらへ来てください」

ちびはきめぇ丸の言葉できめぇ丸にようやく気づき後ろに隠れる
ここでドスについて説明をしておこう
ドスには主に3種類存在する

1つ目は起きたら突然ドスになっていたタイプ
ドスは群れ長や用心棒にはやし立てられることが多くそのためドスは助長することが多い
特にこのタイプのドスは[大きくなった自分の体=強くなった自分は無敵]と勘違いする
しかし単独でいるこのドスはこれではないだろう

2つ目はドスになりたいためゆっくりすることを捨て自分を鍛え続けたすえにドスになるタイプ
このドスは一人でゆっくりすることが多く性格はとてもゆっくりしている
長や用心棒になるにも自分の意思でその役割を引き受けるのでゆっくりした群れを形成することが多い

3つ目はドスでありながらゲスであるドゲス
きめぇ丸はこのドスがこのタイプではないかと警戒している
ゲス化したドスは群れを形成する
黙っていてもゆっくりはドスに集まってくるのでこれは簡単にできる
しかし問題はそれからで、その巨体を良いことに群れのゆっくりをいたぶり奴隷とする場合が多い
さらに最低なドゲスにはレイパードゲスなど存在する

「ゆ、ゆぅ。。。。」

そして目の前のドスは傷つき満身創痍
数日ほったらかしていれば死ぬことは目に見えている

「きめぇ丸おねーちゃん、ドスを助けてあげようよ」

ちびがきめぇ丸に提案する
話せないほど傷ついてる相手では良いドスか悪いか判断できないのできめぇ丸は不安を抱えていたが村のゆっくりを呼んでドスを群れまで転がした


「うめぇめっちゃうめぇ!」

自力では食べ物を食べれない状態だったのでドスの口に無理矢理食べ物をつめたらすぐ回復し今ではこのありさまである

「元気になってよかったね!」
「ありがとうございまずぅぅうう!!! ごぼんばげっじでわすでまぜぇええええん!」

食べながら話すので人間にはドスの言葉が聞き取りにくいがゆっくりには普通に聞こえるらしい
そこできめぇ丸は質問する

「ドスはなぜ傷だらけだったのですか?」

ドスの戦闘力は大きい体だけあって高いのを知っているきめぇ丸はなぜドスが傷だらけか疑問に思っていた
めーりんやレティのようなドスよりさらに大きい体を持つ種族に襲われたならドスが負けるのも理解できる
しかしこの2種はとても穏やかな種族である
それにここまで傷だらけになるなんて大量のゆっくりか人間にでも襲われないと難しい

「いっぱいのれみりゃとふらんに襲われたんだよ」
「れみりゃとふらんに?」
「そうだよ!いっぱいいたからドスは逃げたけどいっぱい噛み付かれたんだよ!」

きめぇ丸は不審に思った
ドスの餡子はパサパサしている上にとても不味い
わざわざ苦しめて食べる事すらあるグルメなれみりゃやフランが襲うとは考えられなかった

「そうだったんだね!傷が治るまでならここに居ていいからねドス!」

きめぇ丸の心配を知らない長まりさがドスにしばらくなら群れに居て良いと許可をだす
ドスがいれば群れはさらに安全になるだろうとのことだ
危険だときめぇ丸は耳打ちしたが

「ケガをしたゆっくりを放って置けないよ」

そう言って聞いてもらえなかった
そしてその日は巣で入れないドスに藁をかぶせ群れはそれぞれ家へ戻った
きめぇ丸の不安
ドゲスではないかという不安
それは的中してしまう

  • 次の日-

きめぇ丸はいつも通りちび達に狩りを教えていた
役割分担をし狩りをする
ちび達は最近では好奇心だけからの喜びではなく狩りの成功の喜びはゆっくりできる事と理解するようになっていた

「きめぇ丸!助けてぇ!長が・・・長が!」
「おお非常事態非常事態」

突然呼び戻され群れに戻ったきめぇ丸の前に広がっていた光景
長まりさは傷つき倒れ近くに数匹のゆっくりが気絶していた
その犯人は言うまでもなくドス
いやドゲスである
そして今、ドゲスの前にはぱちゅりーが向かい合っていた
それはぱちゅりーはドゲスを説得するためではない
長を殺されたくなかったら群れ一番のぱちゅりーをつれて来い
そう要求されたからだ

「ゆへへ、とてもすっきりできそうなぱちゅりーだぜ」
「む、むきゅー!?ぱちゅりーは体が弱いからドスにすりすりされると潰れちゃうわ!」
「関係ないんだぜ!ドスがすっきりできればそれでいいんだぜ!」

ぱちゅりーでなくとも成体の数倍の体積のあるドスが相手だ
相手のことを考えないすりすりやすっきりをされれば潰れ最悪の場合死んでしまうだろう
しかしこのドゲスにはそんなこと関係のないことなのだ
自分がすっきりできればいいのだから

「やめてね・・・ぱちゅりーですっきりしないで長ですっきりしてね・・・」
「まりさなんて興味がないんだぜ、ぱちゅりーみたいな病弱っ子にしか萌えれないんだぜ」
「いやぁあああ!! たすけてぇ!!!!」

