ゆっくりいじめ系3060 ゆっくり淘汰機関:選別社①

注意点一覧
  • 俺設定先人様設定混在
  • 虐待とはちょっと違うかもしれません
  • ゆっくりできるゆっくりがでてきます
  • 愛称のついた登場人物が出てきます
  • みょんな技術をもった虐待お兄さんが出てきます。
  • ぺにまむ表現があります(ギャグ要素ですが)


上記注意点において「あ、読むのやめよう」という方はこのまま戻る推奨です。
「問題ない、それでも俺は読む」という方だけ下のほうへおねがいいたします。
























ゆっくりが畑を荒し、人間の生活圏において害頭と認知されて久しい昨今。
二つの機関は悩みを抱えていた。

加工所とゆっくりんぴーす、本来水と油であるはずの二つの機関の悩み事・・・それはどちらもゆっくりに起因する。

甘味を提供する加工所としての悩み、それは一部の罪悪感を感じる職員たちのもの。
ゲス種であれば加工することに何ら迷いなどなかった。人間に迷惑をかける生物を利用して人間がゆっくりしてなにが悪いか?
しかし中には、人間の畑を荒らすことを悪いと理解し、群れを止めようとした所謂頭のいいゆっくりや、人間との共存を望むゆっくりも居た。
畑の手伝いをするからご飯をちょうだいね!などはその最たる例と言えよう。
そうしたものまで含めて加工所につれてこられたからと、区別なく容赦なく加工した。
・・・本当にそれでよかったのだろうか。
他の方法があったのではないかという悩みは、一部職員の間で膨れ上がった。

ゆっくりんぴーすとしての悩み、それは一部の真性の害しか成さないゲス種であった。
人間の畑を荒らさず、手伝う事で報酬として野菜をもらったりするゆっくりなどは積極的に保護できた彼らも、人間を使役する事しか考えない明らかな無能饅頭を保護する事に次第に疲れてきた。
保護のための資金とて無限にあるわけではない。中には子供を傷つけられた、最悪の場合失明や骨折、まだ幼い子供を殺された例とて非常に稀であるが皆無ではない。
それでも組織としてのあり方のために保護を続けるのかと生まれた迷い。
ゲス種まで保護し愛でる必要があるのか・・・?
無限に広い心などないように、彼らの心にも静かな怒りが芽生えていた。


それからほどなくして、ゆっくりんぴーすと加工所の合同集会が行われた。
本来それは、互いに敵対しあう組織の牽制合戦になるはずであった。
毎年行われた集会において、加工所の主張は一環して「ゆっくりは害頭であり加工処理すべきである」というもの。
対してゆっくりんぴーすの主張は「ゆっくりは愛でるべきである」だった。
しかし、長い時間を経ずして疲弊を見せ始めた双方はこのとき初めて、互いに妥協するという選択肢を選ぶ。
ゆっくりんぴーすはこのとき「ゲスは保護するに値しないが、人間との共存を望み知能の高いものは保護するべきである」と妥協した。
加工所はこのとき「ゲスは容赦なく加工処理するべきであるが、知能の高い優良種は加工せず保護してもいいのではないか」と妥協した。
こうして、双方の組織からの有志と代表を募り生まれた新たな機関。

それが、ゆっくりのゲス種淘汰、優良種選別を行う第三機関、選別社と呼ばれる組織である。
ゲス種を淘汰することで人間との関係を良好に保てる種だけを増やしていこう、という目論見が成功するかどうかは、まだまだ先の話である。


