◆ゆっくり親子の窯焼き◆




あつあつの鉄板にゆっくりれいむの親子を一匹ずつおきます。

当然じゅうじゅう熱されるので
「あづいよ!!! じんじゃうよぉおおお!!!」と喚きます。
ぴょんぴょん飛んで親子で仲良く逃げ出そうとするのでフライ返しで丁寧にブロックします。
さて、そのままでは子供の方が先に焼かれてしまいます。
「おがあさぁああああん!! あづいよぉおおお!!!」
「ゆ゛っ!! あがじゃん ゆっぐりおかあさんのなかにはいっでねえぇええ!!!!」
親の美しい愛情です。おかあさんれいむは少しでも灼熱地獄から
子供を守ろうと、口の中へまねきいれます。
そこですかさず親の口をホッチキスで留めます。
「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛」
これで子供が逃げ出す心配はありません。あとは思う存分熱します。
「い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
「ゆ゛っゆ゛っ おがさぁああん!!! だいじょうぶぅうう!!??」
子供も子供でおかあさんの事を気遣います。素晴らしい親子愛です。
「だいじょうぶぅう!! だいじょうぶだよぉおお!!!
あ゛ん゛じんじてねぇええええええ!!!
だいじょうぶ………
だいじょうぶ………
………やっばりだいじょうぶじゃないぃいいい!!!
じんじゃうよぉおおおおお!!!!!」
死ぬ寸前、ゆっくりれいむは暴れまくります。
ここで中の赤ちゃんを潰さないように焼くのが腕の見せ所です。
フライ返しをさっきより芸術的に上手く使わないと、中身がつぶれてしまいます。
さて、どんどん熱していくと、当然親ゆっくりの方が先に死にます。
顔の底は焼け焦げて真っ黒になり、目は茹で上がって白濁し、凄い事になっています。
しかし問題ありません、親の方は食べないのです。
親が死んだ事を確認したらここからが本番です。
ここからは、火を中火~弱火のトロ火にして、じっくり、ゆっくりと焼きましょう。
ここでしばらく待ちます。

「ぴっぎゃぁああああああ!!!!」
おっと、赤ちゃんの悲鳴が聞こえてきました。
親が生きている時は口の中は一定の温度でしたが、親が死ぬ事で
熱が口の中まで伝わっていき、蒸し焼きとなるのです。
「あぢゅぃよぉおおおお!! おがぁさんだずげでえぇえええええ!!!!」
おかあさんはもうとっくに死んでいるので助けられません。
その事を知らない赤ちゃんゆっくりは、必死に救助を求めます。
「おがあざあぁあああああん!!!!どおじてだすげてぐれないのぉおおお?!!!!
あづいよぉおおおお!!! じんじゃうよぉおおおおおお!!!!」
そのうち声は段々と小さくなり、最後には聞こえなくなります。
声が聞こえなくなった後、ホチキスで留めた親の口のスキマから水蒸気が出てくれば完成です。
お皿に盛り付けて、ホチキスを外し、ポテトなどを添え、お客様の前に持っていきます。


食べる時はお客様が、ナイフで口を開きます。
お客様が切開する事で、熱が逃げず、
直前まで蒸されているアツアツのゆっくり料理を食べる事ができるのです。
口を切り開いていくと、まずモワッと水蒸気が出てきます。
蒸気の中から出てきたのはあかちゃんれいむ、窯となった親の口の中で
じっくりと蒸し焼きにされて、目はカッと見開き
舌がでろんと伸びている、ものすごい形相のまま死んでいます。
その顔にナイフをいれると、まるでクリームを切っているかのように
すっと一切の抵抗なく切り分けられます。
もともと赤ちゃんゆっくりは皮ごと丸ごと齧れるほど柔らかいのですが
この蒸し焼きになった赤ちゃんは口の中ですぐにとろけるほど柔らかいのです。
普通に蒸したりしてもこうはいきません。
親の美しい愛情でゆっくりと蒸し焼きになるから、こうなるのです。


今日はゆっくり料理専門のお店 ゆっくり亭の人気レシピをお届けしました。


著:Wizardry

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最終更新:2022年05月03日 17:14