ぱちゅりーは恐怖で動けず助けを叫ぶだけである
長もダメージが大きいため動けないので助けに入れない

「やはりドゲスでしたか・・・」
「はやくぱちゅりーを助けようよ!」
「そうだよ!なんで行っちゃいけないの!?」

ドゲスの後ろの草むらに隠れているきめぇ丸と数匹の若いゆっくりとちび達
若いゆっくり達は合図するまで動いてはいけないという指示に不満を隠せないでいた

「相手はドゲスです。隙をみて攻撃しないとドゲスの反撃で何人かは確実にゆっくりできなくなってしまいます」

ゆっくりできなくなる
若いゆっくりは震えてしまった
それがゆっくりにとって死んでしまうという意味が含まれていることを知っているからだ

「おねーちゃん達ゆっくりがまんしてね!」
「そうだよ!きめぇ丸おねーちゃんの言うとおりにすれば大丈夫だよ!」

その声で若いゆっくりの震えが消えた
ちび達の声にはそれだけはっきりしたきめぇ丸への信頼が篭っていたためだ
この言葉で若いゆっくりは覚悟を決めた
群れを守る覚悟を

「突撃するタイミングはドゲスがぱちゅりーにすりすりする直前です」
「「「ゆっくり理解したよ!」」」

突撃のタイミングは決まった
しかしこの作戦は1つだけ危険要素があった
それは驚いたドゲスがぱちゅりーをふみ潰してしまわないかだ
体の弱いぱちゅりーが錯乱したドゲスに踏み潰されれば即死だろう
きめぇ丸はその事が心配だったが他のゆっくりには伝えないでおこうと決めた
もしぱちゅりーに何かあったら自分が責任を取る
ぱちゅりーの危険を無視し群れの存続を優先した自分にそう言い聞かせた

そしてその時はきた

「ぱちゅりー愛してるぜぇ!」
「こないでぇええええ!!!!!!」

ドゲスの表情が一変する
下品な目つき
涎はたらし放題
大人のすりすりをしていないのに体中から発情粘液が溢れ出ている
レイパーが完全に欲情した証拠だ

「いまです!」

きめぇ丸の合図で草むらから若いゆっくりとちび達が飛び出す
その口には尖った木の枝が咥えられていた

ドスッドスッドスッ

「ゆ?ゆべぇ?」

木の枝が深くドゲスのお尻に突き刺さる
ドゲスは突然の痛みを理解できていなかった
欲情し今からぱちゅりーですっきりしようとした矢先の出来事に頭がついていかないのであろう

「ド、ドスの素敵なお尻がぁ!?」

深々と刺さる木の枝
涙を滝のように流し枝を外そうとするが場所がお尻だ
上手く抜けないとドゲスの注意が下に向いているその時

「ゆっくりしてないで死んでください!」

きめぇ丸が木の上から急降下しドゲスの頭を踏みつける

「ゆびゃあぁぁああああ!!!!」

その衝撃でお尻にできた穴が更に大きく裂け大量の餡子が漏れる

きめぇ丸は突撃前に作戦を立てていた
木の枝を刺した程度ではドゲスはまだ暴れる力が残っているだろう
それではドゲスを倒せたとしてもさらに群れへの被害がでることになってしまう可能性がある
だからドゲスを完全にしとめる必要がある
だから必要であった必殺の一撃が
その一撃を行うためきめぇ丸は合図とともに木に登りこの一瞬を狙っていた
そしてその一撃はドゲスの中身を半分以上失わせることに成功した

「どぼじでごんなごどずるのぉ!」
「みなさんドゲスを踏み潰してください!」

ドゲスの言葉を無視しきめぇ丸は畳み掛けるように指示を送る
一斉に群れのゆっくりに踏み潰されたドゲスはそれ以上言葉を発することはなかった

「むきゅ〜ん!」

危険が消え安心したぱちゅりーが泣きながらきめぇ丸に飛びついた

「怖かったですねぱちゅりー・・・もう安心です」
「むきゅーん!むきゅーん!」

その後傷ついたゆっくりを看病しドゲスの死体には砂をかけて放置しそれぞれの巣に戻って休むことになった
しかしぱちゅりーは一人身だった
ぱちゅりーにはきめぇ丸が付き添うことになった

「むきゅ〜、きめぇ丸はとても温かいのね」

そう言ってひっつくぱちゅりー
群れのゆっくりの大半は気づいているがこのぱちゅりーはきめぇ丸に惚れている
きめぇ丸もまんざらではなくぱちゅりーに好意を持っていることを自覚していた
しかしぱちゅりーと一緒にずっと一緒にいれない運命を知っているためいつも距離を取っていた
ぱちゅりーも虚弱な自分がきめぇ丸と結ばれることがないことはわかっていた
しかし2人は今夜だけお互いの気持ちに素直に従った
これが最初で最後であるとお互いに言い聞かせながら

「おお恥ずかしい恥ずかしい」

こうしてぱちゅりーの一生の思い出となる一夜が明ける




その3(お別れと旅立ち編)へ続く



Q.通常種?
A.SSにでてくることが多い「れいむ まりさ ありす ぱちゅりー ちぇん みょん」

Q.成長度合いわかりにくい
A.通常種の成長具合
 赤ちゃん言葉が消える=2週間=ちび年齢 成体化=3〜4年 寿命=6〜10年(種族差)
 赤ゆは成長はある程度まで成長が早くちびあたりからゆっくり成長する感じ

Q.きめぇ丸はぱちゅりーとすっきりしたの?
A.避妊、方法を深く考えてはいけません

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最終更新:2009年01月08日 09:45
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