「で、アンタはあさっての方向向いてこの会社の設立の由来を誰に話してるの?」
「いや、それが俺にもさっぱり・・・まるで何かに操られていたような気分だ」

 自分の理解できない行動に頭を掻きつつも虐打お兄さんと呼ばれる彼は怪訝な顔をした。

「どこぞのスキマ妖怪の仕業かしらねー」

 私たちが今向かっているのは本日午前中の仕事をこなすことになる、第一選別室。
 そこにはすでに数十匹のゆっくりが集められている。
 私と隣に居る虐打お兄さんはこの選別社の社員でもある。因みに私は社内では切り裂きお姉さんと呼ばれている。不本意だけど、すっごく不本意だけど。
 仕事は多岐にわたるのだが、通常業務においては、加工所から一概にゲスと呼べない微妙なゆっくりと、ゆっくりんぴーすからゲスと思われるゆっくりが送られてくる、それの選別業務が主よ。
 基本的にゆっくりんぴーすからゲスとして送られてくるものは9割方全処理になるの。一月に1~2回ゲスでないものが混ざっていれば多いぐらい。
 逆に、加工所から送られてくるゆっくりに関しては、非常に微妙なラインで選別がやや面倒くさい。加工所に送り返されると思って必死に優良種を演じる演技派が居る事も稀にある。
 まぁ、そんなゆっくりを選別するためのプロフェッショナルが私たちってこと。

「・・・リップ、あさっての方向向いてなに仕事の内容話してるんだ?」
「・・・神には逆らえないわ」
「は?・・・神って妖怪の山のか?」
「いえ、もっと私たちの存在をつかさどってるほう」
「あぁ、あとお前が切り裂きお姉さんって呼ばれるのは当然の帰結だと「だまらっしゃい」」

 私は不届きな事を言う虐打お兄さんの顔面に軽やかに拳をめり込ませる。女性への配慮が鳴っていないわね。
 そんなことを言いながら気づけば第一選別室の前までやってきていた。
 ああ、因みにリップというのは私の愛称。由来は・・・まぁ、推して知るべし。私としてはとても不本意です。

「それじゃ・・・」
「始めるとすっか」



 部屋に入るとそこには大小さまざまなゆっくりが文字通りゆっくりしていた。
 こちとら仕事中なのでイラっとくる。こいつら全部切り刻んでやろうかという衝動に駆られるが仕事なんだからちゃんとやらなければいけない。
 私としても優良なゆっくりは人間社会に貢献させるべきだと思ってる。
 ああ、最近はゲス種とかをコンポストとして利用する人も出てきてるのよね。大変環境に優しいとおもいます。肥とか食わせて餡子にしたら肥料としてはどっちが優秀なのかしらねぇ・・・。

「おら、おまえら。ちゅーもーくー!」

 隣の虐打お兄さんが声を張り上げる。ゆっくりが一斉にこちらを向き、一割ほどがきょとんとしたふうにこちらを見、残りが敵意のある視線を向けてくる。まぁ、妥当な反応かな。

「ゆゆっ!ここはまりさたちのゆっくりぷれいすだよ!じじいはさっさとでてってね!」

 といってこの部屋のリーダーを気取っているまりさが前に出てくる。そして果敢にも虐打お兄さんに体当たりだー!
 即座に掴み上げる虐打お兄さん。

「お前ら、ここがどこだか言ってみろ!」
「ここはまりざだちのゆっぐいぶれいずだよおおおおおおおお!ゆっぐりできないじじいはででげええええええええええ!」
「シャァラップ!」

 ごすっ、という饅頭を殴ったにしては異常なヒット音にちょっと引く。
 お兄さん曰く、虐待殴打48手皆伝打、中枢衝撃というらしい。食らったゆっくりは中枢餡に衝撃を受けてすさまじい嘔吐感と苦痛に襲われるらしいのだが、吐くという機能すら麻痺する為苦しむだけで吐けない、死なないという凶悪な殴打らしい。ていうか何処でそんな技学んでくるんですか。

「まりざああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
「お前たちはここに来た時に言われたはずだ!ゲス種と一般、優良種の選別を行う、それまでの待機部屋であると!」
「そんなのしらないよ!れいむのまりさにひどいことするばかなにんげんはとっととでてってね!」

 そう言って体当たりを始めるれいむ。こいつもこいつでバカね。元々身体能力の(饅頭にしては)高いまりさ種でダメなのに自分ならどうにかできると思ってるのかしら。

「スィットダァゥンン!」

 ぱぁん!という、これまた饅頭を饅頭に打ち付けたとは思えないような小気味のいい音が鳴る。
 虐待殴打48手の一つ、軟打衝破という技らしく、内部餡にダメージを与えつつも、皮を一切傷つけない技らしい。一度彼が宴会の席でこの技を披露していたが、宴会が終わるまでそのゆっくりはズダボロになりながらも綺麗な姿を保ったまま生存しつづけた。恐ろしい。因みに人間でも外傷よりも内部の病気のほうが気づかないため危険らしいです、おおこわいこわい。

「いいか!お前たちはこのままゲス饅頭と判別されれば加工所送りだ!」
「がごうじょいやああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」

 耳障りな絶叫しやがるなこいつら。とはいえ、序盤は全て虐打お兄さんに任せる事になっている。私の仕事は後半なのでそれまで高みの傍観だ。

「加工所が嫌ならお前たちが人間と共存できるゆっくりであることを証明して見せろ!」
「どうぢでえええええ!でいぶだぢゆっぐりじでるよぉおぉおおおおおお!!!!!!」
「ばりざだっでごんなにいげめんだよおおおおおおおおおお!!!!!!」
「ありずだっでごんなにどがいばよおおおおおおおおおお!!!!!!」

 れいむ種とまりさ種は今回全滅かな、ありす種もダメそうねぇ・・・。向こうの方でちぢこまってるのは・・・ぱちゅりーとちぇんか。
 お、私が見回してる間に虐打お兄さんに近づくありすが居るわね。

「おにいさ~ん、ありすのとかいはなまむまむをつかわせてあげるからゆっくりここからだしてね」

 色仕掛けときたか、これは初めて見るわね。てか人間に饅頭のをどう使えと・・・。

「人間はっ!そんなことを求めてはいないっ!」

 すかさずお兄さんはありすを掴み放り上げると目にも見えない(饅頭レベルで)左右の拳を連打する!

「まむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむまむ!!!!!!!!!!!!!」

 おぉ、すごい。全ての拳がありすのまむまむを直撃している。

「ぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺにぺに!!!!!!!!!!!!!!!!」

 殴られているはずのありすはというと、真っ赤になって発情しているのがわかる。ナニコレ、どういう技なの?

「まむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺにまむぺに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 叩かれているありすが激しく痙攣する、絶頂寸前にしか見えない。なのになぜすっきりしない!?

「だがすっきりは許可しないいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ゆぶっ!」

 あ、まりさの近くに落ちた。

「まりざあああああああああ!!!!!!ずっぎりじまじょおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!」

 行動早いな!だがまりさは中枢衝撃の影響で身動きが取れない!

「ずうっぎりいいいいいいいいいいい・・・・ずっぎりできないいいいいいいいいい!!!!!???????なんでええええええええええええええええええ!!!!!!!!」
「虐待殴打48手秘儀、まむぺに連掌打。極限まで性欲を高めるが麻痺したまむぺにでは数日間すっきりは出来なくなる。他にも食らいたいありすはいるかっ!!!!!!!!!!」

 何者だお前は。その服脱いだら星が7個刻んであったり首筋になんかアザあったりしないだろうな?

「さて、そろそろリップも始めてくれ」
「はいはい・・・それじゃ始めますかね・・・っと」

 手にもった2m近い棒を強く振るうと同時に宣言する。

「スペルカード解放!斬閃「ゆっくリッパー」!」

 宣言と同時にがしゃん、と棒の左右の先端から刃が飛び出す。
 ニトリ印のこのアイテム、ゆっくりを切り裂く為に作られた私が特注した品である。ゆっくりを切り裂いても餡子一つつかず、長いため腰に負担もかかりません。さらにまだ機能があります、今日は使わないけど。
 私がゆっくリッパーを持ってゆっくりのたまっている部屋の奥に踏み込むと、無謀にも近寄って威嚇してくるゆっくりと、警戒して後ろに下がるゆっくりの二種類に分かれる。

「あんたたちは何で前にでてきたのかな?」
「ゆっ!おまえをたおすためにきまってるんだぜばばぁ!ゆっくりしないでしね!」

 大抵はこういう返事を返す。しかし稀に。

「ぱちゅりーをまもるんだよー!おねえさんはゆっくりできないからちぇんがまえにでるんだよー!」

 という、けなげな発言をするのも居る。
 ひゅん、という音と共にゆっくリッパーを振るう。
 ちぇん以外のゆっくりが体の前の部分のあんよを失ったのを確認してちぇんを端にころがす。こちらは傷をつけていないのだが小気味よく転がってぱちゅりーの隣の壁にぶつかった。

「ゆぎゅああああああああああ!!まりさのあんよがあああああああああああああ」
「ありすのとかいはなあんよがああああああああああああああああ!!!!!!!!」
「わがらないよおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

 あんよを餡子が出ない程度にそがれたゆっくりは大絶叫。うん、いい感触。
 ゆっくりのこの皮を切り裂くのが、たまらなく気持いいのよねぇ・・・。あぁ~、濡れちゃいそう。

「ちぇんーーーーーーー!ゆっくりしてね!ゆっくりげんきになってね!」

 おそらく番なのだろうぱちゅりがー必死にちぇんのそばに駆け寄る。けなげな事この上ない。だが判別はさっさと済ませたいのでぱちゅりーに近づくとけなげにちぇんが身体を起こしてぱちゅりーの前にでてきた。

「ゆっ、ぱちゅりーにはてをださせないんだよー!」
「健気ねぇ・・・ねぇ、ぱちゅりー。貴方どうして加工所から送られてきたの?」
「ゆっ?こたえたらゆっくりさせてくれる?」
「ぱちゅりー、しんじちゃだめなんだよー」

 何気知能が高いな、このちぇん。

「答えなければこのまま永遠にゆっくりさせる、チャンスをあげるんだからさっさと答えなさい」
「ゆぅ・・・ぱちゅりーはむれのおさなのよ。でもむれのみんなをとめることができなくて、みんなにんげんさんのはたけをおそって、それでにんげんさんにつかまってしまったの」

 なるほど、長とその番なら知能が高いのはよくわかる。そういえばさっきのまりさはゆっくりんぴーすから送られてきたゲスだったなぁ。

「なるほど、あんたたちはそっちに行きなさい」

 といって左側の壁に向かうように指示する。逆らっても無駄だとわかっている二匹はおとなしく指示に従った。


 他のゆっくりはことごとくゲスだった。
 大半のゆっくりの足がことごとく削がれている。満足に歩けなくなったゆっくりたちはぎゃーぎゃー騒ぎながら抗議(この期に及んでもそんなことができるとはある意味対したものね)の声を上げていたり、逃げようとしているものが居たり。
 そんな中ぱちゅりーとちぇんを回収すると私は次の工程に進むために別の部屋へと二匹を搬送する。

「あとは任せたわ」
「了解。皮の質が一定以下のものは全部殺処理でいいんだな?」
「構わないわ、皮剥ぎは後で一緒にやりましょう」
「心得た」

 私が部屋を出てドアを閉める寸前、虐打お兄さんの楽しげな咆哮が聞こえた。


 さて、ここで隔離したぱちゅりーとちぇんは次の部屋に運ばれる。
 次の部屋では別の担当員が知能やら能力、振る舞いなどを調べることになる。
 といってもここから先は私の担当でないのでよくしらないんだけどね。

 と思ったら見学していかないかと誘われたのでどうせヒマだし見ていくことにした。今戻ってもどうせ虐打お兄さんがハッスルしてるだろうし。
 虐待とかなんでハマるのかわからないわ。ちなみに私はよく虐待お姉さんと間違えられるけど、虐待趣味なんてこれっぽっちもない。
 そんなことを考えていたら初老の男性とその助手っぽい若い女性がぱちゅりーとちぇんを輸送用の箱から取り出した。

「さて、これからキミたちにいくつか質問をする。素直に応えたまえ。いいね?」
「ゆうぅ・・・ゆっくりできないんだよー、しんようできないよー」
「ちぇん、ここはいうことをききましょう」
「ゆぅ・・・わかったよー」

 素直だなー、このちぇん。ぱちぇも逆らっても無駄ってことを解ってるみたいだし、これは今回の保護はバッヂ持ちになるかもしれないわね。

「問い1.人間さんの畑からお野菜をもらう時にはどうする?」
「むきゅ・・・おてつだいをして、おだちんとしてもらうわ」
「では、どういったお手伝いをするかな?」
「ざっそうやおやさいをたべるむしさんをとるんだよー、わかるよー」

 人間との関わり方や、してはいけないことなどをどのように捕らえているか確認していく。

「すごいですね、この番」
「そうだね。ここまで人間適正が高いゆっくりをみたのは久しぶりだ」

 おびえながらも質問に応え続ける二匹は、次第に冷静さを取り戻していく。こうなると大抵のゆっくりは調子に乗りはじめるわけだが・・・。

「以上で質問は終了だ。疲れただろう、暫く休むといい」

 そういって初老の男性は二匹をゆっくりすぺーすと書かれた個室に入れた。
 中には並程度のゆっくりフードと木の実、そして食べられる野草などが用意されていた。

「さて、ここからは人間が居なくなった時の反応の検査をするんだ。人間をだまそうとして良ゆっくりの皮をかぶってるゆっくりはこの検査でほぼ確実に見つかるといっていい」
「なるほど、影で人間を馬鹿にするゆっくりが見れるわけですか」

 モニターにはさまざまなゆっくりがゆっくりすぺーすでゆっくりしているのが映し出されていた。

ルーム1:まりさ&ぱちゅりー
「ゆっへっへ、ばかなにんげんどもはみごとにだまされてるのぜ」
「むきゅ~ん、さすがぱちぇのだんなさまなのよ。みごとなえんぎだったわ」
 すりすりしながら中に用意されているエサをこれでもかと貪り、食べ尽くしたらえさを要求し始める番。突然奥の壁が開きすっ飛ばされて行った。行く先は皮の品質をチェックして選別する部屋らしい。
 まりさ種は皮が比較的丈夫だから加工されるだろうけどぱちゅりーは生クリーム製造機かなー。

ルーム2:ありす単独
「なかなかとかいはなへやね、ごはんもおいしいわ。でもすっきりするあいてがいないのはとかいはじゃないわね。こんどにんげんさんがきたらすっきりあいてをよういしてもらうようにとかいはにこうしょうするわ」
 こちらは部屋のドアに【要去勢避妊処置】とタグが貼られる。レイプ気質のあるありす種は大概このタグがつくそうだ。

ルーム3:れいむ単独
「ゆ~ん、おちびちゃん・・・」
 こちらは事前の処置でおちびちゃんと引き離されたれいむらしい。傷心なのかエサも余り食べている様子がない。番はどうやらゲスだったらしく、子供にゲス気質が引き継がれていると面倒だからと子供は処理行きになったそうだ。
「む~しゃむ~しゃ・・・あかちゃんがいないからあんまり~」
 こちらのれいむには【母性強】タグがつけられた。こうしたれいむ種は教育が済めば赤ゆっくりの育て親として重宝されるという。

ルーム4:ちぇん&ぱちゅりー
「むきゅ、ごはんさんがあるわ」
「だめだよー、ゆっくりできないごはんかもしれないからすこしまつんだよー」
 といって草などを半分ちぎりさきにちぇんが食す。
「むーしゃむーしゃ、ごっくん。へいきー」
「だいじょうぶそうね、ぱちぇもいただくわ」
 ちぇんが先に毒見をしてからぱちゅりーに分け与えるという事をしていた。この番はみていて癒されるわ・・・。
 こちらの番には【野生化可・良番・妻思い】など複数タグが貼られる。
 複数タグは相当珍しいらしく、興味深そうに観察していた。

 こうしてこの部屋でゲスでないと判定されたゆっくりはさらに別の施設で野生に帰るか、人間社会で飼われる、あるいは共存できる地域に送られるかを自身で選択することになる。
 共存を選んだ場合、人間との共存についての講習をうけ、講習結果に応じてバッヂを与えられることになる。
 野生に戻る場合、ゲスでないという証明を飾りにつけられた後、人里近辺の優良なドスの管理する場所に送られることになる。
 どちらに転んでも、ゲスでなければわりかし安定した生活が送れるのだ。



続く・・・


あとがき
ゆっくりを加工する加工所
ゆっくりを愛でるゆっくりんぴーす
この中間にあたるような組織があってもいいんじゃないかなー、とおもって生まれた発想がこの、ゆっくり淘汰選別機関、選別社でした。
あと、リップのキャラ設定については今回詳細にだしておりません。
虐打お兄さんに到っては突発的に思いついたギャグ要素でしかありません。
適当に続けてみようかとおもいます。
お付き合いいただければ嬉しく思います。

ps:リップの名前の由来はまんまです。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2011年07月29日 03:08
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。